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暴かれたランジェリー
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だが、それを腕を掴んで阻んだのはサムだ。
「サム?」
振り返るまもなく史哉はサムのベッドに引き倒され、上からのしかかられた。
サムのベッドは冷汗シーツが敷かれていてひんやりとしている。
対照的に、史哉の腕を押さえつけているいつもは冷たいサムの手は驚くほど熱かった。
「俺だけ全裸を晒すなんて不公平だ。実は地球人の体を見たことがない。この機会だから、史哉の体を見せてくれないか」
「え、いやぁ……。俺みたいな貧相な体を見ても面白くないですよ?」
「俺のだってそうだ。でも、ずっと頼み込んできたのはフミヤだろう?」
「俺のは仕事だからですよ」
「最後は知識欲を満たすためだっただろう」
「そっ……れは、そうですけど」
地球の駐在員に選ばれるエリートだけあって、サムの観察力は高い。
図星を突かれた史哉の肩が跳ねた。
「ならいいだろう」
「いやいやいやダメですって!」
正当なことを言っているのは自分だという顔をして、サムは史哉の服を脱がせにかかった。
それを全力で阻止する史哉。
史哉にはサムに服の下を見られるわけにはいかなかった。
服を脱がそうと動くサムの手を掴んでこの状況を逃れようとしたが、彼の方が一枚上手だった。
どうやったのか、一瞬の隙にシャツもスラックも抜き取られてしまった。
「これは……」
「っ……」
サムの呆然とした声が落ちてくる。
史哉は羞恥で顔を両手で隠した。
だから見られたくなかったのだ。
運動不足で薄っぺらく、日に焼けていない白い体の史哉が身に纏っているのはメンズランジェリーだ。
黒地に白色でバラが描かれた総レースのメンズブラジャーに、同じデザインのTバックのパンティ。
そして、それに合うように全身は完璧に脱毛済みだ。 別に女性になりたいわけでも、男に抱かれたいわけでもない。
ただランジェリーが好きなだけだ。
気分を上げるためだけにブラジャーも着るしTバックやジョックストラップなどの、普通の男だったら中々履かないパンティも履く。
誰に見せる予定もなかったのに、まさかここで披露することになるとは思ってもいなかった。
「もっ……いいだろう? 早く服を」
「いいや、まだフミヤの裸は見れていない」
サムはボソボソとウテヤラカン星語で何か呟くと、総レースのブラジャーを撫で回した。
彼のことだからホックの位置や外し方は知っているはずなのに、その手は真っ平な胸を余すところなく触れていく。
レースの下の乳首を掠めると、見つけたと言わんばかりにサムは口角を上げ、ブラジャーの上からカリカリと引っ掻いていく。
「んっ……あ、ちょっ、そこ関係ないって」
「なんで? だってここもフミヤの体だろう?」
「なら早くホック外して」
「おねだり、可愛いな」
サムは自然な流れでチュッと音を立てて史哉の唇にキスを落とすと、肌に指を載せたままそれを背中の方へと滑らせる。
キスされたことに固まっていると、サムはベッドと接している背中をこしょこしょと擽り背中を上げるように催促してきた。
頭が真っ白になっていた史哉が何の疑問もなく背中を反らして隙間を作ると、するりとサムの手が入り込みあっという間にホックを外された。
「サム?」
振り返るまもなく史哉はサムのベッドに引き倒され、上からのしかかられた。
サムのベッドは冷汗シーツが敷かれていてひんやりとしている。
対照的に、史哉の腕を押さえつけているいつもは冷たいサムの手は驚くほど熱かった。
「俺だけ全裸を晒すなんて不公平だ。実は地球人の体を見たことがない。この機会だから、史哉の体を見せてくれないか」
「え、いやぁ……。俺みたいな貧相な体を見ても面白くないですよ?」
「俺のだってそうだ。でも、ずっと頼み込んできたのはフミヤだろう?」
「俺のは仕事だからですよ」
「最後は知識欲を満たすためだっただろう」
「そっ……れは、そうですけど」
地球の駐在員に選ばれるエリートだけあって、サムの観察力は高い。
図星を突かれた史哉の肩が跳ねた。
「ならいいだろう」
「いやいやいやダメですって!」
正当なことを言っているのは自分だという顔をして、サムは史哉の服を脱がせにかかった。
それを全力で阻止する史哉。
史哉にはサムに服の下を見られるわけにはいかなかった。
服を脱がそうと動くサムの手を掴んでこの状況を逃れようとしたが、彼の方が一枚上手だった。
どうやったのか、一瞬の隙にシャツもスラックも抜き取られてしまった。
「これは……」
「っ……」
サムの呆然とした声が落ちてくる。
史哉は羞恥で顔を両手で隠した。
だから見られたくなかったのだ。
運動不足で薄っぺらく、日に焼けていない白い体の史哉が身に纏っているのはメンズランジェリーだ。
黒地に白色でバラが描かれた総レースのメンズブラジャーに、同じデザインのTバックのパンティ。
そして、それに合うように全身は完璧に脱毛済みだ。 別に女性になりたいわけでも、男に抱かれたいわけでもない。
ただランジェリーが好きなだけだ。
気分を上げるためだけにブラジャーも着るしTバックやジョックストラップなどの、普通の男だったら中々履かないパンティも履く。
誰に見せる予定もなかったのに、まさかここで披露することになるとは思ってもいなかった。
「もっ……いいだろう? 早く服を」
「いいや、まだフミヤの裸は見れていない」
サムはボソボソとウテヤラカン星語で何か呟くと、総レースのブラジャーを撫で回した。
彼のことだからホックの位置や外し方は知っているはずなのに、その手は真っ平な胸を余すところなく触れていく。
レースの下の乳首を掠めると、見つけたと言わんばかりにサムは口角を上げ、ブラジャーの上からカリカリと引っ掻いていく。
「んっ……あ、ちょっ、そこ関係ないって」
「なんで? だってここもフミヤの体だろう?」
「なら早くホック外して」
「おねだり、可愛いな」
サムは自然な流れでチュッと音を立てて史哉の唇にキスを落とすと、肌に指を載せたままそれを背中の方へと滑らせる。
キスされたことに固まっていると、サムはベッドと接している背中をこしょこしょと擽り背中を上げるように催促してきた。
頭が真っ白になっていた史哉が何の疑問もなく背中を反らして隙間を作ると、するりとサムの手が入り込みあっという間にホックを外された。
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