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第1章 新王国 始動!?

レイドクエスト フェスティバル (1) 会議

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レイドクエストって、こんな簡単に出てくるものではないということはみんな知っていると思う。けど、今こうして三つのレイドクエストが連続で出てきているのだ。これは何かがあるに違いない。
 伝説によると、一万年に一度レイドクエスト大量発生の年があるというのが最近発見されたらしい。リカニャンは、その記述を頼りに図書室で推理のチート能力を使い解析している最中である。
「ふむふむ、このレイドクエスト祭りは、一年中ありとあらゆるレイドボスの復活時期にが重なって起きているのかにゃ。しかし、そのレイドクエスト祭りは一週間で一回だけあるっていうっていう話だけれども二日に一回起きている事実は変わらない。どうしてこうなっているのかにゃ。」

と独り言のように言っているのかもしれないけれども、この推理力と古代文字で描かれた古文書を読み解く力が合わさり勝手に口が動くようになってしまった。推理力のチートは古代文字解読で分かった内容から推測していっているので関係はないと思いたい。リカニャンは、あることに気づく
(これは脳内会話です。)

「これってまさか、10億年に一度のほぼ毎日レイドボスが現れる、レイドボス感謝祭ではないのか。」

「それは、まずないと思うにゃ。ってか、どっかのゲーム話かってツッコミを入れたくなるけどにゃ。」

「ならこうして起きているのはどうしてなのか。」

「もしかして、どこかの王が召喚しているってことはないかにゃ。」

「どうゆうこと?」

「つまり、どこかの国にいる王が、封印を解いてるとかにゃ。」

「・・・リッキーたち、つまり私たちを潰すために?」

「そうかもしれないな。」

「・・・それが本当なら原因を突き止めないと。」



という脳内会話をした後、2・3時間本を読んでいくと、

「あったにゃ。召喚者・・・レイドボスを大量に復活させること。7つの王が一斉にレイドボス解禁すると、大量にそして一年中ずっとレイドボスが置き続けるということ、召喚者の能力は、指定の場所にずっとわかせることができるということになる・・・これだにゃ。すぐに報告しにゃいと。」

とリカニャンはいい、走り出す。図書館は、この街にある唯一無二の国の歴史、世界の歴史などが書かれてある本が収蔵されている場所であるらしい。その中でも、伝説や古典については地下図書にあるらしい。しかしそこは、ずいぶん前に閉鎖されたらしいが、街丸ごと要塞化計画のための場所をとるために掘っていたら偶然にもかかわらず見つけたのでこうしてリカニャンがやってきたのである。

会議7時ごろ 晩さん会みたいなもの

今日は、ホテルの巨大食堂でご飯は食べないで城もどきにある会議室に集まった、理由はただ一つ明日からの計画を立てるということである。

「みんな、今日もよく生きてくれた。今自分が生きていることに感謝して乾杯。」

「「「乾杯!!!!!」」」」

ということで一応いつものメンバーにアックル、メイド連盟のリーダーである、天然のメリンさんに、各村を代表する人々にも集まってもらった。そして、今回は異例な事態としてネコに転生してぼのぼの生活をしている。ウロボロスにも来てもらった。そして、このメリンさんもただものではない雰囲気がするのだ。もしかしてだけどさ。

「こんなところに呼んだ。金は高くつくぞ。」(くそ、どんどん自由が奪われていく。)

といってくるウロボロスに

「終わったら、猫缶一個プレゼントするからそれで我慢しろ。」

「そうか、それにしても猫缶はおいしいよな。」(もうだめだ。けど、あきらめてたまるかよ。)

「それは猫にしかわからないことだし何で俺までもが巻き込まれなきゃいけないんだよ。」

という会話をしてから猫には特等席に座ってもらう。

「これからのことを話したいと思うのだが、税金について先に伝えておこうと思う。この国では、あまり財産はとるつもりはない。マンション代20ケルトを毎月家族じゃないぞ。一人につき課すということだからな。けれども、農業について作物これは、輸出の主力になるとも言ったがあれには別の目的もある。もし、災害とかで作物が駄目になった国があったとする。その時に救いを求めてきたということは、借りを作るチャンスだ。その借りを作っておけば今後自分たちが危機的状況に置かれたときに救われるということなんだ。」

ということを言ってから、

「まあ、意見があれば聞くしその金が用意できないなら、少しだけ作物奉納ということに置き換えることもできるからな。」

といって少しだけ安心させる。

「今回の議題に入ろうと思う。今回は、このような連続するレイドクエストについての話だ。今回のこの調査は、リカニャンに任せ自分たちはこのようにマンションを作りレイドクエストの調査をしてもらった。その結果わかったことが一つある。リカニャン、お願い。」

