秘密の多い薬屋店主は勇者と恋仲にはなれません！

第二幕 秘密の無くなった薬屋店主は勇者と恋仲になりました

登場人物と第二幕注意事項

　この度は『秘密の多い薬屋店主は勇者と恋仲になれません！』 を読んでいただきありがとうございます。
　ここまでいらっしゃったと言う事は、おそらく第一幕は読んだ猛者だとお見受け致しますが如何でしょうか？
　もしもご覧になってない様でしたら、登場人物の紹介文が既に第一幕のネタバレを含みますのでご注意ください。


　第一幕では、R指定のあるシーンについては、読まなくても話はわかる様な形式にし、背後に注意してもらえる様、空白を入れてきましたが、第二幕からは話の途中でガツガツアダルトシーン入れますし、冒頭の空白は入れません。開いた瞬間ワーオなシーンがあるかもなので、各話名に入れるR指定表記で背後には注意して開いてください。


　第一幕エピローグ最後にて少し語っておりますが、第二幕からは本作題名の恋仲になれませんって所が、始まりからして嘘っぱちになります。何てったって、第一幕最後で引っ付きましたからね、ピッタリベットリ。
　なので、第二幕からは、『秘密の無くなった薬屋店主は勇者と恋仲になりました！』としてお楽しみいただけると嬉しいです。


　それでは長々と失礼しました。今後ともよろしくお願いします。




登場人物


アーシェ=フェルゴール

　前魔王の養子であり、人族でありながら魔王となった。本業はアンタレスの薬屋。固有魔法で瀕死の状態でも生き返る薬を作る事ができる。体の大半は女神の力によって構成されており、女神の子としてのパッシブ効果(人を惹きつける、運がいい)が付いているが、本人には自覚がない。



カイル=シュタッド

　魔の森の魔気を祓った勇者。女神の子の体であり、多くの人を惹きつけるが、本人は興味がないので気付かない。普段は温厚な青年だが、アーシェをこよなく愛しており、邪魔をする相手には容赦がなく、アーシェに対しての愛情表現も激しい。サプライズが好きで、大事な情報をあえて黙っている事がある。チート級加護『勇者』が付いていて、学んだ事をすぐに習得してしまう。



ヨナクルーシュ=デアイェーガー

　魔族の青年で、幼少期に三年間アーシェと共に過ごした。褐色の肌に黒髪金眼。襟足が長く、頭には二本の角が生えている。翼と尻尾は出し入れ可能。普段は邪魔なので仕舞っている。
　前魔王がアーシェを連れてくるまでは、時期魔王として期待されており、現在はアーシェに代わって魔族をまとめている。



ミクロム
　アーシェの世話をしてくれていた魔族。見た目は若いが裕に百歳を超えている。面倒見はいいが話し口調はぶっきらぼう。マクロムとは双子であり夫夫ふうふでもある。顔はそっくりだが、性格は正反対。活発なミクロムに対して、マクロムは大人しい。赤髪に二つの小さな角が生えているが、比較的人族に近い見た目をしている。



マクロム
　アーシェの世話をしてくれていた魔族。ミクロムの双子の弟だが、愛する兄を夫として支えるべく尻に敷いている。丁寧な話し口調で温厚な性格だが、怒らせると後が怖い。