上 下
64 / 76
第3章  邪神殲滅編そして、異世界パラドの終焉

異世界破壊神パラド討伐への道 (2) ルビィの完全覚醒

しおりを挟む

 ルビィは、いつも通りに戦おうと思ったが、さすがに1京の軍隊は危険なことなので

「全員下がって、私が全員が戦いやすくしてあげる。」

 といって、彼女の服装が神の戦闘モードになる。そして、

<<魔導神リッキーの命により、ルビィの覚醒段階はこの異世界での最高段階の5に進化しました。それにより、ルビィは戦闘神から進化形態戦闘 北欧の戦闘神ルビィとして正式に認められたことにより、神様の力を完全開放します。>>

 それが聞こえたとたんん、一気に力があふれてくる。

<<MPが無限化しました。>>

 そして、ルビィの姿が完全な姿で解放される。神の姿を見たものはそのものを振興するという言い伝えがあるとされている。今日も同じような感じがするのであった。その力は、この世界を超えて地球を侵略する古代の覇王の軍勢にも影響を与えることになる。この技は、天変地異ではなく、森羅万象、宇宙は一つであるという意味だったような気がするが宇宙を超え世界を超え次元を超える技がたくさん発生する、ルビィは全員が消えた後に

<<ちからが1000倍になっていますので範囲を間違えると、世界がぶっ飛びます。>>

ていう趣旨のことを言われたので、少しだけ手加減して技を繰り出すことにする。

「風神、雷神よ。目の前の敵たちをせん滅させない程度で蹴散らして。」

というと、嵐が、敵全体を覆い雷が敵にぶつかっていく。その大将がこっちに近づいてきた。その正体は・・・ダイヤモンド侯爵、宝石召喚士の一人であった。ルビィはそいつの目の前に降りて、

「降参してもらえるかな。今すぐに、降参するなら戦わないから。」

というと、あいつから帰ってきた答えは、

「私を倒すだって何を言ってるんですかねえ。」

といいながら、レイドボスを100体ほど召喚する。召喚したのは、さまざまなレイドボスであった、これは、多分全種類のレイドボスを使役する奴なのだろう。

「行きなさい。敵は一人です。」

まあ、こいつは何もわかっていないのだろう。

「まあいいや。乱れ連打。」

 ルビィの殴る攻撃である。一発が1000倍の威力になっているので一発か二発ほどで敵は撃沈していく。

「なんですと、この私のしもべが一発でいなくなるですと。」

と慌てているご様子、ルビィは

「きみが、手を出すのが悪いのであって手を出さなかったら楽にぶっ飛ばしやすくなるだけどね。」

「それは、結局飛ばされるってことじゃないですか。」

「理解が早くてうれしいね。これが、最後の戦い前出し今の全力出させてね、」

という脅しをすると、

「えええーーい、全員出てきなさい。こいつをこいつから私を守りなさい。」

っと、出し惜しみせずに一万体以上のレイドボスが出てきたので

「全力開放、バーニング。」

ルビィの一声で空の色が赤色に染まる。彼女から大きな翼が一二個対となって出てきて、

「これから、すべてを終わらせる。」

といって武器を両手に持ち上げるルビィ

「北欧の神々そしてオーディンの娘ルビィが命じる。この世界に侵入してきた者どもをこの世界から消滅させよ。来苑龍 サンドミニックドラゴン。」

 彼女が召喚したのは一匹の大きな龍その大きさが100キロと巨大なのであまり召喚はしないけれどもまあ敵が多いのでこれは致し方がない。

<<<我が主 赤石 ルビィを馬鹿にするおろかどもに、制裁、光の柱落とし。>>>

 これだけで充分であった。敵が密集している場所に光の柱まあ瞬間成仏技みたいなものだといっていいと思いたい。
 
 「ちょっとおおおおおお、ぐわあああああ。ウイdガfcrbfhのさうぇおうgbちぃがうcgylqryぃあgaaaaaaaa。」


 まあ、その光の柱によってダイヤモンド侯爵は消滅し敵はほとんど消滅したそして光の龍は、

<<<<ルビィよ。おぬし何か疲れておるではないか。わしを召喚したことによる。体力消耗かの?>>>

と聞いてくるので、

 「まあ、そうだよ。ライトン。」

といって気絶したルビィ、それを光の龍はルビィを乗せるぐらいの大きさに小さくなって

<<<今はゆっくり休まれよ。すぐに、異世界破壊神パラドが復活しようとしおるからの。その時は、われも共に戦うからの。>>>

そういって龍はルビィを城のほうへと運ぶのであった。
しおりを挟む

処理中です...