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第2章   邪神殲滅への準備     (邪神コリンの暴走)

リッキー 敗北  七王緊急対策会議

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 コリンという生き物は、死神と暴走によって邪神になった。ということは本当である。彼女はもう人ではない。呪われているのだ。
 猫又家・・・というのを知っているものもいるだろう。様々な事件で暴走し世界を荒らしてしまう存在そんな彼女は今お城の中で一人、バルジャハク皇帝の前に姿を現した。

「やあ、コリン。いや、50代目当主。私のために、邪神を超えたものになってくれてありがとう。」

 バルジャハク皇帝は、頭を深く下げる。それを見たコリンは

「私の名前は、コリン、ふん。そんなもんは、とっくの昔に捨てた。今の私の名はね。混沌を支配する女帝・・・と呼びなさい。」

 バルジャハク皇帝は、

「ははあ、我が王はあなた様以外ありえません。・・・よ。」

「さあ、行くんだ。この世界を支配し滅ぼすために。」

 こうして、まず手始めに自国内にいる国民を皆殺しにして全員を邪神にしたのである。
無慈悲は無用、情けも無用、あるのは死のみそれこそが彼女の考えでありこの世界を支配するに欠かせないもの支配した国々の民をただ単に皆殺し・・・そして、邪神を増やしさらに己の力を高めるこれこそが悪魔の真の姿とでもいうべき感じであった。


七王会議

「あの、やつ。今10個の国々およそ1億以上の国民を皆殺しにして邪神に仕上がっておる。しかも、リッキー彼すらも死に追い込められるほどの悪夢にうなされておったが何とか体制を戻した感じなんじゃな。」

 と、七王のうち破壊の悪魔の忠実な幹部の一人が言ったのである。これを聞いていた邪神の覇王は追い詰められていた。

 「あやつ、リッキーらを殺そうとしたところを執事が本気を出し何とか退けたみたいだが大丈夫なのかの。」

と彼は言う。

その七王の一人、海の女帝がこのように言う。

「たしか、あの戦いは保存したはず。それ以外の者どもにも見せよう。」

そういって彼女は、杖を取り出し

「記憶を読み解き、皆に詳細を見せよ。」






時は2週間前



リッキーたちは、避難命令を出しマンション内から全員を避難させる。

 あっという間にいなくなり、ルビィやリカニャンにも避難してもらった。これは、正解なのかそれとも失敗なのかは分からない。けれども、一つだけ確信していえることがある。

今まで戦ってきた雑魚たちとは違う。と・・・。リッキーは初めから本気の力を出すためにマンションから人の気配がなくなったのを見てマンションを木端微塵に破壊しコリンの前に立つ。

「お前に、一つ聞いておく。これは、本気で俺たちを殺すつもりか。」

すると、彼女はまだ体になれずさらに言葉も発せれないのだろうか。

「ンd;亜hsふぉ;cvj。h・h・hァsjヅイアgdうp不意lセブdねcyglbdc;眉宇;絵;露ダウgcy;ぁxbくおふぃ3wl;おぴrlふぃおいrwh;しぁそぷcyういぉいううぇおいcwぃ魚不意rgl2位おqprr久尾rhwg伊3gyft。」


とそしていきなり巨大な魔法が発動する。

「完全防御。」

それを張っても

貫通してくる。これは・・・

と思った時リッキーは防御陣形を破られ体にあたり地面にぶつかる。

「ぐは。」

そして、大量に血を吹き出しもう死を覚悟した時だった。

「はあ、わしが本気を出さないといけないのかの。」

「はあ、どこに連れて行ってくれると思ったら戦いですか。」

と二人、アックルとメリンさんが現れる。

彼らの手には、武器が握りしめられている。

「な・・・ん・・・で・・・来たんだ。」

と、いうと

「おぬしは休んでおれ。強制異次元 ヘブンㇲヘルム 。」

そして、リッキーは空へと飛び出しぐんぐん伸びていく。

その時、コリンではない、別の声が聞こえる。

「さて、やるかの。メリン。」

「ふふ、アックル。今回は、もう本気で行くよ」


その時、コリンであるはずなのだが明らかに違う。

「ハハハハハハ、お前に何ができる。人間・・・」

と、そしてこう返す。

「お前さんは、面白いことを言うのお。わしらは、人間ではない。神の力とくとみろ。フィールド展開。」

アックルの体が巨大化しそして自動的に結界が張られる。そいつは、逃げられないことに気づく。

 「そんなことで、私を倒せるとでも。」

 「オリンポス12神最高神ゼウスが命じる。このものに、天罰を与え消滅せよ。風神雷神旋風無双。そして、このものに消滅技デストラクションを与えこの世界から消えてなくなれ。そして、ゴッドジャッジメントにより死を与えよ。」

その瞬間メリンはゼウスに耐魔法魔法陣を敷き、

「それでは、オリンポス12神ヘカテが命じます。この空間を消滅させあのものを滅ぼしなさい。」

そして、二人はワープする。

かかった時間はほんの3秒・・・その間に、コリン?に特大ダメージを与え地獄のような竜巻がたたきつけ空間が消滅する。


「これで、終わりましたかね。アックル。」

「うむーどうじゃろうな。あやつは、ギリギリのところを抜け出せたから今後も気を付けないと殺される可能性も少しある。」

「まさかと思いますが・・・のことでしょうか。」

「ああ、邪神が大量出現したということは・・・に違いないはずだ。」

「では、こちらも少々対抗しましょうか・・・を召喚することに。」

「そうじゃな。すぐに準備してくれ。」

そして、二人は誰かに見られたのに気づきワープしていったのである。






七王会議の間

「こういうことじゃな。」

「これは、さすがに7王の権威も譲らないといけないんじゃ。」

と火山の帝王が少し諦め気味でいう。

そんな時闇の新皇そして邪神の覇王が続けて物事を発する、

「確かにそうかもしれないけれども、一応7王としてやっている。そのことは誇りに思い挑戦者たちを葬り去る。それこそが、俺たちができることさ。」

「そうゆうことで、今後はあ奴がわしらの国に現れた場合各王の納める国々で各自連合軍の準備は怠らぬように以上じゃな。闇の王は殺されてしまったが仕方のないことだと受け止め次につなげる。文句のなければ解散。」

と、誰も文句は言わない。文句を言った時そのあと待っているのは死だからだ。つまり、邪神の覇王の命令は絶対に従わなければいけないのである。

「「「ははあ」」」

こうして、7王会議は解散した。謎の言葉が多いのは謎だけれどもこれこそが、今後7王連合軍を形成しリッキーたちが先頭に立ち全員を引っ張り勝利へ導くなんてこのころの七王には考えれなかった。
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