10 / 10
罰ゲーム END.
しおりを挟む
「おっ……ガバッガバになってるかと思いきや、これはなかなか……」
上で、挿入した感想を口にしながら、ガッポは腰を振り始めた。腰を掴まれ、ズン、ズン、と太くも長いペニスで何度も突いてくる。また、バックという体位になったからか、中の突かれ方が変わり、その度にビュル、ビュル、と微かな精液が俺のペニスから飛び出ていく。
「んあっ、あっ、だめっ、またっ、なかっ、中にっ、出し、んっ、出さなっ、ああっ、出さないでぇぇ……!」
「ああ? 外出しがいいってか?」
「んっ、か、感じ、ちゃう、からあっ……抜い、抜いでっ、抜いでぇぇ……!」
「感じてんならいいじゃねえか。そういうルールだ。ってわけで、中出し決定な」
「んっ、ころっ、ころすっ、んあっ、あ、あどでっ、こ、ころじて……や、おっ、んおおぉっ……!」
もう自分が何を言っているのかわからない。ガッポはガハハ! と下品なくらいに大きく笑った。
「ほらほら。勇者様よぉ。ケツマ○コで感じてますって言ってみな? そしたらイかしてやるからよぉ」
「れが……だれ、がぁ……んひぃぃぃ!?」
奥を突かれながら腫れ上がった尻を叩かれ、俺は目を剥いて絶頂した。
「やべっ、こいつ叩かれてイくんだった」
「触手でチンコ、握っとくか?」
「いや~……もう何したってイくだろぉ」
その言葉の通り、俺は触手でペニスを握られても、ケツを突かれる度に射精することなく達し続けた。
「んああっ……! い、イぐ……! イっでるからぁぁ……!? ケツマ○コでぇ……いっ、イぐぅぅぅ……!!」
「ギャハハッ! 自分から言ってるよ、こいつ!」
ケラケラと嘲笑されながら、俺は玩具のように扱われた。だが、ガッポはなかなかの遅漏で、何度か体位を変えて俺を犯すも射精ができず、最後は……。
「んはああっ!? りゃめえ……! ご、ごりゅごりゅするぅぅ……!? 中がぁ……ごりゅってするからぁぁ……!」
「ふははっ! こりゃすげぇ! 触手が纏わりついて特大チンコだ! くうぅ~!!」
ドズンの触手がガッポのペニスへと纏わり、極太に超がつくほどのイボイボペニスで下から上へと突き上げるような激しい抽挿を繰り返した後、ようやく射精することに成功した。
「く……はぁっ……んっ、あっ……んっ……ち、ちくびっ……いやぁぁ……」
すっかり腰が抜けた俺は、べたりと床に貼り付いた。しかしまだ遊び足りないのか、ドズンが触手で乳首を捏ねくり回してくる。俺は陸に上げられた魚のように、脚を大きく割り開いたままビクビクと小刻みに跳ねていた。
「とりあえず、これで全員条件を満たしたことになんのか?」
「いや、勇者様の仲間のにーちゃんがまだ、カードの能力を使っていねえ」
「そうか。ちと名残惜しいが、にーちゃん。後はたっぷり、愛しの勇者様を抱い……うおおっ!?」
突如、ドズンが驚きの声を上げた。何だ? と霞む両目で辺りを見回すと、そこには……
「ブルルル……!」
「う、馬……の、獣人?」
いつの間にか、黒い毛並みが美しい、馬の顔をした大柄な人間が一糸纏わず佇んでいた。
なぜ、獣人がこんなところにいるんだ? ここには自分以外に、ドワーフ二人とワイアットしかいなかったはず。獣人なんて……
「ああ、トランスフォームか……」
ガッポが納得するように呟いたのを耳にして、ワイアットが引いたカードを思い出した。トランスフォーム。その能力を使ったとするならば、ここにいる獣人は……
「はあっ……はあっ……わ、わぃ……ぁ、と……」
「マサル……」
ズン、ズン、と大股で一歩ずつ、こちらへ近づく獣人は、寝そべる俺を軽々と持ち上げると、背面にした俺の両膝裏を割り開くようにして抱えて、ポッカリと開いた肛門へ猛々しい牡馬の「ソレ」を押し当てた。
「む……むり……そんな、の……むり、だからぁ……」
散々犯され、嬲られ、拡張された俺だけど、これは明らかにサイズがあっていない。なのにワイアットは、ピタピタと「ソレ」を当ててくる。ここまでされて怖いものなんてないだろうと、そう思っていただけに、頭からタラタラと冷や汗が流れた。
「愛してるよ、マサル」
「~~~っ!!?」
こんな凶器、人の中に挿れるものじゃない。あり得ない衝撃が俺を襲い、ぐりんと白目を剥いた。
「もう喘ぎ声すら出ねえってか」
「裂けてねえのが不思議なくらいだぜ」
「もう突き上げられる度にイってんぞ、勇者様」
「射精の有無は問わないってそういうことかよ」
「だが、確かに……ルール通り、天国行きは一人だな」
ーーーー…
「あー……疲れた。ゲーム考えんのも結構頭使うなぁ……」
パキパキと頭を左右に傾けながら、「俺」は水面に浮かぶ「ゲーム」の映像を眺めていた。
「えーと、外へ出る選択をしたのがドワーフ二人か。まったく、拗らせたやつの愛はねちっこくてえげつねえなぁ」
自称勇者様と戦士の二人は、このままヘルボックスに残ることを選択した。戦士はともかく、快楽に溺れた勇者の方はもはや思考を放棄しているようだが……選択は選択だ。俺はドワーフ二人を、ヘルボックスから外へと出した。
「思い通りに事が運びすぎて、結末があっけないが……この『勇者』様はまだまだ使い道があるしな。壊れない程度に遊んでもらわねえと」
なぜ自分が異世界へと転移させられ、こんな理不尽な「ゲーム」に巻き込まれたのか、自分本位にしか物事を考えられないこのマサルという男には、真実を伝えたところでわかりはしないだろう。結局は他者を恨むことより、快楽に溺れることを選んだ男だ。こんな男に、魔王を倒せるはずがない。
ま、はなから「神」も、期待していなかったけどな。
「さてさて、次の『ゲーム』でも考えますか。メンツは魔術師に騎士、ビーストテイマーに聖者…………と、そのおまけだ。くくっ。こいつらがどんな結末を迎えるのか、今から楽しみだな」
END.
上で、挿入した感想を口にしながら、ガッポは腰を振り始めた。腰を掴まれ、ズン、ズン、と太くも長いペニスで何度も突いてくる。また、バックという体位になったからか、中の突かれ方が変わり、その度にビュル、ビュル、と微かな精液が俺のペニスから飛び出ていく。
「んあっ、あっ、だめっ、またっ、なかっ、中にっ、出し、んっ、出さなっ、ああっ、出さないでぇぇ……!」
「ああ? 外出しがいいってか?」
「んっ、か、感じ、ちゃう、からあっ……抜い、抜いでっ、抜いでぇぇ……!」
「感じてんならいいじゃねえか。そういうルールだ。ってわけで、中出し決定な」
「んっ、ころっ、ころすっ、んあっ、あ、あどでっ、こ、ころじて……や、おっ、んおおぉっ……!」
もう自分が何を言っているのかわからない。ガッポはガハハ! と下品なくらいに大きく笑った。
「ほらほら。勇者様よぉ。ケツマ○コで感じてますって言ってみな? そしたらイかしてやるからよぉ」
「れが……だれ、がぁ……んひぃぃぃ!?」
奥を突かれながら腫れ上がった尻を叩かれ、俺は目を剥いて絶頂した。
「やべっ、こいつ叩かれてイくんだった」
「触手でチンコ、握っとくか?」
「いや~……もう何したってイくだろぉ」
その言葉の通り、俺は触手でペニスを握られても、ケツを突かれる度に射精することなく達し続けた。
「んああっ……! い、イぐ……! イっでるからぁぁ……!? ケツマ○コでぇ……いっ、イぐぅぅぅ……!!」
「ギャハハッ! 自分から言ってるよ、こいつ!」
ケラケラと嘲笑されながら、俺は玩具のように扱われた。だが、ガッポはなかなかの遅漏で、何度か体位を変えて俺を犯すも射精ができず、最後は……。
「んはああっ!? りゃめえ……! ご、ごりゅごりゅするぅぅ……!? 中がぁ……ごりゅってするからぁぁ……!」
「ふははっ! こりゃすげぇ! 触手が纏わりついて特大チンコだ! くうぅ~!!」
ドズンの触手がガッポのペニスへと纏わり、極太に超がつくほどのイボイボペニスで下から上へと突き上げるような激しい抽挿を繰り返した後、ようやく射精することに成功した。
「く……はぁっ……んっ、あっ……んっ……ち、ちくびっ……いやぁぁ……」
すっかり腰が抜けた俺は、べたりと床に貼り付いた。しかしまだ遊び足りないのか、ドズンが触手で乳首を捏ねくり回してくる。俺は陸に上げられた魚のように、脚を大きく割り開いたままビクビクと小刻みに跳ねていた。
「とりあえず、これで全員条件を満たしたことになんのか?」
「いや、勇者様の仲間のにーちゃんがまだ、カードの能力を使っていねえ」
「そうか。ちと名残惜しいが、にーちゃん。後はたっぷり、愛しの勇者様を抱い……うおおっ!?」
突如、ドズンが驚きの声を上げた。何だ? と霞む両目で辺りを見回すと、そこには……
「ブルルル……!」
「う、馬……の、獣人?」
いつの間にか、黒い毛並みが美しい、馬の顔をした大柄な人間が一糸纏わず佇んでいた。
なぜ、獣人がこんなところにいるんだ? ここには自分以外に、ドワーフ二人とワイアットしかいなかったはず。獣人なんて……
「ああ、トランスフォームか……」
ガッポが納得するように呟いたのを耳にして、ワイアットが引いたカードを思い出した。トランスフォーム。その能力を使ったとするならば、ここにいる獣人は……
「はあっ……はあっ……わ、わぃ……ぁ、と……」
「マサル……」
ズン、ズン、と大股で一歩ずつ、こちらへ近づく獣人は、寝そべる俺を軽々と持ち上げると、背面にした俺の両膝裏を割り開くようにして抱えて、ポッカリと開いた肛門へ猛々しい牡馬の「ソレ」を押し当てた。
「む……むり……そんな、の……むり、だからぁ……」
散々犯され、嬲られ、拡張された俺だけど、これは明らかにサイズがあっていない。なのにワイアットは、ピタピタと「ソレ」を当ててくる。ここまでされて怖いものなんてないだろうと、そう思っていただけに、頭からタラタラと冷や汗が流れた。
「愛してるよ、マサル」
「~~~っ!!?」
こんな凶器、人の中に挿れるものじゃない。あり得ない衝撃が俺を襲い、ぐりんと白目を剥いた。
「もう喘ぎ声すら出ねえってか」
「裂けてねえのが不思議なくらいだぜ」
「もう突き上げられる度にイってんぞ、勇者様」
「射精の有無は問わないってそういうことかよ」
「だが、確かに……ルール通り、天国行きは一人だな」
ーーーー…
「あー……疲れた。ゲーム考えんのも結構頭使うなぁ……」
パキパキと頭を左右に傾けながら、「俺」は水面に浮かぶ「ゲーム」の映像を眺めていた。
「えーと、外へ出る選択をしたのがドワーフ二人か。まったく、拗らせたやつの愛はねちっこくてえげつねえなぁ」
自称勇者様と戦士の二人は、このままヘルボックスに残ることを選択した。戦士はともかく、快楽に溺れた勇者の方はもはや思考を放棄しているようだが……選択は選択だ。俺はドワーフ二人を、ヘルボックスから外へと出した。
「思い通りに事が運びすぎて、結末があっけないが……この『勇者』様はまだまだ使い道があるしな。壊れない程度に遊んでもらわねえと」
なぜ自分が異世界へと転移させられ、こんな理不尽な「ゲーム」に巻き込まれたのか、自分本位にしか物事を考えられないこのマサルという男には、真実を伝えたところでわかりはしないだろう。結局は他者を恨むことより、快楽に溺れることを選んだ男だ。こんな男に、魔王を倒せるはずがない。
ま、はなから「神」も、期待していなかったけどな。
「さてさて、次の『ゲーム』でも考えますか。メンツは魔術師に騎士、ビーストテイマーに聖者…………と、そのおまけだ。くくっ。こいつらがどんな結末を迎えるのか、今から楽しみだな」
END.
