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第0章 エルンブルク王国 滅亡編

閑話 ??????

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今日は、やっと復活したと思ったらヒュドラーと一緒の体になってるやんけ!!

 ほんまに疲れるねんけどな。先ほどリッキーがとんでもない技を使って魔力を使い切りヒュドラってやつをやっつけた。なんて奴なんだよこいつは。とんでもないやつでしかない。
 
 そう思っていると、一人の女神マリンが現れたのであった。

「お疲れ様です。長い間眠り続けてましたね。」

「ああ、3000年も眠ってたんだな。」

「はい、あのー。リッキーさん倒れちゃったので、私が転生させに来ました。」

「そうなのか。俺は、人間になっても生きていけるのかな。」

「そのことなのですが・・・」

とマリンが止める。ウロボロスは何のことかわからない感じで

「どうした?マリン。」

「この学校が、この学校こそが世界を救うカギになるのかもしれません、ですので彼らのサポートしてほしいのです。」

「どうしてだ。」

「それは、彼らの秘めたる力には神をも超える何かがあると思うんです。」

「それって、伝説ノアのチートがここの学校に降臨するとでも・・・。」

「そうです。この世界に入って、まだ2日目の個々の学校の人が、一つの国を滅ぼすなんてノアのことでしかないと思います。そして、神の名をつくチートを持っている人が一人。ほかにも伝説のチートは、時のチート クロノス、あれは神の中の神のスキルです。そして、混沌を呼び覚ます、闇の神のチートスキル ハデス  さらに闇深いのは タルタロス そして、大地の女神 ガイア 彼女は今もこの世界と地球をこの手に入れようと企んでいる。」

 これって、ヤバくないと思わない。そのことは、誰も知らない二人だけの秘密、クロノスが現れたとき、その時までは内緒にされている。

「そんなこと言って、もしかしてこの世界にいれと。」

「そうじゃないよ。サポートとして活躍してもらいたいの。敵には、神々の敵が現れるということらしいの。」

 ウロボロスは、人間になりたいと思っていたけれども・・・この世界で死闘をこれから繰り返すこいつらのサポートをしなければ、どうなるのか。神々のことをあまり知らない彼らは、絶望の神に出会い滅ぼされることは、目に見えている。そのようなことが、この3000年間続いていている。


 「それって、俺に言って何があるというんだ。こいつらを助けることは大事だと思う。けど、巻き込まれたのはあいつらじゃないか。」

 マリンは、首を振り

「あの人たちは、巻き込まれたのではありません。

「この世界ってくるっているよな。」

「元から最高神でさえもくるっている世界なのよ。」

・・・これも内緒にされているが・・元地球で、今でも進行されているかもしれない神の一人それだけなのに、何も関係のない異世界に行かなければいけないのか。なぜ彼らを救わないで、何が神なのだろうか。

 「それって、この異世界って地球にいた神が作った。もう一つの異世界だっていうのか…現に様々な神々がいるということになると、そのように疑うしかなくなるのではないか?」

 マリンは、ウロボロスの心に語り掛けていたが少しけ動揺してしまった。

「闇の魂、それは迷えるどこかの異世界の魂が化け物化して生まれたものなの。伝説の中で悲惨な最期を遂げた人とかの魂がけがされ闇に朽ちて構成されるのが集まる世界。どのような目的で集めているのかは分からないけれども。本気で嫌な予感だけするのは確かよ。」

「悲しみのあふれるこの異世界で生きるとはこのようなことなのだろうか。なんていう異世界に地球に生きている高校生が巻き込まれているのか。」

 この異世界は・・・・規模がおかしいだけではない。全てが、狂い、裏切り、殺しあう、それを平然とやり遂げる異世界だというのか・・・

「輪廻転生をつかさどる神、ウロボロス。あなたにこの異世界を元に戻すことができるように彼らを手伝うこと、それが今できるあなたの使命ミッションなのよ。それだけは、忘れてほしくないの。この異世界に地球にいる人間は、誰のせいでこの地球を救うためにこの異世界に強制的に入れられたのかもしれない。それらを戻す力。輪廻転生リンカーネーションそれが、あなたのチート。この異世界にさまよう魂を輪廻の力で転生させること。この異世界でこれから先死ぬ高校生を送り届けるのよ。」

輪廻転生リンカーネーション・・・
  この異世界で死んだ魂を元の世界に戻す力

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 それって、今までのことと同じことを繰り返すだけじゃないか。

「そのことが、|」

 !!!!!!!!!!!!!

 大事なことか・・この異世界で死んだら、元の世界に帰れないのか。

「昨日は、お前がやってたじゃないか?」

「それは、そうだけどね。これは、あまりにも力を使うんだよね。それなら、あなたに頼んだほうがいいかなって思って。」

 ・・・そうか。少しだけ人間になるのはあきらめて転生しないでおこうかな。けど、ぼのぼのしたものに転生したいなあ。

 と思っていると、

「転生するなら、ネコにしたらどう?」

・・・猫?

「猫っていうのは、とてもぼのぼのできる生き物よ。好きな時に眠れて、好きな時に起きて、好きな時になんでもできる生き物なの。」

「それで、俺の力ってどのように使うんだ。」

「魔法のように念じて話すこともできる。その時にすればいいんじゃないかしら?」

 そうなんだ。

「じゃあ、俺は基本はぼのぼのしてるつもりだけれども緊急時以外はぼのぼのするっていう条件付きで。」

それに対するマリンは

「いいでしょう。多分、常に緊急時の可能性もありますけどね。」


そして、

「ウロボロスさん、高校生を救う手伝いをしてください。」

といわれたので、

「了解。」

と答えると、

「世界魔法 ○○の女神 マリンが命じます。このものを、ネコに強制転生させよ!!!!!」

・・・??????? いま、なんていったんだ。もしかして、この女神は

「フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフハハハハハハハハハハ、だまされちゃった。キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、あなたは私の奴隷ね。」

 ・・・偽りの女神 マリン こやつは、リッキーを堕落させるつもりだ。体がゆうこと聞かず動かない。

「あなたは、必要なことを喋ればいいだけ。それ以外は、私の計画のために動いてもらうわ。」

 こうして、ウロボロスは堕落し、これからここにいる高校生らを皆殺しにするために行動に出ることになる。けれども・・・果たしてそううまくはいくのだろうか。
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