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第一章 トゥインク王国改造編
第8話 ティペンシー村農場計画 ~ピクシーズの説明付き~
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朝方の緊急ミッションを終えた守弘と萌花はのちに次のミッションを見る。それは、
「ミッション4 農場を作成して」
というものであった。農場を作成するということは、野菜供給を増やさないといけないということになるのは確定なのかもしれない。それを達成するためには、今現在の野菜の供給量を確認しないといけないことになるので、二人はそこに向かう。守弘と萌花の服装はどこまで増やそうかなんて考えていないのだけど作業着姿でいるのもあれなので。萌花は、軽装備になっている理由としては動きやすいからというのもあるし防御力が高いのでそこまで心配しなくてもいいのではないのかそういうことになってこうなった。守弘は、作業着というか農場に似合う帽子をかぶった青色のエプロンに青色のジーンズそして上にはテーシャツを着た服装である。
着替え終えた二人はティナの家に入る。決して外で着替えたわけではない森の中で着替えた(それもどうかと思うが)、
「えっと、何の用かな」
ここ数日で仲良くなったティナは、友達とまで言える中になったとは思いたい。いろいろあったけど。守弘は、ティナに
「今回は、農場を作らないといけなくなったのだけどその農場とか野菜とかってどこから手に入れているのかわかるのなら教えてほしいな」
といってみると、ティナは守弘の顔を見て優しそうに
「えっと、この村ではね。野菜というものは育ててないの」
ということであるらしい。どういうことだ。じゃあ、
「ティナ、今までどうやって野菜をもらえているのか教えてくれよ」
と聞いてみると、ティナは普通に
「えっとね。最近は、ディンクローの手下たちから高い値段で野菜を買わされるの。野菜を育てようと思ったら『憲法違反だ。』とか言って昔育てる野菜を破壊されたの」
ということであった。この村の資金は少ないという話を昨日の飯の時に聞いていた。昨日敵の拠点を破壊したので堂々と農業をしてもいいのではいのかなと思いたい。それに先ほど村を破壊未遂を行ったオオカミは先ほど天に召されたばっかりだ。さすがに後ろには誰もいないだろう。いたらいたで困るけど、
「なあ、萌花。農場を作成した時に奴らが破壊しに来ると思うからその防衛頼んでいいかな」
「別に大丈夫、先ほどの精霊魔法で魔力とか使いきったわけではないよ周りの風の影響もあるの」
どうやら萌花は先ほどのオオカミ消滅魔法を行った時強風が吹いて中央にそして全体にまき散らされたらしいこれもどうやら精霊のおかげかなと思っておきたい、そして守弘はさらに、
「さっきも見て思ったけど萌花の攻撃力は高いからね。だから、あいつらへの威嚇ということもできる。そして、普通に馬鹿にしてくると思うからその時に萌花の実力を見せつけることが大事になってくると思うんだよね」
「ふむふむ。確かにそうだね」
「そうだとするなら、あいつらは一言言ったら流される集団だからあいつらはお前に攻撃を集中してくれるはずだ」
「いや、まずその前にオオカミ集団抹消している時点で誰が強いとか分からないんじゃ」
という最も正論のことを言われた守弘は、
「確かにそうだけど何とかする」
「また夜に戦闘ということね」
「つまりは、そういうことだ」
それを聞いた萌花は上を見て、
「それで作戦内容は、今回は考えてある」
「考えるの早くない」
という萌花の驚きをそっちのけに守弘は話始める。
「萌花は初めに軽くで、いいから魔法で敵を少しだけ殲滅させる。そしたら、敵はもえさんを標的に攻撃してくるということだろ」
「それで私に標的を集中させるからその間に何かするの。そうなると私は一人で敵に集中されるの」
「俺は農場を作る、一部のピクシーズとともにそれ以外は敵の殲滅を手伝ってもらう」
「それなら、私は一人で戦うことはないんだね」
「おう、そういうことだ」
こういうことなのだけど、分からない人もいるかもしれないので、言ってしまえば認識の違いを利用した作戦である。この作戦に、名前は付けない絶対に今だとネーミングセンスなさそうだしな。
そのためにまずは、守弘はいつものようにというかさっきのピクシーズを待機させておいて正解だったのでざっとした説明をすると、隊長は即座に理解し
「了解した。では、これからどのように振り分ければ教えてくれるか。」
それを聞かれた守弘は、これには謎があると思い考える、確かにこの1万のピクシーズ全員が同じようにできるとは限らないものな。
「じゃあ、この1万でどのような振り分けになっているの」
と聞いてみると、
「基本的にピクシーズは、4種類に分かれている。まずは、スピーこいつは偵察に優れている。弱点はあまり戦いができないということだ。そして次に、エリートこいつは万能で何でもできる戦闘もできるしそれ以外もできる。そして生産と建築を担い持つビルダー、土木作業が得意なこいつらは一番ピクシーズになりたての奴らが就く見習い職業シビラ―、基本的にはスピー以外は戦いに参加できるということだな」
ということらしい。これは意外と必要情報を聞いた気がするので基本ということで覚えておく。そして、守弘は判断し
「今回は、全員エリートということではないんですかね」
「それはそうだな、今のところは5000体がエリートで残り半分がビルダーとスピー半分だな」
ということであるらしい。
この時から、どんなことが始まるのかわからないけど全てにおいて農業という分野は今後のカギとなるベーシックいわば基礎となる部分それだけ大事にしようということになる。これが、経済力につながってくると思いたい。なので守弘は、
「じゃあ、開拓をエリート以外でエリートは戦闘チームでお願いします」
「了解、おめえら分かったか」
「「「「はーい」」」」
ということになった。全体的に戦闘チームと開拓チームに分かれたところで作戦開始と行こうじゃないか。ということで作戦が始まった。といってもやっていることはというと、まずは土を開発するということになる。まあ、それも全てピクシーズがやっているので自分は見ているだけという簡単な作業まあ今回育てる野菜だけれども今回はこの世界でのオリジナル「マーコット」と呼ばれる野菜である。種類としては何が似合うのだろうか。この村では大量に仕入れているということなのである。
「ねえねえ、これで大丈夫なの。私だけでディンクローの相手にしていて」
とティナが心配そうに尻尾が少したれそしてケモミミが少したるんでいる彼女に、
「大丈夫だ。今の萌花のステータスはすごいことになっているから大丈夫」
ということを言ってみると、ティナは
「本当かなあ。昨日はたやすく炎の精霊を従わせていたけどそれが普通にできることこれって伝承には乗っていない初めて聞くことなのよ」
とティナは言う。それはどういうことなのか聞いてみると、ティナは、
「この世界にはね。精霊信仰が主流になっているの。一部の国では神様を敬うところもあるらしいんだけどね。その精霊には火、水、木、土、闇、光という5つの属性の精霊がいてすべてはフェアリークイーンが納める幻の国フェアリーキングダムからやってきているの。そして、今回は守弘が、ピクシーズとは違う伝承とは違うフェアリーキングダムではない精霊というピクシーズとは何かが根本的な違いがあるの」
ということであるらしい。それ以外は、ティナにはわからないので少しだけ謎は残るばかりである。
一方そのころ萌花は一人でいるのも暇になっているので隊長ピクシーと剣の試合をしていた。試合形式は一撃必殺一撃でも相手に食らわせれば勝ちということである。周りのピクシーには少しだけ警戒をしてもらって隊長ピクシーと剣をまじりあう。萌花の剣の腕前はというとそこまでの実力はない。しかし、なぜか剣が勝手に動いてくれるというか指南してくれるので腕前は戦えば戦うほど伸びていくそんな感じである。これこそ言ってしまえばこの剣にも精霊が宿っているそんな感じがするのだ。炎の精霊のような感じでもあるのも確か。昨日ステータスを見たけど尋常なスピードで上昇しているからいつかどんな敵でも一発で倒せるようになる。そのようになってほしい。そんな願いを切に願いながら、萌花は隊長ピクシーを相手に戦っていく。そして、勝利は萌花であった。その戦いの間は私語禁止なので周りのピクシーズたちも周りを監視しながら応援もしていた。萌花には聞こえない小さな声である。
そんなことをしているとは守弘は、知らないままに農園ができているのをただひたすら眺めていた。ピクシーズは必死こいて荷物を運搬したり土壌を耕したり水を引いてきたりとある意味言ってしまえば土木工事が多いような気もする。自分も何かしないといけないなあとは思いつつもどうやってしていけばいいのかわからないので何も手の施しようがない。そのように感じた。というかこっちは沈みゆく夕日を眺めながら周辺警戒をするだけである。
