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第1.5章 小話
登場人物その他の紹介
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登場人物が多いから早見表が欲しいという要望があったので、ここまでの登場人物をまとめました。
【登場人物】
*リアンジュナイル大陸***
<天ヶ谷鏡哉>
金のギルガルド王国にある刺青屋「水月」の店主。17歳。
黒紫の癖毛に、同じ色の左目をした少年。眼帯で覆っている右目は黒地に金の虹彩という異形の目。
何故か赤の王に見初められてしまい、本人も困惑している。エインストラの疑いがある。
<ロステアール・クレウ・グランダ>
赤のグランデル王国の国王。28歳。
髪は赤銅色の長い癖毛で、金色の瞳をしている。美形ではないものの、整った顔立ちの精悍な男。
武勇に優れており、剣が得意だが、それ以上に火霊魔法に長けている。
全ての国民に慕われ、尊敬されている、奇跡のような王。
母親が貴族ではないため、庶子。
<レクシリア・グラ・ロンター>
赤のグランデル王国の宰相。28歳。
淡い金髪を後ろのひと房だけ伸ばして縛っている美丈夫。瞳は一見黒に見える、暗く深い青色。
赤の国王の従兄弟にして、その右腕である男。ロンター公爵家の主でもある。
実はリアンジュナイル大陸でも稀有な、四大精霊全ての適性を持っている人間。
<天ヶ谷グレイ>
レクシリア専属の筆頭秘書官にして、第二十位の冠位錬金魔術師。18歳。
黒紫の癖毛に、同じ色の目をした青年。天ヶ谷鏡哉によく似た見た目をしている。
実は幼い頃に別の次元から来たエトランジェで、それ故に魔法適性は皆無。
<ギルヴィス・ビルガ・フォンガルド>
金のギルディスティアフォンガルド王国の国王。14歳。
淡い金髪に、赤い瞳をした少女のように美しい少年。まだ幼いながらも貿易大国を纏めようと努めている努力家。
赤の王を尊敬している。
<エルズディ・レード・タリエンデ>
銀のエルキディタータリエンデ王国の国王。78歳。
銀色の長髪の、矍鑠とした老人。国王としてはかなり高齢だが、未だその手腕が衰えることはない。
伝統と血筋を誇りとする人物であるため、庶子である赤の王のことをあまり良く思っていない。
<ランファ・シン・シェンジェ>
薄紅のシェンジェアン王国の女王。40歳。
実年齢は40歳なのだが、20代前半にしか見えない絶世の美女。薄紅色の綺麗な長髪をしている。
美しさこそ至上としているため、基本的に顔が良い人間には好意的に接してくれる。
<ライオテッド・ディトガ・テニタグン>
橙のテニタグナータ王国の国王。46歳。
濃い橙色の髪を持つ、筋骨隆々な巨漢。豪放磊落を人にしたような、豪快な人物。
細かいことを気にしないからか、誰にでも人当たりが良い。ただしがさつなため、薄紅の女王のようなタイプには煙たがられる。
<クラリオ・アラン・リィンセン>
黄のリィンスタット王国の国王。27歳。
褐色肌に濃い金髪をした、垂れ目の色男。赤の王よりも年下だが、18歳で即位したため、王歴は赤の王よりも一年長い。
自他ともに認める女好きで、女性は皆等しく宝物だという考えを持っている。なお、妻の数はリアンジュナイル内でもダントツ。
<レイフィル・ウォルア・ミゼルト>
青のミゼルティア王国の国王。28歳。
青い長髪を高い位置でひとつにくくっている美形。
銀の王同様、血筋に誇りを持っており、庶子である赤の王を嫌っている。
<パウリーネ・ファリス・カスィーム>
緑のカスィーミレウ王国の女王。32歳。
肩口くらいまで伸びた緑色の髪をした、たおやかそうな女性。
伝統や血筋を重要視してはいるが、銀の国や青の国ほどではない。
<ダリア・フロール>
白のフローライン王国の女王。??歳。
白の衣服に身を包んだ、年齢不詳の穏やかな女性。
便宜上“女王”ということになっているが、女王というよりは“司祭”。
<ヨアン・ヴェルグ>
黒のヴェールゴール王国の国王。
円卓会議の無断欠席常習犯。
現時点で未登場。
<ベルマ・ノズ・ネオネガー>
紫のネオネグニオ王国の女王。
現時点で未登場。
<ジールワイス・シャット・ミレニット>
萌木のミレニクター王国の国王。
現時点で未登場。
*ロイツェンシュテッド帝国***
<デイガー・エインツ・リーヒェン>
ロイツェンシュテッド帝国の魔導師。黒いドラゴンのような姿の魔物と契約している、空間魔導の使い手である。
帝国の繁栄のため、鏡哉を狙っている。
【リアンジュナイル各国】
<グランデル王国 赤の国>
ロステアール王が治めている赤の国。王獣の名はグレン・グランデル。
始まりの四大国の一つであり、火属性の精霊と相性が良く、火霊適性を持つ国民が多い。
活火山がいくつか領地内に存在し、地熱の影響もあって冬場も他国に比べ温かい。また、温泉施設も存在している。
国民全員が当代国王を神の如く崇め奉っているが、あまり自覚はないようだ。
鍛鉄の技術に優れ、グランデル王国の武具はリアンジュナイルで最も優れている。
武勇にも名高く、軍事力は大陸一。
<ギルディスティアフォンガルド王国 金の国>
ギルヴィス王が治めている金の国。王獣の名はギルト・ギルガルド。
十二国の中では最も新参の国であり、国土面積も最も広いが、魔法適性に優れたものが他国に比べ少ない。
その代わり、初代国王が持ち込んだ技術である魔術と錬金術に優れており、魔術学校が唯一設立されている国である。
新しきを尊ぶ気質であり、リアンジュナイル内で最も他国・他大陸に開けている貿易国家でもある。
<エルキディタータリエンデ王国 銀の国>
エルズディ王が治めている銀の国。王獣の名はエルク・エルエンデ。
円卓の統括国であり、歴代の王は円卓会議で議長を務める。
リアンジュナイルの人の多くが一属性ないし二属性の精霊適性を持つに留まる中、銀の国は三属性の適性を持つ人間が多く生まれてくる。ただし、その分個々の精霊適性が高いことは稀である。
全体的に土地が高く、気温は一年を通して低い。そのため、雪も頻繁に降る。
古きを重んじ伝統を良しとする国で、建国当初からの建物が未だに多く残っている。
<シェンジェアン王国 薄紅の国>
ランファ女王が治めている薄紅の国。王獣の名はシェーン・シェンジェアン。
火と水の属性を組み合わせた幻惑魔法の使い手が多い。
円卓の国々の中でも珍しい、軍を持たない国。その代わりに、王をトップとした雅楽隊がある。
大本を辿れば、リアンジュナイルより遥か東からやってきた人々が建てた国で、その東国の面影を強く残している。
美を至上とする国であり、美容に関連するものが殆ど揃っているといっても過言ではない。
<テニタグナータ王国 橙の国>
ライオテッド王が治めている橙の国。王獣の名はテニト・テニタグナータ。
始まりの四大国の一つであり、地属性の精霊と相性が良く、地霊適性を持つ国民が多い。
リアンジュナイル最大の鉱床と鉱山を持つ国で、質の良い鉱石を多く採掘することができる。
山が多く、平坦な土地は少ない。人々は山を切り開いたり、岩山をくり抜いた建造物を建てたりして暮らしている。
<リィンスタット王国 黄の国>
クラリオ王が治めている黄の国。王獣の名はリァン・リィンスタット。
火と風の属性を組み合わせた雷魔法の使い手が多い。
国土の多くが砂に覆われた砂漠の国で、年に二ヶ月ほどある雨季以外は雨がまったく降らない。逆に雨季の間は、酷い雷を伴う大雨が襲来する。
雨は水の恵みをもたらすが、一方で砂漠の砂を流してしまい、大きな砂波が起きるため、町や村は基本的にそれを防ぐための壁で囲われている。
<ミゼルティア王国 青の国>
レイフィル王が治めている青の国。王獣の名はミズリ・ミゼルティア。
始まりの四大国の一つであり、水属性の精霊と相性が良く、水霊適性を持つ国民が多い。
大小様々な河川が多く、首都は水に浮かぶ水上都市である。
水産資源が豊富で、漁の技術が最も優れている。水の加護を得た土地柄、漁に出れば基本的に大漁であり、その品質も随一なため、新鮮な食材を求めて各国の美食家や料理家がわざわざ足を運ぶこともある。
<カスィーミレウ王国 緑の国>
パウリーネ女王の治める緑の国。王獣の名はカシア・カスィーミレウ。
始まりの四大国の一つであり、風属性の精霊と相性が良く、風霊適性を持つ国民が多い。
国土の大半が森で構成されており、王城には国内最古の大樹の根が絡みついている。
国内で採れる材木は品質が優れており、またそれを加工する技術にも長けているため、家具などの木造製品が名産である。
金の国の交易に用いられている船も、この国で造られたものである。
<フローライン王国 白の国>
ダリア女王が代表を務める白の国。王獣の名はフロレア・フローライン。
リアンジュナイル大陸内でも珍しい、水と風属性を組み合わせた回復魔法を得意とする国民が多い。
修道会そのものが一国を成しているという、かなり特殊な国家。国を治めているのは王ではなく修道会のトップで、「聖女様」「司祭様」「猊下」などと呼ばれる立場の人間。しかし、対外的には王ということになっている。
なお、この国の発祥や起源は全くの不明である。
<ヴェールゴール王国 黒の国>
現時点で未登場。
<ミレニクター王国 萌木の国>
現時点で未登場。
<ネオネグニオ王国 紫の国>
現時点で未登場。
【他大陸】
<ロイツェンシュテッド帝国>
リアンジュナイル大陸の南東にあるゲルアディオ大陸全土を治めている大帝国。
五年前、円卓の連合国との戦の末に敗れたが、再び連合国に戦争を仕掛けようとしているらしい。
【登場人物】
*リアンジュナイル大陸***
<天ヶ谷鏡哉>
金のギルガルド王国にある刺青屋「水月」の店主。17歳。
黒紫の癖毛に、同じ色の左目をした少年。眼帯で覆っている右目は黒地に金の虹彩という異形の目。
何故か赤の王に見初められてしまい、本人も困惑している。エインストラの疑いがある。
<ロステアール・クレウ・グランダ>
赤のグランデル王国の国王。28歳。
髪は赤銅色の長い癖毛で、金色の瞳をしている。美形ではないものの、整った顔立ちの精悍な男。
武勇に優れており、剣が得意だが、それ以上に火霊魔法に長けている。
全ての国民に慕われ、尊敬されている、奇跡のような王。
母親が貴族ではないため、庶子。
<レクシリア・グラ・ロンター>
赤のグランデル王国の宰相。28歳。
淡い金髪を後ろのひと房だけ伸ばして縛っている美丈夫。瞳は一見黒に見える、暗く深い青色。
赤の国王の従兄弟にして、その右腕である男。ロンター公爵家の主でもある。
実はリアンジュナイル大陸でも稀有な、四大精霊全ての適性を持っている人間。
<天ヶ谷グレイ>
レクシリア専属の筆頭秘書官にして、第二十位の冠位錬金魔術師。18歳。
黒紫の癖毛に、同じ色の目をした青年。天ヶ谷鏡哉によく似た見た目をしている。
実は幼い頃に別の次元から来たエトランジェで、それ故に魔法適性は皆無。
<ギルヴィス・ビルガ・フォンガルド>
金のギルディスティアフォンガルド王国の国王。14歳。
淡い金髪に、赤い瞳をした少女のように美しい少年。まだ幼いながらも貿易大国を纏めようと努めている努力家。
赤の王を尊敬している。
<エルズディ・レード・タリエンデ>
銀のエルキディタータリエンデ王国の国王。78歳。
