普通?なお嬢様は追いかけられ、捕まり、諦める。

楼雫

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5歳

12 ...どうしろと?

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なんで叔父様に会う度に顔を引き攣らせなければならないのでしょうか...

―――――――――――――――――
10分前

(トントン) 
「入れ」
「失礼致します」

――――――――――――――――――――
少し雑談をして報告します!
これでも私淑女の勉強もしてるんです!
その報告も含めいろいろな報告をします。
もちろん内政部署のこととかは言いませんけど

......バレなければいいんです

「それで、この方が本日より私の専属執事になりました。リンです。」
報告が一通り終わり、リンくんを叔父様に紹介します。
「リン挨拶を」
「はい。本日よりルナ様の専属執事になりました。リンともおします。」
「リン共々メルティーナファミリーに尽くしていく所存です。」
「そうか。」
「......」
「......」

まぁ、叔父様ですからね……相変わらず愚王ならぬ愚ボスです。今もまだ、窓の外を見ていますからねぇー

「ルナ」
「はい」
「お前には6歳になったら中央大陸に三年間留学してもらう」

...はい?

―――――――――――――――――――――――――――

と言う、トンデモ発言がまたまた出まして……
顔を引き攣らせています。

...いやー笑えません。ホントなんてことを言ってくれるんですか!!内乱起きたらどうしてくれるんだ!!こんにゃろ!リンくんもポカーンとしているではないか!!!!!

...取り乱しました

今、私がいるので妹派閥も叔父様傀儡にしたい派閥も暗殺、毒殺……(これだけでも普通の5歳ヤバいですね……)だけで済んでいるんですよ!?

それに!留学なんてしたら書類が.........




どうしてくれるんだ!!!!
また書類が増えるじゃないか!!
(結局ここが1番重要です)



「分かりました。叔父様のために頑張ってきますね」
「あぁ」

さすがに棒読みになってしまいましたが、致し方ありません。
叔父様から退出の許可を頂いたので部屋に戻りましょうか……はぁー











あっ、私後3ヶ月くらいで6歳じゃん...
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