流星群の落下地点で〜集団転移で私だけ魔力なし判定だったから一般人として生活しようと思っているんですが、もしかして下剋上担当でしたか?〜

古森きり

文字の大きさ
上 下
28 / 112
4章

登場人物と用語集

しおりを挟む
【登場人物】

 加賀深カガミリョウ(17歳)
 現代の女子高生。
 渋谷ハロウィンに来ていた者と共に異世界に召喚されたが、魔力発現がなくこの世界の基準において大外れのモブ。
 しかし実際はリョウだけがリグ・エルセイドに召喚された、規格外の魔力を持つ正式な召喚魔。
 黒髪黒目(高麗納戸色)
 《護衛召喚魔》
 稲荷狐いなりきつねのおあげ
 治化狸ちばけたぬきのおかき

 真堂刃《しんどうじん》(17歳)
 リョウの幼馴染で別の学校に通っている。
 希少適性である【竜公国ドラゴニクセル】の適性の他、【神鉱国ミスリル】、【獣人国パルテ】、【神霊国ミスティオード】の適性まで持つ。
 黒茶髪(黒鳶)黒茶色目(赤褐色)
 一人称は「オレ」


【ユオグレイブの町】

 クタン
 町のギャンググループ『エレゾン』のリーダー。
 リョウに一目惚れする長身ムキムキ。
 アラバとは仲が悪く、すぐ喧嘩になってノインにフルボッコにされる。
 なお、出番があるかはわからない。

 オラバ
 町のギャンググループ『メゾラ』のリーダー。
 顔の濃ゆいムキムキマッチョ。
 クタンとは犬猿の仲ですぐ喧嘩になるがノインに見つかるとフルボッコにされる。
 なお、出番があるかはわからない。


【ユオグレイブの町 民宿・カーベルト】

 リータ(25歳)
 カーベルトを運営する若い女性。
 両親を地上げ屋に殺されたが、自由騎士団のレイオンとノインが寄宿先に選んだため現在は地上げは落ち着いている。
 そのことに感謝しているため、困っている人を寄宿させて店を守ろうとしている。
 金髪(蒲公英色)茶色目(雀茶色)

 ノイン・キルト(14歳)
 カーベルトに寄宿する自由騎士団フリーナイツの第二級位騎士。
 若いが天才と呼ばれており、レイオンの弟子としてユオグレイブの町に来て用心棒としてカーベルトに滞在している。
 出身の村を初めて握った剣で守り抜いたが、「教えてもいないのに剣で戦えた」ことを理由に両親から恐れられてしまうも「生まれながらの騎士」とレイオンに讃えられたことを誇りにしている。
 白髪(卯の花色)青目(紺碧)
 一人称は「ボク」

 レイオン・クロッス(54歳)
 カーベルトに滞在する自由騎士団フリーナイツの騎士。
 ノインの師匠でもあり、剣聖の一人。
 そろそろ引退したいと思っていた矢先、同僚の剣聖がシドに負けて引退の機会をなくしてしまいノインには早く剣聖になってほしいと思っている。
 二十年前の戦争の英雄の一人でもある。
 白髪(灰青)青目(紺桔梗)
 一人称は「わし」


【召喚警騎士団】

 フィリックス・ジード(23歳)
 ユオグレイブの町の召喚警騎士団の召喚魔法師であり騎士。
 ジンたちの保護者のような立場であり、彼らと事件を解決するよう面倒を見ている。
 一人だけ能力を発現しなかったリョウのことを気にかけてくれる。
 平民出身の成り上がりだが成績は召喚魔法師学校首席で、努力家。
 成績が良すぎて貴族たちに目をつけられて嫌がらせを受けていたが、屁とも思っていない鋼のメンタルの持ち主でもある。
 寝坊魔。
 相棒は猿人のキィルー。
 金髪(鶸色緑色寄りの黄色)橙目(萱草色)
 一人称は「おれ」

 キィルー
 獣人の国『パルテ』出身の猿人。
 変身能力があり、完全な猿化が可能。
 人語はやや拙く、ほとんど「ウキー」で済ます。
 一人称は「ぼくたん」

 ミルア・コルク(23歳)
 ユオグレイブの町の召喚警騎士団の召喚魔法師であり女騎士。
 フィリックスの同期で同級生。貴族の出身だが家の適性属性とは別の属性を発現させて、勘当同然に飛び出している。
 相棒はエルフのオリーブ。
 黒髪(黒紅)緑目(千歳緑)
 一人称は「あたし」

 オリーブ
 エルフの国『神林国』出身。
 ミルアの相棒召喚魔。エルフの女性で魔法が得意。
 ミルアの不遇っぷりに腹を立てており、少しでも淑女らしくすれば貴族に戻れるのでは、と案じている。
 一人称は「わたくし」

 スフレ・エーコル(20歳)
 新人のユオグレイブ召喚警騎士団の騎士。
 まだ相方召喚魔がおらず、先輩に事務処理を丸投げさりがち。
 フィリックスと同じく平民出身の成り上がりで、貴族に相棒になり得そうな流入召喚魔をことごとく奪われるという虐めを受けていた。
 ノインの強さを認めており、羨ましく思っている。

 
【獣人地区の塔】

 リグ・エルセイド(20歳)
 異世界『エーデルラーム』の召喚魔法師。
『消失戦争』を引き起こした召喚師の組織『聖者の粛清』の長ハロルド・エルセイドの息子でシドの双子の弟。
 私欲のためにダロアログに囚われ囲われている。
 長年の性的虐待と暴力で逃走する気を失っており、ダロアログに加担する形でリョウたちを召喚した。
 諦念的で自罰的。他者に自分を委ねてしまうところが強い。
 黒髪紫目。
 一人称「僕」

 シド・エルセイド(20歳)
 異世界『エーデルラーム』の賞金首にして[無銘むめい魔双剣まそうけん]という魔剣使い。
 20年前に『消失戦争』を引き起こした召喚魔法師の組織『聖者の粛清』の長ハルロド・エルセイドの息子でリグの双子の兄。
 犯罪組織の長の子というレッテルであらゆる犯罪を肩代わりさせられ、すっかり凶悪犯に仕立て上げられたが本人も大概凶悪。
 しかし弟への情は本物で、リグが唯一求めた助けに応じたリョウをなんだかんだ助けてくれる。
 なお、剣聖二人に“剣士”として認められたことは本人なりに誇りとなっており、自分より弱い相手などにはむやみやたらに剣を抜いて戦わなくなった。
 懸賞金は三十億ラーム。
 金髪(淡黄)碧眼(白緑)
 一人称は「俺」

 風磨《フウマ》
 シドの契約召喚魔で、【鬼仙国シルクアース】の上鬼忍。
 一人称は「拙者」


 ガウバス
 【獣人国パルテ】出身の獅子シシオ種の獣人。
 エーデルラームに来て混乱と従属の恐怖から召喚魔法師を襲っていた。
 行き場を失っていたところをリグに拾われ、以来リグを「ダンナさん」と呼び慕っている。
 見た目は怖い。
 リグのしてくれるブラッシングと顎の下を撫でられるのが何より大好き。
 ダロアログとシドには化け猫呼ばわりされている。
 一人称は「わし」


【聖者の粛清】+【赤い靴跡】

 ダロアログ・エゼド
 リグとシドを攫い、シドに逃げられつつも私欲のためにリグの才能と名前と血筋を悪用してきた極悪人。
 幼児誘拐で身代金を荒稼ぎするだけでなく、自身の欲望を満たして殺害するなどして広域指名手配されている。
 幼児趣味と男色嗜好の持ち主で十五年近くリグを虐待。シドに根深く憎まれている。
 現在は完全にシドと実力が逆転し、逃げ回るのに必死。
 懸賞金は一億ラーム。
 灰色髪(薄鼠)黒目(藍鉄)
 一人称は「俺」

 アッシュ
『赤い靴跡』の実働部隊幹部。
 シドとは顔見知りで、悪友的関係。
 ワイヤー入りで伸び縮みする扱いの難しい剣を扱う。
 懸賞金一億ラーム。
 灰色髪 (アッシュグレイ) 赤目 (カーマイン)
 一人称は「俺」


【用語・世界観】

 異世界『エーデルラーム』
 人間が住む世界。
 八つの異世界と隣接する↓

【機雷国シドレス】
 機械化学が進化した国。サイボーグ、ロボ、機械兵、人形兵、ドローンが住む。

【神林国ハルヘルム】
 主にエルフが住まう異世界。
 伝承存在は世界樹ユグドラシア。

【神鉱国ミスリル】
 主にドワーフが住まう異世界。
【戦界イグディア】はミスリルの伝承存在が打った宝剣や聖剣、妖刀、魔剣が意志を持ちできた世界だと言われている。
 伝承存在は神槌モルゲン、魔剣匠オリゲル。

【鬼仙国シルクアース】
 鬼、妖、仙人、仙女、神子などが住まう異世界。
 伝承存在は阿修羅、鬼神剣鬼、妖夜叉、仙人無限幻人、九尾の狐、六道仙人など。

【神霊国ミスティオード】
 霊体の存在、幽霊や天使や悪魔や精霊、魔精、神霊、魔王が住む世界。
 伝承存在は神霊エニス、魔王サターン、冥王タナトスなど。

【獣人国パルテ】
 獣人、半獣人、妖精、神獣、霊獣、聖獣が住む。
 伝承存在は獣王クラッセ、妖精王、妖精女王、神獣パルテなど。

【竜公国ドラゴニクセル】
 竜、竜人、龍、龍人、竜神、龍神が住まう国。
 伝承存在は竜神ガングニル、龍神王龍など。

【戦界イグディア】
 武器の世界。意思を持つ武器は宝剣、聖剣、魔剣など。それらを手にした者は須く王となると言われる。
 伝承存在は神剣七支刀御霊の剣ななつさやみたまのつるぎ、聖剣エクスカリバー、宝剣デュランダル、魔剣イグディア、妖刀ムラマサなど。

『エーデルラーム』は人間だけが住み、適性がある者は召喚魔法が使える。
 ※召喚魔法は魔力と先天性の適性がある人間にしか使えない。
 ※召喚魔法師は魔力と適性のある者しかなれない。
 ※召喚魔法師は原則異世界からたった一体しか召喚できない。それが相棒と呼ばれる契約召喚魔のことである。

 ◆召喚警騎士団◆
『エーデルラーム』で一般的な治安維持組織の一つ。
 主に召喚魔法師の管理を行っている。
 冒険者でも召喚魔法が使えるものは、召喚警騎士団で召喚魔法師に登録義務がある。
 召喚警騎士になった者は召喚警騎士学校を卒業している専門職でありエリート。
 フィリックス、ミルア、スフレはこちらに所属。

 ◆警騎士団◆
『エーデルラーム』で一般的な治安維持組織の一つ。
 主に犯罪の取り締まりや捜査、治安維持や犯罪抑止などを目的に設立されている。
 ユオグレイブの町では召喚警騎士団とセットになっており、貴族の多い召喚警騎士団の下位組織として活動を余儀なくされ士気が非常に低い。

 ◆召喚魔法◆
 適性と魔力のある人間が、八異世界の魔石を用いて使う魔法の一種。
 特に強力なものであり、一般的な補助魔法(身体強化魔法など)とは一線を博す。
 いくつかの契約形態を持ち、ポピュラーなのは専属契約召喚魔法と限定召喚魔法。
 限定召喚魔法は、コスト(魔力やその他の代償、供物など)を支払い戦闘時や魔石に魔法付与を行うだけのもので、契約済みの契約魔石で数分召喚するもの。
 時間延長は魔力を消費するので結構大変。

 ◆家契召喚かけいしょうかん
 召喚魔法師と召喚魔が“家”で契約したものを指す。
 家名を持つ代々の召喚魔法師家系当主が歴代の当主と契約した召喚魔を受け継いでいることが多く、中でも初代が契約した召喚魔は伝承存在に近いものがほとんどと言われる。
 契約召喚魔がいても、家契召喚かけいしょうかん契約を交わしている家契召喚魔かけいしょうかん魔は契約魔石を持つ“家名を持つ血筋の者”ならば何体でも召喚が可能。
 王侯貴族が絶対的な権力を持つのも、家契召喚かけいしょうかんの召喚魔が強力であるため。

 ◆専属契約召喚魔◆
 召喚魔法師が“個人”で契約したものを指す。
 契約した個体と憑依召喚魔法という特殊な魔法で半融合し、その召喚魔の能力を直接使用可能とするため非常に強力。
 また、専属契約した個体はコストをかけずに離れた場所から呼び寄せられたり、召喚主の魔力を直接流し込み一時的に強化や成長、進化させることができる。
 ※召喚主が死んだら召喚された者は元の世界に帰れない。
 ※最近では流入召喚魔からパートナーを選ぶ者もいる。フィリックスとキィルーはこのタイプ。

 ◆流入召喚魔 (流入異界民)◆
『消失戦争』で無作為に『エーデルラーム』に連れてこられた召喚主を持たない召喚魔。
 召喚主を持たないため元の世界に帰れず、三ヵ国に保護されているが、現状穏やかな生活を送れている者は全体の三分の一程度と言われている。

 ◆魔獣◆
 戦争に使われた召喚されたモノを繁殖させ、野生化したもの。
 魔力と魔石を持つものをそう呼び、ほとんどが異形で巨大な体を持つ。
 倒すと魔力の塊、魔石を残す。

 ◆『聖者の粛清』
 貴族に虐げられてきた召喚魔法師が立ち上げた犯罪組織。
 二十年前にハロルド・エルセイドが独立国樹立を宣言し、世界三ヵ国に宣戦布告を行った。通称『消失戦争』。
 現在は世界三国同盟軍に敗れ、弱体化している。

 ◆『赤い靴跡』
 犯罪代行を行う犯罪組織。
 金でなんでもやる。
 現在は主な顧客が王侯貴族。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

家出したとある辺境夫人の話

あゆみノワ@書籍『完全別居の契約婚〜』
恋愛
『突然ではございますが、私はあなたと離縁し、このお屋敷を去ることにいたしました』 これは、一通の置き手紙からはじまった一組の心通わぬ夫婦のお語。 ※ちゃんとハッピーエンドです。ただし、主人公にとっては。 ※他サイトでも掲載します。

婚約破棄の甘さ〜一晩の過ちを見逃さない王子様〜

岡暁舟
恋愛
それはちょっとした遊びでした

シンメトリーの翼 〜天帝異聞奇譚〜

長月京子
恋愛
学院には立ち入りを禁じられた場所があり、鬼が棲んでいるという噂がある。 朱里(あかり)はクラスメートと共に、禁じられた場所へ向かった。 禁じられた場所へ向かう途中、朱里は端正な容姿の男と出会う。 ――君が望むのなら、私は全身全霊をかけて護る。 不思議な言葉を残して立ち去った男。 その日を境に、朱里の周りで、説明のつかない不思議な出来事が起こり始める。 ※本文中のルビは読み方ではなく、意味合いの場合があります。

跡継ぎが産めなければ私は用なし!? でしたらあなたの前から消えて差し上げます。どうぞ愛妾とお幸せに。

Kouei
恋愛
私リサーリア・ウォルトマンは、父の命令でグリフォンド伯爵令息であるモートンの妻になった。 政略結婚だったけれど、お互いに思い合い、幸せに暮らしていた。 しかし結婚して1年経っても子宝に恵まれなかった事で、義父母に愛妾を薦められた夫。 「承知致しました」 夫は二つ返事で承諾した。 私を裏切らないと言ったのに、こんな簡単に受け入れるなんて…! 貴方がそのつもりなら、私は喜んで消えて差し上げますわ。 私は切岸に立って、夕日を見ながら夫に別れを告げた―――… ※この作品は、他サイトにも投稿しています。

お嬢様はお亡くなりになりました。

豆狸
恋愛
「お嬢様は……十日前にお亡くなりになりました」 「な……なにを言っている?」

私だけが赤の他人

有沢真尋
恋愛
 私は母の不倫により、愛人との間に生まれた不義の子だ。  この家で、私だけが赤の他人。そんな私に、家族は優しくしてくれるけれど……。 (他サイトにも公開しています)

選ばれたのは私ではなかった。ただそれだけ

暖夢 由
恋愛
【5月20日 90話完結】 5歳の時、母が亡くなった。 原因も治療法も不明の病と言われ、発症1年という早さで亡くなった。 そしてまだ5歳の私には母が必要ということで通例に習わず、1年の喪に服すことなく新しい母が連れて来られた。彼女の隣には不思議なことに父によく似た女の子が立っていた。私とあまり変わらないくらいの歳の彼女は私の2つ年上だという。 これからは姉と呼ぶようにと言われた。 そして、私が14歳の時、突然謎の病を発症した。 母と同じ原因も治療法も不明の病。母と同じ症状が出始めた時に、この病は遺伝だったのかもしれないと言われた。それは私が社交界デビューするはずの年だった。 私は社交界デビューすることは叶わず、そのまま治療することになった。 たまに調子がいい日もあるが、社交界に出席する予定の日には決まって体調を崩した。医者は緊張して体調を崩してしまうのだろうといった。 でも最近はグレン様が会いに来ると約束してくれた日にも必ず体調を崩すようになってしまった。それでも以前はグレン様が心配して、私の部屋で1時間ほど話をしてくれていたのに、最近はグレン様を姉が玄関で出迎え、2人で私の部屋に来て、挨拶だけして、2人でお茶をするからと消えていくようになった。 でもそれも私の体調のせい。私が体調さえ崩さなければ…… 今では月の半分はベットで過ごさなければいけないほどになってしまった。 でもある日婚約者の裏切りに気づいてしまう。 私は耐えられなかった。 もうすべてに……… 病が治る見込みだってないのに。 なんて滑稽なのだろう。 もういや…… 誰からも愛されないのも 誰からも必要とされないのも 治らない病の為にずっとベッドで寝ていなければいけないのも。 気付けば私は家の外に出ていた。 元々病で外に出る事がない私には専属侍女などついていない。 特に今日は症状が重たく、朝からずっと吐いていた為、父も義母も私が部屋を出るなど夢にも思っていないのだろう。 私は死ぬ場所を探していたのかもしれない。家よりも少しでも幸せを感じて死にたいと。 これから出会う人がこれまでの生活を変えてくれるとも知らずに。 --------------------------------------------- ※架空のお話です。 ※設定が甘い部分があるかと思います。「仕方ないなぁ」とお赦しくださいませ。 ※現実世界とは異なりますのでご理解ください。

側妃契約は満了しました。

夢草 蝶
恋愛
 婚約者である王太子から、別の女性を正妃にするから、側妃となって自分達の仕事をしろ。  そのような申し出を受け入れてから、五年の時が経ちました。

処理中です...