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飛竜探しの旅
飛竜との遭遇
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三人で近づいていくと、草原の一角に道が伸びていた。
レールの外枠のように設置された朽ちかけた木材が人工的に切りひらかれたものであると示していた。
等間隔の道幅を保った状態で、どこまでも続いている。
「こんなところに道を作った人がいるんですね」
「エルフは時間がたっぷりあるから」
アデルは自嘲気味に言ったように聞こえた。
人間と時間の感覚が違うのなら、こんな果てしない工程も成し遂げてしまえるものだろうか。
そんなことを思いながら、その道を歩き始めた。
遮蔽物はほとんどないため、飛竜がいれば見つけることは簡単そうに見えた。
だが、現時点では視界にその姿を捉えることはできていない。
「この辺りで見かけたことはないから、もう少し先へ進みましょう」
「分かりました」
俺は歩きながら、懐に手を入れた。
ジョゼフからもらった知性の指輪が指先に触れる。
これがあれば、竜種でさえも従えることができるらしい。
実際に彼は飛竜に指輪をつけて乗っていた。
飛竜があれば、今まで行けなかったところにも足を運べる。
そうすれば珍しい食材を仕入れたり、当初の目的だったドラゴンを倒して、その肉を手に入れることも視野に入れられる。
あるいは、魔力を解放できた今ならば、ハンクなしでもドラゴンを倒せるかもしれない。
「……さすがにそれは言いすぎか」
「マルク、どうかしたか?」
「いえ、何でもありません」
期待が高まりすぎて、考えたことが言葉になっていた。
俺は気まずさを打ち消すように足を動かした。
草原には草だけではなく、散発的に木も生えていた。
一本道で迷うことはないと思うが、目印になりそうな気がした。
木を数えて始めて、五本目辺りになったところで、不思議な感覚がした。
直線だった道は蛇行するようになり、最初ほどは先が見通せなくなっている。
今いる場所から離れた前方に、何かの気配を感じた。
「……前に何かいるな」
「はい、俺も感じました」
俺とハンクは何かを感じ取っているのだが、アデルは分からないようだった。
俺たちの様子を不思議そうに眺めている。
「私はこの辺りに慣れているから、少し鈍感なのかもしれないわ」
「飛竜は特定の気配があったりするんですか?」
「どうかしら? あまり気にすることがなかったかも」
途中までアデルが先頭だったが、前方の気配に気づいた俺とハンクが二人で前に出るかたちになった。
足の運びを緩めて、できる限り音を立てないように接近する。
何かがいる程度の感覚しかないため、慎重に近づかざるをえない。
やがて道の先にその姿があった。
「――あっ、あれは」
大きな背に翼の生えた巨体。
胴からは長い首が伸びて、頭部には立派な角が生えていた。
あらかじめ凶暴ではないと聞いていた通り、地面に生えた草をおとなしく食べている。
ジョゼフの飛竜は青みがかった体色だったが、この飛竜は薄い緑色の鱗に覆われている。
「……気づかれずに近づくのは無理そうですね」
「そうだな。なるべく刺激しないように近づくしかなさそうだ」
ハンクと姿勢を低くして接近を試みるが、互いに有効な作戦を口にしなかった。
ジョゼフはどうやって動きを止めて、知性の指輪をはめたのだろう。
たとえおとなしくしていても弱そうには見えない。
こちらに反撃することはあったとして、逃げることは想像できなかった。
飛竜との距離が縮まるにつれて、ドクドクと心臓が脈を打つのを感じた。
待望の状況ではあるものの、飛竜を目にした興奮、打つ手がない不安が入り混じる。
無策のまま、飛竜がこちらを向けば気づきそうな距離まで近づいた。
大型の竜種が相手とはいえ、無闇に攻撃を仕かけていいものだろうか。
こちらが有利に戦うために不意打ちすることに抵抗感が生じていた。
迷いを拭いきれない状態で、さらに慎重に接近した。
――飛竜はまだこちらに気づいていない。
ふと、ハンクが何かを伝えようとしたのに気づいたその時だった。
頭の中に声のようなものが響いた。
最初はまとまりのない言葉とは呼べないものだったが、次第にノイズが取り払われたようになり、意味をなしたことに気づく。
(……人の子よ。我に何か用か?)
「えっ?」
「マルク、どうかしたか」
「ちょっと待ってください」
心配そうに駆け寄ったハンクを手で制して、頭に響いた声に意識を傾ける。
前方に視線を向けると、飛竜はいつの間にかこちらを向いていた。
こちらの存在に気づいてしまったのなら、隠れる意味はないと思った。
俺は数歩進んで、飛竜との距離を少し縮めた。
「俺を乗せてください。その背中に」
(はっ、何を? そんなことのためにここまで来たというのか)
「はい、そうです」
目の前の存在は一頭の飛竜というより、「賢そうな知的生命体」であると認識を改めて、下手な小細工は通用しないと判断した。
俺は懐に手を入れて、知性の指輪を取り出す。
「これを使えばドラゴンさえも、従えることができるそうです」
(ほう、それで我を従属させるつもりか?)
ここまで淡々としていた声が強さを増して脳裏に響いた。
相手が飛竜ということもあり、感情の起伏を見て取ることは難しいが、その反応でお怒りになったことが理解できた。
「最初はそのつもりでしたけど、無理やり従わせるのは無粋だと思い直しました」
(……それで、どうしようというのだ)
あまり歓迎している雰囲気ではないものの、なぜか話に付き合ってくれている。
飛竜の性別は分からないが、ツンデレというわけではないだろう。
話しながら何となく、こちらについてくることに興味を示しているような印象を受けた。
例えば、エルフみたいに長寿命で退屈を持て余しているとか。
飛竜と会話の途中だっだが、アデルに重要なことをたずねようと思った。
俺は後ろを振り返ると、彼女に向けて口を開いた。
「アデル、この場所から外の世界に出られるんですか?」
「とてつもない広さだけれど、ここは外とのつながりはないわ。さっき通った道を通らないと外に出られない」
「それで十分です、ありがとうございます!」
俺は飛竜の方に向き直った。
おそらく、食いついてくるであろう条件が思い浮かんでいた。
レールの外枠のように設置された朽ちかけた木材が人工的に切りひらかれたものであると示していた。
等間隔の道幅を保った状態で、どこまでも続いている。
「こんなところに道を作った人がいるんですね」
「エルフは時間がたっぷりあるから」
アデルは自嘲気味に言ったように聞こえた。
人間と時間の感覚が違うのなら、こんな果てしない工程も成し遂げてしまえるものだろうか。
そんなことを思いながら、その道を歩き始めた。
遮蔽物はほとんどないため、飛竜がいれば見つけることは簡単そうに見えた。
だが、現時点では視界にその姿を捉えることはできていない。
「この辺りで見かけたことはないから、もう少し先へ進みましょう」
「分かりました」
俺は歩きながら、懐に手を入れた。
ジョゼフからもらった知性の指輪が指先に触れる。
これがあれば、竜種でさえも従えることができるらしい。
実際に彼は飛竜に指輪をつけて乗っていた。
飛竜があれば、今まで行けなかったところにも足を運べる。
そうすれば珍しい食材を仕入れたり、当初の目的だったドラゴンを倒して、その肉を手に入れることも視野に入れられる。
あるいは、魔力を解放できた今ならば、ハンクなしでもドラゴンを倒せるかもしれない。
「……さすがにそれは言いすぎか」
「マルク、どうかしたか?」
「いえ、何でもありません」
期待が高まりすぎて、考えたことが言葉になっていた。
俺は気まずさを打ち消すように足を動かした。
草原には草だけではなく、散発的に木も生えていた。
一本道で迷うことはないと思うが、目印になりそうな気がした。
木を数えて始めて、五本目辺りになったところで、不思議な感覚がした。
直線だった道は蛇行するようになり、最初ほどは先が見通せなくなっている。
今いる場所から離れた前方に、何かの気配を感じた。
「……前に何かいるな」
「はい、俺も感じました」
俺とハンクは何かを感じ取っているのだが、アデルは分からないようだった。
俺たちの様子を不思議そうに眺めている。
「私はこの辺りに慣れているから、少し鈍感なのかもしれないわ」
