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森を数時間進んだ時
「ついたぜ。ココが俺らの住処だ。」
そう言われて顔を上げるとそこにはとても立派な屋敷があった。
ハートの女王の城とは違いとても落ち着いた色合いだがとても豪華に見えた。
「わぁ~。すごく素敵な屋敷ですね!。」
「だろ~!ココはとっても落ち着けるから住みやすいんだよ!」
「「アレレ~!アホウサギがいる~ww」」
三月ウサギさんと話していると透き通るような声が聞こえてきた。
「あぁ‼︎‼︎誰がアホウサギだテメェら‼︎」
「「あははは。」」
(誰だろう?三月ウサギさんの知り合いみたいだけど?2人ともソックリ双子かな?)
「「アレ~?知らない子がいる。ダレ~?」」
アリスを見つけた双子はアリスをまじまじと見た。
「コラ!マジマジと見るんじゃねぇ!失礼だろうが!」
ボコッ!!
「「イッッッタァー!!何すんだよ!ダメウサギ!!」
「誰がダメウサギだ‼︎」
双子と三月ウサギがケンカを始めてしまった。
(どうしよう…………)
アリスが困っていると。
「うるさいですよ。お前達。」
門の中から声がした。
「「「マットハーダー!!!」」」
(マットハーダー?)
突然現れたマットハーダーと呼ばれた人はとても落ち着いている様子だった。
「喧嘩はやめろとアレほど言ったでは無いですか。」
「「「ゴメンなさい(わるい)。」」」
なんと一言であっという間に喧嘩をおさめてしまった。
私が目を見開いているとマットハーダーと呼ばれた人は私の方に顔を向けた。
「おや?貴女は…………」
「あっ!私はアリスと言います!」
「これはご親切に私は帽子屋のマットハーダーと言います。」
「「僕らはライトとレイト!!よろしく~。」
一通り挨拶が終わった。
「お嬢さんは何故ココに?」
「あーそれは俺から説明させてもらうぜ。」
そう言って三月ウサギさんがこれまでの私の事三月ウサギとの出会いを話した。
「なるほどそれは災難でしたね。それより何故ブラットは怪我をしたんです。」
「あぁ、シャム猫にやられたんだ!あのヤロ今度あったらタダじゃおかねぇぞ!」
三月ウサギは悔しそうに言った。
「「ナニナニシャム猫にヤラれたのダッサ~。」」
「うるせ!」
「シャム猫?」
「この森に住んでいる悪戯好きの猫ですよ。」
「「えぇ!!お姉さん知らないの!!結構悪猫で有名だよ!!」」
「…それは……。」
「お嬢さんが知らないのは当たり前ですよ。余所者なんですから。」
「⁉︎」
彼は誰も余所者だと言っていないのに言い当ててしまいアリスはとても驚いた。
「「えぇー!!お姉さん余所者だったのー!!」」
「それにしてもよく余所者だとわかったな。」
「ふふ、見れば分かりますよ。」
「お前の洞察力はいつになくすごいなぁ。」
「まぁ、立ち話もなんですし中でお話を致しましょう。」
…………カチッ
森を数時間進んだ時
「ついたぜ。ココが俺らの住処だ。」
そう言われて顔を上げるとそこにはとても立派な屋敷があった。
ハートの女王の城とは違いとても落ち着いた色合いだがとても豪華に見えた。
「わぁ~。すごく素敵な屋敷ですね!。」
「だろ~!ココはとっても落ち着けるから住みやすいんだよ!」
「「アレレ~!アホウサギがいる~ww」」
三月ウサギさんと話していると透き通るような声が聞こえてきた。
「あぁ‼︎‼︎誰がアホウサギだテメェら‼︎」
「「あははは。」」
(誰だろう?三月ウサギさんの知り合いみたいだけど?2人ともソックリ双子かな?)
「「アレ~?知らない子がいる。ダレ~?」」
アリスを見つけた双子はアリスをまじまじと見た。
「コラ!マジマジと見るんじゃねぇ!失礼だろうが!」
ボコッ!!
「「イッッッタァー!!何すんだよ!ダメウサギ!!」
「誰がダメウサギだ‼︎」
双子と三月ウサギがケンカを始めてしまった。
(どうしよう…………)
アリスが困っていると。
「うるさいですよ。お前達。」
門の中から声がした。
「「「マットハーダー!!!」」」
(マットハーダー?)
突然現れたマットハーダーと呼ばれた人はとても落ち着いている様子だった。
「喧嘩はやめろとアレほど言ったでは無いですか。」
「「「ゴメンなさい(わるい)。」」」
なんと一言であっという間に喧嘩をおさめてしまった。
私が目を見開いているとマットハーダーと呼ばれた人は私の方に顔を向けた。
「おや?貴女は…………」
「あっ!私はアリスと言います!」
「これはご親切に私は帽子屋のマットハーダーと言います。」
「「僕らはライトとレイト!!よろしく~。」
一通り挨拶が終わった。
「お嬢さんは何故ココに?」
「あーそれは俺から説明させてもらうぜ。」
そう言って三月ウサギさんがこれまでの私の事三月ウサギとの出会いを話した。
「なるほどそれは災難でしたね。それより何故ブラットは怪我をしたんです。」
「あぁ、シャム猫にやられたんだ!あのヤロ今度あったらタダじゃおかねぇぞ!」
三月ウサギは悔しそうに言った。
「「ナニナニシャム猫にヤラれたのダッサ~。」」
「うるせ!」
「シャム猫?」
「この森に住んでいる悪戯好きの猫ですよ。」
「「えぇ!!お姉さん知らないの!!結構悪猫で有名だよ!!」」
「…それは……。」
「お嬢さんが知らないのは当たり前ですよ。余所者なんですから。」
「⁉︎」
彼は誰も余所者だと言っていないのに言い当ててしまいアリスはとても驚いた。
「「えぇー!!お姉さん余所者だったのー!!」」
「それにしてもよく余所者だとわかったな。」
「ふふ、見れば分かりますよ。」
「お前の洞察力はいつになくすごいなぁ。」
「まぁ、立ち話もなんですし中でお話を致しましょう。」
…………カチッ
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