確かステータスって自分たちだけに表示されていたけども、もし人工知能にあったりとかしないよね。ということでスマホを見てみると、
「レベル100になったら解放されます。」
ということになったのであった。
一定以上のレベルになったら解放されていく昨日はほかにもたくさんあるということだからこれからが楽しみだと感じるものだ。
そうしている間にも農場の初期型である。縦が30メートル横が10メートルの基本となる畑ができつつある。一つできれば後は量産するだけでいいらしい。
しかも、この「マーコット」というのは、現実世界いわゆる前世となってしまったがそこでいうところの芋といったところだとは思う。一週間で育ち、収穫量もそこそこあってこの村ではたくさんあるらしい。
芋だから焼きいもとかはできるのかということになってしまうけど見た感じできない。「マーコット」の見た目を説明するのをすっかり忘れていたけど焼きいもとかで使う芋を想像してもらってほしい。それと見た目は変わらない。しかし、万能食材とか言ったけどどういうところがすごいのかというとさすがは異世界といってもいいのかもしれない。増産は形でしかしないその理由は先ほどあったあれだよね。緊急ミッション1の報酬で次の緊急ミッションがあるということなのだけど。
それは、自分が念じた欲しいと思った食材を作成してくれるという優れモノなのだ。そして、自分たちは前世とは飯は変わっても美味しいので文句はないと思っていたけどこの食材のおかげである。
こんな食材を育てていくことはいいことだらけである、一番めんどくさいのはディンクローたちが邪魔してくることだな。そろそろ邪魔してきてもおかしくはないんだけどなあ。
今は夜に近かったので萌花の近くに移動して飯を食う。今日の夕飯は、ティナの作った手作り肉料理である。その肉は羊肉である、この村の近くに羊の生息地域があるとされていてそこにたまに狩りに出かけるというらしい。ラム肉は食べたことはないけれども、萌花とともに飯を食ってみると格別にうまかった。肉汁がたまらなかった。現実世界では、臭いとか癖があるといっていたが少なくてもこの世界では美味しいらしいということがわかった。
そして、緊急ミッションが言った通り夕食を食べて一日の作業が終わるころに彼らがやってきた。
「ミッション4 農場を作成して」
というものであった。農場を作成するということは、野菜供給を増やさないといけないということになるのは確定なのかもしれない。それを達成するためには、今現在の野菜の供給量を確認しないといけないことになるので、二人はそこに向かう。守弘と萌花の服装はどこまで増やそうかなんて考えていないのだけど作業着姿でいるのもあれなので。萌花は、軽装備になっている理由としては動きやすいからというのもあるし防御力が高いのでそこまで心配しなくてもいいのではないのかそういうことになってこうなった。守弘は、作業着というか農場に似合う帽子をかぶった青色のエプロンに青色のジーンズそして上にはテーシャツを着た服装である。
着替え終えた二人はティナの家に入る。決して外で着替えたわけではない森の中で着替えた(それもどうかと思うが)、
「えっと、何の用かな」
ここ数日で仲良くなったティナは、友達とまで言える中になったとは思いたい。いろいろあったけど。守弘は、ティナに
「今回は、農場を作らないといけなくなったのだけどその農場とか野菜とかってどこから手に入れているのかわかるのなら教えてほしいな」
といってみると、ティナは守弘の顔を見て優しそうに
「えっと、この村ではね。野菜というものは育ててないの」
ということであるらしい。どういうことだ。じゃあ、
「ティナ、今までどうやって野菜をもらえているのか教えてくれよ」
と聞いてみると、ティナは普通に
「えっとね。最近は、ディンクローの手下たちから高い値段で野菜を買わされるの。野菜を育てようと思ったら『憲法違反だ。』とか言って昔育てる野菜を破壊されたの」
ということであった。この村の資金は少ないという話を昨日の飯の時に聞いていた。昨日敵の拠点を破壊したので堂々と農業をしてもいいのではいのかなと思いたい。それに先ほど村を破壊未遂を行ったオオカミは先ほど天に召されたばっかりだ。さすがに後ろには誰もいないだろう。いたらいたで困るけど、
「なあ、萌花。農場を作成した時に奴らが破壊しに来ると思うからその防衛頼んでいいかな」
「別に大丈夫、先ほどの精霊魔法で魔力とか使いきったわけではないよ周りの風の影響もあるの」
どうやら萌花は先ほどのオオカミ消滅魔法を行った時強風が吹いて中央にそして全体にまき散らされたらしいこれもどうやら精霊のおかげかなと思っておきたい、そして守弘はさらに、
「さっきも見て思ったけど萌花の攻撃力は高いからね。だから、あいつらへの威嚇ということもできる。そして、普通に馬鹿にしてくると思うからその時に萌花の実力を見せつけることが大事になってくると思うんだよね」
「ふむふむ。確かにそうだね」
「そうだとするなら、あいつらは一言言ったら流される集団だからあいつらはお前に攻撃を集中してくれるはずだ」
「いや、まずその前にオオカミ集団抹消している時点で誰が強いとか分からないんじゃ」
という最も正論のことを言われた守弘は、
「確かにそうだけど何とかする」
「また夜に戦闘ということね」
「つまりは、そういうことだ」
それを聞いた萌花は上を見て、
「それで作戦内容は、今回は考えてある」
「考えるの早くない」
という萌花の驚きをそっちのけに守弘は話始める。
「萌花は初めに軽くで、いいから魔法で敵を少しだけ殲滅させる。そしたら、敵はもえさんを標的に攻撃してくるということだろ」
「それで私に標的を集中させるからその間に何かするの。そうなると私は一人で敵に集中されるの」
「俺は農場を作る、一部のピクシーズとともにそれ以外は敵の殲滅を手伝ってもらう」
「それなら、私は一人で戦うことはないんだね」
「おう、そういうことだ」
こういうことなのだけど、分からない人もいるかもしれないので、言ってしまえば認識の違いを利用した作戦である。この作戦に、名前は付けない絶対に今だとネーミングセンスなさそうだしな。
そのためにまずは、守弘はいつものようにというかさっきのピクシーズを待機させておいて正解だったのでざっとした説明をすると、隊長は即座に理解し
「了解した。では、これからどのように振り分ければ教えてくれるか。」
それを聞かれた守弘は、これには謎があると思い考える、確かにこの1万のピクシーズ全員が同じようにできるとは限らないものな。
「じゃあ、この1万でどのような振り分けになっているの」
と聞いてみると、
「基本的にピクシーズは、4種類に分かれている。まずは、スピーこいつは偵察に優れている。弱点はあまり戦いができないということだ。そして次に、エリートこいつは万能で何でもできる戦闘もできるしそれ以外もできる。そして生産と建築を担い持つビルダー、土木作業が得意なこいつらは一番ピクシーズになりたての奴らが就く見習い職業シビラ―、基本的にはスピー以外は戦いに参加できるということだな」
ということらしい。これは意外と必要情報を聞いた気がするので基本ということで覚えておく。そして、守弘は判断し
「今回は、全員エリートということではないんですかね」
「それはそうだな、今のところは5000体がエリートで残り半分がビルダーとスピー半分だな」
ということであるらしい。
この時から、どんなことが始まるのかわからないけど全てにおいて農業という分野は今後のカギとなるベーシックいわば基礎となる部分それだけ大事にしようということになる。これが、経済力につながってくると思いたい。なので守弘は、
「じゃあ、開拓をエリート以外でエリートは戦闘チームでお願いします」
「了解、おめえら分かったか」
「「「「はーい」」」」
ということになった。全体的に戦闘チームと開拓チームに分かれたところで作戦開始と行こうじゃないか。ということで作戦が始まった。といってもやっていることはというと、まずは土を開発するということになる。まあ、それも全てピクシーズがやっているので自分は見ているだけという簡単な作業まあ今回育てる野菜だけれども今回はこの世界でのオリジナル「マーコット」と呼ばれる野菜である。種類としては何が似合うのだろうか。この村では大量に仕入れているということなのである。
「ねえねえ、これで大丈夫なの。私だけでディンクローの相手にしていて」
とティナが心配そうに尻尾が少したれそしてケモミミが少したるんでいる彼女に、
「大丈夫だ。今の萌花のステータスはすごいことになっているから大丈夫」
ということを言ってみると、ティナは
「本当かなあ。昨日はたやすく炎の精霊を従わせていたけどそれが普通にできることこれって伝承には乗っていない初めて聞くことなのよ」
とティナは言う。それはどういうことなのか聞いてみると、ティナは、