「飛竜は特定の気配があったりするんですか?」
「どうかしら? あまり気にすることがなかったかも」
途中までアデルが先頭だったが、前方の気配に気づいた俺とハンクが二人で前に出るかたちになった。
足の運びを緩めて、できる限り音を立てないように接近する。
何かがいる程度の感覚しかないため、慎重に近づかざるをえない。
やがて道の先にその姿があった。
「――あっ、あれは」
大きな背に翼の生えた巨体。
胴からは長い首が伸びて、頭部には立派な角が生えていた。
あらかじめ凶暴ではないと聞いていた通り、地面に生えた草をおとなしく食べている。
ジョゼフの飛竜は青みがかった体色だったが、この飛竜は薄い緑色の鱗に覆われている。
「……気づかれずに近づくのは無理そうですね」
「そうだな。なるべく刺激しないように近づくしかなさそうだ」
ハンクと姿勢を低くして接近を試みるが、互いに有効な作戦を口にしなかった。
ジョゼフはどうやって動きを止めて、知性の指輪をはめたのだろう。
たとえおとなしくしていても弱そうには見えない。
こちらに反撃することはあったとして、逃げることは想像できなかった。
飛竜との距離が縮まるにつれて、ドクドクと心臓が脈を打つのを感じた。
待望の状況ではあるものの、飛竜を目にした興奮、打つ手がない不安が入り混じる。
無策のまま、飛竜がこちらを向けば気づきそうな距離まで近づいた。
大型の竜種が相手とはいえ、無闇に攻撃を仕かけていいものだろうか。
こちらが有利に戦うために不意打ちすることに抵抗感が生じていた。
迷いを拭いきれない状態で、さらに慎重に接近した。
――飛竜はまだこちらに気づいていない。
ふと、ハンクが何かを伝えようとしたのに気づいたその時だった。
頭の中に声のようなものが響いた。
最初はまとまりのない言葉とは呼べないものだったが、次第にノイズが取り払われたようになり、意味をなしたことに気づく。
(……人の子よ。我に何か用か?)
「えっ?」
「マルク、どうかしたか」
「ちょっと待ってください」
心配そうに駆け寄ったハンクを手で制して、頭に響いた声に意識を傾ける。
前方に視線を向けると、飛竜はいつの間にかこちらを向いていた。
こちらの存在に気づいてしまったのなら、隠れる意味はないと思った。
俺は数歩進んで、飛竜との距離を少し縮めた。
「俺を乗せてください。その背中に」
(はっ、何を? そんなことのためにここまで来たというのか)
「はい、そうです」
目の前の存在は一頭の飛竜というより、「賢そうな知的生命体」であると認識を改めて、下手な小細工は通用しないと判断した。
俺は懐に手を入れて、知性の指輪を取り出す。
「これを使えばドラゴンさえも、従えることができるそうです」
(ほう、それで我を従属させるつもりか?)
ここまで淡々としていた声が強さを増して脳裏に響いた。
相手が飛竜ということもあり、感情の起伏を見て取ることは難しいが、その反応でお怒りになったことが理解できた。
「最初はそのつもりでしたけど、無理やり従わせるのは無粋だと思い直しました」
(……それで、どうしようというのだ)
あまり歓迎している雰囲気ではないものの、なぜか話に付き合ってくれている。
飛竜の性別は分からないが、ツンデレというわけではないだろう。
話しながら何となく、こちらについてくることに興味を示しているような印象を受けた。
例えば、エルフみたいに長寿命で退屈を持て余しているとか。
飛竜と会話の途中だっだが、アデルに重要なことをたずねようと思った。
俺は後ろを振り返ると、彼女に向けて口を開いた。
「アデル、この場所から外の世界に出られるんですか?」
「とてつもない広さだけれど、ここは外とのつながりはないわ。さっき通った道を通らないと外に出られない」
「それで十分です、ありがとうございます!」
俺は飛竜の方に向き直った。
おそらく、食いついてくるであろう条件が思い浮かんでいた。
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