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第0章 エルンブルク王国 滅亡編

マリンの提案

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なんでここにいるんだろうか。少しいやだけれども謎でたまらないので聞いてみることに、


「マリンさん、なんでここに来たのですか?」



それを女神は、このように当たり前に答える。



「私の本体が堕落したからよ。」


つまり闇に飲まれたってことかよ。まあいいや。ちょうど、相談したかったし。少しだけ信頼はしている。敵視はしているもののまあこのパラドという異世界が確実には理解できないことだし・・・・



「新たに、チート能力欲しいんだけどいいかな。」



すると、女神がおかしなことをいい始めた。まあ、当たり前だろう。こいつはおかしいのだから


「今からリッキーが裏切らないって信じるかぎり大丈夫だからね。」


という・・・・・・・・・、絶対に嫌な予感がするのも確かなのである。嘘を普通につくので信じたくもないし先ほど敵ということも言ったけれども・・・今だけ


「もちろん裏切るわけはないからね。」

といっておく。

女神が、話始める。

「わかった。信じてるからね。何て言うんだろう。地球から連れてこられた高校生は、約950万人とてもとはいわないけど、人が50万人余計に人が多いと思うの。 始めは先生なのかなと思ってたけど。よくよく調べてみたら、闇にのみこまれ、自分の意思ではなく人を容易に殺すように洗脳すると言われている、闇の呪術師というのが各学校に派遣されてるらしいの。そいつは、多分この中にいるのかもしれない。気を付けてね。この学校には、他にも転覆者と呼ばれる。特殊な人もいるらしいの。そいつらは、呪術師と協力するこれもまた闇の軍勢なんだよね。魔王に命令されてその作戦に邪魔な者達を殺すらしい。私が思うにこの国には地球にいないはずの何人かが敵だと思っといた方がいいわ。」


「じゃあ、こんなチート能力が欲しいんだけど。」

といって増やしてもらうことにする。


超回復 死ななければ全回復することのできる能力

透視 敵のステータスを見抜くことのできる能力

探偵 敵意のある人物を特定する、事件が起 
きたとき瞬時に分析する能力

統合 チート能力を統合してひとつにする能力


付与 チート能力を味方に付与する能力
ただし、これは共有のチート能力には含ま
れない。

次元収納 様々なものを収納する。容量は無限大な 
ので建物まるごと収納可能


これらの6個の能力を新たに追加したのである。
女神様は、



「素晴らしいわね。統合なんてチート能力初めて聞いたよ。」


と称賛してくれたのである。まあ、逆に言わせてもらうと、こんな能力持ったところで何も意味がないんじゃとも思っているのかもしれない。




こうして、念のため三人に超回復を付与しておく。



これで死ぬ心配がひとつ消えたのである。一応ね。




それから、女神と朽ちた女神をどのように浄化するか。話をしたのであった。一応ってかこいつが味方だった時のことも考えてね。
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