【R18】執事と悪役令嬢の色々な世界線

夕日(夕日凪)

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執事のお嬢様開発日記

執事と王女は攻防する5(ハウンド視点)※

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「ハウンドおにいしゃま……」

 ミルカは半泣きで俺のものに触れる。その顔は幼い頃にメイカに蛙を顔面にぶつけられた時の再現のようだ。……その後メイカに百倍返ししてたけど。メイカの顔がぼこぼこになって少し気の毒だったな。

「ミルカ、怖くない」

 俺はそう言いながらミルカの耳にそっと唇を近づけた。

「……将来ミルカの中に入って種付けする大事なものなんスから」
「ハウンドお兄様っ。意地悪!」

 ミルカはこれ以上ないくらいに赤面しながら俺の顔を見る。少し下品なことを言い過ぎたかな。俺は反省しながら、彼女の頭をそっと撫でた。そして額に優しく口づけをする。

「……ごめんな、意地悪だった。無理に触らなくていいから」
「さ、触る……」

 ミルカはぶんぶんと首を振って、少し震える手で剛直に触れた。小さくて柔らかな手に握られ、その刺激に熱杭はびくりと震える。それを見てミルカは目を丸くした。

「すごい、生き物みたいに動いてる……。な、舐めてもいい?」
「お好きにどうぞッス」

 羞恥に好奇心が勝ってきたのか、彼女は調子が出てきたらしい。俺のものに顔を近づけ、小さな舌を伸ばして幹の部分をひと舐めした。続けて傘の部分にそろりと舌を這わせる。

「……ハウンド、おにいさまの……」

 彼女は亀頭を丁寧に舐め回しながら、幹を拙い手つきで擦ろうとした。その一生懸命な様子を見ていると、俺の喉は自然にごくりと鳴った。ミルカは全体を丁寧に舌で舐め取り、愛おしいものにするように口づけを降らせる。そして口を大きく開けて、その小さなお口に入る部分まで熱杭を飲み込んだ。絶対に美味いものではないだろうに、やると決めた彼女には躊躇がない。

「ふっ……んっ……」

 どうしたらいい? という目線をミルカが送る。その頭を優しく撫でて、俺は口を開いた。

「頭を上下に動かしながら、入る範囲を刺激できる? 歯は立てたらダメ」

 そう言いながらミルカの頬を指でこしょこしょとくすぐる。彼女は少し頷いて、頭を動かし始めた。拙くもどかしい愛撫。だけど愛おしい子が俺のために頑張っていると思うと、最高に気持ちがいい。

「ふっ……んっ……」

 ミルカの頭が上下するたびに彼女の豊かな胸がふにふにと俺の膝に当たる。その頂にそっと触れ指で嬲るように撫でると、ミルカの体が震えた。

「ぷあっ、そんなことされると、噛んじゃうからっ!」

 俺のものから口を離してミルカが怒ったように言う。……噛まれるのは、遠慮したいな。

「……ミルカ、たくさん気持ちよくしてくれてありがとう。そろそろ、一緒に気持ちよくなろうか」

 俺はそう言うとミルカの体を寝台に倒した。そしてそっと口づけながらその大きな胸を揉みしだく。ミルカの味と、俺の味と。そんなものが混ざり合った口づけは、なんだかとても生々しい。けれど不思議と不快感はなかった。

「はうんど、おにーさまっ……」

 ミルカは小さく喘ぎながら快楽に濡れた声を漏らす。

「ミルカ、俺のでミルカのを……擦るから」

 彼女の足を抱え上げ、俺のものを花弁に擦り付ける。すると彼女の体が大きくビクンと震え、蜜壺からは蜜がとろりと滴った。

「ミルカ、俺のを当てられただけで気持ちよくなっちゃった?」
「だって……それ、すごく熱いの……」

 ミルカは潤み、期待した瞳でこちらを見つめる。そんな顔をされたら……期待に応えるしかないよな。俺はミルカの花芽を押し潰すようにしながら、熱杭で花弁を刺激した。

「あっ……あ……、おにぃさまぁっ……」

 ミルカの口から蕩けるような甘い声が漏れる。それを聞いているだけで爆発してしまいそうだったが、俺は必死に堪え腰を動かした。

「おにーさま、すき、すきっ……」

 彼女は甘えるように言いながら腰を動かして自分がいいところをさらに刺激しようとする。愛おしい人の愛らしい痴態。もっともっと、気持ちよくしてやれたらいいのに。

「俺もだ、ミルカ。愛してる」

 愛の言葉を囁きながら、俺たちは淫らに腰を動かし快楽を貪ろうとする。触れ合う粘膜からはぐちゅぐちゅと卑猥な音が間断なく漏れ、先走りと愛液を絡めながら淫らに泡立っていく。

「おにいさま、おにいさまっ……!」

 ひと際高い嬌声を上げ、ミルカは大きく体を震わせた。ミルカはどうやら達したらしい。達したばかりで体を震わせるミルカの足を抱え込みしっかりと閉じさせ、俺はさらに腰を動かした。

「あっ、あ……ああっ」

 達したばかりなのにさらに与えられる刺激にミルカが喘ぐ。
 可愛い、いつまでも喘がせてやりたい。しかし俺も……そろそろ限界だった。

「ミルカ……!」

 俺は彼女の名を呼びながら白濁をその女性らしい曲線を描く腹にぶちまけた。白濁は自分でも信じられない量を飛び散らせ、ミルカの腹を汚していく。最後の一滴を絞り出して俺はふっと息を吐いた。

「お兄様、温かい……」

 ミルカはその白濁を見つめながら、吐息とともにそう漏らす。彼女と俺はしばらくの間、荒い息をしていた。視線が合うとなんだかおかしくなって。二人で笑いを漏らしてしまう。

「――で。これで満足ッスか?」

 俺は悪戯っぽく笑いながらミルカに訊ねた。

「……おにーさま、ミルカ……。もっとしたい」

 彼女はそう言うと、くったりと元気がなくなった息子を撫でる。

 ……可愛いミルカのおねだりだし、頑張りますかね。
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