432 / 465
ダークエルフの帰還
マリオ特製の石窯で焼いたピザ その1
しおりを挟む
協力を申し出るとマリオが食堂の方に行って、すぐに戻ってきた。
彼の雰囲気から食材の確認をしてきたように見える。
「それではマルクさん、食材のカットをお願いします。詳しい説明はこっちで」
「分かりました。ぜひ教えてください」
マリオは残る三人に適当にくつろいで待つように言った後、こちらを先導するように食堂の方に向かった。
彼に続いて移動すると、そのまま調理場の方に入っていった。
「野菜がいくつか揃ったのと生地をこねたい気分で、ピザにしようと思います」
「すごいですね! そういえば、オーブンや窯は見当たらないですけど」
「いやー、薪を燃やすと煙が大変で。外に設置してあるんです」
俺はマリオの説明に頷いた。
調理場はそれなりにスペースがあるものの、風通しをよくしたところで、しっかりした換気扇がなければどうにもならない。
それこそ日本の焼肉屋にあるような吸気口みたいなものがあれば完璧だ。
しかしながら電動の換気扇は存在しないので、屋外に窯を設置するのは自然な流れだといえる。
マリオは一人で経営しているだけあって、とても手際がよかった。
会話の途中だったかと思えば、いつの間にか野菜の下洗いを終えている。
「ここにまな板と包丁は置いときます。切り方は大丈夫ですよね?」
「ええとピザに乗せるなら、ぶつ切りでいいですか?」
「火力強めで火は通るんで、大まかでもいけますよ」
笑顔を浮かべたまま説明を終えたマリオは調理場の裏口から外に出た。
窯を使うには火が必要なので、生地を作る前に火起こしに向かったのだろう。
「……それにしても」
焼肉屋の店主として肉の切り方に自信があるわけだが、こうしてピザに使う野菜を切るような機会はない。
店で出すサラダもそこまで細かいことは考えずに盛りつけていた。
お客に出すためではないと分かっていても、見映えや火の通り方を考えてしまう。
少しの間まな板の前で固まっていたが、そもそも細かな火力調整をしないことを思い出して、アバウトな切り方でもいいと考えるようにした。
そう捉えることで気持ちが軽くなり、自然と包丁を握っていた。
ピザを作ることなどないせいか、考えすぎてしまった面もある。
手始めにピーマンのカットから取りかかる。
上下のヘタの部分を落とした後、真ん中の種の部分を抜いて輪切りにしていく。
扱いが難しくないこともあり、あっという間に用意された分を切ることができた。
「さてと次は……このキュウリみたいなのはズッキーニだな」
マリオの畑は栄養が豊富なようで、しっかりとした太さがある。
採れたての野菜だけあって、新鮮で潤いの感じられる鮮度だった。
「これもそんなに難しくないか」
ピーマンと同じように上下の先を切り落として、食べやすい厚さに切っていく。
包丁が通らないほどではないものの、栄養が行き渡っているのを示すように張りがあった。
ズッキーニのカットを終えると、まな板の横に置いた容器に二種類の野菜が盛られた状態になった。
こうして成果が見えることでやりきった感がある。
「……あっ、まだ他の野菜もあるんだった」
充実感に浸りかけたところで、今度はトマトを切り始める。
そのまま集中して作業を続けているとマリオが戻ってきた。
「これはこれは順調みたいで」
「やり始めたらハマってしまって。簡単な作業でも没頭できるといいですね」
「ははっ、分かります」
マリオは言葉を交わしつつ、エプロンを身につけて小麦粉の入った紙袋を取り出した。
手慣れた作業で材料を集めては合わせていき、あっという間にピザ生地が完成していった。
彼はできあがった生地に目を向けながら話を続ける。
「今回は短時間の発酵にしました。予約がある日の食事に出す時はもう少し待つんだけど。デュラス産の小麦粉を使ってるんで、味は保証します」
「それはもうピザは専門外なので、マリオさんに一任しますよ。これで食材と生地が揃ったので、あとは焼くだけですか?」
「まさにその通りです」
マリオは自信を感じさせる笑みを浮かべた後、完成した生地の上にオイルやチーズをかけていった。
そうしてベースができたところで、俺がカットした野菜を並べていく。
焼く前の段階は完了して、きれいに盛りつけされたピザが調理台の上に数枚ある状態になった。
「せっかくなんで、お三方にも焼くところをお見せしようと思います。よかったら、呼んできてください」
「それはもちろん」
俺は調理場を出て、先ほどのロビーに戻った。
足を運んで三人を探そうとすると、揃って椅子に腰かけている状態だった。
ダークエルフ一人と兵士が二人。
ラーニャはともかく、体力自慢の二人でさえもたくさん歩いたことで、ちょっとだけお疲れの様子だった。
「すいません、ちょっといいですか?」
疲れて休んでいるのかと思いきや、リリアが目を輝かせてこちらを見た。
