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1・平凡な世界で
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私はフリーマン。
もちろん 本名ではない。
ペンネームだ。
あらゆる事に属さず、自由でいたいという気持ちから、こんなペンネームを名乗った。
私は しがないフリーライターをしている。
私が これから語るのは、一人の女性についてだ。
本名は彼女のプライバシーの観点から伏せておこう。
ただ 便宜上、ブラインド レディと表記する。
そう、彼女は盲目だ。
だが、光をうつさない彼女の瞳は、真実を見抜く。
まずは、私と彼女の出会いについて語ろう。
私は とある暴力団組長の消息を追っていた。
その組長は、さまざまな殺人事件を指示したとして、警察などが逮捕しようと躍起になっていたが、事件との関連性や、また ほとんど表に姿を現さないことから、逮捕できないでいた。
それが、組長が七十をすぎた頃、突然 組員のほとんどが惨殺されるという、異常な事態が引き起こされ、そして組長 本人は、姿をくらましたという。
警察関係者は、他の暴力団が襲撃し、組長は その混乱に乗じて、姿を消したと思っているようだが、私は違うような気がした。
なにが違うのかは分からないが、とにかく 組長が姿を消したのは、数々の殺人事件とは無関係だと、私の記者としての勘が告げていた。
だから 私は、その組長の所在を追い、そして ついに突き止めた。
彼は、とある別荘地区に隠居していたのだ。
私は早速 その別荘地区に行ってみることにした。
そこで 私は、彼女と出会うことになる。
その別荘地区は閑静な山奥にあった。
季節は秋。
夏のシーズンはすぎ、人の姿はなく、閑散としていた。
私は組長の別荘へ、愛車のミニクーパーをゆっくりと走らせていた。
そこに不意にエンジントラブルが起きたのか、エンストを起こして、車は全く動かなくなってしまった。
携帯の電話は圏外。
私は車に積んでいた、簡易修理キッドで、修理しようと試みたものの、結果はあえなく失敗。
私はとりあえず、徒歩で組長の別荘へ行くことにした。
さて、帰りはどうするか?
不法侵入になってしまうが、他の別荘のガラスを破って、電話を借りるか。
そんなことを考えているうちに、組長の別荘に到着した。
私は別荘のチャイムを鳴らした。
相手は暴力団の組長。
あまり刺激しないほうが良い。
だが反面、暴力団というのは、礼節を守れば それなりに丁寧な対応はする者だ。
低姿勢で話しかければ、いきなり暴力を振るうことはない。
しかし 私の考えは外れた。
玄関ドアの内側から、ガタンと音がした時、私は背筋に氷柱を入れられたような悪寒が走り、直感に従い横へ思いっ切り飛んだ。
その直後、玄関ドアが吹き飛び、地面がえぐれた。
なんだ!?
