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帰還のさなか

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「ノイン様!」
「ああ、よかった……!」
「えっと、心配をかけてごめんなさい。シドの注告を聞かなかったせいで、その……色々あって……」
 
 駆け寄ってきたリークスとガーウィルに、ノインは目を背けながら謝る。
 ノインに対して二人は「いいんです」「ご無事ならそれで」と笑顔を浮かべた。
 
「それで、今後の方針は」
「資料は二人が集めてくれたから、一路本部に帰ることにするよ。ボクの体調をリグさんに診てもらいたいし」
「そうですか。了解しました」
 
 なにか言いたげなシド。
 二人ともシドには反発していたのに、ノインの言うことにはすんなりと了承して笑顔まで浮かべる。
 ノインも複雑な表情。
 話が終わると一歩、二歩と後退り、シドの後ろに回り込む。
 
「ノ、ノイン様? どうしてその男の後ろに?」
「え、えーと……体調が、ちょっと全快って感じじゃなくて……リグさんに診てもらえるまでは……シドに面倒診てもらうことになるから……」
「そう……なのですか」
 
 二人はどう見ても納得はしていない様子だ。
 しかし、ノインの様子がいつもと違うので二人とも顔を見合わせて追及は控えた。
 シドがフローラに一度態勢を整えてから戻ると告げて、ノインの体調を最優先に本部への帰還を選択したのだ。
 レンブランズ連合国のこの場所から本部までは列車を乗り継いで二日。
 僻地からバスで半日。
 宿泊のできる寝台大型列車に部屋を四つ取り、各自の部屋で一日。
 
「シド……」
「ああ、来たか」
 
 寝台大型列車で昼食後。
 ノインは体が熱を帯びてきたのでシドの部屋を訪れた。
 頬を紅潮させて、息を荒くしている。
 集めた資料に目を通していたシドが椅子から立ち上がり、ノインを部屋に招き入れた。
 
「どうしたの?」
「……別に」
 
 部屋に入ると、扉を閉めたシドが一つ、魔石道具を取り出した。
 それは[サイレント]の魔石道具。
 盗聴防止と、遮音の効果がある強力なやつだ。
 
「お前、声我慢できなさそうだから。一応な」
「ありがとうございます」
 
 心の底からお礼を言って促されるままベッドに座る。
 ふう、ふう、と息がますます上がってきた。
 もう“する”ことしか考えられなくなってきている。
 視線もシドの股間から動かない。
 
(正気に戻ったら……後悔するんだろうな)
 
 そんなのわかっているのに、涎が口の端から垂れ始めた。
 太くて長いものを、尻に挿れたい。
 たくさん奥を拡げて、擦って、いじめてほしい。
 セックスの快感が全身を支配して、股間が腫れ上がり、貫かれている時の熱の感覚が全身に広がる。
 
「あ……あっ……は、早く、早く、ほしい……」
「ハァーーー」
 
 深い溜息。
 そんな反応をされるとは思わず、口を覆う。
 シドには「違う、そうじゃなくて」と言われ、ベッドに座らせられた。
 
「【鬼仙国シルクアース】にはスライムがいないんだ」
「ス、スライム……?」
「今からお前の中に指挿れるけど、さすがに洗浄とかはして……ないよな?」
「洗浄……?」
「まあ、そういう反応をすると思ったから一応野生のスライムを一匹保護してきた。少し我慢しておけよ」
「え、あ?」
 
 ズボンの隙間に、手のひらサイズの緑色のスライムを入れられる。
 元々野生のスライムだというそれは、ノインの肌を滑り、尻穴の中ににゅるん、と入っていく。
 
「ひっ、う……!」
「じゃ、終わったらやるから」
「え、え!?」
 
 まさかの放置。
 尻の中に入ってきたスライムは、なんとも気持ちのいい質量で奥に入り、中をピリピリと刺激する。
 一番初めに、ピンクのスライムが入ってきた時のような感じだった。
 
「ひっ、い……い、あっ、あっ、あっあ……あはぁ……っ、はっあぁ……!」
 
 いやらしい動きなどではないが、そういう動きはそういう動きで快感を得られるよう尻穴を締め上げれば気持ちがいい――と、体は学んでいる。
 何度も何度も中に入っていたスライムを締めつけ、奥へと招くように尻穴の中がうねった。
 両手が自身の性器に伸びる。
 すっかり硬くなり、勃ち上がってしまった性器を、懸命に両手で擦り上げた。
 あの時の――搾乳機やイソギンチャクのような筒の動きを思い出しながら、右手で必死な擦る。
 左手は乳首を抓り、揉みしだく。
 
