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招かねざる客 2
しおりを挟む「.....勘弁してくれぇぇっ」
己の性癖を甘くみていた。いや、そうではない。分かっていたのに、致し方なくとはいえ、引き受けてしまった自分が愚かなのだと睦月は自戒する。
あれから三回の夜を過ごしたが、もはや限界だった。
いたるところに感じる幼い子供の匂い。
テーブルに食べ残したパン。飲み残しの牛乳。
浴室の洗い物に交じる小さな下着。
玄関に並ぶ小人さんのような靴。
無意識に二階を見上げてしまう己の胡乱な瞳。
子供独特の甘い香りがそここに残っていて、仕事のために降りてきた睦月は、猛る下半身を死に物狂いで抑えつける。
アレは甥と姪だっ! いや、他人でもアカン奴だっ!!
ドクドクと速まる鼓動。
必死に言い聞かせても、鼻孔を擽る残り香が睦月の思考を絡めとり、朦朧とさせた。
……と、そこへ小さな足音が聞こえる。
キシキシと階段を降りて、トイレへ入って行く賢。
朦朧とした意識のまま、睦月はそのトイレへと向かった。
トイレは少し扉が開いており、その隙間から動く影が見える。
中では賢が下着を下ろして、便座に座ろうとしていた。
便座に座った賢は、思わず小さい悲鳴をあげる。目の前で扉にもたれて自分を見つめる睦月がいたからだ。
「.....おじさん?」
「うん。トイレか?」
見れば分かる事を敢えて尋ねる睦月に、賢は足をモジモジさせて頷く。
「しないのか?」
「えと..... その、一人でする」
ほぼ初対面の男性の前ではしたくない。恥ずかしい。
「しなさい。見てるから」
「えっ?」
思わず固まる賢の前に座り、睦月はその小さな両膝を掴んで広げさせる。
「ほら。叔父さんが見ててあげるから、出しなさい」
「えっ? えっ? やだっ、はずかしいっ、みないでぇっ?」
睦月の頭を押さえて逃げ出そうとする賢だが、大人の力にかなう訳はない。
じっと幼い陰茎を見つめる睦月の眼は、ギラギラと血走り、賢を心底怯えさせる。
「叔父さんの言うことが聞けないのかい? 悪い子だね」
そう言うと、睦月は賢の小さな陰茎を摘まんだ。
賢は眼を見開いて、ひゅっと息を呑む。
硬直して腰を引く賢を押さえつけ、睦月はむにむにと下の袋ごと小さな一物を握り込み、その尿意を刺激した。
「ほら、手伝ってあげるから。出しなさい」
指の節の間に陰茎を挟んで、扱くかのようにグニグニ動かしながら、睦月は蕩けた熱い声で賢に囁く。
「おじさんっ、だめっ、出ちゃうよぅっ、きたないよっ!」
「汚くなんかないよ? 叔父さんは賢が大好きだからね。ほら、叔父さんの手の中に出してごらん? さあ」
……大好き?
ここ三日、全く顔を合わせもしなかったし、最初の冷たい態度もあり、賢は睦月にきらわれているものとばかり思っていた。
叔母さんの家でも面倒な子供だと罵られ殴られしてたし、ここでもきっと同じなのだと。
でも違った。睦月は、賢が大好きだと言ってくれた。
子供心にも思うところがあったのだろう。なぜか愉しそうな睦月を見ながら、賢は叔父の好きにさせた。
ぬちぬちと賢の幼い陰茎を嬲り、睦月は顔を賢に近づけると、片手で幼い身体を抱き締めて、開かせた両足の間に自分の身体を挟む。
……やだ、出ちゃう。出ちゃうよおぉぉっ
身動き出来ない状態で、足をバタつかせ、優しく揉みしだかれる刺激に我慢出来ず、賢は睦月の手の中に放尿した。
「ひっ、ふ.....ゃぁぁぁあっっ」
半泣きで固く眼を瞑り、賢は淫猥に蠢く睦月の手で強制的に漏らさせらせる。
ボタボタと指の隙間から吹き出す温かいモノ。
その濡れた感触に、睦月は背筋を震わせた。己の手の中で震える小さな陰茎が愛おしい。
