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後日談 ⑤ のその後のその後
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ダンスパーティーからの帰りの馬車の中。シャーロットは胎内に深々とゼノンを迎え入れ、あられもない姿で身悶えていた。
「や……っ、ぁ、あ……っ! ゼノン……ッ、さ……っ」
舌先で勿体ぶるように胸元の果実を舐められ、もう片方の果実は指先でころころと擦られて、シャーロットは泣き濡れた声を上げる。
「そ……っ、な、し、たら……ぁ……っ」
さっきから執拗に、ゼノンはシャーロットの胸元の果実を弄ってきて、びくびくと震える腰の動きが止まらない。
しかも、常に馬車がガタガタと揺れるせいで、蜜壁をゼノンの半身に擦られ続け、腰からぞくぞくとした刺激が湧き出るのが止まらない。
「ぁぁあ……っ!」
ぱくり……っ、と。そこでぷっくらと膨れた先端を生温かな口腔内へ含まれて、歓喜の悲鳴が洩れた。
しかも、その衝撃で蜜壺に居座っているゼノンの半身を締め付けてしまい、さらにぞくぞくとした刺激が背筋を昇っていく。
「ぁ……っ、あ……っ」
蜜口がひくひくと熱い屹立の根元を喰い締めるものの、ゼノンが動く様子はない。体格差のあるシャーロットは、ゼノンの腰の上に乗ってもまだ頭がゼノンの目線の下にあるため、ずっと背中を抱えるようにして胸元に顔を埋められていた。
ゼノンの肩を掴む手から力が抜けてしまっても、逞しいゼノンの腕に支えられ、後ろへ崩れ落ちることはない。
それは逆に、どんなにシャーロットが逃げようとしてもその腕から逃れられないことを意味していて、ずっとゼノンに貫かれた状態で胸元を弄られ続けていた。
「胸……っ、も、ぅ……っ、いや、ぁ……っ!」
真っ赤に熟れた果実は過敏になり、少し触れられるだけでもびくびくと腰が揺れてしまう。
「なぜだ?」
「ぁあ……っ!」
先端を舐め上げながら問いかけられて、目の奥に星が舞う。
「こんなに食べてほしそうにしているのに」
それを見せつけるように舌先で果実をつつかれて、シャーロットはふるふると首を振る。
「だ……、め……っ、だめ……っ、です……っ!」
そこを刺激される度に、きゅんきゅんとお腹の奥が疼いて蜜口から蜜が溢れ出るのを自覚する。恐らくは、もう椅子まで汚してしまっているだろう。それを考えるだけでも消え入りたいほどの羞恥を覚え、シャーロットは次々と涙を溢していた。
「おかしく……っ、な、っちゃ……っ」
いつか、胸だけで果てる姿が見たいと言われたことをぼんやりと思い出す。まさか今それを実行されるとは思わないが、このままでは本当に頂まで昇り詰めてしまいそうで怖くなる。
お腹の奥は、切なくて切なくて仕方がないというのに。
「乱れる貴女は美しい」
「や……っ、ぁあ……っ!」
かり……っ、と軽く歯を立てられて一瞬意識が飛びかける。
「ぁ……っ、あ……っ」
びくびくと腰が打ち震え、声にならない喘ぎを洩らせば、今度は宥めるように優しく舐め取られ、シャーロットは理性を完全に手離していた。
「も、ぅ……っ、ゼ、ノン、さ、ま……ぁ……っ」
ゼノンが熟れた果実を味わっている、ぴちゃ……っ、という水音が生々しくて、耳を塞ぎたいほどに恥ずかしい。けれど、それよりもなによりも。
「動、ぃて……っ」
胸元を刺激される度に疼くお腹の奥が、貪欲にゼノンを求めていた。