銀色の長髪の、矍鑠とした老人。国王としてはかなり高齢だが、未だその手腕が衰えることはない。
伝統と血筋を誇りとする人物であるため、庶子である赤の王のことをあまり良く思っていない。
<ランファ・シン・シェンジェ>
薄紅のシェンジェアン王国の女王。40歳。
実年齢は40歳なのだが、20代前半にしか見えない絶世の美女。薄紅色の綺麗な長髪をしている。
美しさこそ至上としているため、基本的に顔が良い人間には好意的に接してくれる。
<ライオテッド・ディトガ・テニタグン>
橙のテニタグナータ王国の国王。46歳。
濃い橙色の髪を持つ、筋骨隆々な巨漢。豪放磊落を人にしたような、豪快な人物。
細かいことを気にしないからか、誰にでも人当たりが良い。ただしがさつなため、薄紅の女王のようなタイプには煙たがられる。
<クラリオ・アラン・リィンセン>
黄のリィンスタット王国の国王。27歳。
褐色肌に濃い金髪をした、垂れ目の色男。赤の王よりも年下だが、18歳で即位したため、王歴は赤の王よりも一年長い。
自他ともに認める女好きで、女性は皆等しく宝物だという考えを持っている。なお、妻の数はリアンジュナイル内でもダントツ。
<レイフィル・ウォルア・ミゼルト>
青のミゼルティア王国の国王。28歳。
青い長髪を高い位置でひとつにくくっている美形。
銀の王同様、血筋に誇りを持っており、庶子である赤の王を嫌っている。
<パウリーネ・ファリス・カスィーム>
緑のカスィーミレウ王国の女王。32歳。
肩口くらいまで伸びた緑色の髪をした、たおやかそうな女性。
伝統や血筋を重要視してはいるが、銀の国や青の国ほどではない。
<ダリア・フロール>
白のフローライン王国の女王。??歳。
白の衣服に身を包んだ、年齢不詳の穏やかな女性。
便宜上“女王”ということになっているが、女王というよりは“司祭”。
<ヨアン・ヴェルグ>
黒のヴェールゴール王国の国王。
円卓会議の無断欠席常習犯。
現時点で未登場。
<ベルマ・ノズ・ネオネガー>
紫のネオネグニオ王国の女王。
現時点で未登場。
<ジールワイス・シャット・ミレニット>
萌木のミレニクター王国の国王。
現時点で未登場。
*ロイツェンシュテッド帝国***
<デイガー・エインツ・リーヒェン>
ロイツェンシュテッド帝国の魔導師。黒いドラゴンのような姿の魔物と契約している、空間魔導の使い手である。
帝国の繁栄のため、鏡哉を狙っている。
【リアンジュナイル各国】
<グランデル王国 赤の国>
ロステアール王が治めている赤の国。王獣の名はグレン・グランデル。
始まりの四大国の一つであり、火属性の精霊と相性が良く、火霊適性を持つ国民が多い。
活火山がいくつか領地内に存在し、地熱の影響もあって冬場も他国に比べ温かい。また、温泉施設も存在している。
国民全員が当代国王を神の如く崇め奉っているが、あまり自覚はないようだ。
鍛鉄の技術に優れ、グランデル王国の武具はリアンジュナイルで最も優れている。
武勇にも名高く、軍事力は大陸一。
<ギルディスティアフォンガルド王国 金の国>
ギルヴィス王が治めている金の国。王獣の名はギルト・ギルガルド。
十二国の中では最も新参の国であり、国土面積も最も広いが、魔法適性に優れたものが他国に比べ少ない。
その代わり、初代国王が持ち込んだ技術である魔術と錬金術に優れており、魔術学校が唯一設立されている国である。
新しきを尊ぶ気質であり、リアンジュナイル内で最も他国・他大陸に開けている貿易国家でもある。
<エルキディタータリエンデ王国 銀の国>
エルズディ王が治めている銀の国。王獣の名はエルク・エルエンデ。
円卓の統括国であり、歴代の王は円卓会議で議長を務める。
リアンジュナイルの人の多くが一属性ないし二属性の精霊適性を持つに留まる中、銀の国は三属性の適性を持つ人間が多く生まれてくる。ただし、その分個々の精霊適性が高いことは稀である。
