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和の国サクラギとミズキ姫
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「肉料理のお店をやってるんだよね? だったら、美味しい肉料理を食べさせて! うちの店の厨房なら好きに使っていいから」
ミズキは盛り上がった様子で、はっきりとこちらに宣言した。
その表情からとても楽しそうであることが窺える。
「ちょっと、どうしたの? ミズキ、絡み酒はダメよ」
「飲んでませんから、これ」
ミズキはほろ酔い加減で歩いてきたアデルの口にグラスを近づけた。
彼女はよけることができず、中身を飲まされるようなかたちになる。
「……これってミント水? ずいぶんとご機嫌じゃない。そんなにマルクと気が合うのかしら」
「何だか面白そうなことになってるな」
続けてハンクが骨付きの鳥肉を片手にやってきた。
ワイルドに丸かじりしては、むしゃむしゃと咀嚼している。
「マルクに美食クラブの一員になってもらおうと思うんだ。アデルは反対しないでしょ?」
「久しぶりに聞いたはその単語。規約があるような格式ばった集まりでもないし、趣味の集まりみたいなものだから、あなたの好きにしていいわ」
「うんうん、そうだよね。その方が面白いから」
「私もどんな料理ができるか楽しみだから、参加させてもらうわよ」
「いいね、大歓迎!」
アデルとミズキの間で話が盛り上がっている。
俺は二人の様子を窺いながら声をかける。
「今から厨房を使わせてもらいますね。店の人にはミズキさんの許可をもらったと言えば問題ないですか?」
いくら何でも店内に見知らぬ他人が足を踏み入れて、唐突に料理を始めるのは無理がある。それに今は営業中なのだ。
「おーい、ちょっといいかな」
「どうされました?」
ミズキが呼びかけると、店員の一人がすぐに駆けつけた。
「そこの青年に料理を作ってもらうから、厨房に入るって料理人たちに説明しておいて」
「承知しました」
店員は踵を返して、店の中に戻っていった。
「マルクくん、それじゃあ行ってらっしゃい!」
「ありがとうございます」
俺は屋外の席を離れて、店員の後に続いて店の中に入った。
店内は外観と同じようにこだわりが感じられる。
静かで落ちついた雰囲気で数人のお客が食事中だった。
「厨房はこちらです」
店員はこちらの存在に気づいて、丁寧な口調で説明した。
案内された方向についていくと、動き回る料理人の姿が目に入った。
三人のうち二人は地元民と思われる外見で、もう一人は日本人を想起させるような顔立ちをしている。
「料理長、オーナーがこちらの方に厨房の一部を使わせてほしいそうです」
店員は日本人風の男に声をかけた。
彼が厨房の責任者のようだ。
「姫様が? ……忙しさのピークは越えているから構わんが。そんなことを言ったのは始めてだから、姫様なりの理由があるのだろう」
料理長と呼ばれた男は髭を生やしており、精悍な顔立ちをしている。
たしか、彼のような男を日本ではサムライと呼んでいたような気がする。
「――お仕事中に失礼します」
遠慮しすぎても話が進まないので、こちらから声をかけた。
料理長は落ちついた様子で、穏やかな表情をしている。
突然の来訪者に対して、怒りを表す様子は見られない。
「ミズキさんに料理を振る舞うことになりまして、厨房をお借りしても?」
「手前はタイゾウと申す。貴殿の名を聞いてもよいか」
「名乗るのが遅れてすみません。ランス王国から来たマルクといいます」
こちらが自己紹介をすると、タイゾウは目を細めた。
「ほほう、遠いところから。今日のピークはすぎている。食材も調理器具も好きに使うといい」
「ありがとうございます」
「手前は姫様とお父上であられるゼントク様に忠義を誓っている。姫様のお頼みである以上、断る理由がない。気兼ねなく使われるとよろしい」
俺は頭を下げてから、厨房の様子を確認することにした。
