異世界間移動世界船での開拓日誌 ~未来技術で大規模開拓するってよ~

コロンact01

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第一章 トゥインク王国改造編

第45話 精霊馬の闇

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 クロック村のいざこざから数日たち守弘はこんなことを考えていた。世の中色々あるよなあ。うーん。。ということで、守弘は

「今日は役割分担してを急いでくれないかな」

 とピクシーズ全体に指示して元に戻す。彼らは作業をしたくてたまらなかったのかそれも・・・。なのかは分からないけどそれだけで全員速攻行動を始めたので多分大丈夫だろうと思いたい。ロボット集団はこれから量産体制にするように指示をしておいたのでこれから楽しみなのが正直な気分である。おととい破壊された。というか諦めて新たに生産をしているらしいけど。そして、今日までに生産されてきた新たなロボットたちに、

「じゃあ、ここにいるだ。どんどん開拓していってくれたまえ」

 ということで、いろいろあるだろうけどね。今自分たちがいるのはクロック村である。なぜいるのかは自分でもよく理解できていない。

「「承知」」

「その時に注意することは、敵対する者かしないものかわからないのに倒してしまうこと。その行為は断じて許されるものではない」

「「承知」」

「威勢のある声だな。では、解散」

 といいつつ、リンに、

「今回は、クロック村周辺の整備になる。一瞬で終わらせてくれ。なるべく手順は早くしたほうがいい」

<理由はなんでしょうか。守弘様>

「えっとだな。今我々に必要なことってさ、このクロック村が自分たちのものだと必然的に知らしめることが必要になってくると思うんだよね」

<というかおとといにクロック村が壊滅してもはや整地されているのに、後はここを開発するもう一つ理由があるのでしょ>

 なぜ何も答えてないのに次があるってわかったんだろうか。何だろう俺ってもしかして顔に出るタイプだったりとかするのかな・・・。

「えっと、もう一つは悪魔の大洞窟そこにあるレベルⅩの神殿を攻略するために時間がかかるということになる。ならばそれを解決するためには何をすればいいのか考えて行動を行えばそこまで苦労することなくクリアすることができるはずなんだけど・・・。こういう時に・・。いやこういう時に限ってなのだが区切りのいいから攻略感がする」

 ということである。まあ、区切りいいからとんでもない敵が出てくるのだろうということを自分は言いたいだけの話である。それで今日は何をしに来たのかというと、アクルスとアミルスに呼び出されたからである。呼び出したのは数回しかないのに何があるのだろうか時になる。

「じゃあ、呼ぼうかな」

<では、守弘様は萌花と一緒に離れていってね>

 なんで連れていかないといけないのかな・・・。えっと、これってどういうこと。

「どうして連れていかないといけないの」

 と聞こうとしたところでリンをスマホで眺めるとその顔はわかって言っているよね。といったふうな感じの顔つきであった。確かにそうかもしれないけど・・・。まあ、いいか自分たちを脅かすためにどっか行けということかな。ちょうどいいかもしれない事情を知らない人たちもいるのでその人たちというのも獣人やティナそしてレニーらにも話を付けとかないといけないよなあ。

 そしてアクルスアミルスがやってきたので、

「じゃあ、行こうか。アクルス」

「了解旦那」

 そして萌花は何もしゃべらないでアミルスに乗りそのままかけていった。

「どうしたんだろうな」

 と聞いてみるとアクルスは、はあとため息をついてから

「えっとな、萌花は守弘ともっと話したかった感じだぞ」

「そうだな。今日になってからそこまで話してない気がする」

「いや、まだ今は朝だからな」

「それな」

「それでも一応謝ろうぜ。今朝から一回も話しかけていないことにさ」

 ・・・なんだこの馬知っているようなだけど、もしかしてどこからかのぞいてました?

「正直の所俺もそんなことなんて一個も気にしなかった時があった。お前ぐらいの年の時や。そしてな俺は女性に対して深い傷二度と信頼関係が戻らない感じの傷ができた。だから、女性との関係はものを扱うよりもしんどいということを教えようと思っていてな」

 ・・・待てアクルスにはそんな暗い過去あったのかよ。ってか

「えっと何をしでかしたのかな」

「・・・にな・・・。これ以上は言わないでおこう」

 といって口を濁らせた。いやいやいや、ん。

「さて、そろそろ俺たちの家のティペンシー村につくけど。お前には案内しておかないところがある」

 急に真面目なことを言い始めるアクルス何のことなのかな。

「今回重要な内容の一つでと思っていてな」

「どういうこと」

「行けば分かる。これはレイスが見つけたもので結構大昔そうだな・・・。。後は、それが今後役に立つのかもしれないということだからな」

 そんな超古代兵器ということは・・・それだけ使う価値があるということになるのかな。まあ、それでは行ってみよう。

 そんな思いを乗せてアクルスは走っていく。そしてそのはるか前にはアミルスと萌花がいてアクルスたちの後ろからは大きな黒い翼をはやした悪魔ではない何かが迫ってきているのであった。それが何を象徴しているのかそれは誰にもわからない。

 というか一日で帰ってこれるのかも不安なまま精霊馬の二頭は二人を乗せたまま雲の中に突っ込んでいくのであった。
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