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第三部 〜新たな力〜
第五十八話
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「謝罪いたします」
ミスティが頭を下げる。
ギルドマスターが慌てて止める。
「おいおいおい、そんな頭下げるなんてやめてください」
それでもミスティは頭を下げるのをやめない
「だが、私の勘違いでこの少年がギルドで培った信頼はおろか命まで奪ってしまうところだった、謝罪以外に私が出来ることはない」
「アル君にも悪かったところがあるから誤解されている訳で、ミスティ様が気にする事じゃ無いですよ」
先ほどまで鬼の形相だったフィーネは勘違いだったとわかり、ホッとしているのが表情に出ている。
「少年、いや、アルージェ君許してもらえるかな?」
ミスティはアルージェに視線を向けて確認をする。
「はい、こちらこそ勘違いをさせてしまうような行動を取ってしまい申し訳ございませんでした」
アルージェが頭下げる。
ここまでが部屋に戻るまでに2人で決めた流れだった。
「ありがとう、アルージェ」
そう言ってアルージェを見つめる。
そして、ニヤリと口角をあげこう続けた。
「今回の責任を取って、今後アルージェ君の側仕えとして一生を過ごそうと思う、マイアあれを」
そう言って隣に立っていたメイドへ合図をすると、メイドは目にも止まらぬ速さでアルージェの手にインクを指に付け、そのまま書類に拇印を押させた。
「はい、こちらこそありがとうございます!・・・んんー?」
気づいた時には全てが終わっていた。
「これから末長くよろしくな!アルージェ!」
少し微笑み
そして、メイドから受け取った書類をアルージェに見せる。
アルージェは書類を慌てて受け取り、目を通す。
契約書
ミスティとアルージェは次の通り、魔法契約を締結する。
【第一条】契約内容
ミスティはアルージェの側仕えとなりアルージェの指示に従う必要がある。
この時、ミスティはアルージェに対して危害を加えることは出来ない。
また、アルージェもミスティに対して危害を加えることは出来ない。
※付き人、契約した魔物等も出来ないものとする
ミスティはアルージェ、ルーネの生活を保護し、文化的で最低限の生活を保障する必要がある。
【第二条】契約期間及び契約の更新
どちらかが死ぬまで継続される。
【第三条】秘密保持
ミスティ、アルージェ共に知り得た情報の一切を、第三者に漏えい、開示してはならない。
許可を得た場合はこの限りでは無い。
【第四条】契約解除
両者の合意の上で行われる。
【第五条】協議
本契約に定めのない事項に関しては、両者で協議の上、都度定めるものとする。
全て読み終えて「あれ?これって僕にとって不利なことなく無いですか?」と感想を述べる。
「当たり前だ、これはあくまでも私が少年と離れられなくするための口実作りの為の契約だ、少年を不利にする為の契約では決して無い」
ミスティは立ち上がり演劇のように大きな動きで身振り手振りする。
「私もマイアもアルージェに命を助けられ、ここにいる!ならば私達のこの命はアルージェに捧げるのが筋だろう! では、私達はこれで!父上に今回の件を話さなければならないので!」
そういってミスティはアルージェから契約書を取り、颯爽と部屋を去っていった。
メイドはミスティの後を追いかけ、扉を出る前にお辞儀をする。
「「「「・・・・・・・」」」」
ギルドマスターが咳払いをして、
「あー、なんだアルージェ疑って悪かったな、貴族が絡むと厄介なことになるからちょっと気を張ってたんだすまん」
「いえ、僕たち平民には貴族様の言葉は絶対ですからね、仕方ないです」
よくわからない結果になったけど、一旦は丸くおさまったのでアルージェは胸を撫で下ろす。
「目上の方だからこんな言い方良くないとは思うが、あえて言わせてくれ変わったやつに目を付けられたな」
ギルドマスターはアルージェの肩に手を置く。
「ミスティさん今までの人生大変だったみたいなんで、今は目的を見失ってしまってますけどいずれは自分でやること見つけて契約書の破棄をお願いしてきますよ」
ミスティと2人で話したことを思い出す。
ミスティさんが過去に受けた心の傷は生涯癒えることは無いだろう、
けど、僕といることで少しでも和らぐならそれはそれでいいんじゃ無いだろうか。
やりたいことはゆっくりでいいから見つければいいんじゃないかな。
「なんか色々あって疲れたし、そろそろ帰るかぁ」と呟くとルーネが袖を引っ張ってきて、
本来の目的を教えてくれる。
「おぉ!そうだミスティさんに意識を全部持って行かれたけど、ルーネのおかげでここに来た目的思い出した!」
「なんだ、ついでだから俺が聞いてやろうか?ずっと事務仕事ばっかりやってらんねぇよ!」
どうやらギルドマスターも事務仕事ばかりで飽きていたらしい。
その言葉を聞いた途端、フィーネから放たれた殺意のオーラがギルドマスターとアルージェを包み、恐怖で身動きが取れなくなる。
アルージェは目だけを動かしフィーネの様子を確認し、
「フィ、フィーネさんがすごい睨んでますけど、だ、大丈夫ですか??」
とギルドマスターに声をかけると
ギルドマスターがフィーネの様子を確認し、フィーネを纏う黒いオーラのようなものが見えたので、
すかさず
「やっぱり、事務仕事するかな!やっぱり事務仕事最高だよな!なっ坊主!ハハハハッ!」
そういってギルドマスター仕事机に戻っていく。
フィーネはギルドマスターが机に戻るのを確認すると、
殺意のオーラは消え、
「あら、そうですか、なら私がアル君の用事聞かないといけませんね!」
といってアルージェをギルド備え付けの個室へ引っ張っていく。
フィーネは「ルーネちゃんも一緒に来てくださいね」と笑顔で言うが、目が笑ってない。
ルーネも危険を察知したのか抵抗せず、フィーネについていく。
個室の扉がキィと音を立てた後にバタンと閉まる音が聞こえる。
「さて、アル君、先ずは無事に依頼達成、ありがとうございます、やはりアル君を推薦して正解でしたね」
フィーネさんから凄く圧を感じる。
「あ、ありがとうございます」
「それで、ミスティさん達とは本当に何もなかったんですか?2人で部屋を出た後、言い分を変えるなんておかしいですよね?」
「ほ、本当に何もなかったです!」
「そうですか、まぁ、初心なアル君が嘘つくとは思ってませんし、おおかたミスティさん達に気に入られて一方的に何かされてるのだとは思いますが」
「本当にその通りなんです!でもまぁ、ミスティさんの過去とかを聞いたらちょっと可哀想だな、僕に何か出来ることはないかなとは思いました」
ミスティさんの過去の話が頭から離れず、何度も思い出してしまう。
「ふぅーん、私はアル君の小さい時の話なんか聞いたことないのに、ミスティさんとはそういう話するんですね、ふぅーん」
フィーネは冷ややかな目でアルージェを見る。
「ち、違いますって!成り行きで聞いちゃっただけで、僕の話は全然してないです、本当ですって信じてください!」
怒らすとまずい。
先ほどのあの気配でわかる。
とりあえず地雷を踏み抜かないように必死に弁明する。アルージェ。
「えぇ、もちろんアル君のことは信用してますよ、それにルーネちゃんもいるので、心配はないと思ってます。ただ、私が言いたいのそういうことじゃなくて・・・・」
アルージェは首をかしげる。
「うぅ、もういいです!今回の報酬取ってくるのここで待っててください!」
「は、はい!」
背筋をピンッと伸ばし、元気よく返事をする。
フィーネが部屋の外に行ったのを確認して、背筋を戻す。
フィーネは扉の外に出て、廊下の壁にもたれかかり、
「ミスティさんの言葉を聞いた時、本当に心配したんだから」と呟き、受付に報酬金を取りに向かう。
ミスティが頭を下げる。
ギルドマスターが慌てて止める。
「おいおいおい、そんな頭下げるなんてやめてください」
それでもミスティは頭を下げるのをやめない
「だが、私の勘違いでこの少年がギルドで培った信頼はおろか命まで奪ってしまうところだった、謝罪以外に私が出来ることはない」
「アル君にも悪かったところがあるから誤解されている訳で、ミスティ様が気にする事じゃ無いですよ」
先ほどまで鬼の形相だったフィーネは勘違いだったとわかり、ホッとしているのが表情に出ている。
「少年、いや、アルージェ君許してもらえるかな?」
ミスティはアルージェに視線を向けて確認をする。
「はい、こちらこそ勘違いをさせてしまうような行動を取ってしまい申し訳ございませんでした」
アルージェが頭下げる。
ここまでが部屋に戻るまでに2人で決めた流れだった。
「ありがとう、アルージェ」
そう言ってアルージェを見つめる。
そして、ニヤリと口角をあげこう続けた。
「今回の責任を取って、今後アルージェ君の側仕えとして一生を過ごそうと思う、マイアあれを」
そう言って隣に立っていたメイドへ合図をすると、メイドは目にも止まらぬ速さでアルージェの手にインクを指に付け、そのまま書類に拇印を押させた。
「はい、こちらこそありがとうございます!・・・んんー?」
気づいた時には全てが終わっていた。
「これから末長くよろしくな!アルージェ!」
少し微笑み
そして、メイドから受け取った書類をアルージェに見せる。
アルージェは書類を慌てて受け取り、目を通す。
契約書
ミスティとアルージェは次の通り、魔法契約を締結する。
【第一条】契約内容
ミスティはアルージェの側仕えとなりアルージェの指示に従う必要がある。
この時、ミスティはアルージェに対して危害を加えることは出来ない。
また、アルージェもミスティに対して危害を加えることは出来ない。
※付き人、契約した魔物等も出来ないものとする
ミスティはアルージェ、ルーネの生活を保護し、文化的で最低限の生活を保障する必要がある。
【第二条】契約期間及び契約の更新
どちらかが死ぬまで継続される。
【第三条】秘密保持
ミスティ、アルージェ共に知り得た情報の一切を、第三者に漏えい、開示してはならない。
許可を得た場合はこの限りでは無い。
【第四条】契約解除
両者の合意の上で行われる。
【第五条】協議
本契約に定めのない事項に関しては、両者で協議の上、都度定めるものとする。
全て読み終えて「あれ?これって僕にとって不利なことなく無いですか?」と感想を述べる。
「当たり前だ、これはあくまでも私が少年と離れられなくするための口実作りの為の契約だ、少年を不利にする為の契約では決して無い」
ミスティは立ち上がり演劇のように大きな動きで身振り手振りする。
「私もマイアもアルージェに命を助けられ、ここにいる!ならば私達のこの命はアルージェに捧げるのが筋だろう! では、私達はこれで!父上に今回の件を話さなければならないので!」
そういってミスティはアルージェから契約書を取り、颯爽と部屋を去っていった。
メイドはミスティの後を追いかけ、扉を出る前にお辞儀をする。
「「「「・・・・・・・」」」」
ギルドマスターが咳払いをして、
「あー、なんだアルージェ疑って悪かったな、貴族が絡むと厄介なことになるからちょっと気を張ってたんだすまん」
「いえ、僕たち平民には貴族様の言葉は絶対ですからね、仕方ないです」
よくわからない結果になったけど、一旦は丸くおさまったのでアルージェは胸を撫で下ろす。
「目上の方だからこんな言い方良くないとは思うが、あえて言わせてくれ変わったやつに目を付けられたな」
ギルドマスターはアルージェの肩に手を置く。
「ミスティさん今までの人生大変だったみたいなんで、今は目的を見失ってしまってますけどいずれは自分でやること見つけて契約書の破棄をお願いしてきますよ」
ミスティと2人で話したことを思い出す。
ミスティさんが過去に受けた心の傷は生涯癒えることは無いだろう、
けど、僕といることで少しでも和らぐならそれはそれでいいんじゃ無いだろうか。
やりたいことはゆっくりでいいから見つければいいんじゃないかな。
「なんか色々あって疲れたし、そろそろ帰るかぁ」と呟くとルーネが袖を引っ張ってきて、
本来の目的を教えてくれる。
「おぉ!そうだミスティさんに意識を全部持って行かれたけど、ルーネのおかげでここに来た目的思い出した!」
「なんだ、ついでだから俺が聞いてやろうか?ずっと事務仕事ばっかりやってらんねぇよ!」
どうやらギルドマスターも事務仕事ばかりで飽きていたらしい。
その言葉を聞いた途端、フィーネから放たれた殺意のオーラがギルドマスターとアルージェを包み、恐怖で身動きが取れなくなる。
アルージェは目だけを動かしフィーネの様子を確認し、
「フィ、フィーネさんがすごい睨んでますけど、だ、大丈夫ですか??」
とギルドマスターに声をかけると
ギルドマスターがフィーネの様子を確認し、フィーネを纏う黒いオーラのようなものが見えたので、
すかさず
「やっぱり、事務仕事するかな!やっぱり事務仕事最高だよな!なっ坊主!ハハハハッ!」
そういってギルドマスター仕事机に戻っていく。
フィーネはギルドマスターが机に戻るのを確認すると、
殺意のオーラは消え、
「あら、そうですか、なら私がアル君の用事聞かないといけませんね!」
といってアルージェをギルド備え付けの個室へ引っ張っていく。
フィーネは「ルーネちゃんも一緒に来てくださいね」と笑顔で言うが、目が笑ってない。
ルーネも危険を察知したのか抵抗せず、フィーネについていく。
個室の扉がキィと音を立てた後にバタンと閉まる音が聞こえる。
「さて、アル君、先ずは無事に依頼達成、ありがとうございます、やはりアル君を推薦して正解でしたね」
フィーネさんから凄く圧を感じる。
「あ、ありがとうございます」
「それで、ミスティさん達とは本当に何もなかったんですか?2人で部屋を出た後、言い分を変えるなんておかしいですよね?」
「ほ、本当に何もなかったです!」
「そうですか、まぁ、初心なアル君が嘘つくとは思ってませんし、おおかたミスティさん達に気に入られて一方的に何かされてるのだとは思いますが」
「本当にその通りなんです!でもまぁ、ミスティさんの過去とかを聞いたらちょっと可哀想だな、僕に何か出来ることはないかなとは思いました」
ミスティさんの過去の話が頭から離れず、何度も思い出してしまう。
「ふぅーん、私はアル君の小さい時の話なんか聞いたことないのに、ミスティさんとはそういう話するんですね、ふぅーん」
フィーネは冷ややかな目でアルージェを見る。
「ち、違いますって!成り行きで聞いちゃっただけで、僕の話は全然してないです、本当ですって信じてください!」
怒らすとまずい。
先ほどのあの気配でわかる。
とりあえず地雷を踏み抜かないように必死に弁明する。アルージェ。
「えぇ、もちろんアル君のことは信用してますよ、それにルーネちゃんもいるので、心配はないと思ってます。ただ、私が言いたいのそういうことじゃなくて・・・・」
アルージェは首をかしげる。
「うぅ、もういいです!今回の報酬取ってくるのここで待っててください!」
「は、はい!」
背筋をピンッと伸ばし、元気よく返事をする。
フィーネが部屋の外に行ったのを確認して、背筋を戻す。
フィーネは扉の外に出て、廊下の壁にもたれかかり、
「ミスティさんの言葉を聞いた時、本当に心配したんだから」と呟き、受付に報酬金を取りに向かう。
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