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ふたつの体
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きょとんとこちらを見上げてくるリヒトへと、ゆっくり手を伸ばす。
リヒトの視線が、ユリウスの動きを追いかけてきた。
ユリウスは両手の指で、華奢な体の線を辿った。リヒトがこくりと喉を鳴らす。
「リヒト」
ユリウスは甘い声でオメガの名を呼び、横たわる体の上に乗りあげた。
そのまま、キスをする距離で、囁く。
「悪い子は、お仕置きだ」
ユリウスの言葉に、リヒトの満月の瞳が大きく見開かれた。
次の瞬間。
ユリウスはこしょこしょと裸のわき腹をくすぐった。
リヒトがきゃあと悲鳴を上げ、足をバタつかせながら身を捩る。
「ゆ、ゆぅりさ、まっ、わぁっ、あっ、あははっ」
逃げようとする体を抑え込み、ユリウスは容赦なく指を動かす。
きゃらきゃらと笑うリヒトの体動に合わせて、シーツが波打った。
「ひぃあっ、あ、あははっ、く、くすぐったいですっ」
笑うリヒトの呼気が、はふはふと浅く乱れた。
ユリウスがくすぐるのをやめてからも、しばらくリヒトの笑いは引っ込まなかった。
はふ、はふ……。
息が整うのにしたがって、やがて屈託のない笑い声も弱まってゆく。
視線が、絡み合っている。
リヒトの目と、ユリウスの目が、しっかりと交わり、絡まり合って、互いにまばたきすることもやめていた。
リヒトの胸が、わななくように上下に動いた。
「ゆぅりさま」
つたない声が、ユリウスを呼んだ。
「ゆぅりさま、大好きです。ユーリ様も、ユーリ様の匂いも、大好きです。僕、ユーリ様と繋がりたいです」
リヒトの告白は、ユリウスの涙腺を刺激した。
うん、とユリウスはうなずいた。
うん。うん。
頷いているうちに、涙が溢れてきた。
慌てて目を押さえると、ベッドに肘をついて半身を起こしたリヒトが、いつもユリウスがそうするように、ユリウスの頬をてのひらでそっと拭ってくれた。
「ユーリ様? どこか痛いですか?」
心配そうな声音に、ユリウスは泣き笑いの表情になった。
頬に触れるリヒトの手をやわらかく捕らえ、てのひらにキスをする。
「どこも痛くないよ。ただ、ちょっと……」
ユリウスは束の間、言葉を探した。
目の前には、裸のリヒト。
この子に、こんなふうに触れられる日がくるとは思っていなかった。
諦めていた、というのとは違う。
いつかリヒトに発情期が来たときには、大切に大切に体を開こうと思っていた。
その、いつか、が。
まだ発情期も訪れていないリヒトに乞われる形で、いま、ユリウスの前にあった。
完全に想定外の事態だ。
でも、それでも。
「嬉しくて、ちょっと感動しちゃった」
泣くなんて情けない、と思いつつもユリウスは、素直におのれの気持ちを吐露した。
握ったリヒトの手の甲、手首の骨の尖り、肘の内側に順に口づけてゆき、改めて細い体を押し倒した。
「リヒト、愛してる。愛してるよ、僕のオメガ」
「ゆぅりさま」
ひたい同士を押し付け合い、ぐりぐりと動かすとリヒトがうふふと笑った。
その唇を、深く奪う。
反らされた首の後ろに手を差し込み、後頭部を支えながら、舌を差し込んだ。
黒い首輪。そこと肌の隙間から、オメガの誘惑香が溢れている。
こんなにも濃く甘い香りを放っているのに、これでまだ発情期じゃないないというのだから恐ろしい。
この子が発情になったら、僕はどうなっちゃうんだろう。
そんなことを考えながら、ユリウスはリヒトのやわらかな舌を吸った。
長い間五感を封じられていた反動だろうか。リヒトは些細な刺激にも強く反応する。
けれど未成熟なまま成長をやめてしまった体は、その刺激がなんなのか、理解することができない。
それがわかるからユリウスは、決して性急な真似はするまいとおのれに言い聞かせながらも、リヒトに触れることのできる喜びに目が眩みそうだった。
さきほどくすぐったわき腹を、すっと撫で上げると、リヒトがビクっと体を跳ねさせた。
「ゆ、ゆぅりさま、くすぐらないで」
「くすぐってるんじゃないよ。リヒト、これは愛撫だ」
「あいぶ?」
「きみの気持ちいいところを探してるんだ。リヒト、くすぐったいだけかな?」
