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救出
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ルイ視点
神美咲組が若頭、神美咲 潤 (カンミサキ ジュン)
俺と同じく20代。性格は……難ありだ
組長は自分に相応しくないという。自分は2番なのだと…しかも、組長もそれを認めている。なので跡取りがいない。カリスマ性や決断力が非常にあり、腹が黒い…しかも本人切れている時も笑顔なのだ...
「来たけど、どうかしたの?ルイ」
「この中を見てくれ」
「どれ?」
そう言って中にいる人……
「!これは……」
幼い女の子を見てもらう
流石のこいつも笑顔が一瞬消えて眉間にシワがよる。
「意識は?」
「気を失っているだけだ。ただ、声が出ないらしい…先程の呼びかけにも石を投げて音で伝えてきた」
「よく聞こえたね?」
「タイミングが良すぎたからな」
「とりあえず、この子をここから出して医者に見てもらおう」
「あぁ、組長…オヤジや幹部には伝えといた。医者はホテルに呼んでもらっている。さすがにこの子の状態をあいつらに見せるのはやめた方がいいと思って追い払った」
「そうだね、見ただけでも相当な怪我をしてるね」
瓦礫を少しずつどかして行きついに幼女を抱きかかえた...潤が
「おい、さすがにお前が抱えていくのは不味くないか?」
「大丈夫大丈夫!それに、お前不器用だし、この子揺らしたりしたらやばいでしょ」
……別に不器用じゃない。少し細かいことが苦手なだけだ
「...分かった」
俺達はそこから数分歩いてホテルの部屋に入った
―――――――――――――
「どうかな?慎ちゃん」
潤が神美咲組専属医者の1人で、幼馴染の藍革 慎 (アイカワ シン)に聞く
「この子、相当酷い扱いを受けてたようよ」
「...どんな?」
...深刻な話をしている2人には悪いが…慎は男だ。先程から女口調だが世に言うオネエだ。恋愛対象は女性らしいが……女口調はいつの間にかなっていた。本人曰く、《子供や女性の診察が楽になるからよ》だそうだ。キレると男口調に戻る……
こいつは医者の立場から情報をよく仕入れてくれる。慎の家は代々神美咲組に使えている。
「分かったよ、ありがとう。この子これから病院に運ぶの?」
「えぇ、うちの病院の個室に入れるわ」
「俺が金を出すから後で請求してくれ」
「別にこのくらい良いわよ 」
「とにかくよろしく頼む」
会話が終わって潤と部屋を出る。
「ルイの部屋で話そう」
「そりゃそうだろ、今あの子が寝ている部屋は潤の部屋だからな」
「うん、だから今日泊めてね」
「好きにしろ、どうせベットは 二台ある。だがあの子についての今後を教えてくれ」
「もちろんだよ」
神美咲組が若頭、神美咲 潤 (カンミサキ ジュン)
俺と同じく20代。性格は……難ありだ
組長は自分に相応しくないという。自分は2番なのだと…しかも、組長もそれを認めている。なので跡取りがいない。カリスマ性や決断力が非常にあり、腹が黒い…しかも本人切れている時も笑顔なのだ...
「来たけど、どうかしたの?ルイ」
「この中を見てくれ」
「どれ?」
そう言って中にいる人……
「!これは……」
幼い女の子を見てもらう
流石のこいつも笑顔が一瞬消えて眉間にシワがよる。
「意識は?」
「気を失っているだけだ。ただ、声が出ないらしい…先程の呼びかけにも石を投げて音で伝えてきた」
「よく聞こえたね?」
「タイミングが良すぎたからな」
「とりあえず、この子をここから出して医者に見てもらおう」
「あぁ、組長…オヤジや幹部には伝えといた。医者はホテルに呼んでもらっている。さすがにこの子の状態をあいつらに見せるのはやめた方がいいと思って追い払った」
「そうだね、見ただけでも相当な怪我をしてるね」
瓦礫を少しずつどかして行きついに幼女を抱きかかえた...潤が
「おい、さすがにお前が抱えていくのは不味くないか?」
「大丈夫大丈夫!それに、お前不器用だし、この子揺らしたりしたらやばいでしょ」
……別に不器用じゃない。少し細かいことが苦手なだけだ
「...分かった」
俺達はそこから数分歩いてホテルの部屋に入った
―――――――――――――
「どうかな?慎ちゃん」
潤が神美咲組専属医者の1人で、幼馴染の藍革 慎 (アイカワ シン)に聞く
「この子、相当酷い扱いを受けてたようよ」
「...どんな?」
...深刻な話をしている2人には悪いが…慎は男だ。先程から女口調だが世に言うオネエだ。恋愛対象は女性らしいが……女口調はいつの間にかなっていた。本人曰く、《子供や女性の診察が楽になるからよ》だそうだ。キレると男口調に戻る……
こいつは医者の立場から情報をよく仕入れてくれる。慎の家は代々神美咲組に使えている。
「分かったよ、ありがとう。この子これから病院に運ぶの?」
「えぇ、うちの病院の個室に入れるわ」
「俺が金を出すから後で請求してくれ」
「別にこのくらい良いわよ 」
「とにかくよろしく頼む」
会話が終わって潤と部屋を出る。
「ルイの部屋で話そう」
「そりゃそうだろ、今あの子が寝ている部屋は潤の部屋だからな」
「うん、だから今日泊めてね」
「好きにしろ、どうせベットは 二台ある。だがあの子についての今後を教えてくれ」
「もちろんだよ」
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