普通?なお嬢様は追いかけられ、捕まり、諦める。

楼雫

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内政部署〜4歳

4 内政部署はサバイバル

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ただいま、部署前にいます!

あれから制服に着替えて...少し早熟で凛々しい雰囲気を持つ敵には容赦をしない【私】からあどけなく少し早熟だけど天然が入っている素の『私』へと心を変える。
今の時間は仕事が始まる10分前……
さぁ覚悟を決めていざ!

「お願いします!!私をここで働かせてください!!」

見よ!これぞ古きよき挨拶!土下座だ!

「……」
「えーと、君は?」
みんなが唖然とする中1人の先輩が近づいてきた
「初めまして!この度内政部署の所長に弟子入りしたくてきました!年齢は3歳ティーナと申します!とう言うわけで……所長!弟子にしてください!」
先輩に答えてから所長と思わしき方にお願いをする
「……なら、この書類をやってみなさい」
所長がいや、師匠が書類を渡してきた
……これ普通の4歳に出来る計算じゃないよ??
まぁ、とりあえずやろう!
「......出来ました!」
「見せて」
先輩に渡す…すると目を見開いた
「驚いた、この計算の量を短時間で正確にやるなんて……」
「どうですか!?」
「...やったーーーーー!」
師匠が叫んだ
「これで書類の地獄から抜けだせるわ!大歓迎よ!弟子になりなさい!!」
……まぁ、弟子になれたし…前半の言葉は何も聞いてないことにしとこう。

「そんなわけないでしょ?まだまだ書類はあるんです。あなたが抜け出すのが悪いんでしょう」
声がしたと思い振り向いたら扉から誰か入ってきた
『副所長!! 』
「確か、ティーナさんでしたね、本当にこの人に弟子入りしますか?」
みんなが一斉に声を出した
副所長は、私に尋ねる。私は笑顔で返事をした
「もちろんです!」
「そうですか、なら認めましょう。これからよろしくお願いします。皆さんもいいですね?」
皆が頷く
「所長もいいですね?」
皆振り向き所長の方を見る
「...............」
そこには誰もいなくて1枚のメモがあった……
『 私の弟子ティーナに後は任せるわー修行だと思って働きなさい…By所長』
「.........」
ヤ、ヤバい、副所長の顔や先輩達の顔が見れない!
「直ぐにあの バカ を探し出しなさい」
ドスが聞いた声を副所長が発した
ドサドサ!!みんなが一斉に動き出す
「ウソだー!!!」「カハッ…………」「1人倒れだぞ!!」「あの薬を飲ませとけ!!」「ふふっどうしてくれようか」「ぎゃー!あいつが切れたぞぉぉおおおお!!」
……帰りたい
――――――――――――――――――
無事にあの後先輩達が見つけて師匠は副所長に怒られ書類仕事をしている。
私は出来ることから、ということ……まぁ大抵の事は出来た。

今日一日で一気に鍛えられた……主に胃の方が

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