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第0章 エルンブルク王国 滅亡編

エルンブルク王国 終焉の戦い 03 魅惑のサキュバス?との戦い(前編)

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城が爆発した。魅惑のサキュバスは、憤怒のサキュバスになったのに、更に怒りがたまる。

「私の大事な家を破壊しやがって、すべて破壊しつくしてやる!!!!!!!」

と、叫んだとき

 <<条件を満たしました。憤怒のサキュバスから、怒りの神サキュバスに進化しました。この世界を終わらせるWorld Crash を発動する権限を持てるようになりました。つまり、もしあなた様が倒されたとしても世界を道ずれにすることができるようになります。>>

システムがこのように認めた、いや認めてしまったのであった。

 彼女は、怒りに燃えていたことによる進化である。これはたぶん闇の王も予想はしてなかったことなのかもしれないが、神になったのだ。私を倒せる奴はいない。世界は私のものだ!!!!まず、手始めに城を破壊したあいつらを消滅してくれるわ!!!!

そう決心し、空中に浮かんでいる奴らのほうに飛び始める。




「すごいですね。これで、安心できるね。私たち女王に勝ったんだよ。」

と、ルビィはいろいろなことを言っているが、これが大きなフラグだということを理解していないのかな。っていうか、フラグ建築しすぎでしょ。こりゃあ、ヤバいことになりそうだな。


と思っていたら、マイさんが

「目の前に飛んでいる人がいます!!!!これはたぶん、強いオーラを感じます。」

と叫ぶ。こりゃあ、参った参った。壮大なフラグはほんの30秒で回収したんだから、
本気でやるためには、パーティーのほかのメンツ邪魔やな。

ということで、

「さっそくだけど、次元収納に収納されていて、これ本気、出さないといけないんだけど、危険すぎる。だから、ごめんな、この戦いが終われば出すからよ。」

という感じで説得して戦いが始まる。

そして、全員が収納され、自分一人だけになった。一応、戦いが見れるようにモニターを準備してあるし、次元収納の中には、ある意味人専用の別荘的なもんも用意した。気に入ってくれたらいいな。

と思いすぐに頭を切り替えて目の前の敵に集中する。


敵は、オーラ的に神の能力を得た感じになっている。

「私の名は、闇の王の幹部 魅惑のサキュバスだったが、おぬしらのおかげで憤怒のサキュバスに、そして今怒りの神 サキュバスに、進化できたので私が直々に殺してきてやったのだ。安心しな。人間は死ぬのは、一瞬なんだからね。安心して殺してあげるよ。」

ってなこと言われたんだけど、

「へえ、どっちが死ぬかわからないからさ。今から、たたかおっか。」

あうると、彼女が

「ふざけるな。お前が勝つことなんて100年早いと思うが。」

・・・こいつってバカか真後ろに魔法陣を敷いてるっていうのにそれにも気づかないとか、
気にしても仕方ないか

「爆破せよ。エクスプロージョン!!」

どっかのアニメと被るかもしれないけど、これは単なる爆発ではない。

一本の柱が地上から空高くまで一本の光の柱ができる大技なのかもしれないけど、これはまだ威力の小さいほうだと思う。

 けど、それで倒れるほど弱いやつではないといえるのだ。

「クッ、なかなかやるではないか小僧。」

といって光の中からスタスタと出てくるけれども、地面には叩き落されていたようである。

まあ、チート能力使わなきゃと思い。

<透視>を使用すると、


怒りの神 サキュバス
HP100兆 MP ∞ 
スキル 獄炎 疾風迅雷 憤怒 破壊 系統のスキルを使う。
緊急スキル  ??????????


簡易的にはこのように記されていた。HP100兆って高すぎだろ。それ以外のスキルも気になるけど

「新しいチートスキル一つ入れたらどうでしょう?」

そんなにポンポンチートスキル入れるものなのか。マリンよ。

「入れないぞ。マリン、合成はするけど、入れはしない。」

ということで、

魔導王と超回復、透視、次元収納、という3つのチートスキルの三つを合成する。まず、分離機能で次元収納の家だけ別の機能として残しておく。
そして、3つを合成すると、

<<全魔法の習得おめでとうございます。これにより、魔導王から、魔導神、に進化しました。神のついているスキルは、これ以上上昇できないので注意してください。>>

というアナウンスとともに、


魔導神・・・すべての魔法を操れるようになる。攻撃力回復力支援力防御力などを上昇させることもできる能力
       魔法に関する敵はもう倒せますが、剣の熟練度が上がれば、
       剣に魔法との合成技を使用することもできる 
       (これは、共有できません。)

魔法障壁・・・この世界にあるありとあらゆる魔法を打ち消し、吸収することのできる能力
      



という2つの能力を獲得した。なんか、神のスキルゲットするの早すぎない!!!というツッコミもしたくは、なるけれども獲得したら使ってみよう。

ちょうどサキュバスの魔法の準備をしていたそうで、

「さて、町よ消えろ。旋風迅雷!!!」

雷とともに風が吹き荒れる。そうゆうものである。まずありえないくらい勢いの強い風が吹く。風に雷も含まれこんなもんまず当たればひとたまりもないけど。

「さて、魔法障壁発動!!!」

そして、瞬く間に魔法が消えていくのであった。

「嘘だ嘘だといってくれ、なんでこんなやつに魔法を打ち消されるんだ。」

まあ、相手からしてみればこうなるのは予想外に違いない。

面白いことを考えた。俺の力を全世界に知らせてみるということだ。この魔力なら余裕で全世界にいるありとあらゆる国にいる闇の王の幹部が一斉にやってきてもおかしくないだろう。そう、いわゆるモニターであっという間に敵が俺一人につぶされるというものだ。

 思いったら即実行、ユグドラシルの杖をかがげ

「全世界の首都にモニターオープン♪♪♪」

そして、全世界にある約5000の国々に高校生のいるところや。闇の王の幹部。
そして、闇の王直々に見てもらうのだ。

「レディースエンドジェントルメント 皆さん、初めましてわたくし日本の○○高校に通う。リッキーと申します!!今から、皆さんに宣戦布告はしません。私の力を見せつけたいだけです。今回のメインイベント闇の王幹部である、怒りの神サキュバスです。とくとご覧あれ。」

そして、相手を見据える。

「こんなもんで、許されると思うなよ。破壊旋風!!!!!!!!!!!!」

まあ、なんだろう。先ほどの竜巻が大きくなっているただそれだけのことである。

 なので、

「魔導神が命じる。破壊竜巻よ。召喚主に戻れ。」

 それだけ言うだけで、おしまいである。

「なんでなんで戻ってくるんだ。ぐわああああああああああああああああ」


 という叫びとともに、消滅した。
これこそ自爆である。しかし、これで終わるとは思っていない。





 奴は、がれきの下に埋もれていた。

「どうしてどうしてどうして、負けてしまうんだ。すべてを滅ぼし闇の王に褒めてもらいたい。ただらだそれだけなのに。あいつを殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す。Guyaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!」



そして、怒りの神サキュバスは狂い始める。

「:l@lll@l:。l「@;1#$#%$%$$%5.plll@@。:#$#%」

意味不明な言葉を叫ぶと、サキュバスに羽が生える。黒いどす黒い翼である。そこから怒りがにじむように赤いオーラが出てくる。

 空が、曇り雷が鳴り始める。これはヤバそうだな。と感じることしかできない。
リッキーであった。

       
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