148 / 180
夢に咲く花
74
しおりを挟む
「あの、関係あるかは分からないんですけど、蜘蛛の巣を見たんです」
蜘蛛の巣くらい、誰でも見たことがあるだろう。まるで子供の発想だ。その場の殆どの者が思った。
兵士たちの呆れた眼差しと、肩透かしだと言わんばかりの嘲笑が、孝宏に注がれる。
蜘蛛と蜘蛛の巣、それほどおかしな組み合わせだろうか。孝宏は自身の中に生まれた反発心に下唇を噛んだ。
「あれは……」
部屋の隅で白衣を着た女性が口を開いた。会議中ずっと壁にもたれ掛かっていたのが、発言し注目を集めた為にこの時ばかりは壁から背を離し背筋を伸ばし自立する。
「あれは虫の蜘蛛によく似ているが、アライアカスジクロクモモドキっていうれっきとした哺乳類だ。南半球にある、尊大なる導神大陸にのみに生息して、主に森林などに住んでいるらしい。もちろん蜘蛛じゃないから糸は吐かない。だが、今私たちの頭を悩ませている奴とは少し違うのは確かだ。本来、彼らの毒は弱いし、体ももう少し小さい。とはいえ、ここにいるあの蜘蛛モドキが糸を吐いたという報告もない。解剖して詳しく見ないと確かではないから、はっきりと否定はできないがな」
目の下にはっきりと残るクマと今にも閉じそうな瞼が、彼女を悪く印象付け、いかに寝ていないかを表していた。
最近は不測の事態ばかりで、確認する事や調べなければならない物が多く、巨大蜘蛛が発生してからは禄に休憩も取っていない。今も眠気の限界を迎えつつあった。
何とか説明しなければと、彼女なりに気合いを入れて優しく話したつもりが、孝宏には蔑視を含んだ大人の笑みに見えた。
子供の訳も分からぬ戯言と言われている気がして、孝宏は顔を赤らめた。
「すみません……俺、良く知らなくせにこんな…………中断させてしまって、ごめんなさい」
孝宏は下げた頭を上げる前に深呼吸をした。するといくらか膨らんだ怒りが逃げていく。
あの大きさの巣が普通でないなら、誰かの目に留まるはずで、話題にすら上がらないというのは、巨大な蜘蛛の巣くらいどこにでもあると、つまりそういうことだ。
聞こえてくるため息は一つや二つじゃない。孝宏は聞こえない振りをして、すまし顔で頭を上げた。
「いや、大丈夫です。お気になさらず。では先に…………」
「もっと詳しく話せ」
先に進めよう、そう言いかけた兵士の言葉をカウルが遮った。胸の前で組んでいた腕を解き、しっかり孝宏に見合っている。
「気になったことがあったから、考えていたんだろう?蜘蛛の巣の何が気になったんだ?」
カウルに促されても、孝宏は答えるべきか迷っていた。これ以上兵士たちを煩わせたくなかったし、また否定されるのを恐れていた。
それはカウルにも理解できていた。
しかし、孝宏はよく知らないと言ったが、カウルが普段聞いていたカダンの夢の話の限りでは、この世界と異世界は良く似ていた。それに森にいれば蜘蛛の巣を見かける機会も当然あるが、孝宏、マリー、鈴木の三人が驚いたことなど一度もない。植物や空の色。食事。どれを取っても三人は、故郷のどれに似ていると楽しそうに話していた。
そんな彼が感じた違和感を、勘違いと一蹴するには早すぎる。それより何よりだ、カウルは兵士たちの態度が気に食わなかった。
確かに孝宏が単純に、蜘蛛から連想したのを口に出した可能性もあるが、情報の少ない現状では何が有用な情報へと繋がるか分からないのだから、確認は怠るべきではない。
それにもかかわらず、話も聞かずに思い込みと決めつける態度がカウルは嫌いだった。協力を仰ぎながらも、所詮は子供と侮る彼らは、カウルが村で見てきた大人にそっくりで忘れたい古傷がきりりと痛む。
「いや、本当にゴメン。ただの蜘蛛の巣なんだ。蜘蛛もすごく小さかったし、小さい蜘蛛が大きい巣を作ることだってあるよな。あれがたまたま……偶然……」
偶然――孝宏は自分で口に出した単語が、自身の台詞に対して不釣り合いに思えた。
巨大な蜘蛛の巣のから巨大蜘蛛が表れるのは普通だろうか。例えばだが、もしも町中に巨大な蜘蛛の巣があったとしたら、それは普通だろうか。巨大蜘蛛の巣が町中にあるのが普通であるなら、蜘蛛の巣の傍から巨大蜘蛛が表れるのは不自然ではないが、それは本当に正しいのだろうか。
(あそこにだけあって、町中にあるとは限らない。たまたまってこともある……けど、そんなことあるのか?異世界では普通……なのか?)