指で辿った場所を、今度は唇で辿る。舌で舐め、時折ちゅっと吸い付く。薄いリヒトの皮膚は、すぐに赤い花びらのうっ血を浮かび上がらせた。
ちゅ、ちゅ。
鎖骨や胸の付近にキスを落としながら、細い体を撫で回す。
ビク、ビク、と小さな反応を見せていたリヒトが、やがて頬を紅潮させ、手を口元へと持って行った。
「ゆぅりさま、なにか、へんです」
「なにも変じゃないよ。リヒト」
腕の付け根、無毛の腋下を吸い、薄い胸を揉むようにすると、リヒトの吐息が熱くなった。
はふ、と息を吐いたリヒトが、内腿をこすり合わせている。
邪魔な布団は早い段階で横に丸まっていた。ユリウスは無防備な裸体とおのれのオメガの香りに脳が沸騰しそうなほどの興奮を覚えた。
まだもうすこし。
もうすこしちゃんと感覚を教えてから……。
そう思う傍から堪えきれない衝動に突き動かされて、リヒトの胸のささやかな飾りを口に含んでしまう。
乳暈も、中心の粒も小さくて、色も薄かった。その突起をしゃぶると、
「ひゃっ」
とリヒトが叫んだ。
「な、なんで、そんなとこ」
「くすぐったい?」
「くすぐったくは、ない、けど……ひゃんっ、あっ、ゆ、ユーリ様っ、あっ、なにか、おかしいですっ、お、おなかが、もぞもぞして……」
「そのもぞもぞが、気持ちいいってことだよ、リヒト」
「き、きもちよくないです。お風呂と全然違いま、あ、あっ、ひゃ、あ」
乳首への刺激に、リヒトの腰が浮いた。
胸を舐めながら、ユリウスはリヒトの太ももを撫でた。
初めての感覚に翻弄されるリヒトは、混乱しているかのように首を遮二無二振っていた。
「あっ、だめ、だめ、ゆぅりさまっ、あっ」
体をよじりながら逃げようとするリヒトの腰を掴んで、元の位置に引きずり戻し、ユリウスは胸からようやく口を離した。
唾液で濡れたそこが、色味を増していた。
止まった愛撫にホッとしたかのように、リヒトが息を吐く。
「リヒト、見てごらん」
ユリウスの声に、リヒトが潤んだ瞳を瞬かせ、とろりと視線を流してくる。
その目を自身の下腹部へ向けるよう誘導すると、リヒトは自分の体に起きた変化に気づいて、目を真ん丸に見開いた。
リヒトの足の間で、小ぶりの性器が勃ち上がっている。
「……ぼく、病気ですか?」
恐々とリヒトが問いかけてきた。その言い方が可愛くて、ユリウスはくっくっと肩を揺らして笑ってしまう。
リヒトの視線が、ユリウスの動きを追いかけてきた。
ユリウスは両手の指で、華奢な体の線を辿った。リヒトがこくりと喉を鳴らす。
「リヒト」
ユリウスは甘い声でオメガの名を呼び、横たわる体の上に乗りあげた。
そのまま、キスをする距離で、囁く。
「悪い子は、お仕置きだ」
ユリウスの言葉に、リヒトの満月の瞳が大きく見開かれた。
次の瞬間。
ユリウスはこしょこしょと裸のわき腹をくすぐった。
リヒトがきゃあと悲鳴を上げ、足をバタつかせながら身を捩る。
「ゆ、ゆぅりさ、まっ、わぁっ、あっ、あははっ」
逃げようとする体を抑え込み、ユリウスは容赦なく指を動かす。
きゃらきゃらと笑うリヒトの体動に合わせて、シーツが波打った。
「ひぃあっ、あ、あははっ、く、くすぐったいですっ」
笑うリヒトの呼気が、はふはふと浅く乱れた。
ユリウスがくすぐるのをやめてからも、しばらくリヒトの笑いは引っ込まなかった。
はふ、はふ……。
息が整うのにしたがって、やがて屈託のない笑い声も弱まってゆく。
視線が、絡み合っている。
リヒトの目と、ユリウスの目が、しっかりと交わり、絡まり合って、互いにまばたきすることもやめていた。
リヒトの胸が、わななくように上下に動いた。
「ゆぅりさま」
つたない声が、ユリウスを呼んだ。
「ゆぅりさま、大好きです。ユーリ様も、ユーリ様の匂いも、大好きです。僕、ユーリ様と繋がりたいです」
リヒトの告白は、ユリウスの涙腺を刺激した。
うん、とユリウスはうなずいた。
うん。うん。
頷いているうちに、涙が溢れてきた。
慌てて目を押さえると、ベッドに肘をついて半身を起こしたリヒトが、いつもユリウスがそうするように、ユリウスの頬をてのひらでそっと拭ってくれた。
「ユーリ様? どこか痛いですか?」
心配そうな声音に、ユリウスは泣き笑いの表情になった。
頬に触れるリヒトの手をやわらかく捕らえ、てのひらにキスをする。
「どこも痛くないよ。ただ、ちょっと……」
ユリウスは束の間、言葉を探した。
目の前には、裸のリヒト。
この子に、こんなふうに触れられる日がくるとは思っていなかった。
諦めていた、というのとは違う。
いつかリヒトに発情期が来たときには、大切に大切に体を開こうと思っていた。
その、いつか、が。
まだ発情期も訪れていないリヒトに乞われる形で、いま、ユリウスの前にあった。
完全に想定外の事態だ。
でも、それでも。
「嬉しくて、ちょっと感動しちゃった」
泣くなんて情けない、と思いつつもユリウスは、素直におのれの気持ちを吐露した。
握ったリヒトの手の甲、手首の骨の尖り、肘の内側に順に口づけてゆき、改めて細い体を押し倒した。
「リヒト、愛してる。愛してるよ、僕のオメガ」
「ゆぅりさま」
ひたい同士を押し付け合い、ぐりぐりと動かすとリヒトがうふふと笑った。
その唇を、深く奪う。
反らされた首の後ろに手を差し込み、後頭部を支えながら、舌を差し込んだ。
黒い首輪。そこと肌の隙間から、オメガの誘惑香が溢れている。
こんなにも濃く甘い香りを放っているのに、これでまだ発情期じゃないないというのだから恐ろしい。
この子が発情になったら、僕はどうなっちゃうんだろう。
そんなことを考えながら、ユリウスはリヒトのやわらかな舌を吸った。
長い間五感を封じられていた反動だろうか。リヒトは些細な刺激にも強く反応する。
けれど未成熟なまま成長をやめてしまった体は、その刺激がなんなのか、理解することができない。
それがわかるからユリウスは、決して性急な真似はするまいとおのれに言い聞かせながらも、リヒトに触れることのできる喜びに目が眩みそうだった。
さきほどくすぐったわき腹を、すっと撫で上げると、リヒトがビクっと体を跳ねさせた。
「ゆ、ゆぅりさま、くすぐらないで」
「くすぐってるんじゃないよ。リヒト、これは愛撫だ」
「あいぶ?」
「きみの気持ちいいところを探してるんだ。リヒト、くすぐったいだけかな?」
指で辿った場所を、今度は唇で辿る。舌で舐め、時折ちゅっと吸い付く。薄いリヒトの皮膚は、すぐに赤い花びらのうっ血を浮かび上がらせた。
ちゅ、ちゅ。
鎖骨や胸の付近にキスを落としながら、細い体を撫で回す。
ビク、ビク、と小さな反応を見せていたリヒトが、やがて頬を紅潮させ、手を口元へと持って行った。
「ゆぅりさま、なにか、へんです」
「なにも変じゃないよ。リヒト」
腕の付け根、無毛の腋下を吸い、薄い胸を揉むようにすると、リヒトの吐息が熱くなった。
はふ、と息を吐いたリヒトが、内腿をこすり合わせている。
邪魔な布団は早い段階で横に丸まっていた。ユリウスは無防備な裸体とおのれのオメガの香りに脳が沸騰しそうなほどの興奮を覚えた。
まだもうすこし。
もうすこしちゃんと感覚を教えてから……。
そう思う傍から堪えきれない衝動に突き動かされて、リヒトの胸のささやかな飾りを口に含んでしまう。
乳暈も、中心の粒も小さくて、色も薄かった。その突起をしゃぶると、
「ひゃっ」
とリヒトが叫んだ。
「な、なんで、そんなとこ」
「くすぐったい?」
「くすぐったくは、ない、けど……ひゃんっ、あっ、ゆ、ユーリ様っ、あっ、なにか、おかしいですっ、お、おなかが、もぞもぞして……」
「そのもぞもぞが、気持ちいいってことだよ、リヒト」
「き、きもちよくないです。お風呂と全然違いま、あ、あっ、ひゃ、あ」
乳首への刺激に、リヒトの腰が浮いた。
胸を舐めながら、ユリウスはリヒトの太ももを撫でた。
初めての感覚に翻弄されるリヒトは、混乱しているかのように首を遮二無二振っていた。
「あっ、だめ、だめ、ゆぅりさまっ、あっ」
体をよじりながら逃げようとするリヒトの腰を掴んで、元の位置に引きずり戻し、ユリウスは胸からようやく口を離した。
唾液で濡れたそこが、色味を増していた。
止まった愛撫にホッとしたかのように、リヒトが息を吐く。
「リヒト、見てごらん」
ユリウスの声に、リヒトが潤んだ瞳を瞬かせ、とろりと視線を流してくる。
その目を自身の下腹部へ向けるよう誘導すると、リヒトは自分の体に起きた変化に気づいて、目を真ん丸に見開いた。
リヒトの足の間で、小ぶりの性器が勃ち上がっている。
「……ぼく、病気ですか?」
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