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第一章 トゥインク王国改造編
第51話 萌花の契約妖精 正体を現す
しおりを挟むといった感じで心の中では笑いながら敵を攻撃していく。相手は炎の攻撃に弱いのか剣を一つ溶かすことに成功する。その瞬間後ろに少し下がった重騎士は態勢を取り戻すためだろうかと思う。そんな隙を与えまいとかけていき左足右足左足と3歩歩いたところで、飛び上がって炎の剣の出力を自分の体内にあると思われる己の魔力を加算して伸ばしてそして落下しながら、
「死ねええええ。この重騎士めえええええ。」
と切り刻んだ後で走り終え後ろを向くとそこには何事のなかったかのように塵が積もりその上には戦利品とでもいうかのように剣が置いてあった。それを、守弘は拾って、
「
萌花は、炎の精霊とつながっているのなら剣を折って作ればいいじゃないかといわれた。そのことについて考えている間にも、相手とこっちのぶつかり合い剣の打ち合いは続いている。何度も何度も終わることのない戦いのように感じかねないけどそこまでしんどい思いをして戦うものでもない。
それに、戦わないといけない。そろそろ、守弘も戦いが終わるだろう。それに、守弘のパートナーとなるためには、今ここで目の前の奴を屠ることに集中する。剣が折れたら、新たに作るってことは家事をするってことなのかな。しかし、精霊を・・・使っていくことでしょ・・・。
そうか、そういうことか。なら私でも行ける。新しい剣を作ることができる。そんな簡単なことになんで気づけなかったのだろう。それじゃあ、自分がバカみたいに感じちゃう。じゃあ、行ってみよう。そして負けそうになったら彼の力を借りよう。そうだ。私は・・・。
重騎士に走ってかけていく。そう、相手はすぐにぶつかろうか迷っているときにこっちからその時に同時並行で炎の精霊の力を借りるために、
「ちょっと、剣に炎を使った剣作って奴を溶かし殺すだから手伝って」
と心の中で叫ぶと、
「いいよ。これでこそ。私の炎精霊の力を十分に発揮するいいチャンスだからね。火力は7割で残りの3割は自分の炎で焦げ死ぬという展開は避けたいからその感じでよろしく」
「了解」
と連携をとる。これで勝てる。けど、油断しない。相手の行動を慎重に見分けないと、そこから両者はぶつかる。剣のぶつかり合い威力はまちまちそれに、横からの横切りはよける。そして重騎士はもう片方で剣をもう一つだし双剣モードになった。この場合は、相手を疲れさせてから切り刻むことが必要になってくる。というかこの世界の敵双剣スタイル少し多いような気もするけど気にしないでおこうかな。
それにアンデッドだった場合でもスタミナはあるはず、それを何とか削り切れば、そして相手は二つの剣をわきに構える。このモーションから考えだせることは突進攻撃、これにぶつかったら助けを呼ぶどころか一発昇天ということになる。
剣を構えて後ろが何かの柱になっていることを頭の中で信じてぶつかる瞬間に左にローリング回避は痛いので、ジャンプ会費からの焦点をずらすとそこには柱があってその上には運良すぎとでもいうかのようにつららがある。重騎士が柱にぶつかった瞬間上からつららが落ちてくる。
その時に気づく自分の近くにもあるとそしてそれも落ちそうになっているので無茶苦茶になりながら走って、
「ぎゃああああああ」
と叫びながらよける。そして、相手の重騎士は自ら自爆攻撃を行ったかのように攻撃してきやすい状況になった。そのすきを自分は逃すことはなく。重騎士に近づくとその重騎士がつららを手に取ると、そのまま投げてきた。もしかしてそれを狙っていたのかとでもいうかのようにである。それにとっさの反応ができずに剣を横にして両手で構えるとつららのせいで剣が砕ける。
その間に重騎士が走ってきていてそれで萌花の体が吹き飛ばされる。それで、吹き飛ばされてたまるかと両足で踏みとどまりそして魔法を発動した。その魔法とは炎剣作成魔法である。その魔法のおかげでそこまで下がることができない。相手がなんであろうが吹き飛ばしてかつ。そのためには自分の身がどうなろうとも勝って見せる。今回のつららが氷だったおかげでそこまでダメージが入らなかった。野球選手以上のスピードで投げてきたら受け止め切らずにさよなら的な状況になっていただろう。
「よっしゃ、炎の剣だ。行くよ」
「今回は、横によけたらそしたらそのまま攻撃していけばいいから。後、俺の名前は爆裂魔法が好きな炎精霊王バクスさまだ」
「えっと、ここで名前いうの」
「おう、後は俺だ。普段はおとなしいが戦いの時は燃えるぜ」
「そのまま燃え尽きないでね」
というまあ、面白い精霊との初のコミュニケーションだ。それにしても、爆裂魔法つまり爆破関係の魔法かあ。神殿破壊を魔法で・・・・なんか面白いかも。
といった感じで心の中では笑いながら敵を攻撃していく。相手は炎の攻撃に弱いのか剣を一つ溶かすことに成功する。その瞬間後ろに少し下がった重騎士は態勢を取り戻すためだろうかと思う。そんな隙を与えまいとかけていき左足右足左足と3歩歩いたところで、飛び上がって炎の剣の出力を自分の体内にあると思われる己の魔力を加算して伸ばしてそして落下しながら、
「死ねええええ。この重騎士めえええええ」
と切り刻んだ後で走り終え後ろを向くとそこには何事のなかったかのように塵が積もりその上には戦利品とでもいうかのように剣が置いてあった。それを、守弘は拾って、
「何とか一発撃破できた感じだな。」
と普通に言った後で、守弘が、
「この奥には絶対に強敵がいる。剣での力は示したぞ。レイス。」
と叫ぶと虹の精霊王レイスが現れて、
「確か、萌花と契約した炎の精霊はバクスだっけ。あれ炎の精霊王だろ」
と爆弾発言を一発投下した。その結果二人は、
「うん、先言ってた」
「えっ、そうなの」
となったのは言うまでもない。結果的には全員精霊を持っていて全員王という何とも言えない結果になっていた。
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