「あ、あ……な、なんでぇ……あの時みたいに、気持ちよくないの……っ」
 
 自分でやるからなのか、あの時の理性を引きちぎるような感覚がない。
 乳首は自分でやるから手加減をしてしまうのか、痛みも弱く片方しか弄れないのがもどかしい。
 性器はどんなに擦っても尻からの刺激が物足りない上、自分自身で自慰すら初めてなのでどうしても辿々しくなる。
 ここが気持ちいい、と触りながら裏筋やカリの部分が特に感じるとわかったけれど、そこばかり擦ると痛みに似た刺激が走って手が止まってしまう。
 あの無遠慮で、しかし加減のよくわかっている器具やスライムは、実はなかなかのテクニシャンだったのだと思い知る。
 熱だけが渦巻いて、涙が溢れてきた。
 再びテーブルに向き直り、本や手帳を読み込むシドにノインは恨みがましい視線を送る。
 早く解放されたいのに――。
 
「シ、シド……は、早く……早くほしい、よぉ」
「ケツの掃除が終わったらな。そのスライムやるから、明日から尻の中掃除したあとに来いよ」
「なっ……なん……」
 
 なにを言っているのだろうか。
 ベッドからずり落ちて、床に座り込みながらそれでも性器を擦り続ける。
 ふと、あの、性器の中に棒のようなものが挿れられた時のことを思い出す。
 あれは気持ちがよかった。
 上から弱点が潰されて、中で擦れて、両方からいじめられて。
 あれを思い出しながら、尻の中に自分の指を入れる。
 
「あ、あ、あっ、あっあっ、ああっ、あっ、んん、はぁっ、ああッ、ウ、ン、ぁ、はあっ、はあっ……!」
 
 違う、もっと奥だ。
 根元まで指を二本、自分の尻穴の中に挿れる。
 スライムのねっとりした冷たい体に指が包まれた。
 弱点のところまで必死に指を曲げて擦ろうとするけれどあと一歩、届かない。
 角度が悪いのか。
 けれど、発情は魔力を注がれなければ終わらない。
 このまま自慰に耽っていても、終わらないのだ。
 
「ぁぁっ、うう! ね、ねぇ! もう! もういいでしょ……! お願い! お願いだからぁ……!」
「洗浄終わったのかよ」
「わ、わかんないぃ! でも、もう我慢できないんだよぉ!」
「まだ五分しか経ってないだろう。【獣人国パルテ】のスライムだから、俺の指示はまだあんまり聞かねぇし。適性属性じゃないから、契約もできないし」
「そ、そんな、こと、言ってないでっ、お、お願いだから、もう、挿れて……お願い……!」
 
 ぱた、ぱた、と床に唾液と汗、先走りが垂れて落ちる。
 肌が過敏になっていく。
 ベッドのシーツを握る力もなくなりつつある。
 床に座り込んだまま腰が痙攣し始めて、中の刺激で軽く意識が飛んだ。
 
「は――あ、は……ぁっ……はあっ、ああ……っ! ま、待っ……イ……っ、イク……あ、あ、あっ、ぁぁあああぁっ!」
 
 全身が震えて、目の前がちかちかと点滅する。
 ベットの縁に額を擦りつけ、腰を浮かせて指をさらに奥へと押し込む。
 その圧迫感で、背中に甘い痺れが駆け抜ける。
 
(気持ちいい……気持ちいい……気持ちいい……! でも、足りない、足りない! シドの――)
 
 目の前に、シドがいるのに。
 男性器が目の前に、あるのに。
 涎を垂らしながら、這うようにシドの太ももに手を置くと、ギョッとした表情で見下ろされた。
 
「ほ、ほし……もう、我慢……むり……! コレ、ちょうだ……」
 
 シドの股の間に入り込もうとしたが、舌打ちして腕を掴まれ、ベッドに放られる。
 頭を押さえつけられて、腰の帯剣ベルトを外され腕を後ろに縛り上げられた。
 これでは下半身を触れない。
 
「や……! な、なんでっ!」
「ケツの洗浄が終わるまで“待て”だ。ベッドは汚すなよ。汚すなら床に転がすぞ」
「うっ……うっ、む、無理、むり……ムリ!」
「じゃあ床に寝てろ」
「わあ!」
 
 ひょい、と持ち上げられて本当に床に転がされる。
 信じられなくて見上げると、嫌悪感に満ちた表情で見下ろされていた。
 
(あ……)
 
 その表情に、悲しむどころか体の熱が増す。
 背筋がゾクゾクと、今まで感じたことのない種類の熱を感じて股間が腫れて痛い。
 犬のように涎を垂れ流しにして、体の向きを変え、なんとか上半身を起こす。
 尻を床に叩きつけ、中のスライムをぎゅうぎゅう締めつけると、まるで犯されているような感覚になる。
 もう背中を向けてしまったシドの背中を見ながら、その感覚で一人楽しむことしかできない。
 
(なんで、ボク、おかしいのに、おかしいのに……つらい、のに……っ)
 
 その背中が振り返ってくれないかと、そればかり願いながら腰を上下させる。
 切なくて、寂しくて、ほしいものがもらえなくて苦しくてつらい。
 
(発情のせい……なのかな? 発情のせい、だよねぇ? でも、でも……っ)
 
 こぷん、と音を立てて尻穴からスライムが出てくる。
 ズルズル抜けていく感覚に喉を仰け反らせて声を上げた。
 中途半端だが、それは今までで一番強い絶頂。
 
「あ……い、あああぁぁぁ……!」
 
 スライムが床に散らばったノインの体液を吸い始める。
 ちゅう、ちゅる、じゅる、と。
 その音でようやくシドが振り返った。
 綺麗な白緑の瞳が蔑んだような、憐れむような色を滲ませ見下ろしてくる。
 迫り上がるような快感で痺れた。
 しょろろろろ……と性器から透明な液体が溢れてくる。
 
(あ……漏らしちゃっ……た……)
 
 恥ずかしいのに、その恥辱心も体の熱を上げていく。
 その液体もスライムが吸い上げてくれるけれど、自分の体液すら美味しそうに見えてきた。
 
「どうされたい?」
「あ……」
 
 その声だけで、脳みそが痺れる。
 舌が出て、ほしい、しか言えない。
 
「どうやって?」
「あ……ぁっ……お、お尻に……おちんちん、ふ、太いの、中に、挿れて、ぐちょぐちょに、して、ほしい……奥までいっぱいずくずく突いて、泣かせて……」
「……そういうことじゃねぇんだよなぁ」
 
 はあ、と溜息を吐かれて、その声だけでまた腰の奥にズク、と重いものを感じた。
 じゃあ、お口に挿れて、と懇願すると冷たい目で見下ろされる。
 
「昨日みたいに俺に抱き着いてされたいか、それとも壁に向かって俺にケツ突き出してされたいか。どっちがいい?」
「あ……っ」
 
 昨日のように抱き合うような状態で指でイカされるか、壁に向かって立たされて後ろから弄ばれたいか。
 どちらも魅力的で、先程の冷たい対応との温度差で頭が混乱する。
 昨日の刺激もいいが、新しい刺激も体験してみたい。
 そんな欲求に唾液を飲み込み、後ろからと呟く。
 
「立って壁向け」
「う、うん」
 
 立ち上がって、背を向ける。
 ベルトが外れ、両手が解放された。
 
「壁に手をつけ」
「は、い……」
 
 言われた通り力なく壁に手をつく。
 シドが近づいてくる気配に息を吐き出す。
 期待で尻穴がキュンとする。
 
「挿れるぞ」
「う、うん……は、早く……っ――アッ! ……ッ、ぁ、ぁぁぁああああっ……!」
 
 挿入ってきた、と声と涙が溢れた。
 シドに「おい、締めすぎて入っていかねーよ」とクレームを言われるが、ずっとほしかったものを挿入れられたら仕方ない。
 でも、できればもっと――エゲツない太さと長さのモノでめちゃくちゃにシてほしかった。
 そんなことを頭の片隅で思うけれど、それでもシドの指が入ってきたことの方に全身が悦んだ。
 
「指一本でコレって……まあ指の一本でも入ればできるけどな」
「はっ、はぁ、はあっ、はあ、あぁっ、はぁっ」
「がっつきすぎだろ。若いって怖えな」
 
 奥に。もっと奥に。
 中の蠢きだけで指を奥に誘い込む。
 たった一本の指で、また性器がバキバキに勃ち上がって射精しそうになる。
 注がれる魔力で布ずれだけで肌が過敏に反応してしまう。
 腰を前後に動かして、必死に指を弱いところに擦りつける。
 
「ヘコヘコ腰振って楽しそうだな。娼館の娼婦でもそんなカオしねぇぞ。なんでそんなできあがってんだか」
「だ……って、ぇ……シドが……早く、挿れて、くれ、ない、か、らぁ……!」
「自分の堪え性のなさを人のせいにするな。そんなに早くほしいんなら一気にイカせてやるよ」
「ひっ……!?」
 
 力づくて根元まで指を挿れられる。
 目を見開き、背を仰け反らせた。
 指一本。
 あの施設で挿れられた太く長い器具に比べれば、なんてこともないモノのはずなのに熱くて凄まじい快感の衝撃で体が爆発したかと思った。
 
「――――ア……アッ、アー……ッ」
 
 声もなく絶頂して、全身から力が抜けていく。
 シドが腰に腕を回して支えてくれなかったら、きっと倒れていた。
 ビクン、ビクンと激しく全身が跳ねる。
 舌を出したまま、意識が飛んだ。
 
「……なんでだ?」
 
 そんなノインの様子に、本気で焦らしすぎた自覚のないシドが心底不思議そうに首を傾げて呟いた。



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