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夢に咲く花
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「ヘルメル殿下……であらせられますか?」
カダンはなれない言葉遣いに舌を噛みそうになった。ただし表情が険しいのは決してそれだけが原因でない。
マリーはヘルメル殿下とだけ聞いただけで、ソコトラで聞いていたのを思い出し深く頷いた。公園での不審者は彼だったのだ。名前だけで察しを付けるあたりマリーは聡い。
相手は時間が惜しいのか、前置きなしに本題を切り出した。
――ルイとタカヒロという二人に心当たりはないか?――
カダンだけでなく皆が耳を疑った。思わぬ所で飛び出した二人の名前に狼狽え、カダンは一拍置いたのちに慌てて肯定する。
「知ってます……と言うよりも、二人は私共と生活を共にしている者たちです」
――今町中に出没している蜘蛛のような生物は知っているな?――
「はい」
返事を返すカダンから表情が消えた。
繋がらない二つの質問に頭の中で警鐘が鳴る。考えようとするのに、考えがまとまらない。いや考えたくないのかもしれない。
無言で人精を見つめる、その手がじっとりと汗で濡れた。
カウルは横目でマリーを見た。彼女は顔を青ざめさせ、浅く開いた唇がかすかに震えている。カウルはグッと奥歯を噛み、震えるマリーの手を優しく握りしめた。せめて無事でいてさえくれれば、もうそれだけで良い。カウルの人精を見る目が細く鋭くなっていく。
――我々は君たちの協力を必要としている――
「協力……ですか?でも私たちがお役に立てるでしょうか……ただの一般人ですし……」
カダンは困惑し狼狽えた。言葉の端々に拒否を滲ませているのは、王子相手に気後れしている為だろうか。
「きっと心配ないよ。ルイが付いてるんだから、タカヒロも大丈夫だって」
マリーがカウルに言った。重ねれらた手にさらに手を重ね、撫でる。
「え?あ、あぁ。そうだな」
きっと二人とも無事だ。カウルは表情は晴れないまま、俯きそう呟いた。
「え!?今のはどういうことでしょうか」
突然カダンが声を荒げた。先程と打って変わり、悔い気味に人精に掴みかかっている。
――今のところ二人は生きている、と言った。だが話を出来る状況にないのだ。だからあなた達に協力してもらいたいと――
「ですから何があったんですか!?出来れば詳しく事情を……」
――殿下に代わりまして私が順に説明します。ですから落ち着いてください――
人精の向こう側の声が変わった。今度は落ち着いた男の声だ。
男は二人が巨大蜘蛛に襲われたことを、治療を受け病院にいることを、何故かルイだけが毒から回復していることを、ルイの意識が回復していない為に有効かもしれない魔術札を訊けないでいることを、ヘルメルがカダンたちのことを覚えていてナキイの話から推測し、カダンたちを探していたことを、順序良く丁寧に話した。
――ルイさんだけが助かったのは、病院に着く前に使用した魔術札が要因ではないかと我々は考えています。心当たりがあれば教えて頂きたい。今は時間との勝負なのです――
「そんなこと言われても……」
「もしかしたら!」
知らないと答えようとしたカダンを、マリーが大きな声で遮った。
勝手をし過ぎたカダンに双子はきつく休むよう言っていたが、当の二人は、特にルイは休息もそこそこにひたすら何かを作っていた。ずっと馬車の中に押し込められていたカダンとは違い、カウルとマリーはルイが何をしていたのかよく知っていた。
「確か、色んな道具とか魔術札も作ってた。あのノートにあったのを試したいからって言って。もしかしたらその一つなんじゃ……」
あのノートとはもちろん、双子の母オウカが作った魔術が記されたノート。今研究所にあるノートは複製で元のノートはルイが大事に持っている。
「そういや紙に何か書いてたな。あれは魔術札を作ってたのか」
「そんなことをしてたのか。人には休めと言ったくせに……」
――あのノートとは? 今手元にあるのか?――
人精の向こうから早口で捲し立てる声が焦っているのは気のせいではない。確かではない、カダンは前置きしてから説明した。
「………………それから研究所にあるだけでなく、ルイも持っているはずです。普段であれば鍵をかけてますが、使った魔術札をルイのカバンから出したのであれば、ノートも取りだせると思うのですが……」
確証はない。普段のルイは己のカバンに鍵をしていた。持ち主以外が取りだせないよう魔術を施していたのだから、魔術が綻んでいたり、設定を変えていればあるいは取りだせるかもしれない。
魔術札だけが偶然にも魔術式のほころびの隙間から、こぼれ出たのだとしたらそれは本当に幸運だった。
その綻びを利用すればノートだって取りだせるはずだが、時間がないと言った彼らがそんな面倒をするだろうか。
カダンは自身の提案は無用であったかも知れないと思い直した。自分ならそんな手間取る方法よりも、研究所からノートの写しを転送してもらうよう要請すると考えたからだ。しかし相手の返答は意外なものだった。
――それは……いや、これは急を要します。鍵の魔法の壊す許可して頂きたい。外のバックは無傷とはいかないでしょうが、中身が壊れないよう細心の注意をしますのでどうか……――
「それは……」
意表をついた返答に多少の戸惑いを覚えながらも、カダンはカウルに目配せをした。ルイの鞄はどういう物だっただろうか。祖父のまたは両親の遺品だったりしただろうか。
目が合うとカウルは頷きながら、唇が大丈夫と言う。