「温かいね。良くできました。えらいぞ、賢」
未だに賢の幼い一物を握ったまま、睦月はビクビクと震える幼児を抱き締めて、背中をポンポンと叩いてやった。
「ひぁっ、はぁっ」
賢の小水でヌルヌルになった陰茎を、睦月の指が執拗に扱く。
その妖しげな動きは巧みで、柔らかい皮に包まれた賢のモノを勃起させた。
どんどん腹に溜まっていく不可思議な熱。
賢は腰を捩って、それから逃れようとするが、ガッチリ抱き締めている睦月の腕が、逃げる事を許さない。
……こんな小さくてもおっ勃つんだなあ。
深い満足感が睦月の中に広がった。今まで背筋を震わすほど恐怖していた邪な衝動が、酷く穏やかに満ちていく。
「どうしたの? 賢のここ、固くなってるけど?」
「わっ、わかんないっ、あついぃ、おなかがっ、おじさぁんっ」
「そっかぁ。わかんないかぁ。じゃ、わかるまで頑張ってみようか。叔父さんが手伝ってあげるからね」
そう言うと睦月は賢を抱き上げて、浴室へ向かった。
湯を溜めている間も賢を脚に乗せ、愉しげにその股間を嬲る睦月。
ささっと服を脱ぎ捨て、賢も全裸にし、二人は半分ほど満たされた浴槽に浸かる。
「ここはね、大きくなると皮が剥けるんだ。剥けた時は痛いけど、その後は気持ち悦くなる場所なんだよ。賢が大きく成長した証だね」
固くなった賢のモノを扱きながら、睦月は皮を引っ張るように下へ向けて扱いた。
途端にピリッとした痛みが先端に走り、賢が悲鳴を上げる。
「いたいっ、おじさん? いたいよっ」
「我慢して? 優しくやるからね。叔父さんの言うこときけるよね?」
興奮して上ずる睦月の声。熱い吐息を含むそれに、賢は知らず背筋を凍らせた。
良い子にしないと、おいだされるかも。
真っ赤な顔で小さく頷く賢。その耳を舐め回し、さらに強く睦月は陰茎の皮を引っ張った。
しかし、まだ幼いそれは簡単には剥けない。
焦れた睦月は賢を浴槽の縁に座らせ、正面から見つめ、おもむろに小さな一物を口に含む。
「きゃぁあーっ!」
ぬるりと温かい口内に強く吸われ、賢は眼を見開いて絶叫した。
歯で扱かれ、舌先で抉じられ、固く窄まっていた賢の皮が少しずつ緩んでいく。
「あーっ、あぁーっ、ひぃーっ!!」
頭をガクガクさせて仰け反る賢。両手で睦月の髪を掴み、止めようとするがかなわない。
その可愛らしい抵抗にほくそ笑み、睦月は弛んだ皮を、先端から少しずつ剥いていく。
「ああ、ほら。頭が見えてきた。もう少しだよ?」
皮を引っ張っりながら、剥けてきた部分に舌を這わせ、ねっとりと舌先で愛撫する睦月。
可愛らしい先端には小さな鈴口がのぞいている。
それにむしゃぶりつきながら、忙しく頭を上下させ、睦月は皮を剥きあげた。
「ひぅっ、いたい、いたい、いたいぃぃっ!!」
睦月の頭を抱き込んで、賢はビクビクと四肢を震わせる。
灼けつくような激痛を、さらに炙る睦月の舌先。
完全に剥けた賢の小さな陰茎をうっとりと見つめ、睦月はチロチロと舌で慰めた。
「素晴らしい..... なんて綺麗な。ふふ、震えてるね。今から気持ち悦くしてあげようね」
ふーっ、ふーっと荒く息をつく賢の顔は涙でぐしゃぐしゃで、睦月の劣情に火をつける。
全身が真っ赤な賢の涙を舐めとり、唇に舌先を這わせて、そのままぬるりと口内をまさぐった。
温かい口内の柔らかさを堪能し、怯え縮こまる舌を、そっと舐める。
クルリと周りをなぞったり、チロチロと舌先で遊だり。緩んできた幼い舌を絡め取って、ゆっくりと自分の口内にリードした。
焦らず優しく、じっくりと。睦月は辛抱強く賢の緊張をほぐしていく。
震えて力ない賢は、然したる抵抗もせずに睦月の舌を受け入れていた。
良い子にしないとっ!