私は なにが起きたのか理解できず動揺した。
拳銃の類いによる攻撃じゃない。
まるで近距離からバズーカーでも撃ってきたかのような。
しかし爆発は起きなかった。
つまり、なにが起きたのか まるで理解できなかった。
しかし、危険だと言うことは認識した。
だから 私は立ち上がり、全力で走った。
逃げた。
戦うことなど考えなかった。
私は記者だ。
フリーライターであって、兵士ではない。
逃げなければ。
しかし 追っ手の足は速かった。
暴力団の組長が、すぐ後ろから迫っていた。
裸足で 物凄い速度で。
七十歳をすぎた高齢者の足ではなかった。
「おんどりゃぁあああ!!」
私は予感がして、横へ飛んだ。
そして予感は正解だった。
再び衝撃波が走り、一件の別荘を半壊させた。
私は転倒し、足をくじいてしまった。
これでは 走れない。
組長が すぐ前までやって来た。
「わしの秘密を探りにきおったんか? じゃが そうはいかん。わしの秘密は誰にも知られるわけにはいかんのじゃ。秘密を知った者、知ろうとしている者、全員 皆殺しじゃぁあああ!!」
そして組長の体に気力が充実した。
私は この時になって理解した。
異能力。
まるで マンガやアニメのような異能力が、現実に存在する。
そして 組長が今まで起こした、証拠を発見できなかった事件の数々。
暴力団員のほとんどが殺された事件も。
全て この異能力による物だと。
だが 全ての真相を知ったからと言って何になるのか。
私は次の瞬間には四散して死ぬのだ。
「死ねやぁあああ!!!」
だが、死は訪れなかった。
私の前に一人の美しい女性が立っていた。
「おいたはいけないわね」
彼女がブラインド レディだった。
この世の者とは思えぬほど 美しい女性だった。
漆黒のサングラスをかけ、艶やかな長い黒髪。
黒いドレス。
歳は二十歳くらいだろうか。
白い杖を手にしていた。
組長は女性を睨む。
「おんどりゃぁあ。何者じゃぁあ?」
「あなたに名乗る名は持ち合わせてないわ」
「ざけとんのかぁあああ!?!」
戦いが始まった。
私は、ただ それを見ていることしかできなかった。
しかし、一瞬たりとも見逃すまいと、瞬きせず その戦いを見ていた。
そして 気付いた。
彼女の瞳に。
彼女は漆黒のサングラスをかけていた。
あまりに黒すぎて、夕闇のこの時間では見えないはずだった。
だが、レディは組長と対等に、否、それ以上に優勢に戦っていた。
そうだ、彼女は見ていない。
彼女は始めから見えていない。
彼女は盲目だ。
組長の衝撃波は凄まじい物だったが、しかし 彼女は それを意に返さず防いでいた。
ブラインド レディが どうやって組長の衝撃波を防いだのか。
その秘密は彼女の白杖にある。
盲目者が眼の代わりとし、そして 周りの者に盲目であることを知らせる目印。
やや太めの その白杖は、あらゆる形態に変化した。
時には盾に。
時には刀に。
時には鞭に。
私は後になって、それがナノマシンによる形状記憶武器であると知った。
彼女はそれを駆使して戦っていた。
まるで目が見える我々のように。
あるいは、それ以上に。
そして 夕日が沈んだとき、戦いに決着は付いた。
「どもがぁ……クソッどもがぁあああッッッ!!!」
組長は最大級の衝撃波をブラインド レディに放った。
一閃。
ブラインド レディは組長の脇を通過した。
そして、組長の首が転がり落ちた。
彼女は私の所に来ると、端的に質問する。
「体に怪我は?」
「……あ、いや。大丈夫だ」
「そう、よかった」
そう言いつつも、彼女は あまり私のことを気にしているようではなかった。
続けてレディは私に質問した。
「私は これから組長の別荘に行くけれど、あなたも来る?」
「それは、もちろん 行くとも」
私とレディが組長の別荘に来ると、玄関ドアが破壊されたままの状態だった。
どうやら 組長は、本当に一人だけで住んでいたようだ。
私たちは 中に入り、奥の組長の部屋に入る。
そして 私は、その部屋の状態が理解できなかった。
「これは、なんだ?」
壁一面に美少女のイラストポスターが貼られていた。
本棚には美少女マンガや、美少女アニメのブルーレイディスク。
パソコンを見ると、美少女ゲームが大量にインストールされていた。
ブラインド レディが説明する。
「これが 組長の秘密」
私は そこで ようやく理解した。
「つまり、組長は美少女オタク?」
「そうよ」
「では、組長が数々の殺人事件を起こしたことも、そして自分の構成員を惨殺したことも、すべて 美少女オタクであることを 隠すためだったと?」
「その通りよ」
「そんなことを 隠すために何十人死んだと……」
私は あまりのことに呆然としてしまった。
そこに パソコンのモニターが起動した。
「あーっはっはっはっはっは」
画面には三十歳ほどの爽やかな笑顔をした男が映っていた。
ブラインド レディは呟く。
「笑い男」
笑い男はブラインド レディに説明する。
「君の見抜いた通りだよ、レディ。組長は美少女オタクなんだ。数々の殺人事件や構成員を殺したことも、自分が美少女オタクだって事を知られたからなんだよ。
そもそも 暴力団に入ったことも、美少女オタクだって みんなに知られたくなかったからなんだ。
どうして そんなに知られるのを嫌がるのかは分からないけどね。素直にオタクサークルにでも入れてもらえば、人生楽しくすごせたのに。
でも、組長はオタクであることを隠す人生を選んだ。
そして 美少女オタクを隠すために何十人も殺した。
そんなことのために 何十人も死んだってわけさ。
笑えるね。
あーっはっはっはっはっは」
ブラインド レディは白杖でパソコン画面に一撃を入れた。
モニターが砕け、部屋には静寂。
しばらくして 彼女は一言 呟いた。
「笑えないわ」
ブラインド レディは笑わない。
別荘を後にすると、一台のリムジンがレディを迎えた。
彼女はリムジンに乗る際、私に質問する。
「良ければ 送っていくわ」
私は答えた。
「お願いするよ。車が故障してね」
これが 私と彼女の出会いだった。
私は この一件で 彼女を追うことにした。
ブラインド レディと共に体験した事件。
もしくは 彼女から取材したこと。
そして レディの関係者や、事件の関係者。
様々な 人間から 取材した事を元に、私自身の 推測や憶測、想像を入り混ぜて記事を書いていこうと思う。
しかし、このような 非現実的な事件を まともな雑誌で扱ってくれるはずもなく、話を聞いて貰えるのは、三流雑誌かオカルト雑誌くらいな物だろう。
だから 私は、小説投稿サイトに これらの記事を載せることにした。
誰も信じないであろう、平凡な世界の裏側にある事件を。
よければ、今後とも私の記事に付き合ってほしい。
最後に もう一度 自己紹介を。
私はフリーマン。
あらゆる事に属さない自由人だ。
もちろん 本名ではない。
ペンネームだ。
あらゆる事に属さず、自由でいたいという気持ちから、こんなペンネームを名乗った。
私は しがないフリーライターをしている。
私が これから語るのは、一人の女性についてだ。
本名は彼女のプライバシーの観点から伏せておこう。
ただ 便宜上、ブラインド レディと表記する。
そう、彼女は盲目だ。
だが、光をうつさない彼女の瞳は、真実を見抜く。
まずは、私と彼女の出会いについて語ろう。
私は とある暴力団組長の消息を追っていた。
その組長は、さまざまな殺人事件を指示したとして、警察などが逮捕しようと躍起になっていたが、事件との関連性や、また ほとんど表に姿を現さないことから、逮捕できないでいた。
それが、組長が七十をすぎた頃、突然 組員のほとんどが惨殺されるという、異常な事態が引き起こされ、そして組長 本人は、姿をくらましたという。
警察関係者は、他の暴力団が襲撃し、組長は その混乱に乗じて、姿を消したと思っているようだが、私は違うような気がした。
なにが違うのかは分からないが、とにかく 組長が姿を消したのは、数々の殺人事件とは無関係だと、私の記者としての勘が告げていた。
だから 私は、その組長の所在を追い、そして ついに突き止めた。
彼は、とある別荘地区に隠居していたのだ。
私は早速 その別荘地区に行ってみることにした。
そこで 私は、彼女と出会うことになる。
その別荘地区は閑静な山奥にあった。
季節は秋。
夏のシーズンはすぎ、人の姿はなく、閑散としていた。
私は組長の別荘へ、愛車のミニクーパーをゆっくりと走らせていた。
そこに不意にエンジントラブルが起きたのか、エンストを起こして、車は全く動かなくなってしまった。
携帯の電話は圏外。
私は車に積んでいた、簡易修理キッドで、修理しようと試みたものの、結果はあえなく失敗。
私はとりあえず、徒歩で組長の別荘へ行くことにした。
さて、帰りはどうするか?
不法侵入になってしまうが、他の別荘のガラスを破って、電話を借りるか。
そんなことを考えているうちに、組長の別荘に到着した。
私は別荘のチャイムを鳴らした。
相手は暴力団の組長。
あまり刺激しないほうが良い。
だが反面、暴力団というのは、礼節を守れば それなりに丁寧な対応はする者だ。
低姿勢で話しかければ、いきなり暴力を振るうことはない。
しかし 私の考えは外れた。
玄関ドアの内側から、ガタンと音がした時、私は背筋に氷柱を入れられたような悪寒が走り、直感に従い横へ思いっ切り飛んだ。
その直後、玄関ドアが吹き飛び、地面がえぐれた。
なんだ!?
私は なにが起きたのか理解できず動揺した。
拳銃の類いによる攻撃じゃない。
まるで近距離からバズーカーでも撃ってきたかのような。
しかし爆発は起きなかった。
つまり、なにが起きたのか まるで理解できなかった。
しかし、危険だと言うことは認識した。
だから 私は立ち上がり、全力で走った。
逃げた。
戦うことなど考えなかった。
私は記者だ。
フリーライターであって、兵士ではない。
逃げなければ。
しかし 追っ手の足は速かった。
暴力団の組長が、すぐ後ろから迫っていた。
裸足で 物凄い速度で。
七十歳をすぎた高齢者の足ではなかった。
「おんどりゃぁあああ!!」
私は予感がして、横へ飛んだ。
そして予感は正解だった。
再び衝撃波が走り、一件の別荘を半壊させた。
私は転倒し、足をくじいてしまった。
これでは 走れない。
組長が すぐ前までやって来た。
「わしの秘密を探りにきおったんか? じゃが そうはいかん。わしの秘密は誰にも知られるわけにはいかんのじゃ。秘密を知った者、知ろうとしている者、全員 皆殺しじゃぁあああ!!」
そして組長の体に気力が充実した。
私は この時になって理解した。
異能力。
まるで マンガやアニメのような異能力が、現実に存在する。
そして 組長が今まで起こした、証拠を発見できなかった事件の数々。
暴力団員のほとんどが殺された事件も。
全て この異能力による物だと。
だが 全ての真相を知ったからと言って何になるのか。
私は次の瞬間には四散して死ぬのだ。
「死ねやぁあああ!!!」
だが、死は訪れなかった。
私の前に一人の美しい女性が立っていた。
「おいたはいけないわね」
彼女がブラインド レディだった。
この世の者とは思えぬほど 美しい女性だった。
漆黒のサングラスをかけ、艶やかな長い黒髪。
黒いドレス。
歳は二十歳くらいだろうか。
白い杖を手にしていた。
組長は女性を睨む。
「おんどりゃぁあ。何者じゃぁあ?」
「あなたに名乗る名は持ち合わせてないわ」
「ざけとんのかぁあああ!?!」
戦いが始まった。
私は、ただ それを見ていることしかできなかった。
しかし、一瞬たりとも見逃すまいと、瞬きせず その戦いを見ていた。
そして 気付いた。
彼女の瞳に。
彼女は漆黒のサングラスをかけていた。
あまりに黒すぎて、夕闇のこの時間では見えないはずだった。
だが、レディは組長と対等に、否、それ以上に優勢に戦っていた。
そうだ、彼女は見ていない。
彼女は始めから見えていない。
彼女は盲目だ。
組長の衝撃波は凄まじい物だったが、しかし 彼女は それを意に返さず防いでいた。
ブラインド レディが どうやって組長の衝撃波を防いだのか。
その秘密は彼女の白杖にある。
盲目者が眼の代わりとし、そして 周りの者に盲目であることを知らせる目印。
やや太めの その白杖は、あらゆる形態に変化した。
時には盾に。
時には刀に。
時には鞭に。
私は後になって、それがナノマシンによる形状記憶武器であると知った。
彼女はそれを駆使して戦っていた。
まるで目が見える我々のように。
あるいは、それ以上に。
そして 夕日が沈んだとき、戦いに決着は付いた。
