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12 凱旋
R-26 新しい快感
しおりを挟む「じゃあ、今日は俺の番だな」
「うむ! かかってこ~い!!」
ユジュール王国王都、最後の夜はヤルモフルコースの予定。イロナは覚悟を決めて股を開いた。
「えっと……四つん這いになってくれる?」
「うむ! かかってこ~い!!」
イロナが潔すぎるので、ヤルモはやりにくそう。しかし、お願いは聞いてくれたので、さっそくイロナのおしりにかぶりついた。
「そ、そこは……こちょばい……」
「ゆっくり広げて行かないといけないから、我慢してくれ」
「ん……」
まずは舌から。ヤルモはイロナの肛門を舐め、舌を押し込んだりしている。
「あ……冷たい……」
「痛かったら言ってくれ」
「ん……あ……何か入って……」
そこにスライムから抽出されたローションを掛け、ヤルモの太い人指し指が侵入。ゆっくりと押し込み、もうひとつの穴にも中指を入れた。
「え……どうなってるの?」
「ちょっと早く動かすぞ」
「あ……ああん!」
ふたつの穴に異物が入るとイロナは奇妙な感じになっていたが、ヤルモが押したり引いたりすると気持ち良さそうな声を出した。
なので、ヤルモはもう片方の手も使って、イロナの敏感なお豆さんをイジル。
「あんあん。いい! イック~~~!!」
三所攻めを受けたイロナは、早くも絶頂。前のめりにベッドに倒れ込むのであった。
「どうだった? 痛くなかったか??」
イロナの回復を待つ間、ヤルモはピロートーク。
「何がなんだか……何でイッたかもわからない」
「てことは、指は大丈夫ってことだな」
ヤルモは感想を聞くと、枕元をゴソゴソして棒のような物をイロナの顔の前に持って行く。
「次はこれを入れてみようと思うんだけど、どうかな?」
「太い……」
「俺のと同じくらいだろ? 小刻みに振動する作りだから、たぶん気持ちいいぞ」
ヤルモの取り出した物は、バイブ。マジックアイテムなのでちょっとお高いが、この日のために買っていた物だ。
「うむ……ちょっと試してみる」
「じゃあ、また四つん這いになってくれ」
イロナから許可をもらうと、ヤルモはまたローションを垂らしてから、イロナの後ろの穴にゆっくりとバイブを挿入した。
「ん……気持ちいいかも?」
「動かしていくぞ」
「あん!」
ヤルモはバイブを押し引きし、イロナが喜んでいるのを感じると、次の準備をする。
「あそこにも何か当たってる……」
「俺も入れたくなった」
「ああん!」
ヤルモのヤルモ、イロナの秘部に侵入。後ろの穴にもバイブが入っているので、イロナは身動きが取れなくなっている。
「な、何これ……はぁはぁ」
「これは気持ちいいかも……早く動かしていいか?」
「う、うん……ああ!!」
新ジャンル、二穴合体完了。ヤルモはバイブの振動を感じながら、腰を動かし続ける。
「イクッ……」
「俺も! ウッ!?」
「ああん!!」
お互い初めての感触で、早くも昇天。ドシャッと崩れ落ちるのであった。
それから10分ほど動けなかった二人は息を整え、イロナから体を起こす。
「ふぅ~。この棒はなかなか気持ちいい物だな」
「イロナが気に入ってくれてよかったよ」
「これなら主殿も気持ちいいのではないか?」
「へ?」
「これが我のお尻に入るなら、主殿のお尻にも入るのであろう?」
「いや、それは女性用だし……」
「いいではないかいいではないか」
「せめて拡張してから……それも痛い~~~!!」
イロナは新アイテムに興味津々。ヤルモのように優しく入れようとしていたが、その前の前戯が痛すぎて、ヤルモの処女喪失はお預けとなるのであったとさ。
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