何でも言うことを聞かなくてはと、賢は自ら口を開いて睦月の舌に小さな舌を絡み付かせた。
その辿々しい応えに、俄然、睦月の雄が猛り狂う。
慣れてきた幼子の唇はとても柔らかくて甘い。思わず噛みつくように深く口づけ、口内を余すところなく舐め回し、小さな舌を根本まで吸い込むと甘噛みしながら自分の口の中でもて遊ぶ。
そして首筋から薄い胸の頂と舌を這い回して、執拗に臍を舌先で穿ちまくると、再び勃ちあがっていた賢の陰茎に指を絡めた。
「ひぃっ、ひっ、.....ぅ? あっ、ぁんっ、んんっ?!」
明らかに痛み以外が混じる賢の声。
「気持ち悦い? 凄いね、賢は何でも上手に出来るんだね」
蕩けた声音で賢を誉める睦月。
浮かされたようなその声に、賢は安堵しつつも、淫猥に動く指から与えられる愉悦に戸惑った。
なに? なんか、おなかがっ、うぅーっ、あついぃぃっ!
ぶわりと涙が溢れ、賢は身悶えながらも、そのおぞましさをともなう睦月の愛撫を死に物狂いで耐える。
だがそんな事はお構いなしに、睦月は賢の幼い陰茎を、またもや口に含んだ。
根本まで吸い込んでも喉に届かない。舌の上でされるがままな幼気ない陰茎。
それを口にしたまま、ねっとりと舐め回し、きつく吸い上げ、先端をチロチロと舌先で抉じ開ける。
尿意に似た何かが賢を襲った。だが尿意よりも遥かに凄まじいそれに、賢は混乱して泣き喚いた。
「ひゃっ、ひぅっぅうっ! おじっ、さんっ、だめっ、出るっ! 出ちゃうぅ、おしっこもれちゃうぅぅっ!!」
脚をバタつかせて逃げをうつ賢の腰を押さえつけ、睦月は至福の笑顔で、その顔を幼い股間に押し付ける。そして無理やり賢を極めさせた。
ガクガクと跳ねあがり悶絶する幼児。
「.....ぁがっ、かっ、はっ.....ぁっ、ぁー.....」
ひゅーひゅーと息も絶え絶えな賢。眼を見開き、顎が痙攣する幼児は、とても言葉を紡げない。
それを抱き起こして、睦月は口の中のモノを掌に出した。
「ほら。おしっこじゃないだろう?」
涙にけぶる瞳で、虚ろな眼差しなまま賢は睦月を見る。何か出たような気がしたが、何も出ていないようだ。
けれど全身を巡る熱が収まらず、ひいひい小さく喘ぎながら、賢は荒ぶる鼓動に耳を傾けた。
……さすがに精は出ないか。これもドライイきかな? ふふ、顔を真っ赤にして可愛いねぇ。
「.....ぁ、なに?」
ぼんやりと呟く賢。
それに微笑み、睦月はビクビク震える陰茎をぺろりと舐めた。
「今はまだ……ね。そのうち分かるようになるさ。大きくなるとね、ここから大切な子種が出てくるの。楽しみだなあ」
説明の半分も分からないだろう賢を抱き締めて、睦月は淫猥な声音で囁いた。
「気持ち悦かっただろう?」
ぞくぞくと背筋を撫で回すように淫靡な叔父の声音。ねっとりと絡みつく叔父の声に鼓膜を擽らせて身悶えつつも、少し考えてから、賢はコクンと頷く。
よく分からずに終わってしまったが、痛くて怖くて吃驚したけど、確かに堪らなく気持ち悦かった。
「叔父さんも気持ち悦くしてくれないか?」
言われて賢は睦月の股間を見、ぎょっと眼を見開く。
そこには賢の腕ほどの大きさなモノが隆々と勃ちあがっていた。
「僕も? 舐めたら良い?」
先ほどされたことを思いだしながら、賢は睦月のモノを口に含み、辿々しく舐め上げる。
たしか、こう.....
舌先で鈴口を抉じったり、舌全面を這わせたり。
睦月がした事を思いだしながら、一生懸命、賢は愛撫する。
幼児の辿々しい愛撫に悶絶し、気が遠くなる睦月。
こうして、彼の背徳的なリア充ライフが幕を上げた。
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