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「ヘルボックス」6
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嘘だ……嘘だ……。
俺に対しては横柄で、勝手をする弟だったけれど、他人に危害を与えるようなことはしない。そう信じていた。
しかし、今この場でゲームを仕切る男は、自分の仲間を捕らえ、危険に晒していた。遠目からでもわかる。アレはやばい。
赤黒い無数の触手はタコの足のようにウネウネと動き、セル達の身体に纏わりついている。その触手の先端には細かい歯のようなものがあり、それが彼らの衣服を食い千切り、肌を露出させ首や胸、腹などに噛みつき離れない。
まさか、身体を食っている? 彼らは悲鳴こそあげないものの、それぞれが痛みに堪えるような苦悶の表情を浮かべていた。
これは夢なのか? 夢だよな? どうか夢だと言ってくれ! 俺は縋るように、雅を見上げた。
「なあ、嘘だよな……? 雅……なんでお前が……冗談、なんだよな……? お前がこんな酷いことをするなんて……そ、そうだよ。だって、これまでのゲーム中、俺の頭に話しかけてきた奴とは、声が違うんだ……だから……!」
「んなもん、空気を介して伝わる声と、脳内に直接響く声が違うのは当然だろ」
マウスボックスへ拉致された時に着ていた服と同じ服を纏う雅は、あっけらかんとした様子で俺に答えた。気導音と骨導音の違いを言っているのか? 確かに、同じ声でもそれぞれ聞こえ方は違うというけれど……けど、だとしても……!
「なんで……? どうして、お前が……!?」
こんなことをする意味がわからない。それに、黒幕の正体が雅なのだとしたら、俺の傍で犬となっている雅は何なんだ? この雅は俺の知る彼とはかけ離れた姿をしているが、黒幕同様偽者とは思えない。どちらも雅だ。
わからない。わからないよ……!
「シーッ」
黒幕の雅は口元で人差し指を立てると、黙るように目で語った。その感じたこともない威圧感に、俺はビクッと肩を震わせ、否応なく口を閉じた。
「まずはルール説明だ。今回、ゲームのプレイヤーはお前。生贄はあいつらだ。いいか? こっから先を真面目に聞かねえと……本当に死ぬぞ?」
「……っ」
「よしよし」
にこりと微笑む雅は普段と違い、落ち着いた口調で語り始めた。
「今、この谷の向こうには見ての通り、セル、ルイス、バイロンの三人がいる。あいつら三人を捕らえている触手は、あらゆる生物の生命力を餌にして動くものだ。ああして噛みつき離さないのは、あいつらという餌を食っているからだな。そして触手は、どれだけ餌を貪っても、その欲が満たされることはない。あればあるだけ食っちまう底なしだ。また、生命力の強い奴ほど、触手にとっては美味いらしい。あの三人、馬鹿みたいに生命力があるからな。一瞬で終わることはなく、ジワジワと嬲られていくだろうよ」
説明する様子とは裏腹に、そのあまりの残酷さに身体の震えが止まらない。
決して仲間に対してすることではない。この男は雅じゃない。そう思いたかった。
「つまり、それが今回のゲームの制限時間だ。そんで、お前に挑んでもらうゲームの内容だが……」
言いながら、雅は自身の右手を挙げる。すると、それが弾けたように赤い何かを撒き散らし、シュルシュルと伸びて俺の腰と四肢に絡まった。
「なっ……!? 何っ? これっ……!?」
血……じゃない? これは、触手だ……!
雅の右腕だった部分は、赤い複数の触手に変化していた。それが俺の身体の自由を奪い、軽々宙へと持ち上げる。
何……? 何、何……!? 触手の周りが謎の粘液に塗れていて、ヌメヌメと気持ち悪い。質感は鰻……? それに近い。セル達が捕まっている触手と違って、先端に歯こそないものの、代わりにイソギンチャクのような細かい突起物がある。それが肌を撫でる度に、ブランケット以上の刺激が伝わって……き、気持ち悪い……! 気持ち悪いっ……!
