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51・脱がせやすい
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夏休み明けの最初の日曜日。
俺は家で 奇妙な人生をしていると、湖瑠璃ちゃんから電話がかかってきた。
「お兄さま、今日はお暇ですね」
電話に出た途端、脈絡もなく思いっきり断定してきた。
「一応、疎遠だった親友の親友を探すのに忙しかったんだけど」
「なんだか変な日本語になっていますが、なにをしていたのか一瞬で察しが付きました。テレビゲームなんかしていないで、湖瑠璃とお出かけしましょう」
「まあ、中断しても良いんだけど、お出かけってなにかするの?」
「お買い物に付き合っていただきたいのです。つまり、湖瑠璃と買い物デートですよ」
なるほど。
「ならば 断然 OKだ。湖瑠璃ちゃんみたいな 可愛い子とのデートなら いつでもOK」
「お姉さまがいるのに 浮気の心配があるセリフですね。まあ、湖瑠璃とですから良いんですけれど。
では、松陽商店街の時計塔の下で、一時に待ち合わせと言うことで」
で、松陽商店街の時計塔の下で待っているんだが、湖瑠璃ちゃんは約束の時間になっても来ない。
周りのカップルたちは、
「ごめーん。待ったぁ?」
「ううん、全然」
とか やってたりするが、俺の待ち人は来ない。
「ねえ、あの人ずっといるよ」
「きっと振られたんだよ」
「かわいそー」
とか聞こえて来て、段々泣きたくなってきた。
そして三十分して、やっと湖瑠璃ちゃんの姿が見えた。
「お兄さまー」
周囲は湖瑠璃ちゃんの姿に一斉に声を上げた。
「「「可愛いー」」」
しかし 湖瑠璃ちゃんが俺の所へ来ると、周囲は疑念の声。
「なんで あんな冴えない男と」
「お兄さまって、ホントの兄妹って意味じゃないよな」
「チクショー! 羨ましー!」
と 言う感じ。
さて、湖瑠璃ちゃんは時間に遅れたわけだが、
「いちおう言い訳を聞いておこう」
俺が怒ってみせると、湖瑠璃ちゃんは悪びれることなく、
「もう、お兄さまの怒りんぼ。女の子が遅刻するのはデートの定番ですよ」
「あのね……」
「言い訳ぐらいさせてくださいな。服を選ぶのに時間がかかってしまったのです」
そう、湖瑠璃ちゃんはいつもの着物姿ではなく、ワイシャツにスカートという、至って普通の服なのだ。
「本日は脱がせやすい服にする必要があったので」
脱がせやすいという言葉に、周囲がザワッとする。
「間違えました。脱ぎやすいでした」
わざと言ったな。
「で、なんで脱ぎやすい服なのと、遅れたことが関係するんだ?」
「着物は慣れていますが、こういう服は慣れていなくて、コーディネートに悩んだんです。
昨日はバッチリ選んだんですよ。でも 今日になって曇り空になってしまって。それで靴と服が天気にあっていないことに気付いて、それで……」
「わかった わかった。女の子はファッションにうるさいからな。それぐらい大目に見るよ」
「ありがとうございます、お兄さま。さすが お姉さまが選んだ人です。心が広い」
ひとしきりおだてると、湖瑠璃ちゃんは腕組みして、
「では 出発しましょう」
俺と湖瑠璃ちゃんは歩きながら話をする。
「それで、湖瑠璃ちゃんは今日はどこへ買い物に行く予定なんだ?」
「実は一件ではないのです。いくつかの店を見て回ります」
「たくさん買うのか。荷物持ちなら任せろ。海翔の荷物持ちで鍛えられているから」
「いえ、そんなに たくさん買うわけではないのです」
「じゃあ、なんで いくつもの店を回るんだ?」
「お姉さまにプレゼントする物を買うからです」
「セルニアにプレゼント? どうして急にプレゼントを?」
「もうすぐ お姉さまの誕生日ですから」
……
「……セルニアの誕生日?」
「はい」
俺は驚愕する。
「な!? なんだってー!?!」
知らなかった。
「やっぱり知らなかったんですね」
俺は気合いを入れた。
「こうなれば俺も気合いを入れてプレゼントを選ばねば。そのためには金を全て使う所存で」
「気合い十分ですね」
しばらくして入ったのは、衣服店。
そして湖瑠璃ちゃんは、迷わず水着コーナーに入った。
「……湖瑠璃ちゃんはセルニアに水着をプレゼントするつもりなの?」
「違います。ここは自分の着る水着を買いに来ました」
「もう夏は終わったよ」
「海外ではまだ夏は終わっていません」
「つまり海外に行く予定があると」
「そうです」
「それは セルニアの誕生日と関係あるの?」
「あります」
ってことは、
「セルニアの誕生パーティー 海外でやるの!?」
「そうですよ。言っていませんでしたか?」
「聞いてないよ。っていうか、俺はどうすれば良いの? ロンドンに行ったときみたいなことになるんじゃない」
あの時、俺はハーフパンツにTシャツだけだった。
大物ラッパーになって乗り切ったが、セルニアの誕生日パーティーとなれば、そうはいかない。
「大丈夫です。服はこちらで用意しますので。当日に お兄さまを迎えに来ますので、普段通りに生活していてください」
で、水着選び。
「お兄さま、これはどうですか?」
いくつか水着をチョイスすると、湖瑠璃ちゃんは試着室で着替えて見せる。
「いいんじゃないか」
「もう、そんな母娘の買い物に付き合わされている感のお父さんみたいな返事では、お姉さまの心は掴めませんよ」
「いや、そんなこと言われても。湖瑠璃ちゃんは可愛いから、何着ても似合う」
「あら、お上手ですこと。これならお姉さまの心もバッチリ掴めますね」
俺は一つだけ気になる水着を手にした。
「これはどう? 湖瑠璃ちゃんのイメージに合っていると思うんだけど」
ワンピースタイプの物で、水色をベースに桜をモチーフにしたピンクの模様が入っている水着。
「湖瑠璃ちゃんの名前と、桜のイメージが、良い感じにマッチしていると思うんだけど」
「なかなか良い感じです。ちょっと着てみますね」
そして湖瑠璃ちゃんは試着した。
「あ、似合う。凄い似合う」
俺は手放しで賞賛した。
湖瑠璃ちゃんは頬を赤らめて、
「まあ、そんなに似合いますか。ではこれにします」
こうして、湖瑠璃ちゃんの水着は決定した。
次からはセルニアのプレゼント探しだ。
続く……
俺は家で 奇妙な人生をしていると、湖瑠璃ちゃんから電話がかかってきた。
「お兄さま、今日はお暇ですね」
電話に出た途端、脈絡もなく思いっきり断定してきた。
「一応、疎遠だった親友の親友を探すのに忙しかったんだけど」
「なんだか変な日本語になっていますが、なにをしていたのか一瞬で察しが付きました。テレビゲームなんかしていないで、湖瑠璃とお出かけしましょう」
「まあ、中断しても良いんだけど、お出かけってなにかするの?」
「お買い物に付き合っていただきたいのです。つまり、湖瑠璃と買い物デートですよ」
なるほど。
「ならば 断然 OKだ。湖瑠璃ちゃんみたいな 可愛い子とのデートなら いつでもOK」
「お姉さまがいるのに 浮気の心配があるセリフですね。まあ、湖瑠璃とですから良いんですけれど。
では、松陽商店街の時計塔の下で、一時に待ち合わせと言うことで」
で、松陽商店街の時計塔の下で待っているんだが、湖瑠璃ちゃんは約束の時間になっても来ない。
周りのカップルたちは、
「ごめーん。待ったぁ?」
「ううん、全然」
とか やってたりするが、俺の待ち人は来ない。
「ねえ、あの人ずっといるよ」
「きっと振られたんだよ」
「かわいそー」
とか聞こえて来て、段々泣きたくなってきた。
そして三十分して、やっと湖瑠璃ちゃんの姿が見えた。
「お兄さまー」
周囲は湖瑠璃ちゃんの姿に一斉に声を上げた。
「「「可愛いー」」」
しかし 湖瑠璃ちゃんが俺の所へ来ると、周囲は疑念の声。
「なんで あんな冴えない男と」
「お兄さまって、ホントの兄妹って意味じゃないよな」
「チクショー! 羨ましー!」
と 言う感じ。
さて、湖瑠璃ちゃんは時間に遅れたわけだが、
「いちおう言い訳を聞いておこう」
俺が怒ってみせると、湖瑠璃ちゃんは悪びれることなく、
「もう、お兄さまの怒りんぼ。女の子が遅刻するのはデートの定番ですよ」
「あのね……」
「言い訳ぐらいさせてくださいな。服を選ぶのに時間がかかってしまったのです」
そう、湖瑠璃ちゃんはいつもの着物姿ではなく、ワイシャツにスカートという、至って普通の服なのだ。
「本日は脱がせやすい服にする必要があったので」
脱がせやすいという言葉に、周囲がザワッとする。
「間違えました。脱ぎやすいでした」
わざと言ったな。
「で、なんで脱ぎやすい服なのと、遅れたことが関係するんだ?」
「着物は慣れていますが、こういう服は慣れていなくて、コーディネートに悩んだんです。
昨日はバッチリ選んだんですよ。でも 今日になって曇り空になってしまって。それで靴と服が天気にあっていないことに気付いて、それで……」
「わかった わかった。女の子はファッションにうるさいからな。それぐらい大目に見るよ」
「ありがとうございます、お兄さま。さすが お姉さまが選んだ人です。心が広い」
ひとしきりおだてると、湖瑠璃ちゃんは腕組みして、
「では 出発しましょう」
俺と湖瑠璃ちゃんは歩きながら話をする。
「それで、湖瑠璃ちゃんは今日はどこへ買い物に行く予定なんだ?」
「実は一件ではないのです。いくつかの店を見て回ります」
「たくさん買うのか。荷物持ちなら任せろ。海翔の荷物持ちで鍛えられているから」
「いえ、そんなに たくさん買うわけではないのです」
「じゃあ、なんで いくつもの店を回るんだ?」
「お姉さまにプレゼントする物を買うからです」
「セルニアにプレゼント? どうして急にプレゼントを?」
「もうすぐ お姉さまの誕生日ですから」
……
「……セルニアの誕生日?」
「はい」
俺は驚愕する。
「な!? なんだってー!?!」
知らなかった。
「やっぱり知らなかったんですね」
俺は気合いを入れた。
「こうなれば俺も気合いを入れてプレゼントを選ばねば。そのためには金を全て使う所存で」
「気合い十分ですね」
しばらくして入ったのは、衣服店。
そして湖瑠璃ちゃんは、迷わず水着コーナーに入った。
「……湖瑠璃ちゃんはセルニアに水着をプレゼントするつもりなの?」
「違います。ここは自分の着る水着を買いに来ました」
「もう夏は終わったよ」
「海外ではまだ夏は終わっていません」
「つまり海外に行く予定があると」
「そうです」
「それは セルニアの誕生日と関係あるの?」
「あります」
ってことは、
「セルニアの誕生パーティー 海外でやるの!?」
「そうですよ。言っていませんでしたか?」
「聞いてないよ。っていうか、俺はどうすれば良いの? ロンドンに行ったときみたいなことになるんじゃない」
あの時、俺はハーフパンツにTシャツだけだった。
大物ラッパーになって乗り切ったが、セルニアの誕生日パーティーとなれば、そうはいかない。
「大丈夫です。服はこちらで用意しますので。当日に お兄さまを迎えに来ますので、普段通りに生活していてください」
で、水着選び。
「お兄さま、これはどうですか?」
いくつか水着をチョイスすると、湖瑠璃ちゃんは試着室で着替えて見せる。
「いいんじゃないか」
「もう、そんな母娘の買い物に付き合わされている感のお父さんみたいな返事では、お姉さまの心は掴めませんよ」
「いや、そんなこと言われても。湖瑠璃ちゃんは可愛いから、何着ても似合う」
「あら、お上手ですこと。これならお姉さまの心もバッチリ掴めますね」
俺は一つだけ気になる水着を手にした。
「これはどう? 湖瑠璃ちゃんのイメージに合っていると思うんだけど」
ワンピースタイプの物で、水色をベースに桜をモチーフにしたピンクの模様が入っている水着。
「湖瑠璃ちゃんの名前と、桜のイメージが、良い感じにマッチしていると思うんだけど」
「なかなか良い感じです。ちょっと着てみますね」
そして湖瑠璃ちゃんは試着した。
「あ、似合う。凄い似合う」
俺は手放しで賞賛した。
湖瑠璃ちゃんは頬を赤らめて、
「まあ、そんなに似合いますか。ではこれにします」
こうして、湖瑠璃ちゃんの水着は決定した。
次からはセルニアのプレゼント探しだ。
続く……
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