「胸……っ、ば、かり……っ、弄らな……ぁ……っ」
シャーロットを深々と貫いたゼノンは、ずっと動くことなく胸元の膨らみを堪能することに夢中だった。下から掬われ、揉み込まれ。果実が実った後は舐められ、吸われ、噛まれて。
「も、ぅ……っ、っ願い……」
決定的な刺激を求めて疼く身体は、無意識に腰をゆらゆらと揺らしてしまう。
「……腰が揺れている」
「っ!」
当然それに気づいたゼノンはくすりと愉しそうな笑みを洩らし、真っ赤になるシャーロットへ満足気に口元を歪めていた。
「我が妻は、随分といやらしくなったな」
「……な……っ、ん……?」
「褒めているんだ」
「あ……っ!」
する、と腰を撫で上げられて身体が跳ねる。
焦らされすぎた身体は少しの刺激でさえ過剰反応し、きゅうきゅうと切な気に胎内のゼノンを締め付ける。
「最初はあんなに怖がって痛がっていたのに、と」
「あ……っ、ぁあ……っ!」
「こんなに細い身体にオレのものが入っているなど、未だに信じがたい」
「……や、ぁ……っ!」
薄いお腹の下にある存在を確かめるように腹部を愛撫され、シャーロットはぞくぞくと腰を震わせる。
「あ……っ、も、ぅ……っ」
もはや痛みなど一切なく、喜んでゼノンを受け入れるようになった身体。
むしろ蜜壁はもっともっとと貪欲に絡み付き、屹立を奥へ奥へと誘い込むまでになっている。
「オレに抱かれて悦ぶ貴女の姿を見るのはなによりも至福の時だ」
目を細めてシャーロットを見下ろしたゼノンは、「だから」と薄い笑みを浮かばせる。
「存分に乱れていい」
「ぁあ……っ!」
再度胸の果実を甘噛みされ、背筋に強い刺激が走り抜ける。
「ココも、大きく育って……」
「あ……っ、ぁあ、ん……っ」
シャーロットの小さな身体には少し見合わない、大きな胸。どこか嬉しそうな声色でやわやわと揉み込まれ、びくびくと腰が揺らぐ。
「堪らない」
「や、ぁ……っ、あ……っ、胸……っ、も、ぅ、嫌ぁ……っ」
ぐに、と、ゼノンの指の形がわかるほど掴まれて嫌々と首を振る。
決して痛くはないけれど、もう本当に限界だった。
「も、ぅ……っ、動、ぃて……っ。我慢……っ、できな……ぁ……っ」
「……こんなところでは嫌だったのだろう?」
「っ!」
自ら快楽を得ようと腰を揺らせば、くすりと意地悪な笑みを返されて、シャーロットは真っ赤になって息を呑む。
確かに密室とはいえ公道を走る馬車の中でなんて、とは主張したが、ここまできて“おあずけ”されるのは耐えられない。
「……っ旦那様は最近意地悪です……っ!」
「っ!」
思わず涙目でゼノンを睨み上げれば、その目は驚きで丸くなり、それから申し訳なさそうな苦笑が洩れる。
「……悪かった。貴女が可愛らしくてつい、虐めたくなってしまう」
「あ……っ!」
そうして下から軽く突き上げられ、欲しかったその刺激にシャーロットの口からは甘い嬌声が上がる。
「これ以上貴女の嫌がることはしないから、存分に感じてくれ」
「ぁあ……っ! い、嫌な……っ、わけ、じゃ……っ、ぁあ……っ、ん」
しっかりと腰を掴まれ、本格的に揺さぶられ、シャーロットは歓喜の悲鳴を上げて見悶える。
「嫌では、ない?」
「……違……っ、ぁあ……っ!」
嫌なのは、感じすぎてわけがわからなくなってしまうことで、ゼノンにされるあれやこれやの恥ずかしすぎる行為ではない。
「あ……っ、ぁ……っ!」
「あまりオレのことを甘やかすと自分の首を締めることになるぞ?」
シャーロットの言いたいことがわかったのだろう。ゼノンは困ったような苦笑を洩らし、過ぎる快楽にがくがくと身を震わせるシャーロットの姿を愛おしそうに見つめてくる。
「貴女の夫は嫉妬深い男だからな」
「ぁぁあ……っ! だ、め……ぇ……っ! これ……っ、深……ぁ……っ! お、く……っ、だ、めぇ……っ」
焦らされすぎた身体はすぐに頂まで昇り詰め、目の奥にちかちかとした光が舞う。
ゼノンの大きな身体に見合った屹立は、シャーロットの身体に自重で深々と突き刺さり、奥の奥までその存在を主張する。
「ぁぁあ……っ! イっちゃ、ぅ……っ」
凶器とも言えるゼノンの大きな半身を呑み込んで、シャーロットは歓喜に身を震わせる。
隙間ないほど埋め込まれているはずなのに、蜜口からはゼノンが出入りする度に、ぐちゅぐちゅという淫猥な水音を立てながら愛液が溢れ出していた。
熱い屹立へと媚びるように絡み付く蜜壁は、絶頂の予感にゼノンの精を搾り取ろうとするかのようにきゅうきゅうと収縮する。
「だ、め……ぇ……っ、も、ぅ……っ!」
がくがくと腰が震え、背筋が甘い痺れに犯される。
「ぁぁぁあ……っ! ……ぁ、ぁあ……―――――っ」
昇り詰め、真っ白な世界で頭の中が飽和する。
「……っ……」
意識の端で捉えた、なにかに耐えるように息を呑む、少しだけ苦しげに歪んだゼノンの表情が色っぽくてくらくらする。
「ぁ……っ、ぁ、ぁ……――――」
深く長い絶頂に酔いしれるシャーロットは、くったりとゼノンに身を預け、小さく身体を震わせていた。
「……本当に、堪らない」
「ん……っ」
顎を掬われ、降りてきた唇を受け入れれば、舌を絡ませる甘い口づけが待っている。
「ん……っ、ん……っ」
決して激しくはない、ゆっくりと唾液を行き交わす深い口づけは心地が良くて……。
その後、シャーロットが落ち着いたのを見計らい、まだ達していないゼノンに再度揺さぶられることになるとは気づかず、シャーロットはその甘い口づけに酔っていた。
「や……っ、ぁ、あ……っ! ゼノン……ッ、さ……っ」
舌先で勿体ぶるように胸元の果実を舐められ、もう片方の果実は指先でころころと擦られて、シャーロットは泣き濡れた声を上げる。
「そ……っ、な、し、たら……ぁ……っ」
さっきから執拗に、ゼノンはシャーロットの胸元の果実を弄ってきて、びくびくと震える腰の動きが止まらない。
しかも、常に馬車がガタガタと揺れるせいで、蜜壁をゼノンの半身に擦られ続け、腰からぞくぞくとした刺激が湧き出るのが止まらない。
「ぁぁあ……っ!」
ぱくり……っ、と。そこでぷっくらと膨れた先端を生温かな口腔内へ含まれて、歓喜の悲鳴が洩れた。
しかも、その衝撃で蜜壺に居座っているゼノンの半身を締め付けてしまい、さらにぞくぞくとした刺激が背筋を昇っていく。
「ぁ……っ、あ……っ」
蜜口がひくひくと熱い屹立の根元を喰い締めるものの、ゼノンが動く様子はない。体格差のあるシャーロットは、ゼノンの腰の上に乗ってもまだ頭がゼノンの目線の下にあるため、ずっと背中を抱えるようにして胸元に顔を埋められていた。
ゼノンの肩を掴む手から力が抜けてしまっても、逞しいゼノンの腕に支えられ、後ろへ崩れ落ちることはない。
それは逆に、どんなにシャーロットが逃げようとしてもその腕から逃れられないことを意味していて、ずっとゼノンに貫かれた状態で胸元を弄られ続けていた。
「胸……っ、も、ぅ……っ、いや、ぁ……っ!」
真っ赤に熟れた果実は過敏になり、少し触れられるだけでもびくびくと腰が揺れてしまう。
「なぜだ?」
「ぁあ……っ!」
先端を舐め上げながら問いかけられて、目の奥に星が舞う。
「こんなに食べてほしそうにしているのに」
それを見せつけるように舌先で果実をつつかれて、シャーロットはふるふると首を振る。
「だ……、め……っ、だめ……っ、です……っ!」
そこを刺激される度に、きゅんきゅんとお腹の奥が疼いて蜜口から蜜が溢れ出るのを自覚する。恐らくは、もう椅子まで汚してしまっているだろう。それを考えるだけでも消え入りたいほどの羞恥を覚え、シャーロットは次々と涙を溢していた。
「おかしく……っ、な、っちゃ……っ」
いつか、胸だけで果てる姿が見たいと言われたことをぼんやりと思い出す。まさか今それを実行されるとは思わないが、このままでは本当に頂まで昇り詰めてしまいそうで怖くなる。
お腹の奥は、切なくて切なくて仕方がないというのに。
「乱れる貴女は美しい」
「や……っ、ぁあ……っ!」
かり……っ、と軽く歯を立てられて一瞬意識が飛びかける。
「ぁ……っ、あ……っ」
びくびくと腰が打ち震え、声にならない喘ぎを洩らせば、今度は宥めるように優しく舐め取られ、シャーロットは理性を完全に手離していた。
「も、ぅ……っ、ゼ、ノン、さ、ま……ぁ……っ」
ゼノンが熟れた果実を味わっている、ぴちゃ……っ、という水音が生々しくて、耳を塞ぎたいほどに恥ずかしい。けれど、それよりもなによりも。
「動、ぃて……っ」
胸元を刺激される度に疼くお腹の奥が、貪欲にゼノンを求めていた。
「胸……っ、ば、かり……っ、弄らな……ぁ……っ」
シャーロットを深々と貫いたゼノンは、ずっと動くことなく胸元の膨らみを堪能することに夢中だった。下から掬われ、揉み込まれ。果実が実った後は舐められ、吸われ、噛まれて。
「も、ぅ……っ、っ願い……」
決定的な刺激を求めて疼く身体は、無意識に腰をゆらゆらと揺らしてしまう。
「……腰が揺れている」
「っ!」
当然それに気づいたゼノンはくすりと愉しそうな笑みを洩らし、真っ赤になるシャーロットへ満足気に口元を歪めていた。
「我が妻は、随分といやらしくなったな」
「……な……っ、ん……?」
「褒めているんだ」
「あ……っ!」
する、と腰を撫で上げられて身体が跳ねる。
焦らされすぎた身体は少しの刺激でさえ過剰反応し、きゅうきゅうと切な気に胎内のゼノンを締め付ける。
「最初はあんなに怖がって痛がっていたのに、と」
「あ……っ、ぁあ……っ!」
「こんなに細い身体にオレのものが入っているなど、未だに信じがたい」
「……や、ぁ……っ!」
薄いお腹の下にある存在を確かめるように腹部を愛撫され、シャーロットはぞくぞくと腰を震わせる。
「あ……っ、も、ぅ……っ」
もはや痛みなど一切なく、喜んでゼノンを受け入れるようになった身体。
むしろ蜜壁はもっともっとと貪欲に絡み付き、屹立を奥へ奥へと誘い込むまでになっている。
「オレに抱かれて悦ぶ貴女の姿を見るのはなによりも至福の時だ」
目を細めてシャーロットを見下ろしたゼノンは、「だから」と薄い笑みを浮かばせる。
「存分に乱れていい」
「ぁあ……っ!」
再度胸の果実を甘噛みされ、背筋に強い刺激が走り抜ける。
「ココも、大きく育って……」
「あ……っ、ぁあ、ん……っ」
シャーロットの小さな身体には少し見合わない、大きな胸。どこか嬉しそうな声色でやわやわと揉み込まれ、びくびくと腰が揺らぐ。
「堪らない」
「や、ぁ……っ、あ……っ、胸……っ、も、ぅ、嫌ぁ……っ」
ぐに、と、ゼノンの指の形がわかるほど掴まれて嫌々と首を振る。