21
お気に入りに追加
66
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説

悪役令息物語~呪われた悪役令息は、追放先でスパダリたちに愛欲を注がれる~
トモモト ヨシユキ
BL
魔法を使い魔力が少なくなると発情しちゃう呪いをかけられた僕は、聖者を誘惑した罪で婚約破棄されたうえ辺境へ追放される。
しかし、もと婚約者である王女の企みによって山賊に襲われる。
貞操の危機を救ってくれたのは、若き辺境伯だった。
虚弱体質の呪われた深窓の令息をめぐり対立する聖者と辺境伯。
そこに呪いをかけた邪神も加わり恋の鞘当てが繰り広げられる?
エブリスタにも掲載しています。
異世界転生先でアホのふりしてたら執着された俺の話
深山恐竜
BL
俺はよくあるBL魔法学園ゲームの世界に異世界転生したらしい。よりにもよって、役どころは作中最悪の悪役令息だ。何重にも張られた没落エンドフラグをへし折る日々……なんてまっぴらごめんなので、前世のスキル(引きこもり)を最大限活用して平和を勝ち取る! ……はずだったのだが、どういうわけか俺の従者が「坊ちゃんの足すべすべ~」なんて言い出して!?

つまりそれは運命
える
BL
別サイトで公開した作品です。
以下登場人物
レオル
狼獣人 α
体長(獣型) 210cm
〃 (人型) 197cm
鼻の効く警察官。番は匿ってドロドロに溺愛するタイプ。めっちゃ酒豪
セラ
人間 Ω
身長176cm
カフェ店員。気が強く喧嘩っ早い。番限定で鼻が良くなり、番の匂いが着いているものを身につけるのが趣味。(帽子やシャツ等)

王子なのに戦場の聖域で好き勝手ヤってたら獣人に飼われました
サクラギ
BL
戦場で共に戦う者たちを慰める場所、聖域がある。そこでは国も身分も関係なく集うことができた。
獣人と戦士が書きたいだけで始めました。独りよがりなお話をお許し下さいます方のみお進みください。

当て馬的ライバル役がメインヒーローに喰われる話
屑籠
BL
サルヴァラ王国の公爵家に生まれたギルバート・ロードウィーグ。
彼は、物語のそう、悪役というか、小悪党のような性格をしている。
そんな彼と、彼を溺愛する、物語のヒーローみたいにキラキラ輝いている平民、アルベルト・グラーツのお話。
さらっと読めるようなそんな感じの短編です。

親友と同時に死んで異世界転生したけど立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話
gina
BL
親友と同時に死んで異世界転生したけど、
立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話です。
タイトルそのままですみません。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞

オメガパンダの獣人は麒麟皇帝の運命の番
兎騎かなで
BL
パンダ族の白露は成人を迎え、生まれ育った里を出た。白露は里で唯一のオメガだ。将来は父や母のように、のんびりとした生活を営めるアルファと結ばれたいと思っていたのに、実は白露は皇帝の番だったらしい。
美味しい笹の葉を分けあって二人で食べるような、鳥を見つけて一緒に眺めて楽しむような、そんな穏やかな時を、激務に追われる皇帝と共に過ごすことはできるのか?
さらに白露には、発情期が来たことがないという悩みもあって……理想の番関係に向かって奮闘する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる