【R18】追放聖女は山小屋にいる～無愛想系騎士様に実は愛されているってどういうことでしょう！？～

夕日(夕日凪)

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公爵騎士様と一夜を過ごしてしまいました？6※

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　濡れた舌が唇を撫で、吐息が驚くほどの間近で触れる。

「……口を開けてくれ」

　甘い声音で囁かれて口を開けば、スヴァンテ様の舌が口内へ侵入してきた。舌は私の歯を撫でたあとに、口蓋をゆるりと撫でる。
　とんと舌で舌を突かれたので、恐る恐る伸ばしてみる。すると優しく、舌同士を絡められた。

「は、ふ」

　息を切らせながら、未知の体験に身を委ねる。スヴァンテ様の舌は優しくて、とても気持ちいい。
　スヴァンテ様が慣れない私を励ますように、優しく頭を撫でてくれた。
　夢中で舌を絡めていると、お腹のあたりにじわりと甘い熱が湧く。

「ん、ふう」

　もっと、もっと。スヴァンテ様がほしい。
　そんな本能に呑まれながら、逞しい体に我が身を擦り寄せる。するとスヴァンテ様の体と乳房が触れ合い、押し潰されて形を変えた。
　スヴァンテ様の熱い体。それに自身の胸が擦れると、なんだか気持ちいい。これは、どういう感覚なのだろう。
　未知の感覚をもっと手繰り寄せたくて、スヴァンテ様の体に何度も胸を擦りつける。すると胸の頂が尖って硬くなり、下腹部にじわりと甘い感覚が走った。

「は、う。んんっ」

　唇から零れる声が、なんだか甘い。恥ずかしいのに、動きを止めることができない。

「やらしいな、ニカナ」
「え……？」

　スヴァンテ様の言葉が上手く聞き取れなくて首を傾げながら見つめると、彼の頬が赤くなる。

「君はやらしくて、とても可愛い。そんな姿は私以外に見せないでくれ」

　大きな手が、頬を優しく撫でる。そして、啄むように何度も口づけをされた。

「やらしくも可愛くもないと思いますけど。……見せません、スヴァンテ様にしか」

　口づけが途切れたタイミングで囁くと、突然ぎゅうと強く抱きしめられる。す、少し苦しい。
『可愛い』『好きだ』『君は素敵だ』などとスヴァンテ様が耳元で何度もつぶやくものだから、どうしていいのかわからなくなってしまう。

「本当に……愛らしい」

　スヴァンテ様はアマイモの蜜が溜まった部分みたいに甘い口調で言ってから、私の胸に手を触れた。大きな手が、胸を気遣うような力で揉み込む。私の胸は平均よりも大きめだから、指の間から肉が零れてしまう。その光景はなんだかとても卑猥で……なぜだか胸をときめかせた。

「ん、あっ。やぁあ」

　唇から、吐息が絡んだ甘い声が零れる。

「可愛い胸だ」
「スヴァンテさまは……っ。私のことを褒めすぎです。んっ！」
「君のことが愛しくて堪らないのだから、仕方がない」

　……出会った時と、本当に人が変わりすぎでしょう！
　初対面からしばらくの間の仏頂面ばかりだったスヴァンテ様を思い出してしまい、私はくすりと笑ってしまう。
　そんな私を目にしてスヴァンテ様はにやりと笑うと……。

「余裕だな、ニカナ」

　少し意地悪な口調でそう言い、右胸の頂に唇をつける。そして、頂に舌を這わせた。

「え……。や、ああっ。んっ」

　舌で硬くなった胸の先を虐められ、私は高い声を上げた。スヴァンテ様は頂を舌先でつついたり、舌全体を使うようにしてねっとりと舐め上げたり、緩急をつけて吸い上げたりと、さまざまなアプローチでの刺激を与えてくる。その間左胸は手で優しく揉みしだかれていて、私はスヴァンテ様の舌と手つきに翻弄されることになった。

「やっ。へんな、感じが……っ」
「どう、変なんだ？」

　胸から口を離して、スヴァンテ様が囁く。熱い吐息が肌に当たって、その小さな刺激にも体が小さく跳ねた。

「背中のあたりがぞくぞくして、お腹の下がきゅうって疼くんです」

　体の反応をそのまま伝えると、スヴァンテ様の口角がゆるりと上がる。その妖艶な唇の動きを目にした瞬間、お腹の奥がさらに疼いた。

「それは……君の体が気持ちいいと感じているからだ。怖がらずにもっと感じてくれ」

　スヴァンテ様は嬉しそうに言ってから、胸にふたたび唇をつけた。

「わ、わかりまし……。あっ……！」

　与えられる感覚にいっぱいいっぱいになりながら、私は必死に返事をした。
　乳首を舌でまさぐられ、舐め上げられると気持ちがよくて、もっととねだるようにスヴァンテ様に胸を押しつけてしまう。私の要望を察したスヴァンテ様は、長い時間をかけて丁寧にじっくりと胸を愛撫し続けた。

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