仔犬拾いました 〜だから、何でも言えってのっ!〜


 主人公の風月《ふうげつ》は中学生。経営に行き詰まった両親が自殺してしまい、自身も借金のある身の彼は、突然の窮地に陥った。
 ……が、その借金をしている金融屋、豪《たけし》によって、窮地を救われる。
 何も無い少年に衣食住を与え、後見人となり、風月が成長したら身を粉にして返済をさせようと目論む豪。

 こうして始まった奇妙な関係だが、安穏な日々を送るうち、働き者で何でも一生懸命な風月に、豪は少しずつ情を寄せていく。
 
 しかしある日、親戚の叔父に脅された風月が売春をしようとし、おもわず激昂する豪。

「なんでも、俺に言えっ! なんとでもしてやるからっ!」

 売りたいなら俺が買ってやると、風月に万札を叩きつけ、豪のお仕置きと称した仔犬虐めが始まった。

 ☆突発的な短編です。多分、三千字✕二十話くらい。こんなんばっかしてるから、他の長編連載が止まるんですが、笑って見逃してやってください。はい……。

 ☆←つきの話は、ガチ濡れ場です。御注意を。
 
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