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本編
第三十四話 満月に祈りを込めて④*
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「……ぁ……っ、……ぁ……」
続く絶頂に生理的な涙が流れ落ち、その後の余韻にぼんやりと酔いしれる。
「……ぁ、ん……っ」
はっきりしない思考の中、そっと顔を上げたライトがルージュの蜜壺からゆっくりと指を引き抜いて、過敏になっている身体は、その感覚にさえぴくん、と小さく反応する。
「大丈夫?」
優しく顔を覗き込まれ、ぼんやりと焦点をライトに合わせたルージュは、直後、顔を真っ赤に沸騰させていた。
「――っ!?」
「可愛かったよ」
あまりの恥ずかしさから言葉を失うルージュへと、ライトはちゅ……っ、と甘いキスを落としてくる。
「俺の手で気持ちよくなってくれて嬉しい」
心からそう思っていることがわかる、とても優しく甘い笑み。
「……っ、ラ、イト……ッ」
そんなライトにどんな反応を返したらいいのかわからず、ルージュはあちらこちらへ視線を彷徨わせる。
「好きだよ」
目元や頬に口付けられ、身体だけでなく心までくすぐったさが広がっていく。
「ライト……」
どんな時でも優しく、一番にルージュのことを思ってくれるライト。
けれど、そんなライトの呼吸がどこか苦しそうに乱れ、無理に笑っているような違和感を覚え、ルージュはどうかしたのだろうかと瞳を瞬かせる。
「……ライト……?」
「ん?」
ルージュの呼びかけにそう微笑むライトは、一見いつも通りのように見え、やはり無理をしているように感じられた。
「……ライト……、辛いの……?」
「!」
心配そうに問いかければ、僅かにその目は見張られて、ルージュは自分の感覚が間違っていなかったことを確信する。けれど、ライトが辛そうにしているその原因はわからない。
「……ライ……、ト……?」
「こんなルージュを前にして、抑えが効かなくなるのは当然でしょ?」
くす、と苦笑いを洩らすライトに、ルージュは不思議そうに瞳を瞬かせる。
「え……?」
「めちゃくちゃにしたくなる」
「!?」
甘い笑顔のまま耳元で告げられて、その意味を察して動揺する。
「怖がらないで。そんなこと、しないから」
ね? と。
そう微笑んでルージュの顔へ優しいキスを落としてくるライトは、本当に心からルージュのことを思ってくれていて。
「……え……、えと……、ライ、ト……?」
「ん?」
おずおずとライトの顔を見上げれば、やはりそこには優しく自分を見つめてくる瞳があって、ルージュはこくりと小さく息を呑むと、緊張でドキドキと胸を高鳴らせながらゆっくりと口を開いていた。
「……い、いよ……?」
「?」
ん? と向けられる瞳を見ていられずに、そっと視線を外しながら言葉を紡ぐ。
「ライトの……、したいようにして」
「! ルージュ……ッ」
熱くなった顔でチラリと視線を投げれば、ライトは驚きと戸惑いの色を浮かべていて、消え入るように口にする。
「……すごく気持ちよくしてもらったから」
ライトに導かれた絶頂は、とても恥ずかしかったけれど、とても気持ちが良かった。
今もまだ、その心地よさにふわふわしている。
けれどそれはルージュだけで。愛し合うこの行為は二人でするものだから。
「今度はライトが気持ちよくなる番……、でしょ?」
「っ、なに言って……」
「私だって、ライトに気持ちよくなってほしい」
「! っ、だからって、ルージュを傷つけたくないんだ……っ」
自分の思いを正直に口にすれば、ライトの顔には苦悩の表情が浮かび、ルージュの口元は自然と綻んでいく。
「ありがとう」
優しい優しいライト。
いつでもルージュのことを一番に考えてくれて。
「でも、もう大丈夫だから」
そう言って、ルージュは恥ずかしそうにはにかんだ。
「きて……?」
こんなふうにライトは優しすぎるから。例えそれが無意識のもので、ライト自身が気づいていなかったとしても。いつの間にか負荷がかかって、そうして“ナイト”が生まれた。
「……さっきから、お腹の奥が切なく疼いているの」
それは、本当のことだ。
次から次へと愛液を生み出すお腹の奥は、新たな蜜を零す度に切なげな収縮を繰り返していて。
「……だから……っ」
「っ! ルージュ……ッ」
精一杯の思いを言葉にしたルージュに、どこか切羽詰まったライトの声が上がった。
「そんなふうに煽られたら、もう抑えられなくなる……っ」
「うん……。いいよ?」
苦しげに見つめられ、こくりと小さく頷いた。
「……ゆっくりするから……。どうしても耐えられそうになかったら言って」
「うん……」
抑えられないと言いながらも、やはりルージュへの気遣いを忘れることはなく、ライトはちゅ……、と優しく甘いキスを落としてくる。
「好きだよ」
「うん」
「ずっと、この瞬間を夢見てた」
「うん……」
そっと膝を曲げられて、それがライトを受け入れるための体勢だと気づいて、反射的に身構えてしまう。
多少の知識だけはあったとしても、未知の経験は少し怖い。
すでに恋人と経験済みだという友人から、最初は痛いとも聞いている。
それでも。
「ルージュ……」
「ん……」
優しく唇を重ねられ、口づけの甘さと優しさに強張った身体からは少しずつ力が抜けていく。
「ん……っ、ん……」
舌と舌とを絡ませ合い、互いの唾液を交換する、くちゅり……っ、という水音が脳に響く。そうしてそのいやらしさと官能に酔っていると、蜜口に熱く硬い存在を感じ、ルージュはびくっ、と身体を震わせていた。
「いくよ……?」
「あ……っ!」
ぐ、と蜜口を押し開かれ、大きく見開いた瞳の端からぽろりと涙が零れ落ちる。
「……ぁ……っ、あ……っ!」
少しずつ、少しずつ。ルージュの胎内に埋められていく屹立に、細い嬌声が上がる。
「痛くない?」
「大、丈夫……っ、あ……っ?」
違和感と圧迫感はあるけれど、痛いという感覚はそれほどない。
「あ……っ!」
だが、しばらくすると侵入者を拒むような気配がするところがあって、ルージュはびくりと腰を震わせていた。
「……ぁ……っ」
ライトもそれに気づいたのか、無理に腰を押し進めてくる様子はない。
けれど。
「……く……っ」
「ラ、イト……?」
なにかを耐えるようにライトの顔が苦痛に歪み、こめかみから汗が流れていることに気づいたルージュは、おずおずとライトの様子を窺った。
「っ、ごめん……っ、想像以上にルージュのナカが狭くて……っ」
そう謝罪するライトの表情は、本当に辛そうで。
「でも、温かくて気持ちがよすぎて……っ」
ぐ、と奥歯を噛み締めて苦悶の表情を浮かばせるライトに、ルージュはそっと腕を伸ばす。
「……我慢しなくていいから」
「っ、だからルージュ……ッ、そうやって煽られたら……っ」
ライトの背中に手を回し、そう小さく笑ったルージュに、ライトは顔を歪ませる。
優しい優しいライト。
どんな時でもルージュを大切にしてくれて。
だから。
「好き」
「!」
そんなライトが愛おしくて、自然と零れ落ちた微笑みと言葉に、ライトの瞳は驚いたように見開かれた。
「ね?」
「っ、ルージュ……ッ」
ライトの顔が罪悪感と抑え切れない衝動に歪み、荒い吐息が洩れる。
「ごめん……っ、ちょっと辛い思いさせるかも……っ」
「大丈夫」
辛そうな表情で謝るライトに、柔らかく微笑み返す。
「いくよ……?」
「うん」
ルージュの膝裏を掴んだライトの手に力が籠もり、ルージュはこくりと頷くと深い吐息をついた。
その直後。
「あ……っ!? ひ……、ぁあ…………っ!」
胎内へ痛みが走り、奥へと入り込んでくる灼熱に悲鳴が上がる。
「ルージュ……ッ」
「ひぁ……っ、あ、あ……っ!」
「ごめん……っ」
優しくできなくて。と謝られ、細い悲鳴を上げながらもふるふると首を横に振る。
「でも」
「あ……っ!」
ぐっ、と。さらに奥まで腰を押し付けられ、ルージュの瞳からは涙の雫が舞った。
「……やっと、ルージュと一つになれた……」
「ぁ……っ」
そう熱い吐息を洩らしたライトの声色は本当に嬉しそうで。ぴくん……っ、と。痛みではない、確かな快楽から身体が小さく震えた。
「うん……」
そんなライトに抱きついて、ルージュもまた幸せの涙を流す。
「……嬉しい」
僅かな痛みはあるけれど、それよりも遥かに、ライトに確かに愛されているという多幸感に満たされる。
こうしてライトを受け入れることができて嬉しいと、心の底からライトへの愛を実感できる。
心も身体も繋がって。一つになって。
「ライト……」
「っ、ルージュ……ッ」
身体は本当に正直で、喜びと共にきゅん、と蜜壺の屹立を締め付けてしまい、ライトから切羽詰まった声が上がる。
「あ……っ!」
ぐ、と腰を押し付けられて、驚き混じりの嬌声が零れ落ちた。
「……ごめん……っ、もう限界……っ。動くよ……っ?」
続く絶頂に生理的な涙が流れ落ち、その後の余韻にぼんやりと酔いしれる。
「……ぁ、ん……っ」
はっきりしない思考の中、そっと顔を上げたライトがルージュの蜜壺からゆっくりと指を引き抜いて、過敏になっている身体は、その感覚にさえぴくん、と小さく反応する。
「大丈夫?」
優しく顔を覗き込まれ、ぼんやりと焦点をライトに合わせたルージュは、直後、顔を真っ赤に沸騰させていた。
「――っ!?」
「可愛かったよ」
あまりの恥ずかしさから言葉を失うルージュへと、ライトはちゅ……っ、と甘いキスを落としてくる。
「俺の手で気持ちよくなってくれて嬉しい」
心からそう思っていることがわかる、とても優しく甘い笑み。
「……っ、ラ、イト……ッ」
そんなライトにどんな反応を返したらいいのかわからず、ルージュはあちらこちらへ視線を彷徨わせる。
「好きだよ」
目元や頬に口付けられ、身体だけでなく心までくすぐったさが広がっていく。
「ライト……」
どんな時でも優しく、一番にルージュのことを思ってくれるライト。
けれど、そんなライトの呼吸がどこか苦しそうに乱れ、無理に笑っているような違和感を覚え、ルージュはどうかしたのだろうかと瞳を瞬かせる。
「……ライト……?」
「ん?」
ルージュの呼びかけにそう微笑むライトは、一見いつも通りのように見え、やはり無理をしているように感じられた。
「……ライト……、辛いの……?」
「!」
心配そうに問いかければ、僅かにその目は見張られて、ルージュは自分の感覚が間違っていなかったことを確信する。けれど、ライトが辛そうにしているその原因はわからない。
「……ライ……、ト……?」
「こんなルージュを前にして、抑えが効かなくなるのは当然でしょ?」
くす、と苦笑いを洩らすライトに、ルージュは不思議そうに瞳を瞬かせる。
「え……?」
「めちゃくちゃにしたくなる」
「!?」
甘い笑顔のまま耳元で告げられて、その意味を察して動揺する。
「怖がらないで。そんなこと、しないから」
ね? と。
そう微笑んでルージュの顔へ優しいキスを落としてくるライトは、本当に心からルージュのことを思ってくれていて。
「……え……、えと……、ライ、ト……?」
「ん?」
おずおずとライトの顔を見上げれば、やはりそこには優しく自分を見つめてくる瞳があって、ルージュはこくりと小さく息を呑むと、緊張でドキドキと胸を高鳴らせながらゆっくりと口を開いていた。
「……い、いよ……?」
「?」
ん? と向けられる瞳を見ていられずに、そっと視線を外しながら言葉を紡ぐ。
「ライトの……、したいようにして」
「! ルージュ……ッ」
熱くなった顔でチラリと視線を投げれば、ライトは驚きと戸惑いの色を浮かべていて、消え入るように口にする。
「……すごく気持ちよくしてもらったから」
ライトに導かれた絶頂は、とても恥ずかしかったけれど、とても気持ちが良かった。
今もまだ、その心地よさにふわふわしている。
けれどそれはルージュだけで。愛し合うこの行為は二人でするものだから。
「今度はライトが気持ちよくなる番……、でしょ?」
「っ、なに言って……」
「私だって、ライトに気持ちよくなってほしい」
「! っ、だからって、ルージュを傷つけたくないんだ……っ」
自分の思いを正直に口にすれば、ライトの顔には苦悩の表情が浮かび、ルージュの口元は自然と綻んでいく。
「ありがとう」
優しい優しいライト。
いつでもルージュのことを一番に考えてくれて。
「でも、もう大丈夫だから」
そう言って、ルージュは恥ずかしそうにはにかんだ。
「きて……?」
こんなふうにライトは優しすぎるから。例えそれが無意識のもので、ライト自身が気づいていなかったとしても。いつの間にか負荷がかかって、そうして“ナイト”が生まれた。
「……さっきから、お腹の奥が切なく疼いているの」
それは、本当のことだ。
次から次へと愛液を生み出すお腹の奥は、新たな蜜を零す度に切なげな収縮を繰り返していて。
「……だから……っ」
「っ! ルージュ……ッ」
精一杯の思いを言葉にしたルージュに、どこか切羽詰まったライトの声が上がった。
「そんなふうに煽られたら、もう抑えられなくなる……っ」
「うん……。いいよ?」
苦しげに見つめられ、こくりと小さく頷いた。
「……ゆっくりするから……。どうしても耐えられそうになかったら言って」
「うん……」
抑えられないと言いながらも、やはりルージュへの気遣いを忘れることはなく、ライトはちゅ……、と優しく甘いキスを落としてくる。
「好きだよ」
「うん」
「ずっと、この瞬間を夢見てた」
「うん……」
そっと膝を曲げられて、それがライトを受け入れるための体勢だと気づいて、反射的に身構えてしまう。
多少の知識だけはあったとしても、未知の経験は少し怖い。
すでに恋人と経験済みだという友人から、最初は痛いとも聞いている。
それでも。
「ルージュ……」
「ん……」
優しく唇を重ねられ、口づけの甘さと優しさに強張った身体からは少しずつ力が抜けていく。
「ん……っ、ん……」
舌と舌とを絡ませ合い、互いの唾液を交換する、くちゅり……っ、という水音が脳に響く。そうしてそのいやらしさと官能に酔っていると、蜜口に熱く硬い存在を感じ、ルージュはびくっ、と身体を震わせていた。
「いくよ……?」
「あ……っ!」
ぐ、と蜜口を押し開かれ、大きく見開いた瞳の端からぽろりと涙が零れ落ちる。
「……ぁ……っ、あ……っ!」
少しずつ、少しずつ。ルージュの胎内に埋められていく屹立に、細い嬌声が上がる。
「痛くない?」
「大、丈夫……っ、あ……っ?」
違和感と圧迫感はあるけれど、痛いという感覚はそれほどない。
「あ……っ!」
だが、しばらくすると侵入者を拒むような気配がするところがあって、ルージュはびくりと腰を震わせていた。
「……ぁ……っ」
ライトもそれに気づいたのか、無理に腰を押し進めてくる様子はない。
けれど。
「……く……っ」
「ラ、イト……?」
なにかを耐えるようにライトの顔が苦痛に歪み、こめかみから汗が流れていることに気づいたルージュは、おずおずとライトの様子を窺った。
「っ、ごめん……っ、想像以上にルージュのナカが狭くて……っ」
そう謝罪するライトの表情は、本当に辛そうで。
「でも、温かくて気持ちがよすぎて……っ」
ぐ、と奥歯を噛み締めて苦悶の表情を浮かばせるライトに、ルージュはそっと腕を伸ばす。
「……我慢しなくていいから」
「っ、だからルージュ……ッ、そうやって煽られたら……っ」
ライトの背中に手を回し、そう小さく笑ったルージュに、ライトは顔を歪ませる。
優しい優しいライト。
どんな時でもルージュを大切にしてくれて。
だから。
「好き」
「!」
そんなライトが愛おしくて、自然と零れ落ちた微笑みと言葉に、ライトの瞳は驚いたように見開かれた。
「ね?」
「っ、ルージュ……ッ」
ライトの顔が罪悪感と抑え切れない衝動に歪み、荒い吐息が洩れる。
「ごめん……っ、ちょっと辛い思いさせるかも……っ」
「大丈夫」
辛そうな表情で謝るライトに、柔らかく微笑み返す。
「いくよ……?」
「うん」
ルージュの膝裏を掴んだライトの手に力が籠もり、ルージュはこくりと頷くと深い吐息をついた。
その直後。
「あ……っ!? ひ……、ぁあ…………っ!」
胎内へ痛みが走り、奥へと入り込んでくる灼熱に悲鳴が上がる。
「ルージュ……ッ」
「ひぁ……っ、あ、あ……っ!」
「ごめん……っ」
優しくできなくて。と謝られ、細い悲鳴を上げながらもふるふると首を横に振る。
「でも」
「あ……っ!」
ぐっ、と。さらに奥まで腰を押し付けられ、ルージュの瞳からは涙の雫が舞った。
「……やっと、ルージュと一つになれた……」
「ぁ……っ」
そう熱い吐息を洩らしたライトの声色は本当に嬉しそうで。ぴくん……っ、と。痛みではない、確かな快楽から身体が小さく震えた。
「うん……」
そんなライトに抱きついて、ルージュもまた幸せの涙を流す。
「……嬉しい」
僅かな痛みはあるけれど、それよりも遥かに、ライトに確かに愛されているという多幸感に満たされる。
こうしてライトを受け入れることができて嬉しいと、心の底からライトへの愛を実感できる。
心も身体も繋がって。一つになって。
「ライト……」
「っ、ルージュ……ッ」
身体は本当に正直で、喜びと共にきゅん、と蜜壺の屹立を締め付けてしまい、ライトから切羽詰まった声が上がる。
「あ……っ!」
ぐ、と腰を押し付けられて、驚き混じりの嬌声が零れ落ちた。
「……ごめん……っ、もう限界……っ。動くよ……っ?」
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