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14歳編
これまでの登場人物と用語集
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【登場人物】
ヒューバート・ルオートニス
『救国聖女は浮気王子に捨てられる~私を拾ったのは呪われてデュラハンになっていた魔王様でした~』の悪役王子。
18歳になると婚約者の聖女レナを一方的に断罪して国外追放する。
反王家派に陥れられただけでなく聖女を失って国を守る結界がなくなり、結晶化の大地に打ち捨てられて死亡する運命。
一人称は「俺」
涅色髪、赤目。
母はヒュリー
父はディルレッド
レナ・ヘムズリー
『救国聖女は浮気王子に捨てられる~私を拾ったのは呪われてデュラハンになっていた魔王様でした~』の主人公でヒューバートの婚約者。
実家の伯爵家に体内に結晶魔石を持って生まれたことから「政略結婚の道具として使えなくなった」などと言いがかりをつけられ、後妻とその使用人などから虐待されている。
さらに反王家派とずぶずぶの聖殿では、無理矢理王子の婚約者にさせられたにも関わらず、それを理由に虐められていた。
溺愛してくる“こちら”のヒューバートの信頼に応えようと急成長し、『王家の聖女』に認定される。
一人称は「わたし」
白菫色の髪、薄花色の瞳。
ランディ・アダムス
侯爵家、宰相の息子だが、優秀な兄たちに気圧され、叔母メリリア妃に身柄を預けられ聖殿派のスパイとしてヒューバートの側に仕えて苦しんでいた。
幼いヒューバートに諭されて文武両道を目指す。
最近ヒューバート信者と化している。
一人称は「自分」「俺」
父は宰相、ルディエル・アダムス(婿)
母はエミリア(側室メリリアの姉)
ジェラルド・ミラー
ミラー子爵家の嫡男。
ヒューバートの乳母兄弟でパティの弟。
結晶病患者だったが、ヒューバートがレナを紹介して治癒してくれたことから彼の従者となる。
なんでも人並み以上にできてしまう天才肌。
性格はゆるい。
一人称は「ぼく」成長後も「ぼく」
青髪、緑目。
パティ・ミラー
ヒューバートが破滅回避のためにレナ付きの侍女兼護衛にするジェラルドの姉。
母と弟の結晶化病を治してもらったことでレナとレナに引き合わせてくれたヒューバートに忠誠を誓う。
母親はアラザ
一人称は「あたし」
青髪緑目。
アグリット・リーンズ(20歳)
研究塔二階で出会った植物研究者の男性。
当時は学生だったが、ヒューバートと懇意にしたことで正式に王宮植物研究員の地位を得た。
魔樹を始め、様々な植物を研究し育てている。
穏やかな性格だが、植物の着ぐるみを通してしか会話ができない。
一人称は「わたくしめ」
紫紺髪片方目隠れ、紫目。
レオナルド・ルオートニス
ヒューバートの異母弟。側室メリリアの息子。
ヒューバートが13歳の誕生日の時、大好きだった侍女が辞めたことをきっかけに母親から離反。
兄を尊敬し、いつか辞めてしまった侍女マリヤに求婚することを目標に聖殿打倒に燃える。
赤みのある金髪と紫目。
一人称は「僕」
ラウト
結晶化した大地、ワイバーンによって抉られたシェルター内の結晶内にいた、千年前の人類。
名前以外の記憶を失っており、見た目は十代半ばとかなり若い。
ヒューバートをお兄ちゃん、レナをお姉ちゃんと呼んで慕う。
スペックがジェラルド並み。
金髪碧眼の中性的な美少年。
一人称は「僕」
〔聖殿〕
マルティア
聖殿にて新たな聖女に認定された平民出身の娘。
『救国聖女は浮気王子に捨てられる~私を拾ったのは呪われてデュラハンになっていた魔王様でした~』の物語の中で、ヒューバートを垂らし込んだ浮気相手。
〔死者の村〕
デュラハン
結晶化した大地に浮かぶ村を作り、口減らしなどを理由に結晶化した大地に入ってきた者を集めたりしているハイクラスの魔法師。
「人を救うこと」を信条としており、誰に対しても分け隔てなく接する。