考えれば考えるほど胸騒ぎがしてくる。
「どうした?」
解らない事を解らないままにしているのは酷く気持ちが悪いし、笑われても、呆れられても、取り返しのつかないミスに繋がるよりはずっと良い。
(ソコトラの二の舞だけは、絶対にごめんだ)
孝宏は意を決して、カウルに自身の見た詳細を伝えた。
「カウル、俺が見たのはすごく大きい蜘蛛の巣でさ、蜘蛛は凄く小さかったんだけど、巣は最低でも二メートル以上あったと思う。幅も高さも奥行きもある立体的な巣だった。通りの端から端に糸を張ってあったから……もしかしたらもっと大きいかも」
とたん、コオユイの表情が変わった。
孝宏たちが襲われた場所は道幅五メートル以上はあったはずで、コオユイが知る限りで、このあたりにそれだけ巨大な巣を張る蜘蛛はいない。立体的な、しかもそれだけ大きな巣を作るとなるとかなり特徴的で、知られていてもおかしくないが、そんな話を聞いた事もない。
「あっ……」
細められたコオユイの目に怯えた孝宏が説明を止めてしまったのを、コオユイは睨んだまま続きを促した。
「……俺が蜘蛛の巣を見つけた後に蜘蛛に襲われたんです。俺たちを襲った蜘蛛は空中からいきなり出てきたんですけど、その蜘蛛の巣があった場所と蜘蛛が出てきた場所がとても近い、というか同じだったんじゃないかって思ったんです」
孝宏の今の発言を受けて、その場の空気は間違いなく一変した。兵士達がざわつき互いに顔を、視線を合わせ首を横に振る。
「今の説明に間違いはないな?」
「はい。蜘蛛の巣から出てきたかどうかは、絶対、じゃないですけど……」
「しかし蜘蛛の巣から出てきたように見えた……と」
「はい」
「もしそうなら巨大蜘蛛はすぐにでも現れるかもしれない……ということか」
コオユイが深くため息を吐く。
コオユイをはじめ兵士たちの動揺を、孝宏はいまいち理解できていなかった。出現場所が分かったのならむしろ都合が良いとしか思えなかった。
蜘蛛の巣くらい、誰でも見たことがあるだろう。まるで子供の発想だ。その場の殆どの者が思った。
兵士たちの呆れた眼差しと、肩透かしだと言わんばかりの嘲笑が、孝宏に注がれる。
蜘蛛と蜘蛛の巣、それほどおかしな組み合わせだろうか。孝宏は自身の中に生まれた反発心に下唇を噛んだ。
「あれは……」
部屋の隅で白衣を着た女性が口を開いた。会議中ずっと壁にもたれ掛かっていたのが、発言し注目を集めた為にこの時ばかりは壁から背を離し背筋を伸ばし自立する。
「あれは虫の蜘蛛によく似ているが、アライアカスジクロクモモドキっていうれっきとした哺乳類だ。南半球にある、尊大なる導神大陸にのみに生息して、主に森林などに住んでいるらしい。もちろん蜘蛛じゃないから糸は吐かない。だが、今私たちの頭を悩ませている奴とは少し違うのは確かだ。本来、彼らの毒は弱いし、体ももう少し小さい。とはいえ、ここにいるあの蜘蛛モドキが糸を吐いたという報告もない。解剖して詳しく見ないと確かではないから、はっきりと否定はできないがな」
目の下にはっきりと残るクマと今にも閉じそうな瞼が、彼女を悪く印象付け、いかに寝ていないかを表していた。
最近は不測の事態ばかりで、確認する事や調べなければならない物が多く、巨大蜘蛛が発生してからは禄に休憩も取っていない。今も眠気の限界を迎えつつあった。
何とか説明しなければと、彼女なりに気合いを入れて優しく話したつもりが、孝宏には蔑視を含んだ大人の笑みに見えた。
子供の訳も分からぬ戯言と言われている気がして、孝宏は顔を赤らめた。
「すみません……俺、良く知らなくせにこんな…………中断させてしまって、ごめんなさい」
孝宏は下げた頭を上げる前に深呼吸をした。するといくらか膨らんだ怒りが逃げていく。
あの大きさの巣が普通でないなら、誰かの目に留まるはずで、話題にすら上がらないというのは、巨大な蜘蛛の巣くらいどこにでもあると、つまりそういうことだ。
聞こえてくるため息は一つや二つじゃない。孝宏は聞こえない振りをして、すまし顔で頭を上げた。
「いや、大丈夫です。お気になさらず。では先に…………」
「もっと詳しく話せ」
先に進めよう、そう言いかけた兵士の言葉をカウルが遮った。胸の前で組んでいた腕を解き、しっかり孝宏に見合っている。
「気になったことがあったから、考えていたんだろう?蜘蛛の巣の何が気になったんだ?」
カウルに促されても、孝宏は答えるべきか迷っていた。これ以上兵士たちを煩わせたくなかったし、また否定されるのを恐れていた。
それはカウルにも理解できていた。
しかし、孝宏はよく知らないと言ったが、カウルが普段聞いていたカダンの夢の話の限りでは、この世界と異世界は良く似ていた。それに森にいれば蜘蛛の巣を見かける機会も当然あるが、孝宏、マリー、鈴木の三人が驚いたことなど一度もない。植物や空の色。食事。どれを取っても三人は、故郷のどれに似ていると楽しそうに話していた。
そんな彼が感じた違和感を、勘違いと一蹴するには早すぎる。それより何よりだ、カウルは兵士たちの態度が気に食わなかった。
確かに孝宏が単純に、蜘蛛から連想したのを口に出した可能性もあるが、情報の少ない現状では何が有用な情報へと繋がるか分からないのだから、確認は怠るべきではない。
それにもかかわらず、話も聞かずに思い込みと決めつける態度がカウルは嫌いだった。協力を仰ぎながらも、所詮は子供と侮る彼らは、カウルが村で見てきた大人にそっくりで忘れたい古傷がきりりと痛む。
「いや、本当にゴメン。ただの蜘蛛の巣なんだ。蜘蛛もすごく小さかったし、小さい蜘蛛が大きい巣を作ることだってあるよな。あれがたまたま……偶然……」
偶然――孝宏は自分で口に出した単語が、自身の台詞に対して不釣り合いに思えた。
巨大な蜘蛛の巣のから巨大蜘蛛が表れるのは普通だろうか。例えばだが、もしも町中に巨大な蜘蛛の巣があったとしたら、それは普通だろうか。巨大蜘蛛の巣が町中にあるのが普通であるなら、蜘蛛の巣の傍から巨大蜘蛛が表れるのは不自然ではないが、それは本当に正しいのだろうか。
(あそこにだけあって、町中にあるとは限らない。たまたまってこともある……けど、そんなことあるのか?異世界では普通……なのか?)