「マルク殿、ついに完成ですか?」
「いやその、これから焼くところなので、マリオさんが見せたいという話です」
「これは失礼しました。私としたこが……。焼くところ、ぜひ拝見させてもらいましょう」
リリアは好反応だったが、残る二人はあっさりしたリアクションだった。
一応、確認のために声をかけてみる。
「あの、ラーニャさんはどうします?」
「私はもう少し座っている。完成したら呼んでくれ」
「分かりました。クリストフさんは?」
「…………」
どうしたのだろう。
彼が無視するはずがないのだが、なぜか返事がない。
「マルク殿、クリストフはうたた寝をしているようです。この先のルートを地図で調べたり、考えたりしていたようなので、寝不足なのでしょう」
「あっ、なるほど」
俺の位置からはクリストフの顔が見えないわけだが、あえて覗きこむようなことは控えておいた。
ひとまず、リリアと二人でマリオのところに戻ることにした。
彼の雰囲気から食材の確認をしてきたように見える。
「それではマルクさん、食材のカットをお願いします。詳しい説明はこっちで」
「分かりました。ぜひ教えてください」
マリオは残る三人に適当にくつろいで待つように言った後、こちらを先導するように食堂の方に向かった。
彼に続いて移動すると、そのまま調理場の方に入っていった。
「野菜がいくつか揃ったのと生地をこねたい気分で、ピザにしようと思います」
「すごいですね! そういえば、オーブンや窯は見当たらないですけど」
「いやー、薪を燃やすと煙が大変で。外に設置してあるんです」
俺はマリオの説明に頷いた。
調理場はそれなりにスペースがあるものの、風通しをよくしたところで、しっかりした換気扇がなければどうにもならない。
それこそ日本の焼肉屋にあるような吸気口みたいなものがあれば完璧だ。
しかしながら電動の換気扇は存在しないので、屋外に窯を設置するのは自然な流れだといえる。
マリオは一人で経営しているだけあって、とても手際がよかった。
会話の途中だったかと思えば、いつの間にか野菜の下洗いを終えている。
「ここにまな板と包丁は置いときます。切り方は大丈夫ですよね?」
「ええとピザに乗せるなら、ぶつ切りでいいですか?」
「火力強めで火は通るんで、大まかでもいけますよ」
笑顔を浮かべたまま説明を終えたマリオは調理場の裏口から外に出た。
窯を使うには火が必要なので、生地を作る前に火起こしに向かったのだろう。
「……それにしても」
焼肉屋の店主として肉の切り方に自信があるわけだが、こうしてピザに使う野菜を切るような機会はない。
店で出すサラダもそこまで細かいことは考えずに盛りつけていた。
お客に出すためではないと分かっていても、見映えや火の通り方を考えてしまう。
少しの間まな板の前で固まっていたが、そもそも細かな火力調整をしないことを思い出して、アバウトな切り方でもいいと考えるようにした。
そう捉えることで気持ちが軽くなり、自然と包丁を握っていた。
ピザを作ることなどないせいか、考えすぎてしまった面もある。
手始めにピーマンのカットから取りかかる。
上下のヘタの部分を落とした後、真ん中の種の部分を抜いて輪切りにしていく。
扱いが難しくないこともあり、あっという間に用意された分を切ることができた。
「さてと次は……このキュウリみたいなのはズッキーニだな」
マリオの畑は栄養が豊富なようで、しっかりとした太さがある。
採れたての野菜だけあって、新鮮で潤いの感じられる鮮度だった。
「これもそんなに難しくないか」
ピーマンと同じように上下の先を切り落として、食べやすい厚さに切っていく。
包丁が通らないほどではないものの、栄養が行き渡っているのを示すように張りがあった。
ズッキーニのカットを終えると、まな板の横に置いた容器に二種類の野菜が盛られた状態になった。
こうして成果が見えることでやりきった感がある。
「……あっ、まだ他の野菜もあるんだった」
充実感に浸りかけたところで、今度はトマトを切り始める。
そのまま集中して作業を続けているとマリオが戻ってきた。
「これはこれは順調みたいで」
「やり始めたらハマってしまって。簡単な作業でも没頭できるといいですね」
「ははっ、分かります」
マリオは言葉を交わしつつ、エプロンを身につけて小麦粉の入った紙袋を取り出した。
手慣れた作業で材料を集めては合わせていき、あっという間にピザ生地が完成していった。
彼はできあがった生地に目を向けながら話を続ける。
「今回は短時間の発酵にしました。予約がある日の食事に出す時はもう少し待つんだけど。デュラス産の小麦粉を使ってるんで、味は保証します」
「それはもうピザは専門外なので、マリオさんに一任しますよ。これで食材と生地が揃ったので、あとは焼くだけですか?」
「まさにその通りです」