「この世界にはね。精霊信仰が主流になっているの。一部の国では神様を敬うところもあるらしいんだけどね。その精霊には火、水、木、土、闇、光という5つの属性の精霊がいてすべてはフェアリークイーンが納める幻の国フェアリーキングダムからやってきているの。そして、今回は守弘が、ピクシーズとは違う伝承とは違うフェアリーキングダムではない精霊というピクシーズとは何かが根本的な違いがあるの」
ということであるらしい。それ以外は、ティナにはわからないので少しだけ謎は残るばかりである。
一方そのころ萌花は一人でいるのも暇になっているので隊長ピクシーと剣の試合をしていた。試合形式は一撃必殺一撃でも相手に食らわせれば勝ちということである。周りのピクシーには少しだけ警戒をしてもらって隊長ピクシーと剣をまじりあう。萌花の剣の腕前はというとそこまでの実力はない。しかし、なぜか剣が勝手に動いてくれるというか指南してくれるので腕前は戦えば戦うほど伸びていくそんな感じである。これこそ言ってしまえばこの剣にも精霊が宿っているそんな感じがするのだ。炎の精霊のような感じでもあるのも確か。昨日ステータスを見たけど尋常なスピードで上昇しているからいつかどんな敵でも一発で倒せるようになる。そのようになってほしい。そんな願いを切に願いながら、萌花は隊長ピクシーを相手に戦っていく。そして、勝利は萌花であった。その戦いの間は私語禁止なので周りのピクシーズたちも周りを監視しながら応援もしていた。萌花には聞こえない小さな声である。
そんなことをしているとは守弘は、知らないままに農園ができているのをただひたすら眺めていた。ピクシーズは必死こいて荷物を運搬したり土壌を耕したり水を引いてきたりとある意味言ってしまえば土木工事が多いような気もする。自分も何かしないといけないなあとは思いつつもどうやってしていけばいいのかわからないので何も手の施しようがない。そのように感じた。というかこっちは沈みゆく夕日を眺めながら周辺警戒をするだけである。
確かステータスって自分たちだけに表示されていたけども、もし人工知能にあったりとかしないよね。ということでスマホを見てみると、
「レベル100になったら解放されます。」
ということになったのであった。
一定以上のレベルになったら解放されていく昨日はほかにもたくさんあるということだからこれからが楽しみだと感じるものだ。
そうしている間にも農場の初期型である。縦が30メートル横が10メートルの基本となる畑ができつつある。一つできれば後は量産するだけでいいらしい。
しかも、この「マーコット」というのは、現実世界いわゆる前世となってしまったがそこでいうところの芋といったところだとは思う。一週間で育ち、収穫量もそこそこあってこの村ではたくさんあるらしい。
芋だから焼きいもとかはできるのかということになってしまうけど見た感じできない。「マーコット」の見た目を説明するのをすっかり忘れていたけど焼きいもとかで使う芋を想像してもらってほしい。それと見た目は変わらない。しかし、万能食材とか言ったけどどういうところがすごいのかというとさすがは異世界といってもいいのかもしれない。増産は形でしかしないその理由は先ほどあったあれだよね。緊急ミッション1の報酬で次の緊急ミッションがあるということなのだけど。
それは、自分が念じた欲しいと思った食材を作成してくれるという優れモノなのだ。そして、自分たちは前世とは飯は変わっても美味しいので文句はないと思っていたけどこの食材のおかげである。
こんな食材を育てていくことはいいことだらけである、一番めんどくさいのはディンクローたちが邪魔してくることだな。そろそろ邪魔してきてもおかしくはないんだけどなあ。
今は夜に近かったので萌花の近くに移動して飯を食う。今日の夕飯は、ティナの作った手作り肉料理である。その肉は羊肉である、この村の近くに羊の生息地域があるとされていてそこにたまに狩りに出かけるというらしい。ラム肉は食べたことはないけれども、萌花とともに飯を食ってみると格別にうまかった。肉汁がたまらなかった。現実世界では、臭いとか癖があるといっていたが少なくてもこの世界では美味しいらしいということがわかった。
そして、緊急ミッションが言った通り夕食を食べて一日の作業が終わるころに彼らがやってきた。
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