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第1章 新王国 始動!?
レイドクエスト フェスティバル (2) そりゃないぜ。
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二日目 この街を丸ごと要塞として飛ばすのは、いつでも使えるようとして準備を急がせるようにアックルに指示をした。そして、神のチートを持つ俺とコリンの二人でレイドボス討伐をやらないといけないことになった。どうしてなのか。理由は、朝になって、こんなクエストが発生していたからである。
<<緊急ゲリラクエスト ゴブリン巣窟 出現 場所 鉱山跡地付近の洞窟
洞窟にゴブリンが大量出現一匹倒すごとに10コリン獲得できる
お得なゲリラクエストです。 >>
ということらしい。絶対に罠だとは思いながらも、なんていうクエストが出たものやと思っていると、今回のレイドクエストに新たな言葉が追加されたのである。
<<ゲリラレイドクエスト 鉱山の皇帝 無限巌窟王討伐
参加条件 神の名の付くチートを持った方のみ>>
ということらしい。なんともまあ、ご都合主義の悪いやつだということである。
コリンの服装は昨日の神のチートを手に入れたときに同時に入手したローブを着ていた。
武器は、見た目は普通の武器と変わらないけれども回復の力しかない杖ではあるけれども、一つだけ技がある。それは、まだ披露しないらしいけどね。
そして、時間が刻々と近づいて行った。コリンは少しだけ緊張しているようだ。
「ほんとに二人だけで倒すんですか。」
「そうゆうことになってしまうよな。あの、システムやろうが決定してるみたいなものやし。」
これは、すべてシステムが悪いんや。という、結局人のせいにするのがふつうである。
コリンは恥ずかしそうに聞いてくる。
「私って、かわいいと思う?」
「いきなり何を聞いてくるんだよ。」
と返すと、コリンは
「本気で答えてほしいの。私ってかわいく見える?」
レイド前のこのシーンいつもの場合死亡フラグが経ちそうだが
「とてもかわいいと思うよ。君の胸が小さいとかでもめてたらしいけどそんなの関係ないからね。」
といってみると、コリンは驚きのようで、
「あわわわわわわわ、なんでそんなこと知ってるの?」
「昨日、あれからルビィとかに聞いたんだ。そしたら、このことを聞いてな。」
そう答えると、少しだけ顔が赤くなる。コリンであった。
そして、約束の9時になった。
<<これより、ゲリラレイドクエスト 鉱山の皇帝 無限巌窟王 の討伐を始めます。>>
ということで、無限巌窟王が現れた。奴の大きさは40メートルの人型のレイドボス。武器は、斧といったところか、動きが遅そうなのでとっとと終わらせるために、
「魔導神 発動 能力完全開放。」
そして、愛用の武器 ユグドラシルの杖を次元収納から取り出し
「魔導神が命じる。天罰」
この技は、雷の強力版でもある。雷のように、雲を貫き相手にあたるのではなく。一か所から四方八方に分かれていきそしてばらばらになった雷が一つずつ確実に苦しめていくのだ。
これは、大ダメージを食らっているように見える。ステータスを見てみると、
<鉱山の皇帝 無限巌窟王 HP3兆/5兆 MP ∞ スキル 従者召喚 斧振り回し、???>
であった。一発で二兆とかなんやねんwと思いながら、そして従者召喚って何なんだろうと思っていると、コリンが
「あいつの後ろ見てください。何かが来ます!!!」
と叫んでくるので後ろを見ると、一匹のゴブリンの長らしき姿と、そして緑色の肌が輝くドラゴンが現れたのであった。そして、アナウンスで
<乱入レイドモンスター 鉱山を守るゴブリンロード
鉱山の皇帝ペット エメラルドクリスタルドラゴン 討伐(ステータス不明)>
というのあった。まず、考えてみよう。1対3のレイド戦の場合逃走しか選ぶことができないと思うけれども、今回は回復の神を授かった、コリンもいる。コリンに回復してもらいつつ、やれば倒せるのではないか。と思っていると