顔をこれ以上なく引き攣らせながら、俺は力の限り抵抗しようとするものの、足が地につかない状況では思うように動けなかった。
一方で、俺を捕らえる雅は、反対の手で自身の腰辺りを叩いた。それが合図とばかりに、犬の雅……略してイヌミヤが、ペタペタと四つん這いで移動し、彼の足元で止まった。
その上に、躊躇なくドカッと腰を下ろした雅。背中に同じ人間の体重を乗せたイヌミヤは「うっ!」と声を漏らしたものの、すぐにうっとりとした表情を浮かべた。
雅は俺を見上げると、今回のゲームのルールを口にした。
「なに、過酷と言っても簡単なことだ。オレをその気にさせて、吐き出す精液すべてを上の口から飲み込むか、この触手の奉仕をするか。この二択だ」
「ほ、奉仕……?」
「この触手はセル達を捕らえているものとは違う。これはお前の生命力を食らうのではなく、身に溜まった過剰分の粘液を吐き出すものだ。ほら、この触手の膨れているところ。ここに粘液が溜まっている。野郎の陰嚢だとでも思えばいい。これが空になるまで、お前の体内に吐き出す……これが奉仕だ」
雅の言うように、俺を捕らえるこの触手には膨れた部分がある。触手の生え際……ちょうど雅の二の腕に当たる部分だ。そこに精液のようなものが溜まっていて、俺の体内に吐き出す……
って、そんなの生理的に無理!! ただでさえ気持ちが悪いのに、こんな悍ましい生物のよくわからない粘液を体内で受け止めるなんて……同じ男に犯されるより嫌だ!!
じゃあ、弟の精液を口で受け止められるかといえば、それこそ倫理的にアウトだろ!
この究極の二択に、俺は半泣きになりながら雅に訴えた。
「い……ぃ、いや……どっちも……え、選べ、ない……そんなの、できないよ……!」
「できる、できないじゃねえ。やるんだよ。全員でここから脱出したいと、本気でそう思っているならな」
非情にも、雅は突き放すように言った。……かと思えば、
「とは言っても、オレ個人はお前に甘いからな。もう一つだけ、特別に選択肢をくれてやるよ」
そう言って、左手でイヌミヤの頭を撫でながら、
「オレとこの犬の正体を当ててみな。それもできねえってんなら、さっきの二択……このどちらかを選べ」
と、シニカルな笑みをその顔に浮かべてみせた。この顔の意味は知っている。これは、俺が絶対に答えられないという確信を持っているからこその表情だ。
ああ、この男は間違いなく雅だ。じゃあその正体って? イヌミヤと合わせた二人の正体なんて、弟以外の何があると言うんだ……?
刹那の間、俺は思考を巡らせた。だが、それも雅の次なる語りによって遮られてしまう。
「だいたい、お前が挑んできたこれまでのゲーム。無理だなんだと思っちゃいても、セル達三人に身を委ねていれば、なんだかんだでゲームをクリアして、全員でここから脱出できる。ハッピーエンドだ! ……って、ミリくらいは思ってただろ?」
「え……?」
ドキリとした。雅の言うように、その思いが自分の中で、なかったわけではなかったからだ。
これまでは生贄らしく、受け身であったがゆえに、行為はプレイヤーの彼らに任せていた。ここから無事に脱出できるかどうか……その自信はなくとも、彼らなら大丈夫という信頼は微かにあった。
身を削り挑んできたとはいえ、クリアを他人任せにしていたことは否めない。それを責められているのかと思いきや、雅は……
「ああ、違う違う。お前を責めているわけじゃない。これまで、このゲームの内容を一つの物語として見ている"奴ら"も、同じことを思ってるんじゃねえか? ってな」
「物……語? やつ、ら……?」
「聖者のおまけで異世界へと召喚された可哀想なお前を主人公に、このゲームを見守ってきた奴らのことさ。……なあ、今まさに見ているんだろ?」
それが誰に向かって、誰に対して、誰を指して言っているのか。雅はしばし俺を置いて、その何者か達に向けて話し始めた。
「つっても、このゲームの行く末を見ている奴らの正体はオレも知らねえ。誰かさんのお陰で、オレは創作ってものに目覚めたが、まだ始めたばかりだ。最終的には映画製作を目指しているんだが……今の段階じゃ、小説として纏めて何かしらの形で発表するくらいがせいぜいか」
「な、何を、言ってるんだ……?」
「ああ、お前はわからなくていい。こっちの話さ。いくらオレでも、人の意思を操作することはほぼ不可能だ。このゲームを、いったいどれだけの奴らが受け入れて、その結末を気にしてくれんのか……それはオレにもわからねえ。しかし、そうだな……今回のように物語のジャンルがデスゲームなら、その結末はハッピーエンドを望む奴が多いだろう。このまま無事にゲームをクリアして、あわよくばオレの正体を突き止め真相を知り得た後、プレイヤーの三人とともにこのマウスボックスから脱出する……って筋書きが王道かな? それとも、今から挑む敗者復活戦にお前が負けて、あいつらとともに全員が陵辱されて悶え苦しむバッドエンドを望むのか……」
雅は宙を見上げて、誰かに問いかけた。
「なあ、お前らはどんなエンドが見たいと思う?」
※以上を持ちまして、こちらでの更新を一旦休止します。そして別サイトさんで連載中の「異世界での監禁デスゲームが、思っていたものとなんか違った」セルルートが完結次第、こちらの真相ルートの続きを再開致します。またもお待たせしてしまいますが、最後までお付き合いくださると嬉しいです。(こちらのお知らせは再開次第消去します)
俺に対しては横柄で、勝手をする弟だったけれど、他人に危害を与えるようなことはしない。そう信じていた。
しかし、今この場でゲームを仕切る男は、自分の仲間を捕らえ、危険に晒していた。遠目からでもわかる。アレはやばい。
赤黒い無数の触手はタコの足のようにウネウネと動き、セル達の身体に纏わりついている。その触手の先端には細かい歯のようなものがあり、それが彼らの衣服を食い千切り、肌を露出させ首や胸、腹などに噛みつき離れない。
まさか、身体を食っている? 彼らは悲鳴こそあげないものの、それぞれが痛みに堪えるような苦悶の表情を浮かべていた。
これは夢なのか? 夢だよな? どうか夢だと言ってくれ! 俺は縋るように、雅を見上げた。
「なあ、嘘だよな……? 雅……なんでお前が……冗談、なんだよな……? お前がこんな酷いことをするなんて……そ、そうだよ。だって、これまでのゲーム中、俺の頭に話しかけてきた奴とは、声が違うんだ……だから……!」
「んなもん、空気を介して伝わる声と、脳内に直接響く声が違うのは当然だろ」
マウスボックスへ拉致された時に着ていた服と同じ服を纏う雅は、あっけらかんとした様子で俺に答えた。気導音と骨導音の違いを言っているのか? 確かに、同じ声でもそれぞれ聞こえ方は違うというけれど……けど、だとしても……!
「なんで……? どうして、お前が……!?」
こんなことをする意味がわからない。それに、黒幕の正体が雅なのだとしたら、俺の傍で犬となっている雅は何なんだ? この雅は俺の知る彼とはかけ離れた姿をしているが、黒幕同様偽者とは思えない。どちらも雅だ。
わからない。わからないよ……!
「シーッ」
黒幕の雅は口元で人差し指を立てると、黙るように目で語った。その感じたこともない威圧感に、俺はビクッと肩を震わせ、否応なく口を閉じた。
「まずはルール説明だ。今回、ゲームのプレイヤーはお前。生贄はあいつらだ。いいか? こっから先を真面目に聞かねえと……本当に死ぬぞ?」
「……っ」
「よしよし」
にこりと微笑む雅は普段と違い、落ち着いた口調で語り始めた。
「今、この谷の向こうには見ての通り、セル、ルイス、バイロンの三人がいる。あいつら三人を捕らえている触手は、あらゆる生物の生命力を餌にして動くものだ。ああして噛みつき離さないのは、あいつらという餌を食っているからだな。そして触手は、どれだけ餌を貪っても、その欲が満たされることはない。あればあるだけ食っちまう底なしだ。また、生命力の強い奴ほど、触手にとっては美味いらしい。あの三人、馬鹿みたいに生命力があるからな。一瞬で終わることはなく、ジワジワと嬲られていくだろうよ」
説明する様子とは裏腹に、そのあまりの残酷さに身体の震えが止まらない。
決して仲間に対してすることではない。この男は雅じゃない。そう思いたかった。
「つまり、それが今回のゲームの制限時間だ。そんで、お前に挑んでもらうゲームの内容だが……」
言いながら、雅は自身の右手を挙げる。すると、それが弾けたように赤い何かを撒き散らし、シュルシュルと伸びて俺の腰と四肢に絡まった。
「なっ……!? 何っ? これっ……!?」
血……じゃない? これは、触手だ……!
雅の右腕だった部分は、赤い複数の触手に変化していた。それが俺の身体の自由を奪い、軽々宙へと持ち上げる。
何……? 何、何……!? 触手の周りが謎の粘液に塗れていて、ヌメヌメと気持ち悪い。質感は鰻……? それに近い。セル達が捕まっている触手と違って、先端に歯こそないものの、代わりにイソギンチャクのような細かい突起物がある。それが肌を撫でる度に、ブランケット以上の刺激が伝わって……き、気持ち悪い……! 気持ち悪いっ……!
顔をこれ以上なく引き攣らせながら、俺は力の限り抵抗しようとするものの、足が地につかない状況では思うように動けなかった。
一方で、俺を捕らえる雅は、反対の手で自身の腰辺りを叩いた。それが合図とばかりに、犬の雅……略してイヌミヤが、ペタペタと四つん這いで移動し、彼の足元で止まった。
その上に、躊躇なくドカッと腰を下ろした雅。背中に同じ人間の体重を乗せたイヌミヤは「うっ!」と声を漏らしたものの、すぐにうっとりとした表情を浮かべた。
雅は俺を見上げると、今回のゲームのルールを口にした。
「なに、過酷と言っても簡単なことだ。オレをその気にさせて、吐き出す精液すべてを上の口から飲み込むか、この触手の奉仕をするか。この二択だ」
「ほ、奉仕……?」
「この触手はセル達を捕らえているものとは違う。これはお前の生命力を食らうのではなく、身に溜まった過剰分の粘液を吐き出すものだ。ほら、この触手の膨れているところ。ここに粘液が溜まっている。野郎の陰嚢だとでも思えばいい。これが空になるまで、お前の体内に吐き出す……これが奉仕だ」
雅の言うように、俺を捕らえるこの触手には膨れた部分がある。触手の生え際……ちょうど雅の二の腕に当たる部分だ。そこに精液のようなものが溜まっていて、俺の体内に吐き出す……
って、そんなの生理的に無理!! ただでさえ気持ちが悪いのに、こんな悍ましい生物のよくわからない粘液を体内で受け止めるなんて……同じ男に犯されるより嫌だ!!
