208 / 473
海産物を開拓する
宿の発見と怪しい人影
しおりを挟む
アデルのお眼鏡にかなう宿屋を探すために歩き回る羽目になった。
遅すぎては部屋の空きがないと思うので、夜が更けていないことは幸いだったのかもしれない。
町歩きをしながら宿探しを続けていると、アデルが路地裏に落ちついた雰囲気の宿屋を見つけた。
そこはひっそりと佇むような外観で、看板には「宿:星の光」と書かれていた。
アデルが先んじて中へと進み、俺とエステルもそれに続いて中に入った。
早速、我らが切りこみ隊長が受付で話しこんでおり、申しこみを済ませようとしていた。
エステルとロビーの椅子に座って待つと、満足そうな顔のアデルがやってきた。
「ふふっ、これでいい宿に泊まれるわ」
「手続きありがとうございます」
「ちなみに人気みたいで二部屋しか空いてないみたいだから、私は一人であなたたちは二人でいいわよね?」
「……はっ?」
アデルの提案に困惑した。
いくらなんでも、俺とエステルが同じ部屋というのはまずいだろう。
「わたしはいいよ。姉さんは一人部屋じゃないと落ちつかないみたいだから」
「えっ、そうなんですか」
「エスは協力的で助かるわ。そういうわけで、私は一人部屋にするから」
はいこれと言って、アデルは部屋の鍵を差し出すと廊下を歩いていった。
取りつく島もないため、何と声をかけていいのか分からない。
「あの、エステルはこれでいいんですか?」
「姉さんはああ見えて寝相がすごくて。わたしはマルクと同部屋の方がよく眠れそう」
「……うーん、そうなんですか」
種族の違いもあると思うが、エステルはこちらを意識していない傾向が見られる。
仲間として好意的に見られるのは喜ばしい反面、男としてこれでいいのかと思う面もある。
毎度のことながら、自分の話術ではアデルを説得するのは無理なので、ここは諦めてエステルと同じ部屋で一夜を明かすことにするか。
「アデルから部屋の鍵を預かったので、まずは移動しましょう」
「うん、そうだね」
部屋の番号は鍵に刻印されており、館内の案内を見ながら廊下を移動する。
共同浴場や立派なレストランがあるようで、設備は充実しているようだ。
そのまま部屋の前に到着するかと思いきや、途中で外に出る扉があった。
「……部屋はこの先みたいですね」
俺とエステルはその扉から屋外に出た。
そこはただの渡り廊下の役割だけでなく、こじんまりとした庭園にもなっていた。
魔力灯で明るさはあるため、花や植えこみが見えることでこの場所の風情を感じることができる。
「ねえマルク、上を見て」
「何かありました?」
エステルに言われて、真上に視線を向けた。
そこにはたくさんの星が瞬く美しい夜空が広がっていた。
「なるほど、これが宿の名前の由来か」
「故郷で見る星はすごいきれいなんだけど、こうやって町の中で見る星空もきれい」
「これはいいですね」
エステルと恋人同士ではないことが残念だが、何となくロマンティックな雰囲気に浸ることができた。
アデルにしろエステルにしろ、恋愛対象というよりも憧れの対象だった。
こうして、同じ瞬間を共有できるだけでも幸せというものだろう。
「えへへっ、姉さんは別方向の部屋だから、これは知らないよね」
「教えてあげた方がいいですかね」
「うーん、少し疲れてたみたいだし、別にいいんじゃないかな」
「疲れているなら、そっとしておいた方がいいですね」
エステルの言葉を聞くまで、アデルが疲れていることに気づかなかった。
普段と変わらないように見えたので、俺よりも付き合いが長いだけはあると思う。
「昼間は少し暑かったけど、夜風はわりと冷たいね。さあ、部屋に行くよ」
「あっ、はい。そうしますか」
俺たちは庭園から離れて、その先にある扉から屋内に入った。
今宵の部屋はその先にあった。
「あそこみたいですね」
そそくさと先に向かって、部屋の鍵を開ける。
俺が室内に足を運ぶと、続いてエステルも入ってきた。
間接照明のように魔力灯がほのかに部屋を照らしていた。
品格を備えた宿だけあって、洗練された意匠の調度品が置かれている。
俺は芸術に疎いため、そのよさを見抜くほどの審美眼はない。
普通の宿には洒落たインテリアなど付属しないので、それだけでもここが特別な宿であることを実感する。
ちなみに部屋はツインルームでベッドが二つあった。
いくらエステルがこちらを意識していないにしても、ダブルベッド一つは厳しいものがあったので、彼女に気づかれないように胸をなで下ろした。
「すごーい! こんな大きな窓はじめて見た」
「方向的に窓の外は海が見えるはずなので、明るい時は眺めがいいはずです」
地球の都市のように煌々と街灯が灯っているわけではなく、この時間に外を見ても遠くを見渡すことはできない。
明日になってからのお楽しみとして、待ちわびるのもよいと思った。
「海はいいよね! 山と平原に囲まれて育ったから、どこまでも塩辛い水が続くなんてすごいことだよ」
「俺も海は好きです。寄せては返す波の様子や潮の香りに惹かれます」
二人で盛り上がりながら、それぞれに荷物を下ろした。
俺はベッドの上に腰を下ろして、エステルは椅子に腰かけた。
「湯浴みの順番はどうする?」
「ゆ、湯浴みですか?」
少年のような反応を返したことに時間差で気恥ずかしい思いがした。
エステルは少女のような見た目をしているが、俺よりも一回りは年上だろう。
いくら何でも子どもっぽく思われるのは、いたたまれない気持ちになる。
「鍵は一つだけだし共同浴場の蒸し風呂に入るなら、どっちかが留守番の方がいいかなってさ」
「あっ、そうですよね。少し休憩するので、よかったら先に行ってください」
「オッケー、じゃあ先に行ってくるよ」
エステルはこちらへの確認を済ませると、着替えなどを持って部屋を出た。
てきぱきと動いていたので、蒸し風呂を楽しみにしていたのかもしれない。
落ちついた雰囲気の部屋でゆっくりしていると、風呂上がりのエステルが戻ってきた。
「ふぅ、気持ちよかった」
「おかえりなさい」
「マルクも行ってきなよ。蒸し風呂はいいものだよ」
エステルはご満悦といった様子だった。
全身に熱が残っているようで、露出した肌から湯気が立っている。
直視するには刺激が強いので、何ごともない態度を装って目を離した。
「それじゃあ、行ってきます」
俺は入浴の準備を済ませてから蒸し風呂に向かった。
部屋の前の廊下を歩いて、庭園のある渡り廊下を通過する。
「――んっ?」
庭園の中ほどに来たところで、視界の端で何かが動いた気がした。
冒険者の時にそうだったが、こういう時の直感は注意を向けるだけの価値がある。
「どこだ、庭の中じゃない……屋根の上か――」
前後左右に向けた視線を斜め上に切り替える。
少し離れた場所で数人の人影が動いていた。
人目を避けるような挙動は明らかに宿泊客ではない。
「蒸し風呂は楽しみだけど、これは無視できないな」
一人で追うことも考えたが、まずはエステルに声をかけることにした。
遅すぎては部屋の空きがないと思うので、夜が更けていないことは幸いだったのかもしれない。
町歩きをしながら宿探しを続けていると、アデルが路地裏に落ちついた雰囲気の宿屋を見つけた。
そこはひっそりと佇むような外観で、看板には「宿:星の光」と書かれていた。
アデルが先んじて中へと進み、俺とエステルもそれに続いて中に入った。
早速、我らが切りこみ隊長が受付で話しこんでおり、申しこみを済ませようとしていた。
エステルとロビーの椅子に座って待つと、満足そうな顔のアデルがやってきた。
「ふふっ、これでいい宿に泊まれるわ」
「手続きありがとうございます」
「ちなみに人気みたいで二部屋しか空いてないみたいだから、私は一人であなたたちは二人でいいわよね?」
「……はっ?」
アデルの提案に困惑した。
いくらなんでも、俺とエステルが同じ部屋というのはまずいだろう。
「わたしはいいよ。姉さんは一人部屋じゃないと落ちつかないみたいだから」
「えっ、そうなんですか」
「エスは協力的で助かるわ。そういうわけで、私は一人部屋にするから」
はいこれと言って、アデルは部屋の鍵を差し出すと廊下を歩いていった。
取りつく島もないため、何と声をかけていいのか分からない。
「あの、エステルはこれでいいんですか?」
「姉さんはああ見えて寝相がすごくて。わたしはマルクと同部屋の方がよく眠れそう」
「……うーん、そうなんですか」
種族の違いもあると思うが、エステルはこちらを意識していない傾向が見られる。
仲間として好意的に見られるのは喜ばしい反面、男としてこれでいいのかと思う面もある。
毎度のことながら、自分の話術ではアデルを説得するのは無理なので、ここは諦めてエステルと同じ部屋で一夜を明かすことにするか。
「アデルから部屋の鍵を預かったので、まずは移動しましょう」
「うん、そうだね」
部屋の番号は鍵に刻印されており、館内の案内を見ながら廊下を移動する。
共同浴場や立派なレストランがあるようで、設備は充実しているようだ。
そのまま部屋の前に到着するかと思いきや、途中で外に出る扉があった。
「……部屋はこの先みたいですね」
俺とエステルはその扉から屋外に出た。
そこはただの渡り廊下の役割だけでなく、こじんまりとした庭園にもなっていた。
魔力灯で明るさはあるため、花や植えこみが見えることでこの場所の風情を感じることができる。
「ねえマルク、上を見て」
「何かありました?」
エステルに言われて、真上に視線を向けた。
そこにはたくさんの星が瞬く美しい夜空が広がっていた。
「なるほど、これが宿の名前の由来か」
「故郷で見る星はすごいきれいなんだけど、こうやって町の中で見る星空もきれい」
「これはいいですね」
エステルと恋人同士ではないことが残念だが、何となくロマンティックな雰囲気に浸ることができた。
アデルにしろエステルにしろ、恋愛対象というよりも憧れの対象だった。
こうして、同じ瞬間を共有できるだけでも幸せというものだろう。
「えへへっ、姉さんは別方向の部屋だから、これは知らないよね」
「教えてあげた方がいいですかね」
「うーん、少し疲れてたみたいだし、別にいいんじゃないかな」
「疲れているなら、そっとしておいた方がいいですね」
エステルの言葉を聞くまで、アデルが疲れていることに気づかなかった。
普段と変わらないように見えたので、俺よりも付き合いが長いだけはあると思う。
「昼間は少し暑かったけど、夜風はわりと冷たいね。さあ、部屋に行くよ」
「あっ、はい。そうしますか」
俺たちは庭園から離れて、その先にある扉から屋内に入った。
今宵の部屋はその先にあった。
「あそこみたいですね」
そそくさと先に向かって、部屋の鍵を開ける。
俺が室内に足を運ぶと、続いてエステルも入ってきた。
間接照明のように魔力灯がほのかに部屋を照らしていた。
品格を備えた宿だけあって、洗練された意匠の調度品が置かれている。
俺は芸術に疎いため、そのよさを見抜くほどの審美眼はない。
普通の宿には洒落たインテリアなど付属しないので、それだけでもここが特別な宿であることを実感する。
ちなみに部屋はツインルームでベッドが二つあった。
いくらエステルがこちらを意識していないにしても、ダブルベッド一つは厳しいものがあったので、彼女に気づかれないように胸をなで下ろした。
「すごーい! こんな大きな窓はじめて見た」
「方向的に窓の外は海が見えるはずなので、明るい時は眺めがいいはずです」
地球の都市のように煌々と街灯が灯っているわけではなく、この時間に外を見ても遠くを見渡すことはできない。
明日になってからのお楽しみとして、待ちわびるのもよいと思った。
「海はいいよね! 山と平原に囲まれて育ったから、どこまでも塩辛い水が続くなんてすごいことだよ」
「俺も海は好きです。寄せては返す波の様子や潮の香りに惹かれます」
二人で盛り上がりながら、それぞれに荷物を下ろした。
俺はベッドの上に腰を下ろして、エステルは椅子に腰かけた。
「湯浴みの順番はどうする?」
「ゆ、湯浴みですか?」
少年のような反応を返したことに時間差で気恥ずかしい思いがした。
エステルは少女のような見た目をしているが、俺よりも一回りは年上だろう。
いくら何でも子どもっぽく思われるのは、いたたまれない気持ちになる。
「鍵は一つだけだし共同浴場の蒸し風呂に入るなら、どっちかが留守番の方がいいかなってさ」
「あっ、そうですよね。少し休憩するので、よかったら先に行ってください」
「オッケー、じゃあ先に行ってくるよ」
エステルはこちらへの確認を済ませると、着替えなどを持って部屋を出た。
てきぱきと動いていたので、蒸し風呂を楽しみにしていたのかもしれない。
落ちついた雰囲気の部屋でゆっくりしていると、風呂上がりのエステルが戻ってきた。
「ふぅ、気持ちよかった」
「おかえりなさい」
「マルクも行ってきなよ。蒸し風呂はいいものだよ」
エステルはご満悦といった様子だった。
全身に熱が残っているようで、露出した肌から湯気が立っている。
直視するには刺激が強いので、何ごともない態度を装って目を離した。
「それじゃあ、行ってきます」
俺は入浴の準備を済ませてから蒸し風呂に向かった。
部屋の前の廊下を歩いて、庭園のある渡り廊下を通過する。
「――んっ?」
庭園の中ほどに来たところで、視界の端で何かが動いた気がした。
冒険者の時にそうだったが、こういう時の直感は注意を向けるだけの価値がある。
「どこだ、庭の中じゃない……屋根の上か――」
前後左右に向けた視線を斜め上に切り替える。
少し離れた場所で数人の人影が動いていた。
人目を避けるような挙動は明らかに宿泊客ではない。
「蒸し風呂は楽しみだけど、これは無視できないな」
一人で追うことも考えたが、まずはエステルに声をかけることにした。
37
お気に入りに追加
3,381
あなたにおすすめの小説

異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

異世界で農業をやろうとしたら雪山に放り出されました。
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界召喚に巻き込まれたサラリーマンが異世界でスローライフ。
女神からアイテム貰って意気揚々と行った先はまさかの雪山でした。
※当分主人公以外人は出てきません。3か月は確実に出てきません。
修行パートや縛りゲーが好きな方向けです。湿度や温度管理、土のphや連作、肥料までは加味しません。
雪山設定なので害虫も病気もありません。遺伝子組み換えなんかも出てきません。完璧にご都合主義です。魔法チート有りで本格的な農業ではありません。
更新も不定期になります。
※小説家になろうと同じ内容を公開してます。
週末にまとめて更新致します。

転生したらスキル転生って・・・!?
ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。
〜あれ?ここは何処?〜
転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。

こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく

明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです

異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる