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本編
第二十話 君に捧ぐ②
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“王子様”と聞いて思い浮かべる姿はライトの方がそれらしいけれど、そんなライトの友人でもある王太子も、充分すぎるほど美丈夫だ。
黒髪に切れ長の瞳の王太子は、“王子様”というよりは“騎士”の方がイメージは近く、ライトと並ぶとどちらが王子でどちらが仕える側近なのかわからなくなってしまうけれど。
王太子に寄り添うようにして現れた、ふわふわとした栗色の髪をした御令嬢はとても幸せそうで、ルージュの口元は自然綻んでしまっていた。
二人の婚姻は政略的な意味が色濃いけれど、それでもきちんとした愛を育んでいるという噂はルージュの耳にも届いている。今回のお披露目会で現れた二人が見つめ合う姿はそれを確かに裏付けるもので、こちらまで幸せな気持ちになるものだった。
「王太子殿下もリディア様も素敵だったなぁ……」
見つめ合い、微笑み合う二人の姿を思い出す。
きっと、誰もが憧れる王太子夫妻になるに違いない。
「やっぱりルージュもしたくなっちゃった?」
思わず零れ落ちたルージュの呟きに、ライトが隣でくすりと微笑う。
お披露目会が終わり、息抜きにと足を運んだ中庭。
来客者に開放された緑広がる庭園では、他にもあちこちで貴族たちがおのおのの会話に花を咲かせていた。
「……でも、大変そう」
一歩離れた場所から眺めている分には素敵だとは思うけれど、実際にこれだけの準備をするためにどれだけの労力を必要とするだろう。
万が一ルージュとライトが“お披露目会”をしたとしても、王族のそれとは規模が全く違うものになるが、それでもかなり骨が折れるに違いない。
「まぁ、確かにね」
自分は結婚式だけで充分だと笑ってみせるルージュに、ライトは肩を竦めて同意する。
ルージュがどうしてもしたいと言えば叶えてくれるだろうが、そこまでのことは望んでいない。
そんな時間があるのなら、ライトとデートをする方がよほど楽しいと思ってしまう。
「結婚式は来年よね?」
「そうだね」
王族の――、しかも王太子の婚姻ともなれば準備はとても大変だろうが、その分贅の限りを尽くしたきらびやかな結婚式になるだろう。
「楽しみ」
数十年の王宮行事の中で、最も華やかなものが結婚式だ。どんな結婚式になるのだろうかと想像を膨らませるルージュに、ライトの優しい目が向けられる。
「ルージュは、昔から“お姫様”になりたいって言ってたものね」
幼い女の子にとって、ウェディングドレスを着た女の人は、みな等しく“おひめさま”だ。
「っ、それは小さい頃の話よ……っ」
大昔の話を持ち出され、恥ずかしさから思わず顔を赤く染めたルージュに、ライトの瞳がどこか悪戯っぽい光を灯す。
「今は?」
「……え?」
「今は、違うの?」
「……っ」
からかっているように見え、その実真剣なその問いかけに一瞬返す言葉を呑み込んだ。
「っ、ち、違わない……、けど……」
今だって、ルージュの一番の夢は“ライトのお姫様”になることだ。
――それは、幼いあの頃から変わらずに。
「よかった」
「!」
本当に嬉しそうに微笑まれ、恥ずかしくて仕方がない。
ライトはいつも、こうしてストレートに想いを口にしてくるから、ルージュはいつだってその優しさに甘やかされてしまっている。
「……そういえば、昔、一緒に花飾りを作ったことあったよね」
と、季節の花々が咲き乱れるフラワーゲートの方まで手を引かれ、緑の絨毯が広がるその奥まで進んでいく。
「……綺麗……」
もはや誰の目も届かなくなったそこは、花と緑の楽園だ。
そんなふうに感動で目を輝かせるルージュにくすりと笑い、ライトが足元に咲く白い小花を一輪手折る。
「ルージュ」
目だけで傍に来るように呼ばれ、ルージュはことりと小さく首を傾けた。
「? ライト?」
「手、出して」
「……?」
不思議そうに瞳を瞬かせるルージュに、ライトの笑みが深くなる。
「いいから」
「?」
ライトの目が促すままに左手を上げれば、器用な指先がルージュの薬指になにかを巻き付けてくる。
小さな白い花が存在を主張する、緑の茎が輪を作っているそれは。
「っラ、ライト……ッ!?」
白い花は宝石の代わり。緑の茎はその土台代わり。
「さすがにちょっと子供っぽすぎるかな?」
「!」
恥ずかしそうに笑うライトに、顔へ熱が昇っていくのを感じる。
まるでおままごとのようなそれは、間違いなく。
――愛を誓う、指環の代わり。
小さい頃には、お互いの母親同士が中庭でお茶会をしている横でよく作っていた。
その頃も、こんなふうに“プロポーズごっこ”をしたことがあるような気がする。
「指環を用意してくればよかった」
そう残念そうに苦笑しながらも、ライトからはあまりそう思っている気配が窺えない。
それは。
「でも、それなら一緒に選びたいから」
「――っ」
そっと仮初めの指環を撫でながら甘く微笑まれ、完全に頭の中が沸騰する。
「代わりで申し訳ないけど」
ルージュとライトはすでに婚約関係にあるものの、指環はまだ贈られていなかった。貴族の通う学園内で婚約者がいる生徒は少なくないが、さすがに常日頃から指環をしている者はいない。
そんなこともあり、律儀なライトは律儀だからこそ、それこそ卒業後に自分で手にした三か月分の報酬で婚約指輪を買うつもりのようだった。
「卒業までまだ一年以上あるけど……」
けれどライトは、そこで困ったように微笑んだ。
「俺、あんまり待てないから」
「!」
真剣な瞳で見下ろされる、その言葉の意味。
「卒業したら……」
続く言葉を察したルージュは、薔薇色に染まった顔で小さく頷いた。
「……っ、う、うん……」
――結婚しよう。
ルージュを見つめる瞳が雄弁に語る。
「……好きだよ、ルージュ」
ルージュの頬へとそっと伸ばされた指先。
静かに顔を上げられて、近づくライトの綺麗な顔と、目元へ差した光の影に、静かに瞳を落とす。
「……ん……」
ゼロ距離でライトの気配を感じ、唇へと柔らかな感触が広がった。
「…………」
「…………」
それは、本当に触れるだけの、優しく重なるだけのものだったけれど。
永遠にも感じるキスに、ルージュの胸には幸福感が広がっていった。
黒髪に切れ長の瞳の王太子は、“王子様”というよりは“騎士”の方がイメージは近く、ライトと並ぶとどちらが王子でどちらが仕える側近なのかわからなくなってしまうけれど。
王太子に寄り添うようにして現れた、ふわふわとした栗色の髪をした御令嬢はとても幸せそうで、ルージュの口元は自然綻んでしまっていた。
二人の婚姻は政略的な意味が色濃いけれど、それでもきちんとした愛を育んでいるという噂はルージュの耳にも届いている。今回のお披露目会で現れた二人が見つめ合う姿はそれを確かに裏付けるもので、こちらまで幸せな気持ちになるものだった。
「王太子殿下もリディア様も素敵だったなぁ……」
見つめ合い、微笑み合う二人の姿を思い出す。
きっと、誰もが憧れる王太子夫妻になるに違いない。
「やっぱりルージュもしたくなっちゃった?」
思わず零れ落ちたルージュの呟きに、ライトが隣でくすりと微笑う。
お披露目会が終わり、息抜きにと足を運んだ中庭。
来客者に開放された緑広がる庭園では、他にもあちこちで貴族たちがおのおのの会話に花を咲かせていた。
「……でも、大変そう」
一歩離れた場所から眺めている分には素敵だとは思うけれど、実際にこれだけの準備をするためにどれだけの労力を必要とするだろう。
万が一ルージュとライトが“お披露目会”をしたとしても、王族のそれとは規模が全く違うものになるが、それでもかなり骨が折れるに違いない。
「まぁ、確かにね」
自分は結婚式だけで充分だと笑ってみせるルージュに、ライトは肩を竦めて同意する。
ルージュがどうしてもしたいと言えば叶えてくれるだろうが、そこまでのことは望んでいない。
そんな時間があるのなら、ライトとデートをする方がよほど楽しいと思ってしまう。
「結婚式は来年よね?」
「そうだね」
王族の――、しかも王太子の婚姻ともなれば準備はとても大変だろうが、その分贅の限りを尽くしたきらびやかな結婚式になるだろう。
「楽しみ」
数十年の王宮行事の中で、最も華やかなものが結婚式だ。どんな結婚式になるのだろうかと想像を膨らませるルージュに、ライトの優しい目が向けられる。
「ルージュは、昔から“お姫様”になりたいって言ってたものね」
幼い女の子にとって、ウェディングドレスを着た女の人は、みな等しく“おひめさま”だ。
「っ、それは小さい頃の話よ……っ」
大昔の話を持ち出され、恥ずかしさから思わず顔を赤く染めたルージュに、ライトの瞳がどこか悪戯っぽい光を灯す。
「今は?」
「……え?」
「今は、違うの?」
「……っ」
からかっているように見え、その実真剣なその問いかけに一瞬返す言葉を呑み込んだ。
「っ、ち、違わない……、けど……」
今だって、ルージュの一番の夢は“ライトのお姫様”になることだ。
――それは、幼いあの頃から変わらずに。
「よかった」
「!」
本当に嬉しそうに微笑まれ、恥ずかしくて仕方がない。
ライトはいつも、こうしてストレートに想いを口にしてくるから、ルージュはいつだってその優しさに甘やかされてしまっている。
「……そういえば、昔、一緒に花飾りを作ったことあったよね」
と、季節の花々が咲き乱れるフラワーゲートの方まで手を引かれ、緑の絨毯が広がるその奥まで進んでいく。
「……綺麗……」
もはや誰の目も届かなくなったそこは、花と緑の楽園だ。
そんなふうに感動で目を輝かせるルージュにくすりと笑い、ライトが足元に咲く白い小花を一輪手折る。
「ルージュ」
目だけで傍に来るように呼ばれ、ルージュはことりと小さく首を傾けた。
「? ライト?」
「手、出して」
「……?」
不思議そうに瞳を瞬かせるルージュに、ライトの笑みが深くなる。
「いいから」
「?」
ライトの目が促すままに左手を上げれば、器用な指先がルージュの薬指になにかを巻き付けてくる。
小さな白い花が存在を主張する、緑の茎が輪を作っているそれは。
「っラ、ライト……ッ!?」
白い花は宝石の代わり。緑の茎はその土台代わり。
「さすがにちょっと子供っぽすぎるかな?」
「!」
恥ずかしそうに笑うライトに、顔へ熱が昇っていくのを感じる。
まるでおままごとのようなそれは、間違いなく。
――愛を誓う、指環の代わり。
小さい頃には、お互いの母親同士が中庭でお茶会をしている横でよく作っていた。
その頃も、こんなふうに“プロポーズごっこ”をしたことがあるような気がする。
「指環を用意してくればよかった」
そう残念そうに苦笑しながらも、ライトからはあまりそう思っている気配が窺えない。
それは。
「でも、それなら一緒に選びたいから」
「――っ」
そっと仮初めの指環を撫でながら甘く微笑まれ、完全に頭の中が沸騰する。
「代わりで申し訳ないけど」
ルージュとライトはすでに婚約関係にあるものの、指環はまだ贈られていなかった。貴族の通う学園内で婚約者がいる生徒は少なくないが、さすがに常日頃から指環をしている者はいない。
そんなこともあり、律儀なライトは律儀だからこそ、それこそ卒業後に自分で手にした三か月分の報酬で婚約指輪を買うつもりのようだった。
「卒業までまだ一年以上あるけど……」
けれどライトは、そこで困ったように微笑んだ。
「俺、あんまり待てないから」
「!」
真剣な瞳で見下ろされる、その言葉の意味。
「卒業したら……」
続く言葉を察したルージュは、薔薇色に染まった顔で小さく頷いた。
「……っ、う、うん……」
――結婚しよう。
ルージュを見つめる瞳が雄弁に語る。
「……好きだよ、ルージュ」
ルージュの頬へとそっと伸ばされた指先。
静かに顔を上げられて、近づくライトの綺麗な顔と、目元へ差した光の影に、静かに瞳を落とす。
「……ん……」
ゼロ距離でライトの気配を感じ、唇へと柔らかな感触が広がった。
「…………」
「…………」
それは、本当に触れるだけの、優しく重なるだけのものだったけれど。
永遠にも感じるキスに、ルージュの胸には幸福感が広がっていった。
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