というと、リカニャンは椅子からドカッとたちこちらに向かってきた。

「はい、説明します。前のエルンブルク王国の時に保管されていたと思われる古代図書館を発見しその中にある本を調べていましたら、このような資料が出てきました。『古代エリシント王国時代の文献によると一万年に一度大量のモンスターが現れる時期があってそれを一万年に一度の祭りレイドクエストフェスティバルといわれている』ってあったの。それが、今年に起きたということだと思う。」

ということは、このようなことは誰かの策略かと考えていたが心配した自分がバカのように感じると思っていた。

「しかし、人為的に行っているという説も浮上してきたんですよね。これは、神聖レイテスト王国の文献に書いてありました。それによると、『この国には、レイドクエストモンスターを封印している職業 召喚者 それがレイドモンスターの封印開放を担っている職業、毎年一体のレイドモンスターを召喚し倒すレイド闘技場を開催していた。』といわれているらしいんですよね。以上の二点から考えてこの国に召喚されたのか、誰かが召喚したのかがわかると思います。」

・・・それは、ここにいるみんな共通して初めて聞くよ。

「リッキー、どうしようか。この首都も壊れるかもしれないし。」

と聞いてくるので、

「例のほう急いで作成できるようにしておいたほうがいいと思うよ。」

ということを言っておく。あっはい、って感じでアックルはうなづいていた

「最後に、今後についてこの一週間はレイドモンスター大量発生の予想がされるので、各村とマンションをつなぐために家を一軒化していただけないでしょうか。そこから、マンションに直接つなぐゲートを作成したいと思っていますのでそこだけはお願いします。これで、話したいことは終わりますので夕食を食べてから出かけてみて下さい。」


メリンさんが待ったをかける。

「あのー、少しだけ。この世界において重要なことです。リッキーさん、ほかの学生にモニターをつなげてください。」

そういわれて

「モニターオープン」

を使うと、

「ありがとうございます。」

そして、リッキーは、

「この世界における最重要事項って?」

「はい、私はメイド連盟メイド長のメリンです。簡単にまとめてお話ししますけど。先ほど、リカニャンさんが、レイドクエスト大量発生する、レイドクエストフェスティバルということを言っていたのですが、それは、間違っているんです。最近、このようなことになったのが、二度ありました。」

へっ、二度だと、それってどうゆう。

「20年前と50年前のときに、あなた方と同じように召喚されレイドクエストフェスティバルに参加したく国にいた人物を虐殺されたということです。」

・・・・・・・・・まじかよ。

「今回この国に指定されることはなかったのですが、指定されてしまった
ということは、分かりますよね。昨日の、怒りの神サキュバスを討伐したことによる影響の一つだということが考えられるのです。」

その場にいた。住民、生徒そして俺は固まってしまう・・・

「それって、本当の話なのか。」

と聞くと、

「もちろんそうですよ。」

そして、アックルでさえも

「その虐殺を止めるためにあなた方にはしてもらいたいことがあります。」

 ウロボロスには聞かれない。テレパシーのようなもので言ってきたのである。

「明日は、‥‥‥‥‥‥‥‥のように行動してください。これは、危険だと思います。けれども、あなた方たちにはできると思います。」

そして、リッキーはモニターを閉じる前に、

「そうゆうことだ。危険なことが起きたら、こっちが、自分の部屋に強制ワープさせるからな。それだけよろしく。」

そうゆうことで、すべて終わったのであった。そして、この危険なことは明日現実になる。


夕食ののち 

リッキーを除く女子四人は風呂の大浴場で話し合っていた。ここは、今日穴掘りした時に偶然温泉の準備をしてあるのでそれを作成したものである。

「私も含めてそうだけど、この世界でも温泉があったなんて嬉しいね。」

とコリンが裸の上からタオルを巻いた状態で言う。

「それもそうだよね。・・・コリン少し胸小さくない。」

とルビィが言う。コリンは

「マイさんやリカニャンに比べたら小さいじゃん。」

と言い返すと、

「へえ、ここで決着つけましょ。」

「それしかないね。」

ということで取っ組み合い始める二人、マイさんが二人に向かいながら、

「ここで取っ組み合いしてると風呂に落ちるぞ。」

と警戒をしたのにもかかわらず二人は聞かないで行動を続けた結果、

ドボン。

と風呂に落ちたのであった。

「あらあら、落ちちゃいましたか。」

とバスタオルが取れていろいろなところが見えそうだがきりで隠れている。二人に向か
って、

「では、ゆっくり入ってからすぐに寝ますよ。明日は早いんですからね。」

とリカニャンが言うと

「わかった!!!!」

「そうするよ。」

と二人は言ってから一度風呂から上がり体を洗いに行った。

ということで、今日の温泉はおしまいである。
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