考えれば考えるほど胸騒ぎがしてくる。
「どうした?」
解らない事を解らないままにしているのは酷く気持ちが悪いし、笑われても、呆れられても、取り返しのつかないミスに繋がるよりはずっと良い。
(ソコトラの二の舞だけは、絶対にごめんだ)
孝宏は意を決して、カウルに自身の見た詳細を伝えた。
「カウル、俺が見たのはすごく大きい蜘蛛の巣でさ、蜘蛛は凄く小さかったんだけど、巣は最低でも二メートル以上あったと思う。幅も高さも奥行きもある立体的な巣だった。通りの端から端に糸を張ってあったから……もしかしたらもっと大きいかも」
とたん、コオユイの表情が変わった。
孝宏たちが襲われた場所は道幅五メートル以上はあったはずで、コオユイが知る限りで、このあたりにそれだけ巨大な巣を張る蜘蛛はいない。立体的な、しかもそれだけ大きな巣を作るとなるとかなり特徴的で、知られていてもおかしくないが、そんな話を聞いた事もない。
「あっ……」
細められたコオユイの目に怯えた孝宏が説明を止めてしまったのを、コオユイは睨んだまま続きを促した。
「……俺が蜘蛛の巣を見つけた後に蜘蛛に襲われたんです。俺たちを襲った蜘蛛は空中からいきなり出てきたんですけど、その蜘蛛の巣があった場所と蜘蛛が出てきた場所がとても近い、というか同じだったんじゃないかって思ったんです」
孝宏の今の発言を受けて、その場の空気は間違いなく一変した。兵士達がざわつき互いに顔を、視線を合わせ首を横に振る。
「今の説明に間違いはないな?」
「はい。蜘蛛の巣から出てきたかどうかは、絶対、じゃないですけど……」
「しかし蜘蛛の巣から出てきたように見えた……と」
「はい」
「もしそうなら巨大蜘蛛はすぐにでも現れるかもしれない……ということか」
コオユイが深くため息を吐く。
コオユイをはじめ兵士たちの動揺を、孝宏はいまいち理解できていなかった。出現場所が分かったのならむしろ都合が良いとしか思えなかった。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
薬師だからってポイ捨てされました~異世界の薬師なめんなよ。神様の弟子は無双する~
黄色いひよこ
ファンタジー
薬師のロベルト・シルベスタは偉大な師匠(神様)の教えを終えて自領に戻ろうとした所、異世界勇者召喚に巻き込まれて、周りにいた数人の男女と共に、何処とも知れない世界に落とされた。
─── からの~数年後 ────
俺が此処に来て幾日が過ぎただろう。
ここは俺が生まれ育った場所とは全く違う、環境が全然違った世界だった。
「ロブ、申し訳無いがお前、明日から来なくていいから。急な事で済まねえが、俺もちっせえパーティーの長だ。より良きパーティーの運営の為、泣く泣くお前を切らなきゃならなくなった。ただ、俺も薄情な奴じゃねぇつもりだ。今日までの給料に、迷惑料としてちと上乗せして払っておくから、穏便に頼む。断れば上乗せは無しでクビにする」
そう言われて俺に何が言えよう、これで何回目か?
まぁ、薬師の扱いなどこんなものかもな。
この世界の薬師は、ただポーションを造るだけの職業。
多岐に亘った薬を作るが、僧侶とは違い瞬時に体を癒す事は出来ない。
普通は……。
異世界勇者巻き込まれ召喚から数年、ロベルトはこの異世界で逞しく生きていた。
勇者?そんな物ロベルトには関係無い。
魔王が居ようが居まいが、世界は変わらず巡っている。
とんでもなく普通じゃないお師匠様に薬師の業を仕込まれた弟子ロベルトの、危難、災難、巻き込まれ痛快世直し異世界道中。
はてさて一体どうなるの?
と、言う話。ここに開幕!
● ロベルトの独り言の多い作品です。ご了承お願いします。
● 世界観はひよこの想像力全開の世界です。
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる