普通の少女は歌姫

楼雫

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1年生

クラス

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「おぉーい、入ってこい」

おっ、やっと呼ばれた

「...失礼します。」

...このクラス以外に静かな子が多い「おぉー!女子だよぉ!!!!」「美人きたぁ!!!」…ね


...男女両方が喜ぶパターンなんてあったのね
前世では女子が来たら男子だけが喜んで女子に睨まれるパターンが多かったけど...その可能性はないね











それよりもう少し静かになんないかな??





「お前らちょっと黙ろうか」

流石はモデル。あんな凄みのある笑顔が出来るんだね

「コホンッ!」

わざとらしく菅井先生が咳をする

「それじゃあ、自己紹介を頼む」

「はい。
黒木鈴、趣味はお菓子と小物作り。好きな教科は音楽。よろしくお願いします。」

「えーと、そしたら鈴の席は…」

「ここここ!八城っちが空けてくれるって!」
「えっ!俺そんなこと言った!?」
「言った」
「...そうか」 
元気な女子にもう何を言っても通じないと思って諦めたのか、八城っち、と呼ばれた青年がションボリしながら違う席に移っていく

...いじられキャラなのかな?




「なら鈴、席は…一宮晴香~」

「はーい」

「今手を挙げているやつの隣な」

「分かりました」

……席は決まったけど、隣の子と仲良くなれるかな?それにこの子、ヒロインのサポートキャラなんだよね














はぁ、なんでこのクラスになっちゃったんだろう?
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