決して痛くはないけれど、もう本当に限界だった。
「も、ぅ……っ、動、ぃて……っ。我慢……っ、できな……ぁ……っ」
「……こんなところでは嫌だったのだろう?」
「っ!」
自ら快楽を得ようと腰を揺らせば、くすりと意地悪な笑みを返されて、シャーロットは真っ赤になって息を呑む。
確かに密室とはいえ公道を走る馬車の中でなんて、とは主張したが、ここまできて“おあずけ”されるのは耐えられない。
「……っ旦那様は最近意地悪です……っ!」
「っ!」
思わず涙目でゼノンを睨み上げれば、その目は驚きで丸くなり、それから申し訳なさそうな苦笑が洩れる。
「……悪かった。貴女が可愛らしくてつい、虐めたくなってしまう」
「あ……っ!」
そうして下から軽く突き上げられ、欲しかったその刺激にシャーロットの口からは甘い嬌声が上がる。
「これ以上貴女の嫌がることはしないから、存分に感じてくれ」
「ぁあ……っ! い、嫌な……っ、わけ、じゃ……っ、ぁあ……っ、ん」
しっかりと腰を掴まれ、本格的に揺さぶられ、シャーロットは歓喜の悲鳴を上げて見悶える。
「嫌では、ない?」
「……違……っ、ぁあ……っ!」
嫌なのは、感じすぎてわけがわからなくなってしまうことで、ゼノンにされるあれやこれやの恥ずかしすぎる行為ではない。
「あ……っ、ぁ……っ!」
「あまりオレのことを甘やかすと自分の首を締めることになるぞ?」
シャーロットの言いたいことがわかったのだろう。ゼノンは困ったような苦笑を洩らし、過ぎる快楽にがくがくと身を震わせるシャーロットの姿を愛おしそうに見つめてくる。
「貴女の夫は嫉妬深い男だからな」
「ぁぁあ……っ! だ、め……ぇ……っ! これ……っ、深……ぁ……っ! お、く……っ、だ、めぇ……っ」
焦らされすぎた身体はすぐに頂まで昇り詰め、目の奥にちかちかとした光が舞う。
ゼノンの大きな身体に見合った屹立は、シャーロットの身体に自重で深々と突き刺さり、奥の奥までその存在を主張する。
「ぁぁあ……っ! イっちゃ、ぅ……っ」
凶器とも言えるゼノンの大きな半身を呑み込んで、シャーロットは歓喜に身を震わせる。
隙間ないほど埋め込まれているはずなのに、蜜口からはゼノンが出入りする度に、ぐちゅぐちゅという淫猥な水音を立てながら愛液が溢れ出していた。
熱い屹立へと媚びるように絡み付く蜜壁は、絶頂の予感にゼノンの精を搾り取ろうとするかのようにきゅうきゅうと収縮する。
「だ、め……ぇ……っ、も、ぅ……っ!」
がくがくと腰が震え、背筋が甘い痺れに犯される。
「ぁぁぁあ……っ! ……ぁ、ぁあ……―――――っ」
昇り詰め、真っ白な世界で頭の中が飽和する。
「……っ……」
意識の端で捉えた、なにかに耐えるように息を呑む、少しだけ苦しげに歪んだゼノンの表情が色っぽくてくらくらする。
「ぁ……っ、ぁ、ぁ……――――」
深く長い絶頂に酔いしれるシャーロットは、くったりとゼノンに身を預け、小さく身体を震わせていた。
「……本当に、堪らない」
「ん……っ」
顎を掬われ、降りてきた唇を受け入れれば、舌を絡ませる甘い口づけが待っている。
「ん……っ、ん……っ」
決して激しくはない、ゆっくりと唾液を行き交わす深い口づけは心地が良くて……。
その後、シャーロットが落ち着いたのを見計らい、まだ達していないゼノンに再度揺さぶられることになるとは気づかず、シャーロットはその甘い口づけに酔っていた。
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