「どもがぁ……クソッどもがぁあああッッッ!!!」
組長は最大級の衝撃波をブラインド レディに放った。
一閃。
ブラインド レディは組長の脇を通過した。
そして、組長の首が転がり落ちた。
彼女は私の所に来ると、端的に質問する。
「体に怪我は?」
「……あ、いや。大丈夫だ」
「そう、よかった」
そう言いつつも、彼女は あまり私のことを気にしているようではなかった。
続けてレディは私に質問した。
「私は これから組長の別荘に行くけれど、あなたも来る?」
「それは、もちろん 行くとも」
私とレディが組長の別荘に来ると、玄関ドアが破壊されたままの状態だった。
どうやら 組長は、本当に一人だけで住んでいたようだ。
私たちは 中に入り、奥の組長の部屋に入る。
そして 私は、その部屋の状態が理解できなかった。
「これは、なんだ?」
壁一面に美少女のイラストポスターが貼られていた。
本棚には美少女マンガや、美少女アニメのブルーレイディスク。
パソコンを見ると、美少女ゲームが大量にインストールされていた。
ブラインド レディが説明する。
「これが 組長の秘密」
私は そこで ようやく理解した。
「つまり、組長は美少女オタク?」
「そうよ」
「では、組長が数々の殺人事件を起こしたことも、そして自分の構成員を惨殺したことも、すべて 美少女オタクであることを 隠すためだったと?」
「その通りよ」
「そんなことを 隠すために何十人死んだと……」
私は あまりのことに呆然としてしまった。
そこに パソコンのモニターが起動した。
「あーっはっはっはっはっは」
画面には三十歳ほどの爽やかな笑顔をした男が映っていた。
ブラインド レディは呟く。
「笑い男」
笑い男はブラインド レディに説明する。
「君の見抜いた通りだよ、レディ。組長は美少女オタクなんだ。数々の殺人事件や構成員を殺したことも、自分が美少女オタクだって事を知られたからなんだよ。
そもそも 暴力団に入ったことも、美少女オタクだって みんなに知られたくなかったからなんだ。
どうして そんなに知られるのを嫌がるのかは分からないけどね。素直にオタクサークルにでも入れてもらえば、人生楽しくすごせたのに。
でも、組長はオタクであることを隠す人生を選んだ。
そして 美少女オタクを隠すために何十人も殺した。
そんなことのために 何十人も死んだってわけさ。
笑えるね。
あーっはっはっはっはっは」
ブラインド レディは白杖でパソコン画面に一撃を入れた。
モニターが砕け、部屋には静寂。
しばらくして 彼女は一言 呟いた。
「笑えないわ」
ブラインド レディは笑わない。
別荘を後にすると、一台のリムジンがレディを迎えた。
彼女はリムジンに乗る際、私に質問する。
「良ければ 送っていくわ」
私は答えた。
「お願いするよ。車が故障してね」
これが 私と彼女の出会いだった。
私は この一件で 彼女を追うことにした。
ブラインド レディと共に体験した事件。
もしくは 彼女から取材したこと。
そして レディの関係者や、事件の関係者。
様々な 人間から 取材した事を元に、私自身の 推測や憶測、想像を入り混ぜて記事を書いていこうと思う。
しかし、このような 非現実的な事件を まともな雑誌で扱ってくれるはずもなく、話を聞いて貰えるのは、三流雑誌かオカルト雑誌くらいな物だろう。
だから 私は、小説投稿サイトに これらの記事を載せることにした。
誰も信じないであろう、平凡な世界の裏側にある事件を。
よければ、今後とも私の記事に付き合ってほしい。
最後に もう一度 自己紹介を。
私はフリーマン。
あらゆる事に属さない自由人だ。
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