普通?なお嬢様は追いかけられ、捕まり、諦める。

楼雫

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6歳11歳〜留学〜?

7 覚悟してました

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リンの報告を聞く

「先程、宰相のアズル様の執事から連絡を受けました」

宰相とはボスの補佐的存在で、貴族のまとめ役。
宰相はボスが選べるので腹心になる。
今の宰相、アズル様は全ボスが選んだ人なのでまともだ。私のやっていることを知っていたりする

そしてアズル様の執事は私が手紙を預けた人物である。名前はギルバート。ギルバートは私とアズル様の連絡係をしてくれて、とても信頼出来る人物だ。ちなみにリンはギルバートのことをとても慕っている。





「以上です。」
「ありがとうごさいますリン」

叔父様は最近入ったメイドに毒を盛られ昏睡状態。
幸い叔父様だけを狙った犯行で、リリーナは無事だった。
毒を持ったメイドは何者かが雇い、そのメイドも暗殺されたようだ。

「お嬢様まもなく着陸です。」

「分かりました。ここまでの運転お疲れ様です、ヘルツ、シン」

ヘルツが無線で教えてくれた


――――――――――――――――

「宰相!ただいま戻りました。」

宰相の所に行く

「お嬢様。お久しぶりにございます。」

「叔父様は?」
「たった今…」
「そうですか」
不思議と悲しくはありません。
冷酷と思われようがマフィアです。覚悟積みです。アズル様も覚悟をしていたのでいつも通りです。

「アズル様…いえ、アズル。」
「はい」
「まだ私は表に出ません。」
「はい」
「アズル…私の手としてこれからメルティーナをお願いします。」
「お嬢様の……メルティーナファミリーボスの信頼。しかと、お受け致しました」

アズルやリン...みんなが頭を下げます

まだ表には出ません。ですが、私がこのファミリーのボスになったのでした...
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