『救国聖女は浮気王子に捨てられる~私を拾ったのは呪われてデュラハンになっていた魔王様でした~』でレナを救い、結ばれる運命の相手は彼らしい。
鳶色の髪、右目・紫、左目・青
トニス
結晶化した大地に浮かぶ村『死者の村』育ちの男性。
デュラハン製の魔道具『晶魔獣使役の首輪』を用いて村の外へ出稼ぎに出かける元凄腕の暗殺者『羊の返り血』、その人。
見た目とは裏腹に人類では最強クラスに強い。
茶髪茶目のくたびれた中年。
【世界観用語録】
・結晶大陸
文字通り一部の大地が結晶化している大陸。
結晶化した大地はエリア1~エリア18までナンバーがつけられており、各国で資源として奪い合いになっている。
人類は土のあるところに住み、小国を含めると六つほど国がある。
結晶化した大地には晶魔獣というモンスターに埋め尽くされており、動植物もまた結晶化した大地に長時間いると結晶化してしまう。
・晶魔獣
結晶化した大地に蔓延る魔物。
結晶の体を持ち、多種多様な種類があるが、どれも共通して口と耳しかなく、目と鼻が存在しない。
時折人間の生活圏内に侵入し、人を襲う。
襲われて怪我をすると結晶病を発症して死ぬため、遭遇したら最後。
・結晶病
肉体が徐々に結晶化する奇病。
世界全体がこの病に侵されており、晶魔獣に襲われなくとも突然発症してしまう。
聖女の治癒魔法で治るが、再発する場合もある。
明確な治療法も特効薬も未だ開発されておらず、聖女は国に一人か二人と大変少ないため基本的に発症したらよほど運が良くなければ死ぬ病。
・結晶魔石
結晶化した大地から採取できる魔石。
体内に結晶魔石を持たない人間の魔法を使うための媒体『杖』の核として使われる。
・結晶化した大地
人間を含めたあらゆる動植物がエリア内に短時間で結晶化してしまう。
年間数センチずつ拡大しており、人類は聖女を用いてその拡大を難み、生活圏を確保している。
・聖女
体内に結晶魔石を持ち生まれてくるレア体質で、結晶化耐性を持つ女性。
なぜか女性しか結晶化の耐性のある者が生まれてこない。
体内の魔石の魔力を用いて、国を結晶化から守る結界を張る。
なお、聖女の体内に宿る結晶魔石は、結晶化した大地や晶魔獣から採取されるものとは別物であることがわかっている。
・聖殿
体内に結晶魔石を持つ少女を集め、聖女として育成する聖女専門育成機関及び施設。
現在は腐敗が進み、反王家派とずぶずぶ。
・魔力と魔法
基本的に誰でも魔力は持っているため、魔法も学べば使える。
魔法を使うには『杖』が必要。
体内魔力量は生まれつき多い者以外は地道に伸ばすしかない。
・結晶化津波
晶魔獣の群れが津波のように押し寄せる、いわゆる魔物大量発生。
・大和
千年前、ルオートニス王国がある土地にあった国の名前。
日本によく似た文化文明を持ち、言語も日本語に近い。
技術大国であったらしく、研究塔やギギはその名残りである。
【機体】
・サルヴェイション
ギア・フィーネシリーズ一号機。
千年前の技術ですら再現不可能な技術で造られた巨大ロボット。
いつ誰がなんのためにどうやって製造したのかさえ誰にもわからない。
レナを“歌い手”と呼び、守護することを条件にヒューバートが本来の持ち主より借り受けている。
かつては別の名称であったが、現在の登録者にサルヴェイションの名称を与えられた。
現在はヒューバートとレナに貸出中。
・光炎
石晶巨兵完成体一号機。
ヒューバート主体で製造された高純度結晶魔石で動く巨大な魔道具。
晶霊獣の討伐だけでなく、結晶化耐性を持つため結晶化した大地探索にも使用できるため、世界終末からの脱却の可能性を示す。
誰でも操縦できるよう、ヒューバート、ランディ、ジェラルドが順番で操縦して操縦性向上に努めている。
・地尖
石晶巨兵完成体二号機。
ヒューバート主体で製造された高純度結晶魔石で動く巨大な魔道具。
人型であるコウエンと違い、狼のような四足獣型。
晶霊獣の討伐だけでなく、結晶化耐性を持つため結晶化した大地探索にも使用できるため、世界終末からの脱却の可能性を示す。