「……大丈夫です」
――あなた方のご協力に感謝します。では私はこれで失礼します――
カダンはなれない言葉遣いに舌を噛みそうになった。ただし表情が険しいのは決してそれだけが原因でない。
マリーはヘルメル殿下とだけ聞いただけで、ソコトラで聞いていたのを思い出し深く頷いた。公園での不審者は彼だったのだ。名前だけで察しを付けるあたりマリーは聡い。
相手は時間が惜しいのか、前置きなしに本題を切り出した。
――ルイとタカヒロという二人に心当たりはないか?――
カダンだけでなく皆が耳を疑った。思わぬ所で飛び出した二人の名前に狼狽え、カダンは一拍置いたのちに慌てて肯定する。
「知ってます……と言うよりも、二人は私共と生活を共にしている者たちです」
――今町中に出没している蜘蛛のような生物は知っているな?――
「はい」
返事を返すカダンから表情が消えた。
繋がらない二つの質問に頭の中で警鐘が鳴る。考えようとするのに、考えがまとまらない。いや考えたくないのかもしれない。
無言で人精を見つめる、その手がじっとりと汗で濡れた。
カウルは横目でマリーを見た。彼女は顔を青ざめさせ、浅く開いた唇がかすかに震えている。カウルはグッと奥歯を噛み、震えるマリーの手を優しく握りしめた。せめて無事でいてさえくれれば、もうそれだけで良い。カウルの人精を見る目が細く鋭くなっていく。
――我々は君たちの協力を必要としている――
「協力……ですか?でも私たちがお役に立てるでしょうか……ただの一般人ですし……」
カダンは困惑し狼狽えた。言葉の端々に拒否を滲ませているのは、王子相手に気後れしている為だろうか。
「きっと心配ないよ。ルイが付いてるんだから、タカヒロも大丈夫だって」
マリーがカウルに言った。重ねれらた手にさらに手を重ね、撫でる。
「え?あ、あぁ。そうだな」
きっと二人とも無事だ。カウルは表情は晴れないまま、俯きそう呟いた。
「え!?今のはどういうことでしょうか」
突然カダンが声を荒げた。先程と打って変わり、悔い気味に人精に掴みかかっている。
――今のところ二人は生きている、と言った。だが話を出来る状況にないのだ。だからあなた達に協力してもらいたいと――
「ですから何があったんですか!?出来れば詳しく事情を……」
――殿下に代わりまして私が順に説明します。ですから落ち着いてください――
人精の向こう側の声が変わった。今度は落ち着いた男の声だ。
男は二人が巨大蜘蛛に襲われたことを、治療を受け病院にいることを、何故かルイだけが毒から回復していることを、ルイの意識が回復していない為に有効かもしれない魔術札を訊けないでいることを、ヘルメルがカダンたちのことを覚えていてナキイの話から推測し、カダンたちを探していたことを、順序良く丁寧に話した。
――ルイさんだけが助かったのは、病院に着く前に使用した魔術札が要因ではないかと我々は考えています。心当たりがあれば教えて頂きたい。今は時間との勝負なのです――
「そんなこと言われても……」
「もしかしたら!」
知らないと答えようとしたカダンを、マリーが大きな声で遮った。
勝手をし過ぎたカダンに双子はきつく休むよう言っていたが、当の二人は、特にルイは休息もそこそこにひたすら何かを作っていた。ずっと馬車の中に押し込められていたカダンとは違い、カウルとマリーはルイが何をしていたのかよく知っていた。
「確か、色んな道具とか魔術札も作ってた。あのノートにあったのを試したいからって言って。もしかしたらその一つなんじゃ……」
あのノートとはもちろん、双子の母オウカが作った魔術が記されたノート。今研究所にあるノートは複製で元のノートはルイが大事に持っている。
「そういや紙に何か書いてたな。あれは魔術札を作ってたのか」
「そんなことをしてたのか。人には休めと言ったくせに……」
――あのノートとは? 今手元にあるのか?――
人精の向こうから早口で捲し立てる声が焦っているのは気のせいではない。確かではない、カダンは前置きしてから説明した。
「………………それから研究所にあるだけでなく、ルイも持っているはずです。普段であれば鍵をかけてますが、使った魔術札をルイのカバンから出したのであれば、ノートも取りだせると思うのですが……」
確証はない。普段のルイは己のカバンに鍵をしていた。持ち主以外が取りだせないよう魔術を施していたのだから、魔術が綻んでいたり、設定を変えていればあるいは取りだせるかもしれない。
魔術札だけが偶然にも魔術式のほころびの隙間から、こぼれ出たのだとしたらそれは本当に幸運だった。
その綻びを利用すればノートだって取りだせるはずだが、時間がないと言った彼らがそんな面倒をするだろうか。
カダンは自身の提案は無用であったかも知れないと思い直した。自分ならそんな手間取る方法よりも、研究所からノートの写しを転送してもらうよう要請すると考えたからだ。しかし相手の返答は意外なものだった。
――それは……いや、これは急を要します。鍵の魔法の壊す許可して頂きたい。外のバックは無傷とはいかないでしょうが、中身が壊れないよう細心の注意をしますのでどうか……――
「それは……」
意表をついた返答に多少の戸惑いを覚えながらも、カダンはカウルに目配せをした。ルイの鞄はどういう物だっただろうか。祖父のまたは両親の遺品だったりしただろうか。
目が合うとカウルは頷きながら、唇が大丈夫と言う。
「……大丈夫です」
――あなた方のご協力に感謝します。では私はこれで失礼します――
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