ミズキのルーツは和の国であるはずなのだが、ここの設備は西洋風レストランに近い趣きが感じられる。
日本の古典に出てくるような古めかしいかまどなどは存在しない。
「タイゾウさん、簡易冷蔵庫の中を見せてもらっても?」
「構わん。好きに見てくれ」
「お仕事中、失礼しました」
冷蔵庫は厨房の一角にあり、扉を開くと色んな食材が入っていた。
イクラを食べたばかりだが、その元に当たるサケも置いてある。
「前にマスは食べたけど、脂の乗ったサケは美味そうだな」
優れた素材を前にして、メニューを考えるのを忘れそうになる。
このサケならば塩焼きにするだけでも美味いだろう。
「うーん、肉料理の店をやっているという流れになってしまったけど、うちは焼肉屋だから、俺自身が肉料理を得意にしているわけではないし……」
鉄板と焼き台を用意して焼肉をしてもらえば、ミズキを喜ばせる勝算はある。
だが、肉料理となると彼女の反応が読めないところがある。
扉を開けたままにしておくと温度が上がってしまうため、一旦閉じることにした。
常温保存されている食材もあるはずなので、別の場所も見てみよう。
「――お兄さん。ミズキ様に料理を作るんだろ」
「えっ、はい……」
声のした方を向くと、地元民らしき男が立っていた。
柔和な表情で人のよさそうな顔をしている。
「姫様、味は分かるけど、好き嫌いが激しい。この調味料を使えば、満足してもらえるはずだ」
彼は小皿を差し出して、その上に乗った何かを味見するように示した。
暗めの黄土色をした、土のようにも見える何か。
どこか懐かしさを覚える反面、それが何であるかを思い出せない。
「……これは?」
「そりゃ初見だと戸惑うよね。これはミソっていうサクラギの調味料。面白い味がするから、ほら舐めてみて」
「では、遠慮なく」
説明を受けたところで土のように見えることには変わりない。
しかし、気立てのいい彼の言葉を信じようと思った。
俺は指先にミソをつけると、そっと口の中に運んだ。
「……どう?」
「面白い味ですね。これの材料は?」
「豆の一種に塩を混ぜて発酵させるとこうなるらしいよ」
説明を受けた後、口に残る余韻に意識が向く。
この味わいから何かを思いつきそうな感覚がしている。
ミズキは盛り上がった様子で、はっきりとこちらに宣言した。
その表情からとても楽しそうであることが窺える。
「ちょっと、どうしたの? ミズキ、絡み酒はダメよ」
「飲んでませんから、これ」
ミズキはほろ酔い加減で歩いてきたアデルの口にグラスを近づけた。
彼女はよけることができず、中身を飲まされるようなかたちになる。
「……これってミント水? ずいぶんとご機嫌じゃない。そんなにマルクと気が合うのかしら」
「何だか面白そうなことになってるな」
続けてハンクが骨付きの鳥肉を片手にやってきた。
ワイルドに丸かじりしては、むしゃむしゃと咀嚼している。
「マルクに美食クラブの一員になってもらおうと思うんだ。アデルは反対しないでしょ?」
「久しぶりに聞いたはその単語。規約があるような格式ばった集まりでもないし、趣味の集まりみたいなものだから、あなたの好きにしていいわ」
「うんうん、そうだよね。その方が面白いから」
「私もどんな料理ができるか楽しみだから、参加させてもらうわよ」
「いいね、大歓迎!」
アデルとミズキの間で話が盛り上がっている。
俺は二人の様子を窺いながら声をかける。
「今から厨房を使わせてもらいますね。店の人にはミズキさんの許可をもらったと言えば問題ないですか?」
いくら何でも店内に見知らぬ他人が足を踏み入れて、唐突に料理を始めるのは無理がある。それに今は営業中なのだ。
「おーい、ちょっといいかな」
「どうされました?」
ミズキが呼びかけると、店員の一人がすぐに駆けつけた。
「そこの青年に料理を作ってもらうから、厨房に入るって料理人たちに説明しておいて」
「承知しました」
店員は踵を返して、店の中に戻っていった。
「マルクくん、それじゃあ行ってらっしゃい!」
「ありがとうございます」
俺は屋外の席を離れて、店員の後に続いて店の中に入った。