じゃあ、弟の精液を口で受け止められるかといえば、それこそ倫理的にアウトだろ!
この究極の二択に、俺は半泣きになりながら雅に訴えた。
「い……ぃ、いや……どっちも……え、選べ、ない……そんなの、できないよ……!」
「できる、できないじゃねえ。やるんだよ。全員でここから脱出したいと、本気でそう思っているならな」
非情にも、雅は突き放すように言った。……かと思えば、
「とは言っても、オレ個人はお前に甘いからな。もう一つだけ、特別に選択肢をくれてやるよ」
そう言って、左手でイヌミヤの頭を撫でながら、
「オレとこの犬の正体を当ててみな。それもできねえってんなら、さっきの二択……このどちらかを選べ」
と、シニカルな笑みをその顔に浮かべてみせた。この顔の意味は知っている。これは、俺が絶対に答えられないという確信を持っているからこその表情だ。
ああ、この男は間違いなく雅だ。じゃあその正体って? イヌミヤと合わせた二人の正体なんて、弟以外の何があると言うんだ……?
刹那の間、俺は思考を巡らせた。だが、それも雅の次なる語りによって遮られてしまう。
「だいたい、お前が挑んできたこれまでのゲーム。無理だなんだと思っちゃいても、セル達三人に身を委ねていれば、なんだかんだでゲームをクリアして、全員でここから脱出できる。ハッピーエンドだ! ……って、ミリくらいは思ってただろ?」
「え……?」
ドキリとした。雅の言うように、その思いが自分の中で、なかったわけではなかったからだ。
これまでは生贄らしく、受け身であったがゆえに、行為はプレイヤーの彼らに任せていた。ここから無事に脱出できるかどうか……その自信はなくとも、彼らなら大丈夫という信頼は微かにあった。
身を削り挑んできたとはいえ、クリアを他人任せにしていたことは否めない。それを責められているのかと思いきや、雅は……
「ああ、違う違う。お前を責めているわけじゃない。これまで、このゲームの内容を一つの物語として見ている"奴ら"も、同じことを思ってるんじゃねえか? ってな」
「物……語? やつ、ら……?」
「聖者のおまけで異世界へと召喚された可哀想なお前を主人公に、このゲームを見守ってきた奴らのことさ。……なあ、今まさに見ているんだろ?」
それが誰に向かって、誰に対して、誰を指して言っているのか。雅はしばし俺を置いて、その何者か達に向けて話し始めた。
「つっても、このゲームの行く末を見ている奴らの正体はオレも知らねえ。誰かさんのお陰で、オレは創作ってものに目覚めたが、まだ始めたばかりだ。最終的には映画製作を目指しているんだが……今の段階じゃ、小説として纏めて何かしらの形で発表するくらいがせいぜいか」
「な、何を、言ってるんだ……?」
「ああ、お前はわからなくていい。こっちの話さ。いくらオレでも、人の意思を操作することはほぼ不可能だ。このゲームを、いったいどれだけの奴らが受け入れて、その結末を気にしてくれんのか……それはオレにもわからねえ。しかし、そうだな……今回のように物語のジャンルがデスゲームなら、その結末はハッピーエンドを望む奴が多いだろう。このまま無事にゲームをクリアして、あわよくばオレの正体を突き止め真相を知り得た後、プレイヤーの三人とともにこのマウスボックスから脱出する……って筋書きが王道かな? それとも、今から挑む敗者復活戦にお前が負けて、あいつらとともに全員が陵辱されて悶え苦しむバッドエンドを望むのか……」
雅は宙を見上げて、誰かに問いかけた。
「なあ、お前らはどんなエンドが見たいと思う?」
※以上を持ちまして、こちらでの更新を一旦休止します。そして別サイトさんで連載中の「異世界での監禁デスゲームが、思っていたものとなんか違った」セルルートが完結次第、こちらの真相ルートの続きを再開致します。またもお待たせしてしまいますが、最後までお付き合いくださると嬉しいです。(こちらのお知らせは再開次第消去します)
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