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お題 リクエスト✕五
しおりを挟む「.....ひぅぅっ! も.....っ、やぁぁっ」
虚ろな瞳で泣き叫ぶ円香。
毅が受けたリクエストは五つ。
金額の安いモノや、今の円香に酷なモノは弾いた。
中イキ。三点責め。おねだり。バイブ責め。お漏らし。
複数なため、指示待ちではなく順番に行う形をとる。
ここからはリクエストを入れたモノ達にしか鑑賞出来ないらしく、観客らから凄いブーイングが沸き起こっていた。
一回のリクエスト料金で複数のプレイを楽しめるのだ。
観客らにもお得だろう。
毅は円香の前をはだけさせ、その頂をコスコスとさする。バイブは呑み込ませたまま、動きは止まっていた。
「ふぁっ? 終わったんだよね? 毅?」
「うん。でも円香、感じちゃってるでしょ? ふっとい玩具捩じ込まれて気持ち悦くなっちゃった?」
円香の顔が、ぼんっと火を吹いた。
「でもね、痛いのぅ、まだジンジンしてて、凄く痛い」
「そうだね。痛いね。ごめんよ、円香」
優しく囁きつつ、毅は指の間に頂を挟み、先端を親指で撫で回しながら、くにくにと捏ね回す。
その刺激に円香の胸が激しく上下し始めた。
ピンピンに勃ち上がった頂を指で弾いて、毅は淫猥な眼差しで円香を見た。
「気持ち悦くしてあげようか? ここで。お股を広げたまま、うんといやらしく可愛がってあげようか? されたい?」
未だに羞恥心の強い円香は、行為が深まらないと本心を口にしない。
すでに終わった気の彼女には、その羞恥心が頭をもたげていた。
「あっちでしよ? ここは嫌、誰か来るかもしれないし.....」
モジモジと腰を揺する円香。
して欲しくはあっても、こんな状態は恥ずかしすぎる。
「そっかぁ。じゃあ、その気になるまで、俺、頑張るね」
ふわりと微笑み、毅は円香の頂に舌を這わせた。
レロレロと舐め回し、乳輪ごと口に含むと優しく吸い上げる。
「ひゃっ、ぅう、んっんっ」
慣れた愛撫に身悶える円香。しかしイキそうになると、毅はちゅぽんと唇を外してしまう。
「まだだよ? どうしたい?」
燻る愉悦が円香の腹の奥で暴れている。
お豆が痛いくらい勃ち上がり、きゅんきゅんと円香を責め苛んだ。
「イキたぃぃっ! 毅っ、イカせてぇぇっ」
毅は観客らの反応を見る。
彼等に動きはない。これじゃあダメか。
「もっとでしょ? ほら、どうされたいの?」
「気持ち悦くして? 一杯してっっ!」
「どうしたら気持ち悦くなれるの? 言ってみな?」
毅の言葉に首を傾げる円香。
ああああ、もーっ、可愛ぇぇぇーっ!
その小動物的仕種が受けたのだろう。どこからか、ずきゅんっという謎の音が観客達から聞こえた気がする。
毅はバイブを掴み、ゆっくりと出し入れした。
泡立つ結合部の愛液が、くぷりと音をたてて滴り落ちる。
「はわ…、ぁ、ふうぅ……んんっ」
鼻にかかる甘い声が円香の口から零れ、それを楽しむように、毅は何度もじれったいほどゆっくりバイブを動かした。
「円香、ここを弄られるの好きだよね? 泣いちゃうほど気持ち悦いよね? ここは何ていうのかな?」
「...............」
「俺のは?」
「.....おちんぽ」
調教で散々口にさせてきた言葉だ。恥ずかしそうにしながらも円香は口にする。
「じゃあ、ここは?」
ずっと音をたててバイブを呑み込ませ、何度も聞く毅。
イケそうでイケない、もどかしいその動きに円香は泣き出した。
「~~~っっ! おまんこぉっ! 円香のおまんこですぅっ!!」
はひはひと息をしながら、訴えるように毅を見つめる円香。
観客らからも興奮気味な息づかいを感じる。
やるならトコトンか。
すうっと眼をすがめ、毅は円香の頭を撫でた。
「良く出来ました。おまんこだねぇ。で? どうして欲しい?」
「ひぅん、気持ち悦くして?」
涙目で訴える円香。
「どうやったら気持ち悦くなれるの? 円香は知ってるよね?」
「えと.....、一杯? 入れて?」
「うん? こう?」
ズブリとバイブを捩じ込む毅。だがそれだけ。
「違うのっ、もっと動かしてぇっ」
「こうかな?」
ぐずぐずとゆるやかなバイブの動きに、身も世もなく悶絶する円香。
足りない。もっと、もっとと円香の身体が叫んでいる。
「もっと速く、奥までぐちゃぐちゃってしてぇっ!!」
「良く出来ました。じゃあ最初から、ちゃんと全部口にして?」
凄まじい渇望に身悶える円香は、毅に言われるままを口にした。
「まっ、円香のおまんこを、玩具で奥まで一杯ぐちゃぐちゃにしてくださあいぃぃっっ!」
途端に巻き起こる拍手。
唖然とする円香に微笑み、毅は彼女の望むモノを与えた。
ぎちぎちに狭い肉襞を広げている凶器を激しく抜き差しし、スイッチを入れる。
「きゃああぁっ! いっ、痛いっ! もっと優しくぅっ、ひいいぃぃっ!」
未だに痛みを訴える円香だが、その中は蕩け、肉の抵抗はあれど比較的スムーズに動かせた。
滴る愛液が増えているのが、その証拠。
「そう? 気持ち悦さそうだよ? 円香のおまんこ。すごく絡み付いてて、いやらしい」
毅も興奮が抑えきれない。
散々調教はしてきたが、初花を散らさないよう注意してきたので、このように満開に咲いた円香の秘処を見るのは初めてだった。
テラテラと滑り、玩具を呑み込む柔らかい肉襞。
ぎちゅぎちゅと捩じ込みながら、毅は恍惚とした顔で唸り狂う凶器を奥に充てる。
「ひぎぃぃーっっ!!」
敏感に調教されたポルチオを暴れまわるバイブに突き上げられて、円香は絶叫しながら果てた。
びくんっびくんっと痙攣する円香の肢体に、毅は思わずゾクゾクする。
これが本イキか。素晴らしいっ!!
言葉は知っていても、経験のない毅。知識ばかりで現物を見たこともない中で、試行錯誤を駆使し、円香を調教してきたのである。
その本懐とも呼べる姿が、今、目の前にあった。
幼馴染みの小さな恋物語。まだ友人以上恋人未満だった二人は、とんでもない関係になってしまったモノである。
だが、その愛しさに変わりはない。
うっとりと円香を見つめ、毅はその頭をわしわしと撫でまくった。
「あああ、イっちゃったね、円香。玩具に中イキさせられて気持ち悦った? もっと気持ち悦くしてあげるね」
最奥を突き上げた状態のまま、毅はバイブを固定して、円香に調教用のハーネスを取り付ける。
これで外れる事はない。
「好きなだけイクと良いよ? 御褒美だ」
「うぁっ! ふっ.....ぁっ?! ひうぅぅっっ!!」
もはや言葉にもならないらしい。ハーネスで固定された玩具に最奥を抉られまくり、円香はイキっぱなしである。
「ふあぁぁっ!? ぁあっ! ひぎぃぃっ!!」
獣じみた喘ぎで依がり狂う円香の胸を掴み、毅は乳房の根本を太いゴムみたいなモノで結わえた。
絞り出されるように乳房が膨らみ、その表面に血管が青く浮かぶ。
激痛に歪む円香の顔。
パンパンになった乳房の頂をピンチつきのローターで挟み、毅はそれのスイッチも入れた。
「ぎゃあぁぁんっ、痛いっ、痛いぃぃーーーっ!!」
「うん、痛いね。でも気持ち悦いんでしょ?」
四肢を拘束されたままの円香の身体は愉悦しか示していない。
びんびんに勃ち上がる頂がその証拠。感度を上げるために、わざと痛みを伴わせるのも調教ではよくある事だった。
激痛の奥に燻る快感を、円香はとても上手に拾う。
そして毅は小さな輪ゴムのようなモノで円香のお豆を摘まみ、その根本をパチンととめ、真珠みたいにプックリと飛び出した肉芽に綿棒のような極細のバイブを当てた。
「きゃああぁんっ!!」
バチバチと音をたてて敏感な陰核の上を撫でるバイブの凶悪さよ。
クリ磨きにも使われたソレに佳がり狂わされ、眼窟奥で火花が飛び散り、円香の頭の中は真っ白だった。
「あとは.......... お漏らしか」
毅は棒みたいな細い道具を持ち、肉芽の下あたりをくちゅくちゅとまさぐる。
するとある処で、すっと道具の頭が消えた。
ここか。
そこは毅も初めて弄る場所。
彼が手にしたのは尿道用のバイブ。二ミリほどの玉が繋がる軽いモノだ。
それを狭い尿道に呑み込ませ、毅はバイブのスイッチをいれた。
実は尿道は陰核に直結した性感帯でもある。男性のように敏感な性感帯が女性の尿道の周りにも存在するのだ。
そんな奥まった所まで深々と暴かれ、円香は半狂乱になって佳がり狂う。
「ひぎっ?! あふぅぅ! ふ……っ、ふあぁぁんっ!!」
バイブの刺激がダイレクトに膀胱を直撃し、異物の挿入で緩んだ円香の股間。
そこをさらにクリ磨きまでして、毅は円香の尿意にとどめを刺した。
ぷしゃあっと弧を描き、吹き出す温かい噴水。
「ひぃぁ.....っ、ゃぁぁあああっっ!!」
もはや正気とも思えない円香の艶姿に観客は大興奮。
こうして満場の拍手によって、その日のショーは幕を下ろしたのだった。
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