誰でも操縦できるよう、ヒューバート、ランディ、ジェラルドが順番で操縦して操縦性向上に努めている。
ヒューバート・ルオートニス
『救国聖女は浮気王子に捨てられる~私を拾ったのは呪われてデュラハンになっていた魔王様でした~』の悪役王子。
18歳になると婚約者の聖女レナを一方的に断罪して国外追放する。
反王家派に陥れられただけでなく聖女を失って国を守る結界がなくなり、結晶化の大地に打ち捨てられて死亡する運命。
一人称は「俺」
涅色髪、赤目。
母はヒュリー
父はディルレッド
レナ・ヘムズリー
『救国聖女は浮気王子に捨てられる~私を拾ったのは呪われてデュラハンになっていた魔王様でした~』の主人公でヒューバートの婚約者。
実家の伯爵家に体内に結晶魔石を持って生まれたことから「政略結婚の道具として使えなくなった」などと言いがかりをつけられ、後妻とその使用人などから虐待されている。
さらに反王家派とずぶずぶの聖殿では、無理矢理王子の婚約者にさせられたにも関わらず、それを理由に虐められていた。
溺愛してくる“こちら”のヒューバートの信頼に応えようと急成長し、『王家の聖女』に認定される。
一人称は「わたし」
白菫色の髪、薄花色の瞳。
ランディ・アダムス
侯爵家、宰相の息子だが、優秀な兄たちに気圧され、叔母メリリア妃に身柄を預けられ聖殿派のスパイとしてヒューバートの側に仕えて苦しんでいた。
幼いヒューバートに諭されて文武両道を目指す。
最近ヒューバート信者と化している。
一人称は「自分」「俺」
父は宰相、ルディエル・アダムス(婿)
母はエミリア(側室メリリアの姉)
ジェラルド・ミラー
ミラー子爵家の嫡男。
ヒューバートの乳母兄弟でパティの弟。
結晶病患者だったが、ヒューバートがレナを紹介して治癒してくれたことから彼の従者となる。
なんでも人並み以上にできてしまう天才肌。
性格はゆるい。
一人称は「ぼく」成長後も「ぼく」
青髪、緑目。
パティ・ミラー
ヒューバートが破滅回避のためにレナ付きの侍女兼護衛にするジェラルドの姉。
母と弟の結晶化病を治してもらったことでレナとレナに引き合わせてくれたヒューバートに忠誠を誓う。
母親はアラザ
一人称は「あたし」
青髪緑目。
アグリット・リーンズ(20歳)
研究塔二階で出会った植物研究者の男性。
当時は学生だったが、ヒューバートと懇意にしたことで正式に王宮植物研究員の地位を得た。
魔樹を始め、様々な植物を研究し育てている。
穏やかな性格だが、植物の着ぐるみを通してしか会話ができない。
一人称は「わたくしめ」
紫紺髪片方目隠れ、紫目。
レオナルド・ルオートニス
ヒューバートの異母弟。側室メリリアの息子。
ヒューバートが13歳の誕生日の時、大好きだった侍女が辞めたことをきっかけに母親から離反。
兄を尊敬し、いつか辞めてしまった侍女マリヤに求婚することを目標に聖殿打倒に燃える。
赤みのある金髪と紫目。
一人称は「僕」
ラウト
結晶化した大地、ワイバーンによって抉られたシェルター内の結晶内にいた、千年前の人類。
名前以外の記憶を失っており、見た目は十代半ばとかなり若い。
ヒューバートをお兄ちゃん、レナをお姉ちゃんと呼んで慕う。
スペックがジェラルド並み。
金髪碧眼の中性的な美少年。
一人称は「僕」
〔聖殿〕
マルティア
聖殿にて新たな聖女に認定された平民出身の娘。
『救国聖女は浮気王子に捨てられる~私を拾ったのは呪われてデュラハンになっていた魔王様でした~』の物語の中で、ヒューバートを垂らし込んだ浮気相手。
〔死者の村〕
デュラハン
結晶化した大地に浮かぶ村を作り、口減らしなどを理由に結晶化した大地に入ってきた者を集めたりしているハイクラスの魔法師。
「人を救うこと」を信条としており、誰に対しても分け隔てなく接する。
『救国聖女は浮気王子に捨てられる~私を拾ったのは呪われてデュラハンになっていた魔王様でした~』でレナを救い、結ばれる運命の相手は彼らしい。
鳶色の髪、右目・紫、左目・青
トニス
結晶化した大地に浮かぶ村『死者の村』育ちの男性。