「そんな、無防備なことを考えるのは、やめなさい。リッキー。」
と声をかけてきたのは、マリンさんであった。
「どうして?」
「彼女は少しおびえているのよ。」
「???」
「レイドモンスターが増えたことで一気に不利になったことをね。」
という話をしながらも、戦ってはいるのは、いるのだが・・・
<<緊急 緊急 緊急 災害級レイドボス エメラルド男爵 緊急 緊急 緊急>>
ふと、流れたアナウンスで、一気に形勢は逆転したかのように思えた。一気にこっちに向かって突撃したのだ。コリンのほうにまっすぐ直撃するかのように、そしてその先には町があるというのにだ。
「アックル、町の要塞化計画はどこまで進んでる?」
「今日の朝から村人の力の強い人たちにも手伝ってもらって9割方完成しているほうだとは思うよ。」
「あと何分で完成しそう?」
と聞いてみると、
「・・・一時間かな。」
と答えてくれたのはいいのだけれども、一時間かかるのか、建築チート所持者が運よく100人もいたのだ。30人体制で2時間交代にしているのだが、
「すまん、総動員してすぐに終わらせてくれ。災害級レイドボスっていう、おかしな流れになりあがったんだよ。」
「そうですか、誰かな?」
「エメラルド侯爵とかあったけど。」
すると、アックルはおどいた様子で、
「早く討伐せんとヤバいことになるぞ。」
というので、
「どうして?」
と聞いてみると、
「奴は、7召喚者のひとりであった奴、そ奴は人間をやめてモンスター化したやつじゃ。気をつけろ。あ奴は、人型のレイドボスを管理する人型の巨人じゃ」
といっていたのであった。
更にアナウンスが鳴る。
<<緊急ゲリラクエスト ゴブリンの巣窟の奥に、黄金の洞窟を発見 一番奥に眠る
奴を封印せよ。 >>
というものだった。これは、アックル曰く
「奴は、確かエメラルド男爵のペット 闇の王のケルベロスよりかは少し弱いが凶暴な奴じゃな。」
というらしい。そこでふと考えてみる。
そして、リッキーは気づいた。彼にとって何かと不吉な予感をしていた一番、シナリオ的に最悪の方向へと向かい始めていたのであった。
彼は、すぐに作戦を考えて行動に出始めたのであった
<<緊急ゲリラクエスト ゴブリン巣窟 出現 場所 鉱山跡地付近の洞窟
洞窟にゴブリンが大量出現一匹倒すごとに10コリン獲得できる
お得なゲリラクエストです。 >>
ということらしい。絶対に罠だとは思いながらも、なんていうクエストが出たものやと思っていると、今回のレイドクエストに新たな言葉が追加されたのである。
<<ゲリラレイドクエスト 鉱山の皇帝 無限巌窟王討伐
参加条件 神の名の付くチートを持った方のみ>>
ということらしい。なんともまあ、ご都合主義の悪いやつだということである。
コリンの服装は昨日の神のチートを手に入れたときに同時に入手したローブを着ていた。
武器は、見た目は普通の武器と変わらないけれども回復の力しかない杖ではあるけれども、一つだけ技がある。それは、まだ披露しないらしいけどね。
そして、時間が刻々と近づいて行った。コリンは少しだけ緊張しているようだ。
「ほんとに二人だけで倒すんですか。」
「そうゆうことになってしまうよな。あの、システムやろうが決定してるみたいなものやし。」
これは、すべてシステムが悪いんや。という、結局人のせいにするのがふつうである。
コリンは恥ずかしそうに聞いてくる。
「私って、かわいいと思う?」
「いきなり何を聞いてくるんだよ。」
と返すと、コリンは
「本気で答えてほしいの。私ってかわいく見える?」
レイド前のこのシーンいつもの場合死亡フラグが経ちそうだが
「とてもかわいいと思うよ。君の胸が小さいとかでもめてたらしいけどそんなの関係ないからね。」
といってみると、コリンは驚きのようで、
「あわわわわわわわ、なんでそんなこと知ってるの?」
「昨日、あれからルビィとかに聞いたんだ。そしたら、このことを聞いてな。」
そう答えると、少しだけ顔が赤くなる。コリンであった。
そして、約束の9時になった。
<<これより、ゲリラレイドクエスト 鉱山の皇帝 無限巌窟王 の討伐を始めます。>>
ということで、無限巌窟王が現れた。奴の大きさは40メートルの人型のレイドボス。武器は、斧といったところか、動きが遅そうなのでとっとと終わらせるために、
「魔導神 発動 能力完全開放。」
そして、愛用の武器 ユグドラシルの杖を次元収納から取り出し
「魔導神が命じる。天罰」
この技は、雷の強力版でもある。雷のように、雲を貫き相手にあたるのではなく。一か所から四方八方に分かれていきそしてばらばらになった雷が一つずつ確実に苦しめていくのだ。
これは、大ダメージを食らっているように見える。ステータスを見てみると、
<鉱山の皇帝 無限巌窟王 HP3兆/5兆 MP ∞ スキル 従者召喚 斧振り回し、???>
であった。一発で二兆とかなんやねんwと思いながら、そして従者召喚って何なんだろうと思っていると、コリンが
「あいつの後ろ見てください。何かが来ます!!!」
と叫んでくるので後ろを見ると、一匹のゴブリンの長らしき姿と、そして緑色の肌が輝くドラゴンが現れたのであった。そして、アナウンスで
<乱入レイドモンスター 鉱山を守るゴブリンロード
鉱山の皇帝ペット エメラルドクリスタルドラゴン 討伐(ステータス不明)>
というのあった。まず、考えてみよう。1対3のレイド戦の場合逃走しか選ぶことができないと思うけれども、今回は回復の神を授かった、コリンもいる。コリンに回復してもらいつつ、やれば倒せるのではないか。と思っていると
「そんな、無防備なことを考えるのは、やめなさい。リッキー。」
と声をかけてきたのは、マリンさんであった。
「どうして?」
「彼女は少しおびえているのよ。」
「???」
「レイドモンスターが増えたことで一気に不利になったことをね。」
という話をしながらも、戦ってはいるのは、いるのだが・・・
<<緊急 緊急 緊急 災害級レイドボス エメラルド男爵 緊急 緊急 緊急>>
ふと、流れたアナウンスで、一気に形勢は逆転したかのように思えた。一気にこっちに向かって突撃したのだ。コリンのほうにまっすぐ直撃するかのように、そしてその先には町があるというのにだ。
「アックル、町の要塞化計画はどこまで進んでる?」
「今日の朝から村人の力の強い人たちにも手伝ってもらって9割方完成しているほうだとは思うよ。」
「あと何分で完成しそう?」
と聞いてみると、
「・・・一時間かな。」
と答えてくれたのはいいのだけれども、一時間かかるのか、建築チート所持者が運よく100人もいたのだ。30人体制で2時間交代にしているのだが、
「すまん、総動員してすぐに終わらせてくれ。災害級レイドボスっていう、おかしな流れになりあがったんだよ。」
「そうですか、誰かな?」
「エメラルド侯爵とかあったけど。」
すると、アックルはおどいた様子で、
「早く討伐せんとヤバいことになるぞ。」
というので、
「どうして?」
と聞いてみると、
「奴は、7召喚者のひとりであった奴、そ奴は人間をやめてモンスター化したやつじゃ。気をつけろ。あ奴は、人型のレイドボスを管理する人型の巨人じゃ」
といっていたのであった。
更にアナウンスが鳴る。
<<緊急ゲリラクエスト ゴブリンの巣窟の奥に、黄金の洞窟を発見 一番奥に眠る
奴を封印せよ。 >>
というものだった。これは、アックル曰く
「奴は、確かエメラルド男爵のペット 闇の王のケルベロスよりかは少し弱いが凶暴な奴じゃな。」
というらしい。そこでふと考えてみる。
そして、リッキーは気づいた。彼にとって何かと不吉な予感をしていた一番、シナリオ的に最悪の方向へと向かい始めていたのであった。
彼は、すぐに作戦を考えて行動に出始めたのであった
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