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7歳
(ある日)愛するコ(月都side)
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コンコン
控えめなノックと共に扉が開くと愛しい愛しいあの子がひょっこりと顔を出した。
「つ、月都兄様…」
「…どうしたの?優。」
珍しい来客に驚きを隠せない俺は、読んでいた本をパタリと閉めてベッドから降りる。
「……お部屋が怖くて……」
……
「ほら優……こっちへ」
てくてくと枕を抱きながら歩いてくる姿は天使そのものだ。
優をベッドに寝かせて俺はその横に座るような形で優の頭を撫でた。
「…でも優。ダメじゃないか。」
「え?」
「優の部屋から1番遠い俺の部屋まで1人で来るなんて…イケナイ子だね?」
「ご、ごめんなさい」
コロコロ表情が変わって分かりやすい優。でも、たまに優の考えていることが分からない時もある。少し大人っぽい表情をすると言うか、大人っぽいとも違う7歳とは思えない顔をしていたり正直不思議な子だ。
まぁあそんな優も可愛いんだけどね。
「優。お仕置だね」
「えっ「んっ」」
小さい唇に深い深いキスをする。
優のファーストキスは俺が貰ったんだ。これからも優の唇は俺のモノ他の人に取られるなんて考えられない。
「ハアッハアッ……に…いさまぁ」
顔を赤くして俺を見上げる
……もし優の初めてのキスの相手が俺じゃなかったら?父や母以外で優を好きな奴がいたら?…その時は……
「にいさまぁ…?」
物欲しそうな目で俺の唇を見ている優に理性が弾けそうになるのを我慢して唇を貪った。
ーー
「ハアッ……っん//……もうっむりっにいさまぁ」
「んはぁ、はあっ…少しやり過ぎたかな…」
本当は最後までしたいけれど先へ進むのはもう少し段階を踏んでから。
「ごめんね優、もう寝「さ……て」」
「どうしたの?」
「ハアッ…ハアッ、にいさまぁ…ぼくのあそこがむずむずするんです………さわって……?」
目をうるうるさせながらオネダリする姿に理性が弾ける音がした。
優の下半身に手を伸ばし『にいさま!』
ん?ゆう?
あれ?
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「兄様!月都兄様!」
「ゆう……」
「お庭で寝たら風邪をひきますよ!」
「あ、あぁごめん。ありがとう。」
そうだ。学校から帰って優と一緒に庭で本を読んでいるうちに気持ちよくて寝てしまったのだ。
じゃああれは……
夢、か…………
「はぁーーーーーーーー…」
だめだ。このままだとすぐに優に手を出してしまいそうになる。
「兄様…?」
「あぁ。優ごめんね大丈夫だよ。」
だめだ
好きだ
離したくない
うん
愛してるよ優
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