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第二章
令嬢と狼の婚姻1
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「半年後に式をですか?」
「うん。これでもかなり急いだんだけど、それなりに準備に時間がかかるものだね」
寝台で向かい合わせるようにして寝転んだアイル様が、私の頬を弄びながら言う。ふにふにと突いたり、引っ張ったり。アイル様は延々とそれを繰り返している。私の頬を触るのは、そんなに楽しいものなのかな。私もアイル様のお耳や尻尾を弄るのが好きなので、これはお互い様なのだろうけれど。
「半年……」
言われた言葉を繰り返す。長いのか短いのか、いまいち想像が付かなくて首をかしげる私を見てアイル様はくすくすと笑う。
「きっとあっという間だよ。楽しみだねぇ。ルミナがお嫁さんになるの」
「私もアイル様が旦那様になるの、楽しみです。ひゃあっ!」
突然引き寄せられて、首筋を分厚い舌でべろりと舐められる。ぞくりと体に快感が走って、私は小さく身を丸めた。
今夜は久しぶりに抱き合うのだ。そのことを今さらながらに思い出す。
アイル様の手が胸元に触れ、釦を片手で外していく。白い乳房が開かれた部分からまろび出て、大きな手がそれを包み込んだ。
「アイル、さま」
「無理はさせないから」
「……はい」
優しい唇がそっと唇に触れる。それは私に触れるのを怖がるように、少し震えていた。大きな背中に手を回して安心させるように撫でると、唇を離したアイル様にふにゃりとゆるんだ表情で微笑まれる。
ぺろりと一度私の唇を舐めた後に、舌は胸の頂に下りた。表面を使って何度か嬲られると、ここから先の気持ちよさを知っている体は甘くわななく。
右の乳房を吸い上げられ、甘噛みされ。左は手で頂を弄ばれる。刺激を受けるたびに体はじりじりと燻ぶられ、熱を溜めていった。
「あっん。あっ、ああっ」
「はぁ、ルミナ。やらしい」
唇を離したアイル様は大きな手で両胸を揉みしだきながら、熱い吐息とともに囁いた。
「やらしい私は、お嫌いですか。あっ!」
「ううん、大好き。私がこんなにやらしくしたのだと思うと、すごく興奮する」
『興奮する』と言いながら押しつけられた下腹部は、もう硬い。その硬さを感じて蜜壷が潤み、お腹の奥がきゅんと疼いた。
「ルミナ、足を開いて。たくさん舐めてあげる」
「……アイル様、その」
「私に奉仕させて、ルミナ」
欲求は、いつも羞恥心に勝ってしまう。
甘く耳元で囁かれて、私はたまらず足を開いた。閉じていた秘所は足とともにぱくりと開いて、ピンク色の秘肉が顔を覗かせる。それを見たアイル様は満足げに微笑んだ。
指が何度が花弁を撫でて、もうすでに零れそうになっていた蜜が掬い取られる。アイル様は濡れた指先を、私に見せつけるかのようい赤い舌で舐めてみせた。そう妖艶さに思わず喉がごくりと鳴る。
「あいる、さま」
「今からこんな風に、舐めてあげるね」
ちゅ、と音を立てながら唇から指を引き抜いて、アイル様は秘所に顔を近づけた。期待に体が震える。こんな短い期間の間にアイル様に躾けられてしまった、はしたない私の体が。
「ふっ……」
優しく花弁に口づけられると、鼻から抜ける吐息が漏れた。アイル様はちゅっ、ちゅ、と音を立てながら唇にするような口づけを繰り返す。その淡い刺激にも体は反応し、蜜がとろりと零れてしまう。
「あっ、あっ」
「可愛い、もっと喘いで」
うっとりとした声で愛おしい人に囁かれると、私はもう逆らえない。淡い刺激に苛まれながら喘いでいると、さわりと太ももを撫でられる。手のひらの熱さ、喘ぐ私に刺さる熱い視線。それらすべてが、熱を高めていく。
「あっ、ああああっ!」
私は達した。舌も挿れられていないのに。敏感な花芽に触れられてもいないのに。
花弁に口づけをされただけで、はしたなく声を上げて達してしまったのだ。
蜜が零れて内腿を濡らす。恥ずかしくて涙目になる私とは反対に、アイル様はとても嬉しそうだ。
「やらしいルミナは、とても素敵だね」
「や、そんなこと言わないで……」
羞恥心が高じて思わずせぐり上げると、慌てたように手を握られた。
「ごめんなさい。少しだけ恥ずかしくて」
「……涙目になって恥ずかしがってるルミナも可愛い。そんなことを思う私は、私はいけない番だね」
アイル様は囁くと、再び蜜壷への愛撫を再開した。全体を濡らすように舐め上げられ、花芽を何度も吸い上げられる。あまりの気持ちよさに、アイル様の頭を両腿で挟みながら悶えてしまう。
「あいるさま、あいるさまっ」
ピン、と足先を伸ばしながら、私は数度目の絶頂を迎えた。だけどアイル様の口淫は止まらない。蜜をすべて奪おうとする勢いで奥の奥まで舌をねじ込まれ、舌の次は指で解さる。
「ふ、あ、ぁあああっ!」
二本の指で奥を刺激するように揺すられて、私はまた絶頂した。ぴしゃりと蜜が弾け、アイル様のお顔と敷布を濡らす。
息を切らせていると、アイル様がトラウザーズを引き下げるのが視界に入った。赤黒い凶器を取り出したアイル様は、それをひたりと蜜壷に当てる。濡れそぼった蜜口は先端と触れ合うと、ぐちゅりと淫靡な音を立てた。
「いい? ルミナ」
「きて、あいるしゃま」
回らない呂律でおねだりをすると、うっとりとするような笑みを浮かべられる。
そして、ぐぷりと先端が蜜壷に埋まった。
「ふ、あぁっ」
はじめての日以来の、アイル様との交合。それは体に激しい歓喜を生んだ。それはアイル様も同じようで、白い頬を赤く染めて感極まったような息を吐く。
「あいるさま、うごいて」
甘えるように言うと、口づけをされながら腰を動かされる。ぴったり寄り添った体、内側から感じる熱。時折、囁かれる睦言。体も心も、アイル様で満たされている。
「あいるさま、愛してますっ……」
「私もだよ、ルミナ」
余裕なさげに、アイル様が腰を激しく揺する。私はその腰に足を絡めて、熱をさらに奥へと導こうとした。
「そんなことを覚えて、悪い子だ」
「ふぁんっ!」
甘く囁かれ、熱を奥まで打ち付けられる。その刺激に軽く達してしまう。
「あいるさま、もう、もう」
「うん、私も達しそうだよ」
互いを貪り合いながら、私たちは同時に達した。快楽の残り火に煽られて体を震わせていると、アイル様から雨のような口づけが降ってきた。
「ふふ、くすぐったいです。アイル様」
「ごめんね、あまりに幸せで。愛してるよ、ルミナ」
蕩けるような笑みを浮かべながら、ばふばふと嬉しそうに尻尾を揺らすアイル様はとても可愛らしい。
……一生こんな風に愛してもらえるんだ。
そんな感情でじわりと胸が熱くなる。アイル様の番になれたことは、本当に幸せなことだ。
花嫁衣装を身に着けて、アイル様の隣に立つ。その日のことを想像すると、私の心は華やいだ。
☆★☆
『孤独な令嬢は狼の番になり溺愛される』の書籍化に伴いまして、書籍収録分の非公開処理を致しました。
第二部花嫁編の構想が固まりましたら更新を開始致しますので、
そちらまでお待ち頂けますと嬉しいです。
結婚式の前後のドタバタや、アイル様の両親との対面、その後の新婚生活とルミナの『役に立てること』探し。セリーネを巻き込んでのちょっとした騒動などを10万文字くらいのサイズで書く予定です。
再開まで今少しお待ち頂けますと幸いです。
「うん。これでもかなり急いだんだけど、それなりに準備に時間がかかるものだね」
寝台で向かい合わせるようにして寝転んだアイル様が、私の頬を弄びながら言う。ふにふにと突いたり、引っ張ったり。アイル様は延々とそれを繰り返している。私の頬を触るのは、そんなに楽しいものなのかな。私もアイル様のお耳や尻尾を弄るのが好きなので、これはお互い様なのだろうけれど。
「半年……」
言われた言葉を繰り返す。長いのか短いのか、いまいち想像が付かなくて首をかしげる私を見てアイル様はくすくすと笑う。
「きっとあっという間だよ。楽しみだねぇ。ルミナがお嫁さんになるの」
「私もアイル様が旦那様になるの、楽しみです。ひゃあっ!」
突然引き寄せられて、首筋を分厚い舌でべろりと舐められる。ぞくりと体に快感が走って、私は小さく身を丸めた。
今夜は久しぶりに抱き合うのだ。そのことを今さらながらに思い出す。
アイル様の手が胸元に触れ、釦を片手で外していく。白い乳房が開かれた部分からまろび出て、大きな手がそれを包み込んだ。
「アイル、さま」
「無理はさせないから」
「……はい」
優しい唇がそっと唇に触れる。それは私に触れるのを怖がるように、少し震えていた。大きな背中に手を回して安心させるように撫でると、唇を離したアイル様にふにゃりとゆるんだ表情で微笑まれる。
ぺろりと一度私の唇を舐めた後に、舌は胸の頂に下りた。表面を使って何度か嬲られると、ここから先の気持ちよさを知っている体は甘くわななく。
右の乳房を吸い上げられ、甘噛みされ。左は手で頂を弄ばれる。刺激を受けるたびに体はじりじりと燻ぶられ、熱を溜めていった。
「あっん。あっ、ああっ」
「はぁ、ルミナ。やらしい」
唇を離したアイル様は大きな手で両胸を揉みしだきながら、熱い吐息とともに囁いた。
「やらしい私は、お嫌いですか。あっ!」
「ううん、大好き。私がこんなにやらしくしたのだと思うと、すごく興奮する」
『興奮する』と言いながら押しつけられた下腹部は、もう硬い。その硬さを感じて蜜壷が潤み、お腹の奥がきゅんと疼いた。
「ルミナ、足を開いて。たくさん舐めてあげる」
「……アイル様、その」
「私に奉仕させて、ルミナ」
欲求は、いつも羞恥心に勝ってしまう。
甘く耳元で囁かれて、私はたまらず足を開いた。閉じていた秘所は足とともにぱくりと開いて、ピンク色の秘肉が顔を覗かせる。それを見たアイル様は満足げに微笑んだ。
指が何度が花弁を撫でて、もうすでに零れそうになっていた蜜が掬い取られる。アイル様は濡れた指先を、私に見せつけるかのようい赤い舌で舐めてみせた。そう妖艶さに思わず喉がごくりと鳴る。
「あいる、さま」
「今からこんな風に、舐めてあげるね」
ちゅ、と音を立てながら唇から指を引き抜いて、アイル様は秘所に顔を近づけた。期待に体が震える。こんな短い期間の間にアイル様に躾けられてしまった、はしたない私の体が。
「ふっ……」
優しく花弁に口づけられると、鼻から抜ける吐息が漏れた。アイル様はちゅっ、ちゅ、と音を立てながら唇にするような口づけを繰り返す。その淡い刺激にも体は反応し、蜜がとろりと零れてしまう。
「あっ、あっ」
「可愛い、もっと喘いで」
うっとりとした声で愛おしい人に囁かれると、私はもう逆らえない。淡い刺激に苛まれながら喘いでいると、さわりと太ももを撫でられる。手のひらの熱さ、喘ぐ私に刺さる熱い視線。それらすべてが、熱を高めていく。
「あっ、ああああっ!」
私は達した。舌も挿れられていないのに。敏感な花芽に触れられてもいないのに。
花弁に口づけをされただけで、はしたなく声を上げて達してしまったのだ。
蜜が零れて内腿を濡らす。恥ずかしくて涙目になる私とは反対に、アイル様はとても嬉しそうだ。
「やらしいルミナは、とても素敵だね」
「や、そんなこと言わないで……」
羞恥心が高じて思わずせぐり上げると、慌てたように手を握られた。
「ごめんなさい。少しだけ恥ずかしくて」
「……涙目になって恥ずかしがってるルミナも可愛い。そんなことを思う私は、私はいけない番だね」
アイル様は囁くと、再び蜜壷への愛撫を再開した。全体を濡らすように舐め上げられ、花芽を何度も吸い上げられる。あまりの気持ちよさに、アイル様の頭を両腿で挟みながら悶えてしまう。
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二本の指で奥を刺激するように揺すられて、私はまた絶頂した。ぴしゃりと蜜が弾け、アイル様のお顔と敷布を濡らす。
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「いい? ルミナ」
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「ふ、あぁっ」
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「私もだよ、ルミナ」
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「ふふ、くすぐったいです。アイル様」
「ごめんね、あまりに幸せで。愛してるよ、ルミナ」
蕩けるような笑みを浮かべながら、ばふばふと嬉しそうに尻尾を揺らすアイル様はとても可愛らしい。
……一生こんな風に愛してもらえるんだ。
そんな感情でじわりと胸が熱くなる。アイル様の番になれたことは、本当に幸せなことだ。
花嫁衣装を身に着けて、アイル様の隣に立つ。その日のことを想像すると、私の心は華やいだ。
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『孤独な令嬢は狼の番になり溺愛される』の書籍化に伴いまして、書籍収録分の非公開処理を致しました。
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