異世界間移動世界船での開拓日誌 ～未来技術で大規模開拓するってよ～

第一章 トゥインク王国改造編

第１話 転移逃走 ～あなたは転生者ですか？ それとも転移者ですか？～

 　こうして異世界入場した二人であったが、この光は先ほどと同じような光でそれが収まった後で。唐突に、いきなりとはいかないけど後ろから刃物の感覚がしたという感覚がした。敵からの攻撃というよりかということよりもまさしく予言されていたかのように、言ってしまうと誰かの手で洗脳されたかのような気もするのは気のせいではないということである。

まあ、それは萌花も同じようで二人は説得に入ろうか迷ったがここは逃げるしかたないようなので、というよりかはいきなりこんな試練になるなんて想像できるかよとゼノクティスとかに文句を言いたいものである。それって転生者あいつのせいではないのか。転・生・者・つまりこっちの場合は転移したから転・移・者・ということになるとは思うけど・・・。萌花とは何かはなすきのうはないのかなと思い、

「なあ、萌花ここから逃げ出すか説明するかどうする」

と聞いてみると萌花は、

「説明するかな。　もりくんって刃物避けるの得意でしょ」

とかいうことだが、

「無理無理絶対に攻撃されるから」

「じゃあ逃げる一択ね」

ということになった。その時に後ろから声がかかるこれは宣戦布告なのかな

　「また異世界からの転・生・者・だ。　こいつは、デ・ィ・ン・ク・ロ・ー・の・手・下・だ　存在を抹消デリートせよ」

　という、まあ完全に目が朽ちているというよりかは、目が真っ黒それはまるで闇が深きカルマのように見えなくもない。それに、周りの者たちを見ると明らかに何かに呪われているかのようである。まあ、この場合は降参とか言ったら即処刑されるパターンということは目に見えてわかるので逃げる。その間にも攻撃を仕掛けてくるのでその攻撃をどのようによけるかが問題になってくるわけだ。その攻撃の種類の豊富さに翻弄させられるというのもあるんだけど、それも軌道きどうを読めば問題ない萌花の手を引っ張りつつ飛んだり横によけたりしている。萌花は、

「これは楽しいね」

とどういう訳か狂っているようにも見えた。そして守弘は走っていると目の前に尻尾の生えた獣の人型ここからは獣人というけどその集団が囲ってくる守弘は、

「なんでこうなるんだよ―――　」

　そして萌花は、

「これって。何かの試練なのかなああ。」

と叫びながら村の中を走り回る。攻撃は大体呪われているので横に振るか縦に振るかのどちらかである。最後に前方にというか全方位を囲まれ

「さあ、死ねこの転・生・者・ああああああああ」

と攻撃してくるので守弘は、萌花の足を蹴り上げお姫様だっこのような状態になったかと思うと、

「さて、飛ぶぞ」

といって空高く飛び始める。その飛行高度は、3メートル獣人たちの高さをやすやすと通り越しそしてまた走り出す。

「いやああああああ」

　と叫びながら萌花は抱っこされる。それも全速力でこの場合はどういう対処をすればいいのかわからないのだが落ち着いて冷静に考えてみればわかるかもしれない。大体村を一周してきただろうか萌花を抱えながら守弘は、

「さあて萌花。この状況を乗り越える方法って何かあるかな」

　と走りながら聞いてみると、萌花は抱っこされたまま

「うーん。これって、人工知能に聞けばいいんじゃないかなと思うなあ」

　とまあナイスのことを言うので守弘はスマホを片手に

「この状況を乗り越えるにはどうしたらいいかな」

　といっても反応しないので守弘は少しだけボリュームを大きくしたのちに

「えっと、聞こえる　この状況から抜け出す方法は」

　と聞いてみると、その答えはシンプルだった。

「そうだなあ。叫ばないといけないですね　私は、デ・ィ・ン・ク・ロ・ー・ではない。　そして、本当に召喚された時の神様の名前を言えばいいのです。」

　まあ、そういうことなので、先ほどの噴水広場に向かってもう一度全速力で走りだす。噴水広場とは最初に自分たちが召喚された場所のことを表す。そして、萌花をそのまま抱くのも何かと疲れたのでおんぶしてそのままする。お嬢様抱っこからどのように変えるかはまず、萌花を高く飛ばします。そして守弘はおんぶの準備をして飛び上がり捕まえる。たったそれだけです。

「自分で走れるよ」

　とか萌花は言っているけれども、守弘は

「疲れている感じだから、一回自分に頼ってくれということ　これでも自分はどちらかというと、体力があるほうだぜ　というかこの異世界に来たからというのもあってか体力がバリバリ増えているから安心して」

　といいながら走る。まあ、萌花も

「それなら、お願い。」

　という風に少しだけ彼女はもたれかかってくるので守弘はさらにブーストをかけて走る。そして、噴水のほうに帰ってきたら、息を吸い込みつつ

「俺はなあああ　女・神・タ・ナ・シ・ア・に派遣された人であってあいつとは全然違ううううううう」

　と叫ぶと、みんなの目が輝き始めたように見えた。これで狂ったのも戻るのだろう。そして、拍手をしてそこから獣人は全員集合しそのままジャンプし始めたかと思うと即座に土下座をはじめ、

「さっきの行動はごめんなさい」

「「「「「「ごめんなさい」」」」」」

　といい始める。まあ、守弘は

「大丈夫ですよ　あいつは俺たちと同じところ出身ですがあいつは闇つまり俺たちの敵なので、そしてあいつは自分が絶対に倒しますので　」

　まあ、これでなんとかなるだろう。


　こうして、村人たちと仲良くなったのかはわからないけどこれで仲良くなったかのように感じた。そして、守弘たちは手荒な歓迎を受けた、そして二人は飯の食べる場所とかもないので村長の家に作業着で向かう。このおかげで移動しやすくなったので少しの感謝をしていながらである。ここでは手荒い歓迎を受けたけど村長はどんな感じなのかわからないので少しだけ心配になる二人であった。それと同時に守弘は確信していた。

「俺の2番目のパートナが来るはずだ。　大体のアニメはそうだった。　だから女性よ来いやああ」

ということを心の中で叫んでいるのを忘れないで・・・。その願いはかなうのかはたまたかなわないかはこの扉を開けば決まる。