店内は外観と同じようにこだわりが感じられる。
静かで落ちついた雰囲気で数人のお客が食事中だった。
「厨房はこちらです」
店員はこちらの存在に気づいて、丁寧な口調で説明した。
案内された方向についていくと、動き回る料理人の姿が目に入った。
三人のうち二人は地元民と思われる外見で、もう一人は日本人を想起させるような顔立ちをしている。
「料理長、オーナーがこちらの方に厨房の一部を使わせてほしいそうです」
店員は日本人風の男に声をかけた。
彼が厨房の責任者のようだ。
「姫様が? ……忙しさのピークは越えているから構わんが。そんなことを言ったのは始めてだから、姫様なりの理由があるのだろう」
料理長と呼ばれた男は髭を生やしており、精悍な顔立ちをしている。
たしか、彼のような男を日本ではサムライと呼んでいたような気がする。
「――お仕事中に失礼します」
遠慮しすぎても話が進まないので、こちらから声をかけた。
料理長は落ちついた様子で、穏やかな表情をしている。
突然の来訪者に対して、怒りを表す様子は見られない。
「ミズキさんに料理を振る舞うことになりまして、厨房をお借りしても?」
「手前はタイゾウと申す。貴殿の名を聞いてもよいか」
「名乗るのが遅れてすみません。ランス王国から来たマルクといいます」
こちらが自己紹介をすると、タイゾウは目を細めた。
「ほほう、遠いところから。今日のピークはすぎている。食材も調理器具も好きに使うといい」
「ありがとうございます」
「手前は姫様とお父上であられるゼントク様に忠義を誓っている。姫様のお頼みである以上、断る理由がない。気兼ねなく使われるとよろしい」
俺は頭を下げてから、厨房の様子を確認することにした。
ミズキのルーツは和の国であるはずなのだが、ここの設備は西洋風レストランに近い趣きが感じられる。
日本の古典に出てくるような古めかしいかまどなどは存在しない。
「タイゾウさん、簡易冷蔵庫の中を見せてもらっても?」
「構わん。好きに見てくれ」
「お仕事中、失礼しました」
冷蔵庫は厨房の一角にあり、扉を開くと色んな食材が入っていた。
イクラを食べたばかりだが、その元に当たるサケも置いてある。
「前にマスは食べたけど、脂の乗ったサケは美味そうだな」
優れた素材を前にして、メニューを考えるのを忘れそうになる。
このサケならば塩焼きにするだけでも美味いだろう。
「うーん、肉料理の店をやっているという流れになってしまったけど、うちは焼肉屋だから、俺自身が肉料理を得意にしているわけではないし……」
鉄板と焼き台を用意して焼肉をしてもらえば、ミズキを喜ばせる勝算はある。
だが、肉料理となると彼女の反応が読めないところがある。
扉を開けたままにしておくと温度が上がってしまうため、一旦閉じることにした。
常温保存されている食材もあるはずなので、別の場所も見てみよう。
「――お兄さん。ミズキ様に料理を作るんだろ」
「えっ、はい……」
声のした方を向くと、地元民らしき男が立っていた。
柔和な表情で人のよさそうな顔をしている。
「姫様、味は分かるけど、好き嫌いが激しい。この調味料を使えば、満足してもらえるはずだ」
彼は小皿を差し出して、その上に乗った何かを味見するように示した。
暗めの黄土色をした、土のようにも見える何か。
どこか懐かしさを覚える反面、それが何であるかを思い出せない。
「……これは?」
「そりゃ初見だと戸惑うよね。これはミソっていうサクラギの調味料。面白い味がするから、ほら舐めてみて」
「では、遠慮なく」
説明を受けたところで土のように見えることには変わりない。
しかし、気立てのいい彼の言葉を信じようと思った。
俺は指先にミソをつけると、そっと口の中に運んだ。
「……どう?」
「面白い味ですね。これの材料は?」
「豆の一種に塩を混ぜて発酵させるとこうなるらしいよ」
説明を受けた後、口に残る余韻に意識が向く。
この味わいから何かを思いつきそうな感覚がしている。
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