異世界間移動世界船での開拓日誌 ~未来技術で大規模開拓するってよ~

コロンact01

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第一章 トゥインク王国改造編 後半戦 悪魔の大洞窟からディンクロー討伐まで

第103話 時の精霊王の立ち位置

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 ティペンシー村に戻って正解であった。バルとリンの反応がないことは少しだけいや明らかに異常事態であった。なので、降りて正解であった。レイスはこれを見て、

「確実に危険だな。この場合だとあいつまで闇にのまれた可能性がある」

というレイス、何かの危険を察知したのだろう。萌花は下に降りるとすぐに目を覚まし犯人を特定した。

「この闇に覚えがありますね。時の王の反応が異常を検知しているね。それも場所は、神殿内部にある。リンとバルは消えた・・・のか」

 いや、そうじゃないだろうな。と思う。時の精霊王が闇に朽ちただけであってそれと契約しているバルとリンは何とかなっている場合、そしてその汚されたときの精霊王ガレスは、何をしでかすのか大体想像がついている。

「リンとバルは大丈夫だ、本体は次元の精霊王が隠したのだと思う。それにこの世界での時の精霊王の立ち位置はわかるか」

とレイスに聞く守弘、レイスは、

「ああ、確か闇だったか。光だったかよくわからなかったが」

というと、守弘はすぐに

「なるほど、そうであるならば時の精霊王は闇に朽ちたのではなくもともと闇だ。時を操るというのは俺たちの元居た世界にも禁忌ということになっている。そこから考えるのが。」

というと、レイスが

「それが時の精霊王が闇の仲間だということか。じゃあ、こいつらは動けなくなるのか」

と聞いてみると、守弘が答える。

「この場合は、ここにいる全員が見たということになるだろう。ここにいる<彷徨える人>らを見てみろ。複数の精霊王と同じ方向を見ているそのことから・・・時の精霊王は、こいつらに姿を見られたから見たことにしないために止めることで消した。ならば、この空間からこいつらを引っ張り出したら元に戻るということだな。」

と意味不明だとレイスは思ったのか。

「どのように引っ張るのだ。こんな空間に俺たちも入ったら止まってしまう」

とすると萌花が、代わりに

「まあ、見ていたら分かると思う。ならその空間止まっている空間を切り出せることができるとしたらどうかな」

と明らかに次元の精霊王に力を貸してほしいといっているかのようだ。まあ、そこに初めからいたかのように

「ふむふむ、これは確かにわしの力が必要になるわけじゃの」

とガレスが空間から出てくる。そこにはリンもバルも共に出てくる。それも、ガレスの手にあったスマホである。守弘と萌花は、その時に悪魔の大洞窟に端末を持っていたのかと思っていると、

<別に大丈夫だよ。けど、ロボットの中には闇に染まった個体もあるみたいだからその特定と後処理は任せておいて>

というリンの一言であった。そして、リンは、

<それに、今はそれどことじゃない。この闇の神の娘は災厄の根源ともいえるべき存在。それを何で時の精霊王がしているのか・・・。そこだけはわからないけど危険だということは確実だしね。ここは、わたしたちに任せて時の精霊王は昔壊したレベルⅥ神殿跡地から時のはざまの空間から出てきた化け物・・・。レベルは5000オーバだね。けど、守弘の力に萌花の相乗効果で倒しやすくはなるはず.
というか今回は『神になろう』レベルが10になったから余裕で終わらせることができるかもねえ>

というリン、それに加えてガレスが、

「安心せい。宝玉は最悪次元の力で回収するうえおぬしらはレベルⅥ神殿エリアにて時の精霊王の撃破もしくは撃退そして、後はできるだけ10個の宝玉を回収してくれ」

とガレスが言ってくる。その様子から少し急がないといけないらしい。その前に、守弘は

「で、こいつらが<彷徨える人>だけどその情報はどうなっているの。」

と聞いてみると、リンが

<1000年も前にいなくなった西暦2065年別次元で起きたの被害者ということだと考えていいと思います>

ということらしい。なに・・・。1000年前だと、

<まあ、1000年前の人材が年齢を重ねていないわけは異世界の時間が過ぎるのと向こうで時間が過ぎる速度が違うことにあります>

ということらしい。さらにリンは、観察を続け、

<それに加えて、今回は異世界から異世界にわたったときによるを確認したところ2回ほどあったので1回前にあった異世界で何かがあってこちらに飛ばされたということになるでしょうね。3人とも同じ回数ですのでこうなっていのだと思います>

 ・・・これってさ、もしかしてだけど

「なあ、レイス。これもの仕業とかじゃ」

と聞こうとするとガレスが、

「そのことについてはわしが答えるとする。確かに、奴らは時の精霊王によってこの世界に来たとはいいがたいがこの場合は考えてみたら時ではない。闇ではない。それ以外は知らないけど何か知らの原因があってこの世界にやってきたことには変わりはないだろうな。そして、このは」

 何かを隠そうとしている雰囲気がある何も言えないけど、今は聞かないでおく。聞いたら、何かありそうな気がするからだ。

「まあ、行くか。萌花、明日にするかもしれないというのは嘘だ。上に登るからな」

ということでを呼び出してからそれに乗り込む。萌花ももう一つのほうに乗り込み、

「じゃあ、行こもりくん」

という萌花の一言で、小型ドローンは上昇を開始しそのまま神殿方面へと行くのであった。
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