全体的に土地が高く、気温は一年を通して低い。そのため、雪も頻繁に降る。
古きを重んじ伝統を良しとする国で、建国当初からの建物が未だに多く残っている。
<シェンジェアン王国 薄紅の国>
ランファ女王が治めている薄紅の国。王獣の名はシェーン・シェンジェアン。
火と水の属性を組み合わせた幻惑魔法の使い手が多い。
円卓の国々の中でも珍しい、軍を持たない国。その代わりに、王をトップとした雅楽隊がある。
大本を辿れば、リアンジュナイルより遥か東からやってきた人々が建てた国で、その東国の面影を強く残している。
美を至上とする国であり、美容に関連するものが殆ど揃っているといっても過言ではない。
<テニタグナータ王国 橙の国>
ライオテッド王が治めている橙の国。王獣の名はテニト・テニタグナータ。
始まりの四大国の一つであり、地属性の精霊と相性が良く、地霊適性を持つ国民が多い。
リアンジュナイル最大の鉱床と鉱山を持つ国で、質の良い鉱石を多く採掘することができる。
山が多く、平坦な土地は少ない。人々は山を切り開いたり、岩山をくり抜いた建造物を建てたりして暮らしている。
<リィンスタット王国 黄の国>
クラリオ王が治めている黄の国。王獣の名はリァン・リィンスタット。
火と風の属性を組み合わせた雷魔法の使い手が多い。
国土の多くが砂に覆われた砂漠の国で、年に二ヶ月ほどある雨季以外は雨がまったく降らない。逆に雨季の間は、酷い雷を伴う大雨が襲来する。
雨は水の恵みをもたらすが、一方で砂漠の砂を流してしまい、大きな砂波が起きるため、町や村は基本的にそれを防ぐための壁で囲われている。
<ミゼルティア王国 青の国>
レイフィル王が治めている青の国。王獣の名はミズリ・ミゼルティア。
始まりの四大国の一つであり、水属性の精霊と相性が良く、水霊適性を持つ国民が多い。
大小様々な河川が多く、首都は水に浮かぶ水上都市である。
水産資源が豊富で、漁の技術が最も優れている。水の加護を得た土地柄、漁に出れば基本的に大漁であり、その品質も随一なため、新鮮な食材を求めて各国の美食家や料理家がわざわざ足を運ぶこともある。
<カスィーミレウ王国 緑の国>
パウリーネ女王の治める緑の国。王獣の名はカシア・カスィーミレウ。
始まりの四大国の一つであり、風属性の精霊と相性が良く、風霊適性を持つ国民が多い。
国土の大半が森で構成されており、王城には国内最古の大樹の根が絡みついている。
国内で採れる材木は品質が優れており、またそれを加工する技術にも長けているため、家具などの木造製品が名産である。
金の国の交易に用いられている船も、この国で造られたものである。
<フローライン王国 白の国>
ダリア女王が代表を務める白の国。王獣の名はフロレア・フローライン。
リアンジュナイル大陸内でも珍しい、水と風属性を組み合わせた回復魔法を得意とする国民が多い。
修道会そのものが一国を成しているという、かなり特殊な国家。国を治めているのは王ではなく修道会のトップで、「聖女様」「司祭様」「猊下」などと呼ばれる立場の人間。しかし、対外的には王ということになっている。
なお、この国の発祥や起源は全くの不明である。
<ヴェールゴール王国 黒の国>
現時点で未登場。
<ミレニクター王国 萌木の国>
現時点で未登場。
<ネオネグニオ王国 紫の国>
現時点で未登場。
【他大陸】
<ロイツェンシュテッド帝国>
リアンジュナイル大陸の南東にあるゲルアディオ大陸全土を治めている大帝国。
五年前、円卓の連合国との戦の末に敗れたが、再び連合国に戦争を仕掛けようとしているらしい。
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