デュラハン製の魔道具『晶魔獣使役の首輪』を用いて村の外へ出稼ぎに出かける元凄腕の暗殺者『羊の返り血』、その人。
見た目とは裏腹に人類では最強クラスに強い。
茶髪茶目のくたびれた中年。
【世界観用語録】
・結晶大陸
文字通り一部の大地が結晶化している大陸。
結晶化した大地はエリア1~エリア18までナンバーがつけられており、各国で資源として奪い合いになっている。
人類は土のあるところに住み、小国を含めると六つほど国がある。
結晶化した大地には晶魔獣というモンスターに埋め尽くされており、動植物もまた結晶化した大地に長時間いると結晶化してしまう。
・晶魔獣
結晶化した大地に蔓延る魔物。
結晶の体を持ち、多種多様な種類があるが、どれも共通して口と耳しかなく、目と鼻が存在しない。
時折人間の生活圏内に侵入し、人を襲う。
襲われて怪我をすると結晶病を発症して死ぬため、遭遇したら最後。
・結晶病
肉体が徐々に結晶化する奇病。
世界全体がこの病に侵されており、晶魔獣に襲われなくとも突然発症してしまう。
聖女の治癒魔法で治るが、再発する場合もある。
明確な治療法も特効薬も未だ開発されておらず、聖女は国に一人か二人と大変少ないため基本的に発症したらよほど運が良くなければ死ぬ病。
・結晶魔石
結晶化した大地から採取できる魔石。
体内に結晶魔石を持たない人間の魔法を使うための媒体『杖』の核として使われる。
・結晶化した大地
人間を含めたあらゆる動植物がエリア内に短時間で結晶化してしまう。
年間数センチずつ拡大しており、人類は聖女を用いてその拡大を難み、生活圏を確保している。
・聖女
体内に結晶魔石を持ち生まれてくるレア体質で、結晶化耐性を持つ女性。
なぜか女性しか結晶化の耐性のある者が生まれてこない。
体内の魔石の魔力を用いて、国を結晶化から守る結界を張る。
なお、聖女の体内に宿る結晶魔石は、結晶化した大地や晶魔獣から採取されるものとは別物であることがわかっている。
・聖殿
体内に結晶魔石を持つ少女を集め、聖女として育成する聖女専門育成機関及び施設。
現在は腐敗が進み、反王家派とずぶずぶ。
・魔力と魔法
基本的に誰でも魔力は持っているため、魔法も学べば使える。
魔法を使うには『杖』が必要。
体内魔力量は生まれつき多い者以外は地道に伸ばすしかない。
・結晶化津波
晶魔獣の群れが津波のように押し寄せる、いわゆる魔物大量発生。
・大和
千年前、ルオートニス王国がある土地にあった国の名前。
日本によく似た文化文明を持ち、言語も日本語に近い。
技術大国であったらしく、研究塔やギギはその名残りである。
【機体】
・サルヴェイション
ギア・フィーネシリーズ一号機。
千年前の技術ですら再現不可能な技術で造られた巨大ロボット。
いつ誰がなんのためにどうやって製造したのかさえ誰にもわからない。
レナを“歌い手”と呼び、守護することを条件にヒューバートが本来の持ち主より借り受けている。
かつては別の名称であったが、現在の登録者にサルヴェイションの名称を与えられた。
現在はヒューバートとレナに貸出中。
・光炎
石晶巨兵完成体一号機。
ヒューバート主体で製造された高純度結晶魔石で動く巨大な魔道具。
晶霊獣の討伐だけでなく、結晶化耐性を持つため結晶化した大地探索にも使用できるため、世界終末からの脱却の可能性を示す。
誰でも操縦できるよう、ヒューバート、ランディ、ジェラルドが順番で操縦して操縦性向上に努めている。
・地尖
石晶巨兵完成体二号機。
ヒューバート主体で製造された高純度結晶魔石で動く巨大な魔道具。
人型であるコウエンと違い、狼のような四足獣型。
晶霊獣の討伐だけでなく、結晶化耐性を持つため結晶化した大地探索にも使用できるため、世界終末からの脱却の可能性を示す。
誰でも操縦できるよう、ヒューバート、ランディ、ジェラルドが順番で操縦して操縦性向上に努めている。
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