マリオは自信を感じさせる笑みを浮かべた後、完成した生地の上にオイルやチーズをかけていった。
そうしてベースができたところで、俺がカットした野菜を並べていく。
焼く前の段階は完了して、きれいに盛りつけされたピザが調理台の上に数枚ある状態になった。
「せっかくなんで、お三方にも焼くところをお見せしようと思います。よかったら、呼んできてください」
「それはもちろん」
俺は調理場を出て、先ほどのロビーに戻った。
足を運んで三人を探そうとすると、揃って椅子に腰かけている状態だった。
ダークエルフ一人と兵士が二人。
ラーニャはともかく、体力自慢の二人でさえもたくさん歩いたことで、ちょっとだけお疲れの様子だった。
「すいません、ちょっといいですか?」
疲れて休んでいるのかと思いきや、リリアが目を輝かせてこちらを見た。
「マルク殿、ついに完成ですか?」
「いやその、これから焼くところなので、マリオさんが見せたいという話です」
「これは失礼しました。私としたこが……。焼くところ、ぜひ拝見させてもらいましょう」
リリアは好反応だったが、残る二人はあっさりしたリアクションだった。
一応、確認のために声をかけてみる。
「あの、ラーニャさんはどうします?」
「私はもう少し座っている。完成したら呼んでくれ」
「分かりました。クリストフさんは?」
「…………」
どうしたのだろう。
彼が無視するはずがないのだが、なぜか返事がない。
「マルク殿、クリストフはうたた寝をしているようです。この先のルートを地図で調べたり、考えたりしていたようなので、寝不足なのでしょう」
「あっ、なるほど」
俺の位置からはクリストフの顔が見えないわけだが、あえて覗きこむようなことは控えておいた。
ひとまず、リリアと二人でマリオのところに戻ることにした。
19
お気に入りに追加
3,290
あなたにおすすめの小説
今のは勇者スキルではない、村人スキルだ ~複合スキルが最強すぎるが、真の勇者スキルはもっと強いに違いない(思いこみ)~
ねぎさんしょ
ファンタジー
【完結保証】15万字足らず、約60話にて第一部完結します!
勇者の血筋に生まれながらにしてジョブ適性が『村人』であるレジードは、生家を追い出されたのち、自力で勇者になるべく修行を重ねた。努力が実らないまま生涯の幕を閉じるも、転生により『勇者』の適性を得る。
しかしレジードの勇者適性は、自分のステータス画面にそう表示されているだけ。
他者から確認すると相変わらず村人であり、所持しているはずの勇者スキルすら発動しないことがわかる。
自分は勇者なのか、そうでないのか。
ふしぎに思うレジードだったが、そもそも彼は転生前から汎用アビリティ『複合技能』の極致にまで熟達しており、あらゆるジョブのスキルを村人スキルで再現することができた。
圧倒的な火力、隙のない肉体強化、便利な生活サポート等々。
「勇者こそ至高、勇者スキルこそ最強。俺はまだまだ、生家<イルケシス>に及ばない」
そう思いこんでいるのはレジード当人のみ。
転生後に出会った騎士の少女。
転生後に再会したエルフの弟子。
楽しい仲間に囲まれて、レジードは自分自身の『勇者』を追い求めてゆく。
勇者スキルを使うための村人スキルで、最強を証明しながら……
※カクヨム様、小説家になろう様でも連載予定です。
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
底辺おっさん異世界通販生活始めます!〜ついでに傾国を建て直す〜
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
学歴も、才能もない底辺人生を送ってきたアラフォーおっさん。
運悪く暴走車との事故に遭い、命を落とす。
憐れに思った神様から不思議な能力【通販】を授かり、異世界転生を果たす。
異世界で【通販】を用いて衰退した村を建て直す事に成功した僕は、国家の建て直しにも協力していく事になる。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界で神様になってたらしい私のズボラライフ
トール
恋愛
会社帰り、駅までの道程を歩いていたはずの北野 雅(36)は、いつの間にか森の中に佇んでいた。困惑して家に帰りたいと願った雅の前に現れたのはなんと実家を模した家で!?
自身が願った事が現実になる能力を手に入れた雅が望んだのは冒険ではなく、“森に引きこもって生きる! ”だった。
果たして雅は独りで生きていけるのか!?
実は神様になっていたズボラ女と、それに巻き込まれる人々(神々)とのドタバタラブ? コメディ。
※この作品は「小説家になろう」でも掲載しています
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる