異世界間移動世界船での開拓日誌 ~未来技術で大規模開拓するってよ~

コロンact01

文字の大きさ
上 下
31 / 136
第一章 トゥインク王国改造編

第28話 精霊王

しおりを挟む

 そう私は、今やみに体を乗っ取られ勝手に体が動いてしまう。やっぱりやみが私の中で勝手に暴れまわって少しでもその闇を封じ込めないと私が私でなくなって私の村の住民を全員殺してしまいかねない。昔ように。絶対にそうさせたくないのにああ。もういや私けど、ああああああ。。その瞬間ティナは闇に感情を侵食され闇に堕落した。そして彼女は裸で宙に浮きそして閉じ困り尻尾は垂れ下がりもたたんで手でを隠している。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

  を助けるんだ。俺は、やみというものがどういうものなのか理解できていないけどこれは危険だからそれを何とか止めるために守弘は走り始める。

家の外にいることはわかるので、即座に外に出る。レニーが家の中にいないことから推察するにが考えられる。前者は地獄インフェルノの予感がしかしないので止めてほしいけどうーん。
どうやらのほうで正しいらしい。レニーは完全に無防備でそして彼女は完である。どうしてなのか、レニーはタオルを体に巻き付けているだけの状況なのだ。それに変わり果てたティナ・・・ここは闇にしておくかティナを侵食したやみは剣を持ちその剣も禍々しく。そこにリンが、

<タライでもぶつけます? >

 というリンの提案だけどそれではレニーさんが何をするのかということだ。リンによると、レニーは水を彼女にかけてそのすきに逃げる作戦らしい。その水を<物質変換マテリアルチェンジ>でタライに変換しそして彼女にぶつける。そうでもしないと彼女は止まることはないということで作戦開始。

リンは空気を<物質変換マテリアルチェンジ>で水に変えティナにかけようとしつつそこでもう一度<物質変換マテリアルチェンジ>を行いタライは見事にヒット。レニーさんは、人型ピクシーの特性なのか知らないけど見事な<早着替えはやきがえ>で服を着ると、こっちに気づきテレパシーなのかわからないけれども、

「えっと、

「見てないです」

「どっちでもいいんですけど。彼女のこと私に任せてくれてもいいでしょうか」

 ということは何をしようとしているのか、

「というかどういうことをするんだ一体」

と聞いてみるとレニーが、

「彼女は結局、兄に。それに加え彼女の。それにより、彼女を元に戻すためにはやみを封じ込める。ためやみとは反対のひかりの精霊と契約するのです」

 というようなことを聞いてきた。これは、

「そういうことになります。認識が早いようで助かります。ですが、それを私で行うのには時間がかかるので」

「大体何分かな」

です」

「まあ、少し長いような気もするけど、確かにというかどうして精霊と契約について知っているというかにしか見えないけど」

 それが気になり聞いてみると、

「これを言うのは初めてでしたっけね。私は、人型ピクシーでありながら基本属性の炎、水、風、土、闇、光でもあります。しかるべき時にしか精霊王としての力を使わないでそれ以外は普通にとして頑張っています」

ていうか、えええええええええええええええええええええええ。こんなところで非常に大事な情報聞いたのだけどというかやみが起き上がりこっちを攻撃してくるのでさっと攻撃を見切って左によける。それってさ、


「俺が土、萌花が炎のようにを結ぶということになるんだよな」

「そういうことですね」

「ピクシーズにもあるのか」

 ということを聞いてみると、

「精霊は人型ピクシーとして生きているのピクシーと契約することにより人型になれるの」

 ということであるらしい。なので、

「まあ、そうか。

「まあ、そういうことかな。少なからずともね。私の場合、守弘様にだけにお伝えできる内容ですがこのことは秘密でお願いしますね」

「うん、しかるべき時に萌花に伝えることにするよ」

 といったところで、やみが攻撃速度を上げレニーのほうへと向かい始める。

「ちょっと待て」

 と走り出す。そして、レニーに攻撃が届く前に彼女の目の前へと移動しそれを受け止める。そして、闇は舌打ちをしてさらに剣をかけようとしたその瞬間守弘はよけて攻撃、それを繰り返す。

「なあ、レニー彼女を引き離してもいいのかな」

やみの精霊とですか」

「まあ、そういうことになるわけだけどな」

「そうですね。この闇の精霊は兄によって無理やり契約を結ばされたので結ばせたティナの兄が死なない限りはいなくならないので封印ということになります」

「つまり、認識的にはまたやみが暴走してティナが堕落することもあるということか」

「そういうことになります、しかしその場合契約した精霊も堕落するということになります」

 それって、駄目だけど今の救済措置になるということだろ、けどもし精霊王クラスのと契約を結んだ場合なおさら危険になるということになるじゃないか。けど、それしか救うしかないなら精霊ガチャにかけるしかないということになる。


