兄と弟妹の淫らな秘密 〜バレなきゃ良いんです〜

一 千之助

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 兄姉の秘密 〜巻き込まれた弟〜

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「にゃ…っ? ひゃうっ!!」

「こーら、逃げないの。……ふふ」

 ……いや、逃げるだろぉぉっ!!

 兄姉に前後から挾まれ、阿月は死物狂いで暴れていた。まだ十一歳の小学生な彼は、中学生の姉と高校生の兄に遊ばれている。

「やーらしぃ身体してんなぁ。ここ、カチコチじゃん?」

「にゅあぁぁっ! 触んなぁぁっ!!」

 後ろ手に縛られた弟を背後から抱きしめるのは兄の卯月。小学生の弟よりも五つ年上の卯月は、はだけたシャツの隙間を弄った。それは的確に阿月の胸の頂きを弾き、揉みしだく。
 巧みな動きの指が与える、何とも言えぬ擽ったさに腹の奥を撫で回され、阿月は必死に頭を振った。

「こっちもカチカチ。出るかな? アンタ、射精したことある?」

 れろ~っと舌を這い回らせ、姉の菜月が弟の小さな陰茎を舐っている。むちゅむちゅと濡れた音が耳朶を染め、阿月は半狂乱になって脚をバタつかせた。

「ないっ! ないってぇぇっ! うわあぁぁんっ!!」

 ……口っ! 口、やめぇぇっ!! 熱いよぅぅっ!!

 はあはあ蕩けた喘ぎを漏らす弟が可愛くて仕方のない兄姉は、経験がないという阿月の言葉に俄然張り切った。

「マジで? オナニーとかもしたことないんだ? やりぃ♪」

「……堪らん。お初は全て俺等がもらってやるから」

 無垢な弟のあられもない嬌態が眼に眩しく、ふるふる小刻みに震える卯月。その真っ赤な顔が阿月に近づき、顎を取られたと思った瞬間、ちゅっとキスを落とした。

 ……え?

 兄にキスされて惚ける弟の素っ頓狂な顔に苦笑し、卯月は何度もキスをする。ついばむように唇を食み、舌先でその唇を舐めながら歯列を割った。
 ぬるりと差し込まれる兄の舌。それが阿月の舌に絡み、上顎や歯の裏側まで舐められたあたりで、ようやく阿月は我に返る。

「なにしてー……っ、むぐっ!!」

 深々と貪るように激しく口づけられ、阿月は呼吸もままならない。しかもその舌先の与える刺激が、先程まで昂らされていた腹の奥に、じんじん疼く何かを生み出していた。
 さらには股間の一物を呑み込む姉。キツく吸い上げ、舐め回し、これでもかという気持ち良さを阿月に与える。
 ちゅくちゅくと濡れた音が部屋に響き、艶めかしい。

「男ーっ! 俺、男だってぇ、兄ちゃ…… んぅ……」

 知ってる。……そう言わんばかりな兄の口づけ。
 
 ……ヤバい、ヤバい、ヤバいぃぃ…… 気持ち悦い……ぃ

 眼を潤ませて脳内の警鐘が遠ざかるのを感じる阿月は、とろんとした眼差しで兄を見つめた。
 そこに醸された幼い情欲。微かな色香を発し始めた弟の艶姿に背筋をゾクゾクさせ、卯月は貪るような口づけを続ける。
 息を継ぐ暇すら与えない兄の貪欲な舌先。口内あますところなく蹂躙する舌先以上に、阿月は股間から湧き上がる狂暴な快感に四肢を激しく震わせた。

「はあ……、可愛い…… 阿月の、すごい熟れてるよ? ほら、ひくひくして……」

 幼い陰茎から滴る透明な液体。その震える先端を抉じ開けるよう淫猥な姉の舌先でチロチロ舐められ、堪らぬ快感に阿月の身体が激しく痙攣する。

「うぐ…っ、ふあっ? ……んぅっ」

 兄が髪を掴んで、抑え込むように口づけしているため、動けない阿月。ふーっ、ふーっ荒らぐ弟の呼吸ごと吸い込み、その小さな舌の根元が痺れるほど吸い上げる。
 んううぅぅっ、と苦しげな悲鳴をもらし、阿月は腰を突き上げるように身体を大きくバウンドさせた。
 初の絶頂で眼を白黒させる弟が可愛いくて仕方ない兄姉。

「お前が知りたがったんだろうが。教えてやるよ? とことんな」

「そうそう。せっかくだしねぇ? お兄ちゃんたちに混ざりたいんでしょ?」

 にやぁ~っと嫌な笑みを浮かべる卯月と菜月。

 半刻程前。阿月は、二人がいたしている処に乱入してしまったのである。



「何やってんの?」

 きょとんっと惚ける弟の前で結合中の二人は、どうしたものかと顔を見合わせた。

 実はこの兄妹、誰も血が繋がっていない。慈善家だった両親が引き取った交通遺児である。もちろん、そんなことを知らされてはいなかった子供らだが、卯月と菜月は修学旅行のパスポートの申請で、それを知ってしまったのだ。
 兄妹仲の良かった二人は好奇心も手伝い、そのまま男女の仲にまで発展する。
 色恋があったわけでもなく、なんとなく、異性であるお互いの身体に興味を持ち、拙い悪戯を繰り返して最後までいたしてしまったという感じ。

『……触らせて?』

『お兄ちゃんのも…… 良い?』

 まだ中学生な妹の未発達な乳房。その柔らかさに興奮し、おっ勃つ卯月の御立派様。お互いの身体を弄り、自慰では得られぬ甘やかな興奮と愉悦に溺れ、エスカレートしていく二人の遊戯。

 一線を越えてしまった兄妹は未来を考えた。

 戸籍上は兄妹だ。両親がちゃんと養子にしてくれていたので、二人は結婚出来ない。

『まあ、書類上は仕方ないよな』

『事実婚だけで良いよね。案外、別な誰かと恋愛するかもしれないし?』

『そうしたら隠れ蓑に出来るな。俺等の関係の』

 今時な若者の二人は、あっけらかんと割り切り、今の関係に落ち着く。妙にリベラルな兄妹は性に奔放だった。

 そこに乱入してしまったおマヌケな弟。

 二人の秘密を知られた以上、口を封じねばならない。興味津々な阿月を共犯者にしようと、寝台に引き込んだ兄と姉である。
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