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本編
第十六話 満月の真実③
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「どうしてだよ」
「だ、だって……!」
二人は同一人物で、ナイトはライトの人格の一部。
だからといって。
「ナイトはライトかもしれないけど、でも、違うじゃない……っ」
そのことに思い当たり、ルージュはナイトを拒むように首を振る。
ナイトはライトで、ライトもまたナイト。
確かに同じ人物には違いないが、突き詰めるとやはり同じ人物だと断定するには無理がある。
「やっぱりオレのことは受け入れられないんだ?」
「違……っ、そういうことじゃ……っ」
こんな時ばかり傷ついたような表情をしてみせるナイトはずるいと思う。
ナイトがライトの押し殺した願望が表に出た人格だというならば、ルージュがナイトのことを嫌うなどということがあるはずがない。
ただ、それとこれとは話が別だ。
「ライトにナイトの記憶はないんでしょう……!?」
先ほどナイトは、ナイトにはライトの記憶があっても、ライトにはナイトの記憶がないと言っていた。
つまり、ライトがルージュとキスをした場合、ナイトはある意味それを自分自身の記憶として持つことができるが、逆の場合はそうはならないということだ。
「それって……」
もはや意味がわからなくなりかけて混乱するルージュへと、ナイトからはくす、という笑みが零れ落ちる。
「そうだな」
ルージュよりも遥かに頭のいいライト――、ナイトなら、ルージュ以上にこの意味を理解しているはずだ。
「オレたちは同一人物であってそうじゃない。まさに一つの身体に二つの人格がある、“多重人格”の状態だ」
そう……。ライトには、ルージュが初めてナイトと会い、そこでキスをしてしまった記憶がない。いくら相手が同じ自分の身体だと理解しても、ライトにとってはルージュが別の男とキスをしてしまったようなものに違いない。
そしてそれは、ある意味ナイトにも同じことが言える。いくら記憶があったとしても、ライトの行いは自分の意思が反映されたものではないのだから。
つまり、同一人物であるはずの二人の関係は。
「ルージュを巡って互いに互いへ嫉妬する、な」
「!」
そう告げてくるナイトからは少しばかり不穏な空気が滲み出て、ルージュは知らず身体を緊張させてしまう。
「オレにルージュのファーストキスを奪われたと知った時のライトの感情……、想像できるか?」
そうして可笑しそうに口の端を引き上げたナイトに意味ありげな瞳で見つめられ、ルージュの背中には一筋の嫌な汗が流れ落ちる。
「もしそこにオレがいたら、殴り倒しそうな勢いだったぜ?」
殴ってもその相手は自分自身で自分が痛いだけだと笑うナイトは、酷く楽しそうに喉を鳴らす。
「穏やかに見えて、ライトはそういうヤツなんだよ。猫をかぶってるだけだ」
それはもう、ここまでのナイトからの説明で理解できている。
優しく穏やかなライトの本質に、激情家の面が隠されているということは。
ルージュのことを欲しいと思い、誰にも渡さないという独占欲を秘めている。
けれどそれら全てがルージュのことを強く想っているがゆえのことと思えば、愛されている喜びに幸せを感じることはあっても、嫌悪や恐怖を抱くようなものではなかった。
「ルージュ」
ライトとナイト。同一人物でありながら違う人格。
どうしたらいいのかと困惑するルージュに向かい、ナイトの真剣な瞳が向けられる。
「何度も言ってる」
真っ直ぐすぎるナイトの瞳がルージュを射貫く。
「オレを選べよ」
「……え、“選ぶ”……?」
ナイトの言っていることの意味がよくわからない。
ライトとナイト。同じ一つの身体でありながら別人格だというのなら、やはり片方を選ばなければならないという結論が導き出されることになるのだろう。
だから、“選ぶ”というその意味は。
「オレに抱かれろ」
「!」
命令に近い強い声色で告げられて、ルージュの目は驚きに見張られた。
「アイツは結婚初夜まで大事にとっておこうってお堅いヤツだろ?」
本音では今すぐにでもルージュのことを欲しいと思っていても、ライトはそういう性格だ。
「ルージュだって、欲求不満じゃねぇ?」
「な……っ!?」
ニヤリと笑われ、一瞬にして顔に熱が昇る。
「ライトに操を立てる必要なんてねぇだろ? ライトはオレなんだし」
「……そ……、ういう問題、じゃ……」
もう、わけがわからない。
極端な話、ライトとナイト、どちらの人格に抱かれてできた子供だとしても、それは二人の子供に違いない。
ライトはナイトで、ナイトはライト。
「結婚したらどうするんだよ。満月の夜だけオレをどこかに閉じ込めるわけ? オレもライトなのに?」
ナイトは満月の夜にしか表に現れることができない。つまり。
「……わかるだろ? オレは、月に一度程度しかルージュに会えない。ライトはオレをルージュに会わせないようにすることができるけど、オレにはそれは無理な話だ」
そう語るナイトからは悔しさが滲み出る。
ルージュを自分だけのものにしたいと思っても、ほんの一時だけしか現れることのできないナイトに、それは不可能なことだった。
仮に、万が一ルージュがナイトだけを選んだとしたら、ルージュは選んだ相手と満月の夜だけにしか会えないことになる。
そんなことは、さすがにさせられないとナイトは悲しそうに微笑う。
だから、せめて、と願うのだろう。
「ルージュの初めてをオレにくれ」
「っ」
「オレの存在をルージュも見て見ぬふりするのかよ」
「っ、そ、んなこと……っ」
切なげに乞われて思考回路がぐるぐる回る。
もはや、ナイトの存在をなかったことにはできない。
ナイトは……、紛れもなくライトの一部なのだから。
「好きだ」
「っ」
苦し気な想いの吐露に喉が詰まる。
「オレだって、ルージュのこと、幼い頃から好きだった」
ずっと、ずっと。ライトの中で。ライトを通してルージュのことを見つめてきたのだろうか。
幼い頃だと言うならば、夜にしか現れることのできないナイトがルージュに直接会えるはずもない。
「だけど、ルージュの目にはライトのことしか映ってなくて……。どんなにライトの中から叫ぼうが、オレの存在をルージュは知らなくて……。でも、やっとこうしてオレのことを認めてくれて、すげー嬉しい」
ライトの中にいるもう一人のライト――、ナイトの存在など知らなかったから、ルージュはただライト一人だけを見つめていた。それが今は、ナイトのことはきちんとナイトとして認めている。
もしかしたら、ナイトがライトの双子の弟を名乗ったのは、ナイトが自分のことをライトとは違う存在としてきちんと認めてほしかったからだろうか。
「ルージュがほしい」
ナイトの赤裸々な想いがルージュの身体に響いてくる。
「抱きたい」
「……っ」
直球すぎる願望は、ライトであれば絶対に口にしないであろう言葉。
「めちゃくちゃにしたい」
けれど、これが、ナイトの想い。そしてライトの本音。本当の欲望。
「……ナ、イト……」
真摯なその欲求に、どう応えを返せばいいかわからずに、ルージュはただ茫然とナイトの顔を見つめ返していた。
「だ、だって……!」
二人は同一人物で、ナイトはライトの人格の一部。
だからといって。
「ナイトはライトかもしれないけど、でも、違うじゃない……っ」
そのことに思い当たり、ルージュはナイトを拒むように首を振る。
ナイトはライトで、ライトもまたナイト。
確かに同じ人物には違いないが、突き詰めるとやはり同じ人物だと断定するには無理がある。
「やっぱりオレのことは受け入れられないんだ?」
「違……っ、そういうことじゃ……っ」
こんな時ばかり傷ついたような表情をしてみせるナイトはずるいと思う。
ナイトがライトの押し殺した願望が表に出た人格だというならば、ルージュがナイトのことを嫌うなどということがあるはずがない。
ただ、それとこれとは話が別だ。
「ライトにナイトの記憶はないんでしょう……!?」
先ほどナイトは、ナイトにはライトの記憶があっても、ライトにはナイトの記憶がないと言っていた。
つまり、ライトがルージュとキスをした場合、ナイトはある意味それを自分自身の記憶として持つことができるが、逆の場合はそうはならないということだ。
「それって……」
もはや意味がわからなくなりかけて混乱するルージュへと、ナイトからはくす、という笑みが零れ落ちる。
「そうだな」
ルージュよりも遥かに頭のいいライト――、ナイトなら、ルージュ以上にこの意味を理解しているはずだ。
「オレたちは同一人物であってそうじゃない。まさに一つの身体に二つの人格がある、“多重人格”の状態だ」
そう……。ライトには、ルージュが初めてナイトと会い、そこでキスをしてしまった記憶がない。いくら相手が同じ自分の身体だと理解しても、ライトにとってはルージュが別の男とキスをしてしまったようなものに違いない。
そしてそれは、ある意味ナイトにも同じことが言える。いくら記憶があったとしても、ライトの行いは自分の意思が反映されたものではないのだから。
つまり、同一人物であるはずの二人の関係は。
「ルージュを巡って互いに互いへ嫉妬する、な」
「!」
そう告げてくるナイトからは少しばかり不穏な空気が滲み出て、ルージュは知らず身体を緊張させてしまう。