「まあ、こういうことの場合は。彼女自身に頑張ってもらうしか。」

 といったところで、リンが

<それはいけません

 というようなことを言ってきた。

「じゃあ、どうすればいい」

<彼女にだけでいいですよ、今彼女は心の奥底で闇に閉ざされ耳もふさぎ苦しんでいるということが感じられます>

「けど、声をかけるとしてもだけど

というとリンは沈黙した。ちょっとリンにもこういうところがあるけどどうしようもない。

「こういう場合って」

<信じて待ちましょう。それまで、彼女を止めるのです>

  結局こうなっちゃうんだね。じゃあ、待つためにというかそれで

 守弘の必須剣技訓練の開始だ。



‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 私は、萌花と守弘が私のことをなぐさめてくれる。今までずっと私は孤独だった。常に孤独だった。村長というのは、名前だけで皆をまとめることのできる存在ということだけで村長になった。私の父はディンクローが来た時に公開処刑された・・・・・・。本当に、あいつは倒さないといけない倒すべき存在だと思っている。なのに、なのに、異世界からの伝承者が来たから私は誰にも助けてくれないの。ああ、どうすればいいの。彼らのために私も何かをしたいけど、まだ闇が暴れる。私の心はズタボロなの。本当に誰か助けて・・・・・・

 「私が助けてあげようか」

 誰が言っているの・・・・・・。そんなこと言ってくれたのなの。

「君が強くなることができるようにする」

 私なんて私なんて誰にも期待されていないだけの本当の雑魚ざこでしかないのにいや、存在がむし見たいなのにそれでも活躍かつやくするべきなの。そんなものなんてそんな私なんて

「けど、あなたはいなくなるべきではない。いなくなりたいなんて、それこそ守弘と萌花をことになる」

 あんた誰、さっきから私のことを‥‥侮辱して一体何なのよ出ていって

「私かい。いちおう闇とは大別する光でもありなのね」

 精霊王・・・えっと、光の精霊王…

「そう、光の精霊王。兄は、対となる闇の精霊王がいる」

 そうなの。

「そうだよ、ティナ。君にしか伝えておかないけどね。」

 どうしよう、私闇の精霊に意識を持っていかれたのに…。

「いや、確か昔兄に

 …それによる堕落と。

「それで、それはわ。おっとはまだ寝てるけどね」

 じゃあ…それって、

私があなたと契約したら自分の体が元通りになるってこと?

「そういうことです。しかしながらですが、中に滞在する闇は少しずつ私のことを蝕んでいます、完全に闇に取り込まれる前にあなたを救うために最後の契約者という形でね」

 ということらしい。彼女にも闇がいるのねそれって一度私の中の闇を一度閉じ込めてくれるのね。結果的に今助かるために結ぶか結ばないかと問われたら、

結ばせていただきます。光の精霊王

「様っていやだなあ」

 では何と言ったらいいのでしょうか。

「敬語も禁止、そしてあまりにも変なことを言うのも禁止。私にはヘルスという名前があるのですから」

じゃあヘルス私と契約して

「はーい。一度、闇を封印するけど、

今を生きるためにそして、その時はあなたも救って見せる。

「おお、意欲があるねえ。私があなたと結ぶとあなたも目が覚めてくれるよね、さて目をつぶって」

 というようなことを言われたのですぐに、目をつぶる。

その瞬間淡い光が彼女を包み込む。その時ヘルスが、

「あなた、ねえ今度こそ私を救って見せてね」

そして一回危機を乗り越え光の精霊王ヘルス、ティペンシー村の一人の少女ティナは契約を結ぶのであった。
しおりを挟む
感想 1,007

あなたにおすすめの小説

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

【本編完結済み/後日譚連載中】巻き込まれた事なかれ主義のパシリくんは争いを避けて生きていく ~生産系加護で今度こそ楽しく生きるのさ~

みやま たつむ
ファンタジー
【本編完結しました(812話)/後日譚を書くために連載中にしています。ご承知おきください】 事故死したところを別の世界に連れてかれた陽キャグループと、巻き込まれて事故死した事なかれ主義の静人。 神様から強力な加護をもらって魔物をちぎっては投げ~、ちぎっては投げ~―――なんて事をせずに、勢いで作ってしまったホムンクルスにお店を開かせて面倒な事を押し付けて自由に生きる事にした。 作った魔道具はどんな使われ方をしているのか知らないまま「のんびり気ままに好きなように生きるんだ」と魔物なんてほっといて好き勝手生きていきたい静人の物語。 「まあ、そんな平穏な生活は転移した時点で無理じゃけどな」と最高神は思うのだが―――。 ※「小説家になろう」と「カクヨム」で同時掲載しております。

俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜

早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。 食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した! しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……? 「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」 そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。 無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います

霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。 得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。 しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。 傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。 基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。 が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

転生テイマー、異世界生活を楽しむ

さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。 内容がどんどんかけ離れていくので… ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ありきたりな転生ものの予定です。 主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。 一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。 まっ、なんとかなるっしょ。

学校転移﹣ひとりぼっちの挑戦者﹣

空碧
ファンタジー
〔あらすじ〕 遊戯の神【ロキ】の気まぐれにより学校ごと異世界ノーストラムに転移させられてしまった。 ロキの願いは一つ、無作為に選ばれた人間が、戦闘技術も、何も知識もない場所でどう生き抜くかを鑑賞すること。  この作品の主人公であるはユニークスキルの【ナビゲート】と共に、巻き込まれたこの世界で生き抜くべく、環境に慣れつつも帰還の手掛かりを探していく。 〔紹介〕 主人公:相川 想良 作品:学校転移﹣ひとりぼっちの挑戦者﹣ 作者:空碧 この度、初の作品となりますが、以前より個人で小説を書いてみたいと思い、今回の作品を書かせていただいております。 基本的に、9:00、21:00の毎日投稿となっております。 ご意見、ご感想、アドバイス等是非お待ちしておりますm(*_ _)m

処理中です...