「オレにルージュのファーストキスを奪われたと知った時のライトの感情……、想像できるか?」
そうして可笑しそうに口の端を引き上げたナイトに意味ありげな瞳で見つめられ、ルージュの背中には一筋の嫌な汗が流れ落ちる。
「もしそこにオレがいたら、殴り倒しそうな勢いだったぜ?」
殴ってもその相手は自分自身で自分が痛いだけだと笑うナイトは、酷く楽しそうに喉を鳴らす。
「穏やかに見えて、ライトはそういうヤツなんだよ。猫をかぶってるだけだ」
それはもう、ここまでのナイトからの説明で理解できている。
優しく穏やかなライトの本質に、激情家の面が隠されているということは。
ルージュのことを欲しいと思い、誰にも渡さないという独占欲を秘めている。
けれどそれら全てがルージュのことを強く想っているがゆえのことと思えば、愛されている喜びに幸せを感じることはあっても、嫌悪や恐怖を抱くようなものではなかった。
「ルージュ」
ライトとナイト。同一人物でありながら違う人格。
どうしたらいいのかと困惑するルージュに向かい、ナイトの真剣な瞳が向けられる。
「何度も言ってる」
真っ直ぐすぎるナイトの瞳がルージュを射貫く。
「オレを選べよ」
「……え、“選ぶ”……?」
ナイトの言っていることの意味がよくわからない。
ライトとナイト。同じ一つの身体でありながら別人格だというのなら、やはり片方を選ばなければならないという結論が導き出されることになるのだろう。
だから、“選ぶ”というその意味は。
「オレに抱かれろ」
「!」
命令に近い強い声色で告げられて、ルージュの目は驚きに見張られた。
「アイツは結婚初夜まで大事にとっておこうってお堅いヤツだろ?」
本音では今すぐにでもルージュのことを欲しいと思っていても、ライトはそういう性格だ。
「ルージュだって、欲求不満じゃねぇ?」
「な……っ!?」
ニヤリと笑われ、一瞬にして顔に熱が昇る。
「ライトに操を立てる必要なんてねぇだろ? ライトはオレなんだし」
「……そ……、ういう問題、じゃ……」
もう、わけがわからない。
極端な話、ライトとナイト、どちらの人格に抱かれてできた子供だとしても、それは二人の子供に違いない。
ライトはナイトで、ナイトはライト。
「結婚したらどうするんだよ。満月の夜だけオレをどこかに閉じ込めるわけ? オレもライトなのに?」
ナイトは満月の夜にしか表に現れることができない。つまり。
「……わかるだろ? オレは、月に一度程度しかルージュに会えない。ライトはオレをルージュに会わせないようにすることができるけど、オレにはそれは無理な話だ」
そう語るナイトからは悔しさが滲み出る。
ルージュを自分だけのものにしたいと思っても、ほんの一時だけしか現れることのできないナイトに、それは不可能なことだった。
仮に、万が一ルージュがナイトだけを選んだとしたら、ルージュは選んだ相手と満月の夜だけにしか会えないことになる。
そんなことは、さすがにさせられないとナイトは悲しそうに微笑う。
だから、せめて、と願うのだろう。
「ルージュの初めてをオレにくれ」
「っ」
「オレの存在をルージュも見て見ぬふりするのかよ」
「っ、そ、んなこと……っ」
切なげに乞われて思考回路がぐるぐる回る。
もはや、ナイトの存在をなかったことにはできない。
ナイトは……、紛れもなくライトの一部なのだから。
「好きだ」
「っ」
苦し気な想いの吐露に喉が詰まる。
「オレだって、ルージュのこと、幼い頃から好きだった」
ずっと、ずっと。ライトの中で。ライトを通してルージュのことを見つめてきたのだろうか。
幼い頃だと言うならば、夜にしか現れることのできないナイトがルージュに直接会えるはずもない。
「だけど、ルージュの目にはライトのことしか映ってなくて……。どんなにライトの中から叫ぼうが、オレの存在をルージュは知らなくて……。でも、やっとこうしてオレのことを認めてくれて、すげー嬉しい」
ライトの中にいるもう一人のライト――、ナイトの存在など知らなかったから、ルージュはただライト一人だけを見つめていた。それが今は、ナイトのことはきちんとナイトとして認めている。
もしかしたら、ナイトがライトの双子の弟を名乗ったのは、ナイトが自分のことをライトとは違う存在としてきちんと認めてほしかったからだろうか。
「ルージュがほしい」
ナイトの赤裸々な想いがルージュの身体に響いてくる。
「抱きたい」
「……っ」
直球すぎる願望は、ライトであれば絶対に口にしないであろう言葉。
「めちゃくちゃにしたい」
けれど、これが、ナイトの想い。そしてライトの本音。本当の欲望。
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